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2006年12月27日

●PowerBookG4その後

PowerBookG4(12")を使い始めて1年経った(Kinoppy氏は1年半)。標準のメモリ512MBではスワップが頻発してとても遅いので,WebmasterもKinoppy氏も最大の1.25GBに増設している。これだと複数のアプリを起ち上げて切替えながら使っても支障はない。

2台ともバッテリーリコールの対象だったので,Webで申し込んだら2週間ほどで新品のバッテリーが送られてきた。古いバッテリーはその場で運送業者の方が回収していった。まだ寿命は充分にあったバッテリーなので,予備として手元に置いても良かったのだが,万が一火を噴いたら困るので安全を優先した。

画面が狭い(1024*768)のはいかんともし難く,最近はVirtureDesktopsで仮想デスクトップを3画面ほど切替えながら使うことが多い。割り振りは「メール専用画面」,「ウェブ専用画面」,「その他作業画面」という感じ。内蔵のモーションセンサーで切り替える機能があって,軽くディスプレイを叩いてやると画面が切り替わるので面白いのだが,ピートに叩かれて画面が切り替わってしまうため使えない機能となった。

よく使うアプリはFireFox(ウェブ)とThunderbird(メール)。デジカメの写真が多いのでiPhotoも良いかと思ったのだが,管理する写真が多すぎて(1.5万枚ほど),動作が重いので使っていない。最新バージョンは管理できる枚数も多く動作も軽いという話だが金を出すかどうかは悩ましい。今は日付でフォルダを作って,Finderのサムネイルとプレビューで確認している。Macなんだからもうちょっとスマートにやりたいところだ。

FTPはFetchを試用のまま使い続けているし,圧縮のDropStuffも試用だ。フリーで使いやすいものが未だに見つからないため。

HDDの空きは30GBほど(全容量80GB)で,このペースで写真などが増えていくと心もとない。HDDの換装は簡単にできるのだろうか?

パソコンの前にいると必ずピート(体重6キロ)がキーボードに乗ってくる(しかも座り込む)ので,毛も入るだろうし機械としては過酷な環境だ。強制排除(抱き上げて引き剥がす)したら,ツメを引っ掛けてキートップがもげたことが何度かあって,Enterキーなど固定用のツメが折れてしまったので接着剤で補修して使っている。ディスプレイを「バタン!」と閉じられるのはしょっちゅうだし,電源キーを長押しされて強制シャットダウンされたことも何度もある。正直1年間大きなトラブルが無かったことが信じられない。

20061227.jpg

対ネコ用の設定としては,
・キーボードのリピート入力設定は「切」にしておく
・デスクトップのアイコンは「ロック」にしておく
という2点は有用だと思う。書類のこまめな保存は言うまでもない。一方,無効なキー入力に対するエラー音を大きくしたりしても,まったく効果がないようだ。昔から売っているキーボードに被せるゴムシートは,毛の侵入を防ぐ効果は多少期待できるかもしれないが,タッチがヘコヘコして気持ち悪いのであまり好みではない。一応Kinoppy氏が試用している。

全般的には満足しており,あと3年くらいはメンテナンスしながら使いたいと思っているが,世間ではIntelMac全盛で,旧アーキテクチャのPowerPCがいつまでサポートされるか不安である。それよりもピートに壊される可能性が高いかもしれないが...

コメント

お久しぶりです。
PowerBook G4のHDD交換はかなり大変みたいですよ。僕のは60GBなので残り10GB弱しかなく、交換したいなぁと思いつつも近くにやってくれるショップが無いので二の足を踏んでいます。

家でしか使わないのなら外付けHDDで対応するというのも良いかと思っています。MacはFireWire接続のHDDから起動できたりするので、一個持ってるとバックアップにも良いですよ。

>>きむらさん
PBのHDD交換は大変なのですか...。メモリは簡単だったので大丈夫かな,と思っていたのですが残念です。
一応バックアップは外付USBのHDDに取っているのですが,やはり見た目がごちゃごちゃするのがイヤで,普段は外しています。
理想的にはLANでRAIDなHDDを別な場所に置いて,データはすべてLAN経由でそっちに保存,というのがいいのかな。

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