« SF本読了 地球移動作戦 | メイン | MacBookProその後(メモリを8GBに増設) »

2011年06月06日

●ギター弾き語りその後(発表会5回目)

アコースティックギターの弾き語りを習い始めて2年5ヶ月。昨日は5回目の参加となる内輪の発表会があった。

曲は桜坂の弾き語りをやったのだが,元々4月に予定されていた発表会が震災の影響で延期され,ちょっと季節はずれになってしまった。別な曲をやろうかとも考えたが,時間的に仕上げる余裕がなかった。

他の生徒さんはたいてい一人で発表するので,声を拾うマイク一本,ギターの音はもう一本マイクを立てるか,エレアコの人は先生のアンプにつなげば良い。

しかし自分たちは二人で演奏と歌なので,先生の用意したマイクでは足りない。このことがあったので,前々回からは後付けのピックアップを買ったりして,徐々に自分たちの発表会用の器材を充実させてきた。

とはいえ,発表会が始まる前に先生が器材を準備したり音を調整したりしている合間を縫って自分たちの器材を準備するのはなかなか大変で,前回まではどうも納得のいく音を客席に届けることができなかった。演奏の良し悪しというのは当然あるけれど,広い会場だとある程度声とギターの音をバランスさせて,それなりの音でスピーカーから出してやらないと,そもそもお客さんに聞こえない。

前回の発表のあと,先生からアコギ用のプリアンプ・エフェクタのBOSS AD-3を譲ってもらい,これでパッシブピックアップを後付けしたギターから,プリアンプを通して,先生のギターアンプにつなげられるようになった。

そして発表会前日になって,どうせならもう一台プリアンプを買って,以前買ったギターアンプを持参すれば,先生のシステムと合わせて二人分のギターをライン出力できるよね,と考えてハードオフに行った。それで見つけたのがZOOM G2というエレキ用のエフェクタ。アコギ用だとA2というのが評判が良いけれど,ハードオフにはなかったし,新品を買うにしても1万以上する。G2はエレキ用だが安い(中古で4200円)し,エフェクトを全部切ればそこそこアコギの音も出るんじゃないかという希望的観測で,とりあえず購入してみた。もし使い物にならなかったら,ZO-3ギター(エレキ)につなぐかまた二束三文でハードオフに売るしかない。

一応自宅で試してみたところ,G2の「エレキでアコギのような音を出す」というパッチ(A9)を選んで,iBeamパッシブを後付けした私のFG730Sをつなぐと,まあまあそれっぽい音がアンプ(VOX 15R)から出ることがわかった。この組み合わせを持参して,かんなさんのFG720Sは着脱自在のFishmanのピックアップと,AD-3を通して先生のアンプにつながせてもらうことにした。

ごちゃごちゃと書いたけれど,会場での接続は図を見てもらえばわかりやすいと思う。声を拾うマイクは先生が用意した別系統のミキサとスピーカーから出すようになっている。

ギター発表会の器材接続

本当は自分の演奏を客席で聞いてみたいのだけど,それは難しいので,最後列の座席にZOOM Q3を仕掛けて演奏を録音してみた。ゲインはオートで録って,あとでノーマライズしている。

イントロのバッキングと低音パートが私(FG730S)で,リードと高音パートがかんなさん(FS720S)である。絶対的な音量がどうだったのかはよくわからないが,まあまあアコギっぽい音が出ているような気がしないだろうか?セッティングの時間が数分しかなかったことを思えば,今までの発表会の中では良かったかな,と思っている。おじさんのひそひそ声が聞こえているが気にしないでほしい。

発表会に向けて練習したり準備をするのはそれなりに大変だが,他の人の上達具合と比較もできるし,やはりモチベーションの維持には続けた方が良いと思った。かんなさんは毎回手が震えるほど緊張するとおっしゃっているが,これも場数を踏んで慣れる以外にないのではないだろうか。

次回の課題曲の選曲や,アレンジもぼちぼち考えていきたい。

【関連記事】
・発表会4回目
・発表会3回目
・ギター関係の記事一覧