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更新履歴&ときどき日記(1998年)



1998年



【12月26日(土)】
▼偶然立ち寄った本屋で,I.アシモフ「ロボットと帝国(上・下)」(ハヤカワSF文庫)が並んでいるのを発見し,すかさず購入する。この作品で「ファウンデーション」シリーズと「我はロボット」「鋼鉄都市」などのロボットシリーズが結びつくはずなので,読むのがとても楽しみだ。早く「未来の二つの顔」(J.P.ホーガン)を読み終えなければ。(こちらも面白い)

▼そろそろ「パリ・ダカ」の季節。今回はスペインのグラナダからセネガルのダカールまでのレース。前回は三菱ワークス(パジェロ・エボリューション市販車改造)の圧勝であったが,今回はどうだろう。観ている方としては,強いライバルがいた方が盛り上がって良いと思うのだが。詳しい情報が知りたい方は三菱自動車のホームページへどうぞ。

【12月20日(日)】
▼写真関係の更新はなし。申し訳ありません。新しく買ったEF50mm F1.4 USMのテスト撮影をしてみる。開放で撮ると,被写界深度が極めて浅くなり,独特の写真が撮れる。蛍光灯のみの室内でもISO400程度を使えばフラッシュ無しでも充分手持ちで撮影できそうなので便利そう。

▼J.P.ホーガン「量子宇宙干渉機」読了。偏見かもしれないがホーガンはコンピュータ(人工知能)が登場する作品の方が面白い気がする。先日購入した「未来の二つの顔」を読み始めたが,こちらはコンピュータが登場するので期待大。

【11月24日(火)】
ラジコンパジェロ ▼21日からの3連休で東京に遊びに行き,偶然入った秋葉原の模型屋さんで,小さいパジェロのラジコンを見つけたので思わず買ってしまう。TAIYOのラジ−カンシリーズのPAJERO EVOLUTION 三菱石油ラリーアート仕様で1/32スケール。スペックは,■フルアクション:前進・後進・右折・左折・ストップ ■スケール:1/32 ■使用周波数帯:3バンド(オフロードエキスプレス仕様…27MHz,三菱石油仕様…40MHz,エボリューション…49MHz) ■カットオフ機能:スイッチきり忘れ防止にカットオフ機能搭載 ■使用電池:単3電池4本(別売)本体2本,コントローラー2本 ■後部モータギヤユニット交換:ハイパーユニット(別売)と交換可能 となっている。ちなみに右がデジカメで接写した写真。今年のパリダカで活躍したモデルで,ステッカーで細部まで細かく再現されている。

▼新宿ヨドバシ本店でEFレンズ3本目(1本目は標準でついてきたEF35-80mm F4.5-5.6 USM,2本目はEF24-85mm F3.5-4.5 USM)となる EF50mm F1.4 USM を購入。ズームレンズと比べると,さすがに格段に明るい。といってもまだ写していないので実力はよく判らない。

▼ついでに池袋の高島屋Times-Square内にある紀伊国屋書店で,創元SF文庫のJ.P.ホーガン作品を4冊まとめ買いしてしまう。日立でも探していたのだが,「星を継ぐもの」シリーズは置いてあるところもあるのだが,せいぜいその程度。今回購入したのは,「未来からのホットライン」「造物主(ライフメーカー)の掟」「未来の二つの顔」「創世記機械」。しかしいつになったら読めるのだろう。現在,J.P.ホーガンの新作「量子宇宙干渉機」の序盤を進行中。

▼高橋克彦「竜の柩」全4巻読了。あぁ,なんか変な妄想に取り憑かれそうだ〜。普段日本人作家の小説はほとんど読まないのだが(瀬名 秀明は除く),これはかなり面白かった。Science的な突っ込みがいまひとつという感じだが,SFとして充分に楽しめる作品だった。

【11月2日(月)】
▼イラストギャリーを公開しました。これに伴いタイトルロゴを手直ししました。イラストギャラリーは月ごとに季節感のある絵を考えて描いてみましたが,だんだんネタも思い浮かばなくなってきたので,11月は今読んでいる「竜の柩」高橋克彦(祥伝社)からアイディアを拝借しました。この本,読んでいると変な妄想に取り憑かれるかもしれません。ご注意ください。

▼仕事で使うドローソフトに,以前はMacintoshの「MacドローPro」を愛用していたのだが,職場でも世間の波に流されてWindowsマシンの使用を推奨(半強制)されるようになり,Macドローも使いづらくなってしまった。しばらくWindows95で使えるドローソフトを探していたが先日ついにMicrografx社の「Designer7」(パッケージソフトGraphics Suite2に同梱)を導入し,使い始めた。それまではMS-Officeのお絵描き機能を使ってみたり,人からAdobeのIllustratorを使わせてもらったりしてみたが,Officeのおまけのお絵描き機能ではあまりにもお粗末で,かといってIllustratorでは高機能すぎたりして求めていたテクニカルドローイング(とでも言うのだろうか・・・CADほどではないがそこそこの精密さが要求される図面)用には帯に短し襷に長しといった感じだった。今はなき(はずなんだけどなぜか買える)クラリス社が出しているCLARIS Impact for Windowsや,デネバ社(だったっけ?)のCANVASなども試してみたのだが,やはりイマイチだった。しかしDesigner7はちょっと使った感じではなかなかよさそうだ。Officeとの連携にも強い。もうちょっと使ってみないと判らないが,かなりオススメできるソフトだと思う。「MacからWindowsに乗り換えたんだけど,良いドローソフトがないんだよね〜」という方は一度お試しあれ。

【10月28日(水)】
▼本ホームページはここ最近まったく更新されておらず,開店休業状態となっております。見に来てくださった方,大変申し訳ございません。

▼作者のコンピュータ歴はシャープのポケコンPC-1246Sを使い始めた頃から数えると13年程になる。しかし恥ずかしいことに,ごく最近までインターネット等の通信速度を表わす "bps [bits per second]"と,"baud [baudot rate]" が異なるものだということを知らなかった。そう,作者がMSXで作ったBASICのプログラムをデータレコーダに保存するときには,変調速度は1200baudとか2400baudと言っており,流行り始めたパソコン通信の通信速度もやはり300baudとか1200baudと言っていた。この頃はbaudというのはbpsと同じ値を示していたと思うので,その後9600bpsやら14400bpsなどと世間で通信速度の向上が騒がれているときも,「ふーん,9600baudかぁ。そりゃ速い」などと感心していたのであった。しかし,である。最近になって冷静に考えてみると,作者などがインターネット接続に使っているNTTの電話回線で送れる信号の帯域は,せいぜい3kHzまでだということに気がついた。そう。普通の電話回線では9600baud,ましてや33600baudなどというのは不可能なのである。こんなことに気がつかないとはなんと恥ずかしいことだ。今まで「前はbpsのことはbaudと言っていたのに,最近どうしてbaudと言わなくなったのかね?」などと友人に真顔で話していたのである。心やさしい友人は「何言ってるんだコイツ」と思いながらも,作者を傷つけまいと,黙って微笑んでいてくれたのだろう。
 しかし,だとすると現在の33600bpsやら56kbpsなんていうのはどうやって実現しているのだ??そういえば学校でそんなことを学んだような気もするが,そんなものは忘却のかなただし・・・。あぁ,なんて頭が悪いんだ。だれかこの哀れな作者めに高速通信の秘密をやさしく教えてはいただけないでしょうか。

【9月13日(日)】
▼最近忙しくて写真を撮っていないので,ホームページ更新の頻度も低い。もうすぐ紅葉の季節だから,またどこかに写真を撮りに行こう。
 読書の秋ということで,たまっていた未読本をどんどん消化する。「ブラッド・ミュージック」(G.ベア),「ファウンデーションの誕生」(I.アシモフ),「凍月(いてづき)」(G.ベア)を読んだ。グレッグ・ベアの作品で一番最初に読んだのは「永劫」だが,自分の中では今でもこれが一番面白かったと思っている。「ファウンデーションの誕生」はファウンデーションシリーズの7作目にして最終巻となってしまったが,その面白さはさすが。有名なロボットシリーズと,このファウンデーションシリーズの間の橋渡し的な内容の「ロボットと帝国」が出ているはずだが,文庫化はまだされていないようだ。ファウンデーションとG.ベアといえば,ベアが「Foundation and Chaos」を上梓したそうな。これも楽しみだ。

【8月22日(土)】
▼HIDEC Netさんよりリンクしていただきました!
 ぷよさんのホームページと相互リンクを張っていただきました!
 ホームページ作成支援ソフト『SuperTag 32Pro』の開発者様より最新版のご連絡を頂きました!

▼ウォルター・ワンゲリンの「小説『聖書』旧約篇」と,グレッグ・ベアの「ブラッド・ミュージック」を平行して読み進める。どっちも頻繁に『神』が登場し(聖書はあたりまえだけれども),頭の中は混乱状態。
 ついに携帯電話を買ってしまう。今更ながらその小ささと軽さに驚く。おお!漢字まで表示できるでわないか。技術は進歩しているんだなぁ。でも,目指すところは補助脳+無線内装なので,こんなのはまだまだ甘い!

【8月11日(火)】
▼おともだちリンクがひとつ増えました。13日からお盆休み。最近実家の新潟では大雨だの毒入りポットだの,変なニュースが多いのでちょっと心配。

【7月26日(日)】
▼タイトルロゴを描き直してみる。んー・・・意味がない。

【1998.7.15】
▼テレビはあまり観ないのだが,NHK BS2で月曜日にやっている『ER』は欠かさずに観ている。病院の緊急救命室(Emergency Room)の日常を描いた海外ドラマだが,これが面白い。特に絶妙なテンポとカメラワークには感心させられる。日本のドラマにも見習ってもらいたいもんだ。
 NHKといえば,7/9から始まった教育の人間大学「宇宙を空想してきた人々」も注目だ。SF作家の野田昌宏氏を講師に,「初級SF史概論 −前期−」という感じのテーマで進めていくらしい。私のようなSF初心者にはありがたい企画だ。

【1998.7.13】
▼山寺の写真を追加。曇り,しかも参道の薄暗いシチュエーションということで,何枚か撮った写真は手ブレが多かった。高感度フィルムを用意していくべきだったと反省。(三脚は長い石段,他の人の邪魔になる,ということで却下)
 ここで松尾芭蕉が「静けさや岩に染み入る蝉の声」と詠んだらしい。正式には「立石寺」。

【1998.7.4】
▼たまっている本を読むのはなかなか進まないのに,本屋へ行くとつい新しい本を買ってしまう。「今読んでる本が終わってから買おう」と思って,何週間か後に買いに行くと売り切れてしまっていて,どこの本屋にも置いていないという状況を何度も経験して,「これは」と思った本はできるだけその場で買うようになってしまったのだ。今日はウォルター・ワンゲリンの「小説『聖書』旧約篇」と,久しぶりのノンフィクション(だと思うが),瀬名秀明監修「『神』に迫るサイエンス −BRAIN VALLEY研究序説−」を買ってみた。
 普段日本人作家のSFはほとんど読まないのだけれど,「BRAIN VALLEY」はなかなか面白かった。鈴木光司が「ループ」(「リング」「らせん」の続編)で同様の方向性に挑戦したようだが,こちらはイマイチ。SFっぽくするならもっとまじめにやってもらいたい。ホラーなら徹底的にホラーにして欲しかった。
 「タイムシップ」はようやく上巻を読み終えた。それにしてもH.Gウェルズが「タイムマシン」を書いたのが100年以上前というのは驚きだ。

【1998.6.27】
▼久しぶりに全面改訂しました。自己紹介と更新履歴を追加。リンク集をアップグレード。
 ようやく文庫化されたI.アシモフ「ファウンデーションの誕生 −銀河帝国興亡史(7)− 」(上下)を購入したものの,未読の小説が7冊ほどたまっているのであった。(現在S.バクスター「タイムシップ」を読み始めたところ)
 パジェロJr.の後継,『パジェロ・イオ』発売。なかなかカッコよい。

【1998.5.14】
▼本ホームページをアップロード。まだまだ未完成なので,プロバイダからはリンクを張らないでもらうようにお願いしました。
 とりあえずテーマは『写真』で進めることにしたものの,スキャナを持っていない現状でどこまで出来るでしょう・・・。


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