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2009年12月29日

●VWポロその後(1ヶ月経過)

フルモデルチェンジ直後に出回った試乗車落ちの旧型ポロ(9NBUD コンフォートライン1.4L)を買って1ヶ月経った。走行距離は3,200kmほどで,納車時は2,400kmだったので800kmほど自分で走ったことになる。

燃費は満タン法で1回だけの結果だが,11.3km/L(405km/35.8Lハイオク)だった。高速から渋滞路まで含んでの結果だし,ナビの設定やらでアイドリング停車が長かったのでこれをもってして燃費がどうこうとは言えない。ただ,思った通りそんなに良くはないよね,という感じか。

街乗り中心で使うかんな氏はキューブよりも安心できて運転もしやすいし楽しいと絶賛しておられた。Webmasterも概ね同意見だが,やはり高速の加速等で感じるパワー不足と,6ATの変速タイミングが思ったようにならないのが気になるといえば気になる。賢いCVTに慣れた身には,上り坂でキックダウンとシフトアップを繰り返す感じはどうにも気持ち悪い。といってティプトロニックでいちいち手動で切り替えるのも面倒だし,この面では新型ポロのDSGや,国産車のCVTが圧倒的に優れていると思う。これがCVTだったら同じエンジンでもパワー不足を感じることはないかも。

あとは後席の足元と頭上スペースが多少狭いけれど,これは小型車なので仕方がない部分でもある。身長が170cm以下の人であれば問題ないだろう。シートは固めで疲れにくいと思う。

ラゲッジスペースは意外に広いという話は最初にも書いたが,ソフトケースに入れたアコースティックギター2本がちゃんと積めて,まだ余裕があった。これは後席を潰さないと積めなかったキューブはもちろん,積むのに苦労したプリウスよりもむしろ優れている。

純正カーナビも調子が良い。今どきのナビはみんな同じかもしれないけれど,今まで1999年製の化石級のナビを使っていたので,それに比べたら大変進歩している。とにかくCPUが速い。ルート検索から画面スクロール,描画の更新と何から何まで速い。精度的には「?」と思う場面もあるけれど,これはもしかしたら車速などの学習が完全ではないからかもしれない。ナビ以外の音楽取り込みとかSDカードのMP3が聴けるとかの機能も,これまた今どき珍しくもないけれど,何しろ1999年当時はそんな機能がなかったので,大変便利である。

左手でウィンカー,右手でワイパーという外車特有の操作系にもだいぶ慣れてきた。が,これはいまだに間違える場面がある。

ドリンクホルダーが壊れた以外は今のところトラブルはない。しかし何といっても国産車とは違うので,今後どんなトラブルが起きるか注意が必要だろう。

ポロのキー