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2010年10月31日

●ギター弾き語りその後(発表会4回目)

アコースティックギターの弾き語りを習い始めて1年9ヶ月。今日は4回目の発表会だった。

今回はFG730S,FS720Sともにピックアップを付けての初めての発表会ということで,お客さんにどんな風に聞こえるかがやってみるまでわからないので不安だった。

もちろん自分の演奏を自分で聞くことはできないので,本当のところはよくわからないが,ピックアップの音質も舞台上で聞いている分には不自然ではなかったし,まあそこそこうまくいったように思う。

先生から指摘されたのは,もう少し声用のマイクに近づいて歌った方が良いとのこと。確かにカラオケだってマイクに口を近づけないとちゃんと音を拾ってくれないし,歌に自信がないからといって,マイクから離れて歌ったらエコーもかからずただ声が小さいだけで余計下手に聞こえてしまうということだ。このあたりは次回の課題と言えるだろう。

今後やってみたいこととしては,
・歌をハモってみたい
・ソロギター的な何か
・英語曲
・フルートとのコラボ

などがある。いつになるか,また発表会でやれるかどうかはわからないが,せっかく続けるからには少しは上手になりたいものである。

動画は発表会前日の練習を録ったもの。曲はハナミズキ。7月に録音したものと比べて少しはマシになっているだろうか。

【関連記事】
発表会3回目
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2010年10月23日

●ミステリ読了 イナイ×イナイ

「イナイ×イナイ」(森博嗣)読了。

新シリーズ(Xシリーズ)の開幕。文庫版しか読んでいないのでわからないが,元々Gシリーズと平行して出版されたのかな?


2010年10月19日

●SF本読了 天体の回転について

「天体の回転について」(小林泰三)読了。

これもなかなかに恥ずかしい表紙だが,あの初音ミクのイラストレーターさんの仕事らしい。

表紙と中身のギャップが激しいというか,表題作はイラストのイメージ通りのさわやかな感じなのだが,そこは小林泰三。他の作品は例によってかなりキテいる。

でも,多少グロい描写を我慢(?)すれば,内容は面白い。思わず読み返してしまったのは「銀の舟」。あとはアシモフのロボット三原則を扱ったロボットもの「灰色の車輪」も良かった。

あくまでも全体を通しての読後感は小林泰三なので,注意が必要。

【収録作品】
天体の回転について
灰色の車輪
あの日
性交体験者
銀の舟
三〇〇万
盗まれた昨日
時空争奪


2010年10月14日

●ミステリ再読 今はもうない

「今はもうない」(森博嗣)を再読。

この作品などはまさに,初めて読んだときに受けた戦慄と感動を,二度と味わうことが出来ないという典型だと思う。もちろん何度読んでも楽しめるのだが,それは結末を知らずに読むあの幸せ感とは違うものだ。

と,いうような話は森氏の作品に関してはもう何度も書いた気がするなぁ...。

「君、歳を取ったね」
「先生。それ……、もう……。普通、女性に向かって言いますか?」
「成長したという意味だよ」
「じゃあ、そうおっしゃって下さいよ」
「誰でも歳を取れば成長する」
「酷い! 全然フォローになっていません」


2010年10月13日

●ホロホロその後(7年で全滅)

先日残っていた2匹のうち,1匹が死んだという記事を書いたが,その後間もなく残った1匹も目に見えて元気がなくなり,この一週間ほどは底の方でほとんど動くことがなく,どうやら死んでしまったようである。

まさに後を追うように,という感じだが,単純に1匹では閉鎖環境を維持できなかったか,寿命(7歳)だろう。

ストレスを感じると体が白くなるホロホロだが,遺骸は真っ赤だったので,安らかに亡くなったと信じたい。合掌。

余ったXウォーターはどうするかなぁ。エサ遣りも水替えも不要なホロホロだが,環境を維持するためにはそれなりに気を使うので,また飼おうか,という気には今のところならない。

2010年10月11日

●週末見た景色 栃木 蔵の街

1年ぶりの群馬板倉。渡良瀬川の土手を散歩するのが楽しみだったけれど,残念ながら雨だった。

観光は栃木の蔵の街。特別何か目玉的な観光シンボルがあるわけではないけれど,歩いていて気持ちのよい街づくり。

ランチは夕顔ラーメンとじゃがいも入り焼きそば。

栃木蔵の街
栃木蔵の街夕顔ラーメンじゃがいも焼きそば

EOS Kiss X2 / EF-S 18-55mm f/3.5-5.6 IS

2010年10月08日

●写真ネタ 猫のデルタがフォトコン受賞

いつもDPEやデジカメプリントを頼んでいる,近所のカメラ店主催のフォトコンテスト(ペット部門),昨年は運良く優秀賞を頂いたので,今年も応募した。

「前回優秀賞をもらっちゃったので今回はダメかな?」「でもリベンジして最優秀賞も狙いたい」といろいろ思いつつ,写真を選んだ。

そして今回は見事,最優秀賞(1名)をゲットすることができた。応募総数がどのくらいだったかまだわからない(前回は1000くらい)が,ありがたいことである。賞品はディズニーチケット4名様分。

1人10枚まで応募できるということで,昨年の受賞傾向を踏まえて,狙いを変えた3枚を応募。ピートは今までに何度も賞を頂いているので,今回はデルタを受賞させたいと思って全部デルタの写真にした。

1枚目はかんなさんとデルタのツーショット。昨年の最優秀賞は女の子とわんこのツーショット写真だったので,それを意識した

2枚目はデルタが日なたぼっこしながら寝ている写真(これが受賞)。画質を重視。

3枚目はクリスマスツリーをバックにしたデルタ。季節ネタ。

1枚目は構図やモデルは良かったのだが,暗かったのでやや手ぶれ。3枚目は個人的には気に入っていたのだが,やはり暗いところで撮ったので少し眠たい画質になってしまった。2枚目は明るいところで撮ったのでジャスピン,手ぶれなし,露出もバッチリ決まって,デルタのふわっと感が良く表現できたという点で評価されたのだろう。

まあカメラ屋さんのフォトコンなので,いくら面白いネタでも,写真として破綻していると選ばれないということがわかった。展示は4つ切りなので,引き延ばしに耐える画質は最低限必要ということだ。これから賞を狙おうという方は参考にしていただきたい。

ちなみに器材は2年前の初心者向け一眼レフEOS Kiss X2と,フィルム時代に買ったEF50mm f1.4である。最低限の器材でも,被写体と腕が良ければ良い写真は撮れるということだ。ちょっとエラそうだが,最優秀賞を取ったのは事実なのでこのくらい言っても良いだろう。

デルタ 2010フォトコン応募

EOS Kiss X2 / EF50mm f1.4 USM

【関連記事】
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写真ネタ そらとぶねこフォトコン受賞

2010年10月05日

●SF本読了 神狩り2

「神狩り2 リッパー」(山田正紀)読了。

宗教SFは割と好きなジャンルだけれど,前作を読んだのがあまりにも昔すぎてまったく覚えておらず。

お話としては良かったし,「想像できないものを想像する」と言う以上,即物的な結論にはもちろんならないというのも理解できるところだけれど,ちょっと説明がくどいというか文体が好みじゃなかったのが残念なところ。

脳のバージョンアップの話としては,神は出てこないけど「理解」(T.チャン『あなたの人生の物語』所収)が今のところ最高。