【12月28日(日)】
▼というわけで当局の妨害により調子の悪いFIVAの修理である。SOTEC用に買ったHGSTの40GBと同じものを買おうと思ったら,在庫切れだったので同30GBのものを調達。FIVA純正も30GBだが回転数やキャッシュは新しい分だけ高性能になっている。静粛性も良い。
さて,FIVA206VLにはFDDやCD-ROMドライブが付いていない(CD-ROMは純正オプションが用意されているが作者は購入していない)ため,新規購入したHDDにWindows2000をインストールするには何らかの工夫が必要となる。大変だが冬休みのレジャーにはピッタリだ。作業にかかる前に,まずどういう手順を踏めば最短経路でOSがインストールできるかを考える。FDISKとFORMAT,Windows2000のインストールに必要なファイルの転送はSOTECを使えばできそうだ。必要なファイルを入れたHDDをFIVAに付ける。次にFIVAの起動だが,FIVAにはBootableな光学ドライブがない代わりに,PCカードスロットに挿したCFカードからブートできる機能がある。Win98が載っているダイナブックでCFをシステム転送フォーマットして,これでブートできるはずである。あとはコピーしたWin2000の\i386\winnnt.exeを実行すればセットアップできるはずだ。ドライバ関係はFIVA公式サイトで落とせるし,LANさえ動けばこちらのものである。
計画は完璧だと思ったのだが,実際にやってみるとこれがなかなかうまくいかない。CFカードで起動してWin2000のセットアップまでは進むのだが,CFカードを抜いて再起動するとNTLDRとNTDETECT.COMがないと怒られる。最終的にはi386フォルダからNTLDR,NTDETECT.COM,BOOTFONT.BINをC:\にコピーして,下記の内容のBOOT.INIを追加してやることで無事に起動できるようになったのだが,ここまで辿り着くのに丸一日かかってしまった。パソコンが治った上に一日楽しめるというおトクな修理であった。
BOOT.INIの内容 [boot loader] timeout=5 default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINNT [operating systems] multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINNT="Microsoft Windows 2000 Professional"
▼ブックリストを更新。「イリーガル・エイリアン」(R.J.ソウヤー)読了。ソウヤーの作品は今までに「さよならダイノサウルス」と「フラッシュ・フォワード」を読んでいるが,ハズレなしである。イリーガル・エイリアンはファーストコンタクト法廷ミステリーという感じだろうか。今年最後に面白い本を読めて良かった。
【12月23日(火)】
▼SOTECを治したと思ったら,今度はFIVAの調子がおかしい。稼動中にHDDから異音がして再起動すると"Operation System Not Found"である。バラして組み直して再起動してもダメ。異音も激しく,何かを擦るような音や叩くような音が連続して出た後,完全に沈黙する。SOTECもここまで酷い音はしなかったと思う。FIVAは今までにも数度,スタンバイからの復帰時にHDが復帰し損ねることがあったが,その場合は再起動で復活していた。今回はさすがにダメかもしれないと思いながら,祈るような気持ちでHDDを露出させ,指で軽く弾くように衝撃を与えてみる。瀕死のHDDに対する最後の蘇生手段である。運良くこれで復活する場合もあるが,多くは一時的なものでその後短期間で再発し,やがて再起不能となる。FIVAの場合もなんとか起動することができたため,バックアップしていなかった2日分ほどのデータを急いでバックアップして,様子を見ている。やれやれ。
それにしても次から次へといろいろな物が故障する。まったくホムペのネタになってうれしい困ったものである。SOTECのようにHDDユニットを購入してもいいのだが,FIVAの場合は光学ドライブがないため,生HDDにOSをインストールするには工夫が必要だろう。
一瞬当局の妨害工作かもと思ったりしたが,考えすぎだろうか。
【12月22日(月)】
▼来年はいよいよサイト開設7年目に突入する「写真ってたのしいねっ」だが,現在ちぇぶ日記に続く新コンテンツを準備中である。これまでのほのぼの路線から一転,茨城県警の安全保障体制に警鐘を鳴らす硬派なドキュメンタリーになる予定だ。作者が警察署に潜入取材を強行して集めたネタをご紹介できると思う。新年早々の公開を目指しているが,当局の妨害に遭うかもしれないので確約はできない。
【12月20日(土)】
▼今年も残りわずかとなった。HDDの壊れたKinoppyのSOTEC製ノートだが,このまま年を越すのは気分が悪い。新しいVAIOを買えという天の声はあったものの,地球環境に配慮してSOTECを復活させることにした。2ギガだ3ギガだテレビも観れるといった昨今の高性能機とは比較にならないものの,PentiumIIIの1GHzにWin2000が載っておれば,インターネット・メール・写真編集・ワープロ・表計算・MP3再生・Flash作成など,日常必要な作業はほぼストレスなくこなせる。意外に思われるかもしれないがこれだけのスペックがあれば開発環境さえ入れれば職業プログラマがソフト開発に使うことも可能なのはKinoppyが証明している。このスペックで力不足を感じる作業は動画編集くらいなもので,逆に動画編集がしたいなら2ギガでも3ギガでもまだまだ足りないのが現状だ。
さて,SOTECを復活させるために買ったのはノート用2.5インチ(厚さ9.5mm)の40GB HDD(5400rpm,8MB Cache)ユニット。保証期間を過ぎているのでメーカー修理に出せば5万超コースだが,自分で交換すればHDDユニット自体はネットで1万ちょいで手に入る(2003年12月現在)。ノート用のHDDはデスクトップ用に比べて高価だが,それでも40GBで1.5万を切るとはいい時代になったものである。まだセットアップの途中だが,新しいHDDは速い。起動時間やレスポンスが純正品(20GB)と比べて体感できるほど違う。
▼2度目の入院から帰ってきたND対応コードレス電話だが,今回はちゃんと治ったようで,正常に動作している。
【12月11日(木)】
▼惑星探査機ネタを続けて書いた都合上,日本の初めての惑星探査ミッションで打ち上げられた火星探査機「のぞみ」の失敗についても触れないわけにはいかないだろう。のぞみは1998年7月に宇宙科学研究所(現在は宇宙航空研究開発機構JAXAに統合)のM-V型ロケットで打ち上げられ,火星に向かっていたが,火星軌道投入を前にメインエンジンの故障が最終期限の9日夜になっても復旧せず,火星軌道への投入が断念された。今後は火星への衝突確率を下げるために姿勢制御を行い,火星から約1000kmのところを通過し,火星の重力圏を脱出,その後は太陽中心の軌道を半永久的に回り続けることになる。
打ち上げ直後の不具合も乗り切り,なんとか火星近傍までたどり着いたというのに,このような結果になってしまい残念でならない。関係者の無念は察するに余りある。地球から遠く離れた宇宙空間を旅する探査機を,トラブルなく運用することがいかに難しいかを思い知らされる。しかもH2A6号機の打ち上げ失敗などと重なり世間の批判も高まっており,宇宙関係者にはつらい期間が続きそうである。これにめげずに是非とも頑張ってもらいたい。
【12月9日(火)】
▼修理に出していたナンバーディスプレイ対応電話機が退院してきた。修理内容は前回と同じく「子機メイン基板交換」となっている。とりあえず動作は正常だが,前回も退院直後は正常で,一週間ほど経ってから再発したのでまだ安心はできない。
【12月7日(日)】
▼修理中のナンバーディスプレイ(ND)対応電話機の代替として,ND非対応のコードレス電話機を使っていて,着信動作がおかしいという話を書いたが,NTTの113に問い合わせてみた。接客教育がなってない男性オペレータに症状を話したところ,「それじゃあダメです」と当然のように言い放った。曰く,ナンバーディスプレイサービスに登録している場合,非対応の電話機を使うと(電話番号通知部分のデータなどが悪さをして)正常に着信できないのだという。横柄な言い方でいかにもユーザ側の手落ちのようなイメージを抱かせ,小心者の作者は「すいませんでした」と思わず謝ってしまったほどだ。しかし,電話を切ってからよくよく考えてみるとどうも釈然としない。こちらは普通よりも余計に金を払ってサービスに申し込んでいるお客である。電話機修理の際にND対応の高級機をNTTが貸してくれるのかといえば,そんなことはもちろんない(販売店が貸してくれた代替機は旧式のコードレス電話だった)。しかもNDの説明には,ご利用上の注意として,
1. 「ナンバー・ディスプレイ」サービスのご利用には、ナンバー・ディスプレイに 対応した電話機やアダプターなどの通信機器の設置およびその設定が必要となり ます。 ナンバー・ディスプレイに対応した通信機器には下記マークまたは「ナンバー・ディ スプレイ対応」と表示されています。 2. 通信機器にディスプレイがあっても、ナンバー・ディスプレイに対応していない と電話番号や非通知理由は表示されません。
とは書いてあるが,「非対応の電話機を使うと正常に着信できません」などとはどこにも書いていない。にも関わらず当然のように「それじゃあダメです」とユーザに言い放つNTTは,やはり公社時代のお役所体質が抜けていないと言わざるを得ない。
【12月5日(金)】
▼ブックリストを更新。「猶予の月(猶予の月上・猶予の月下)」(神林長平)読了。テーマは「禁断の愛」。神林作品としては異色の叙情的な内容である。
【12月4日(木)】
▼(昨日からの続き)とりあえずHDDを筐体から外して,端子の接触を確認しながら再度組み上げる。BIOSはHDDを認識しているが,起動プロセスでRead Errorが起きている。Win2000のCDでブートして修復セットアップを試みるも失敗。再セットアップしようとするがフォーマットで固まる。OSの復旧はこの時点で望みなしと判断し,データのサルベージに専念することに。Kinoppyは過去の経験から20GBのHDDにパーティションを切ってCとDに分けていた。CドライブはWinMeから2000に入れ替えたときに作者がNTFSにしてしまっていたが,DはFAT32のままにしておいた。重要なデータはすべてDに入っている。基本的にはFATよりもNTFSの方が信頼性が高いので,人に聞かれたときはNTFSにするようアドバイスする作者であるが,FATはDOSで読めるのでイザというときに安心というのをKinoppyは本能的に悟っていたようである。さすがだ。
とはいえWin98の起動ディスクなど手元に残っていない。こうなったら作るしかないと,箱の中で眠りについていたダイナブック改(MMX Pen133MHz,64MB,Win98)を現世に引き戻す。この機械は作者が手塩にかけて育てたもので,CPUと筐体こそ買ったときのままだが,HDDは1.4GB→6GB,メモリ32MB→64MB,OS Win95OSR2→Win98とパワーアップしており,インターネットにメールといった用途なら現役でまだまだ使えそうである。起動も最近のWinXPマシンには及ばないが,1GHzクラスのWin2000よりもむしろ速いくらいだ。安定性も抜群で起動時の残りリソースは90%に達し,1ヶ月ほど連続稼動させても落ちない。作者が使っているパソコンで一番トラブルが少ないのはこの機械である。
話が脱線した。ダイナブックで起動ディスクを作り,ソーテックを起動する。DOSプロンプトでDドライブに移動して・・・。だがなんとしたことか,データのフォルダ名が漢字である。起動ディスクで起動したWin98(DOSプロンプト)には日本語FEPが入っていない。途方に暮れながらネットで対応を検索する。DOSを熟知した方はすぐに思いつくであろうが,日本語入力できない環境でも日本語のフォルダ名,ファイル名をDOSコマンドに渡す方法がじつはあるのである。具体的な方法はこうだ。
1. dir > copyf.txt ディレクトリリストをリダイレクト(テキストファイルにする)。 2. ren copyf.txt copyf.bat バッチファイルに変更 3. edit copyf.bat エディタでバッチファイルを開く 4. 開いたディレクトリリストを整形して,目的のフォルダ名だけを残し, cd ○○○(日本語のフォルダ名) としてファイルを上書き保存。 5. copyf.batを実行
これで見事,日本語名のフォルダに移動できる。あとは同様の方法でファイルをコピーするか,拡張子がxlsならcopy *.xls a:などでフロッピーにコピーできる。
フロッピーに入るサイズのファイルしか救出できない欠点はあるが,すべてを無に帰してしまうよりは遥かにマシであろう。こうして何点かの貴重なデータのサルベージに成功したのであった。一時的に達成感に酔いしれた作者であったが,よく考えたらソーテックは壊れたままである。HDDを買い替えたいところだが,頻発するトラブルを考えると周辺ハードの信頼性も怪しい。やはりVAIOを買えというお告げだろうか(しつこい)。
【12月3日(水)】
▼ちぇぶの旅日記を更新。
▼作者宅ではFIVAの次に稼働率の高いKinoppyのSOTEC製ノートPC(PentiumIII 1GHz,256MB,Win2000),どうやらHDDがクラッシュしたようである。症状としては電源を入れると"コンコンコンコン!"という音を出すだけでまったく読み書きできなくなるというもの。じつはこの機械は半年ほど前にもHDDのトラブルで涅槃に旅立ちかけたことがあった。このときはHDDユニットを筐体から外して再度組み上げただけでなぜかはわからないが現世に復帰した。思えばこのときすぐに新しいHDDに換装しておけばよかったのだが,作者は貧乏なのを言い訳にその出費を渋った。幸いその後半年の間,まったく異常なく動いてくれていたのである。トラブル復帰後はこまめにバックアップを取るなどしていたものの,最近はサボりがちであったところに再度のトラブル。天災はまさに忘れた頃にやってくる。なんとかデータのサルベージに挑戦しようと思うが,今回は分の悪い勝負かもしれない。動画編集の出来る新しいVAIOを買えという天のお告げだろうか・・・。(つづく)
【12月2日(火)】
▼そういえばテレビの調子もおかしい。廃品回収してきた1988年製のSH社のテレビ(21インチ)はときどき内部で「パシっ」という部分絶縁破壊音がするものの,まだ動いている。問題はサブとして使っているP社の14インチ。画面の上部と下部に2cmくらいずつ色のついた帯が出て,映像を隠してしまうのだ。帯の色が緑や黄色で,チャンネルを切り替える一瞬だけ消えることから,チャンネル番号や音量を画面にスーパーインポーズする回路に不具合があるような感じだ。最近の番組は字幕(テロップ)を使う演出を多用するが,この帯のせいでちょうど字幕が見えない。ときどきうっとうしく思う過剰な字幕も,まったく読めないとなるとストレスがたまるものである。なんとか修理したいが保証期間は過ぎているのであった・・・。
【12月1日(月)】
▼H2Aロケット6号機の打ち上げが失敗。これでまた日本の宇宙開発批判が高まりそうな雰囲気で残念。
▼入院中のナンバーディスプレイ対応電話機のバックアップとして,以前使っていたコードレス電話機(ナンバーディスプレイ非対応,V社製)を引っ張り出してきて一時的に現役復帰してもらっている。ところがこの機械まで調子がおかしい。入院中の機械は親機−子機間の通信ができなくなったのだが,この古い機械では親機の着信動作がヘンだ。この電話にダイヤルすると,着信音は鳴るものの通常とは異なる長周期で電子音が鳴り,その間呼び出し側の受話器には呼び出し音が聞こえず無音である。一応着信は可能だが,これでは
【11月26日(水)】
▼以前,フロアランプが故障したときに対応が良かったのに気を良くして,最近作者宅ではキシマ製のランプが増えており,すでに5つも使っている。キシマから感謝状が欲しいくらいである。フロアランプのハロゲン球に関しては,G6.35 12V35Wという形式はかなり特殊なようで,家電量販店やDIYショップでも手に入らない。その点は少し不便だが,一応フロアランプの販売店経由で注文することができる。
▼多少なりともスパム避けになればと思い,公開メールアドレスをヤフーの無料アカウントに変更。そのため本サイトの全コンテンツの更新日時が今日の日付になってしまっています。中身は何も変更しておりませんのでご了承ください。
【11月24日(月)】
▼携帯電話やIP電話の普及でもはや風前の灯火といった感のあるみかかの固定電話だが,作者宅ではまだ使っている。ADSLが電話回線共用型であるし,基地局が遠くIP電話の推奨回線速度に満たないことなどが理由だ。電話機はLモード(使ってる人は居るのだろうか?)にも対応するP社のまだ新しいコードレステレホンだが,どうも調子がおかしい。子機で通話中に電波状態の警告アラームが鳴る。そうこうしているうちに接続が切れてしまい,子機からは発信も着信もできなくなってしまった。親機(有線)を使う分には問題がない。子機のバッテリーを新品に換えたりしてみたが症状が改善しないため,販売店経由で入院となった。保証期間の1年は少し過ぎていたが,症状が症状なので無償で対応していただいた。程なくして戻ってきて明細を見ると「子機基板交換」とある。1年ほどは問題なく使えていたがハズレ品だったのだろうかと納得。その後しばらくは調子良かったのだが,1週間ほどしてまた再発した。現在2度目の入院中である。これでまた壊れたら作者の頭からデンパが出ているのかもしれない・・・。
【11月21日(金)】
▼酒類は全般に苦手とする作者である。体質的にはおそらくアルコールデヒドロゲナーゼの活性は普通なのだがアセトアルデヒド分解酵素の活性が人よりも低いのだろう。それ以前に苦い酒よりは甘いソフトドリンクの方が美味いと思ってしまう。前置きが長くなったが,「写真ってグルメ紀行」今回のテーマはボージョレーヌーボーである。なんでも今年は夏のフランスの酷暑のためにボージョレーヌーボーは100年に1度の美味しさらしいのである
。数々の酒類の中でもその渋みと酸味で特に作者が苦手とする赤ワイン,100年に1度の旨さの品を飲んでみれば良さがわかるかもしれないと思い,挑戦してみることにした。
で,結果であるが,確かに普通の赤ワインよりは飲みやすいような気がする。しかし甘いサイダーで3倍くらいに薄めた方がより美味しいと思う作者はやはりワインの良さがわかっていないのだろうか・・・
【11月18日(火)】
▼惑星探査機ネタが続いて恐縮だが,今年の9月には木星探査機のガリレオが木星大気圏に突入してその使命を終えている。ガリレオ探査機は1989年にスペースシャトルに乗せて打ち上げられ,6年の歳月をかけて木星圏に到達,ガリレオ衛星(ガリレオさんが見つけた木星の衛星)の観測などで輝かしい成果をあげた。特に衛星エウロパ(ユーロパ)の氷の大地の下に液体の海が存在することを発見し,生命存在の可能性を見出したことはSFファンならずともご存知なのではなかろうか。ガリレオ探査機の運用については,推進剤が切れた後もそのまま木星軌道を周回させる案もあったが,原子力電池を積んだ探査機が,制御が効かなくなり,複雑な重力場に補足されて生命の存在する可能性のあるガリレオ衛星に衝突でもして,放射能汚染をしては大変だということで,自ら木星大気圏に突入させることになったのだそうだ。
【11月9日(日)】
▼NASAの惑星探査機ボイジャー(ボエジャー)1号が,太陽系の外縁部に到達した(というか通過中)なのだという。ボイジャー1号の打ち上げは1977年。木星,土星などの貴重な観測データを送り,延々飛び続けて26年,ついに太陽系の端っこに到達したというわけだ。データは2020年頃までは送信可能だというからまさに驚異的な仕事と言えるだろう。ボイジャーには異星人に宛てた金張りのレコードが搭載されている。これから広大な恒星間空間に旅立つボイジャーの健闘を祈りたい。
【11月5日(水)】
▼NHKの受信料(カラー放送)をまじめに納めている作者の元に,NHKの集金人が訪ねてきた。「集合住宅でBSアンテナがあるので,衛星放送が受信できる設備をお持ちかどうか確認するためにテレビとビデオのリモコンを見せてください」だと。やれやれ。しつこい集金人に根負けしてしまう善良な小市民と見るや,搾れるだけ搾り取ってやろうという魂胆か。そんなに受信料が欲しいんだったら,NHKの放送波すべてにスクランブルをかけて,集金人を雇う人件費を使って,受信料を納めている各家庭にだけデコーダを配ればいいと思うのだが・・・。ちなみに作者宅にはアナログ衛星放送受信用の設備はあるが,NHK-BSはまったく観ていないため,集金人の方には丁重にお詫び申し上げ,お帰りいただいた。
【11月3日(月)】
▼まもなく完結編が公開されるマトリックスの第2作目,リローデッドのDVDを(今更ながら)観た。この映画一番のウリであろう特撮を駆使した格闘シーンやカーチェイスは,この作品をSFとして観ようとする場合はすべて蛇足(どころか本来デジタル世界であるはずのマトリックス空間のルールや秩序を無視した矛盾部分)となる。勝手な推測だが,この映画に対する評価は絶賛と失望に2極化するのではなかろうか。娯楽性を重視するあまりSF的な整合性を犠牲にしている(と思わない人はSF属性が薄いと思う。それがいいとか悪いとかいうことではなく)本作品だが,娯楽部分をすべて排したとしてもSFファンとして楽しめる要素は(製作者が意図して作り込んだかどうかは別にして)かなりあり,作者としてはけっこう好きな作品(というかシリーズ)であるのは間違いない。いろいろ意見はあろうが,ここまでSF色の強い映画というのは(悲しいことだが)近年なかなか観られないのだし。
【10月30日(金)】
▼以前,電池容量が急速に低下していると書いたFIVAだが,その後間もなく電池が完全にオシャカになった。バッテリー警告灯が常時点滅し,状態としてはバッテリーレスとまったく同じ,ACアダプタを抜いた瞬間,1秒たりともバッテリーが働くことなく落ちる。これではただの設置面積の小さいデスクトップマシンである。
▼キューブの燃費であるが,高速などの長距離では13〜14km/L程度,渋滞の多い市街地走行では10〜11km/L程度といったところである。カタログスペックの10・15モードは17km/Lだが,ハイオク指定のエンジンにレギュラーガソリンを入れていることを考えれば悪くない数字だと思う。
【10月25日(土)】
▼貧乏な作者ではあるが,この度2エーカーほど土地を買ってみた。2エーカーというとざっと2400坪,サッカーグラウンド2つ分に相当する広さとなる。場所はちょっと遠くて辺鄙で大気もなかったりするが,お月さまである。火星には大気もあることだし,月よりも住みやすそうなので火星の土地も買おうかどうしようか検討中の作者であった。
▼懸賞には応募しても当たった試しのなかった作者だが,普通に美味くて噛んでいたウォータリング キスミントガムのバーコードを集めて送る懸賞で,見事に超薄型デジカメ(FujiFilm AXIA eyeplate mega)が当選した。写りは以前から持っているix-130と同等だが,薄型ボディーとバスパワー充電できるのがエライ。
【10月17日(金)】
▼まずは中国の有人宇宙船「神舟(シェンチョウ)5号」の成功を祝いたい。宇宙技術は軍事に即転用可能であるなどとして,この偉業を素直に賞賛せず,日本は追随する必要などないとするコメントを出している向きもあるようだが,そのようなフロンティアに背を向ける思想には到底共感できない。未来に希望を持っている子供たちに「なぜ日本は有人ロケットを打ち上げないのか?」と問われたときに何と答えろというのだろう。
▼ブックリストを更新。「あなたの人生の物語」(T.チャン)読了。個人的な好みとしてはイーガンを選ぶが,G.イーガンとT.チャン,この2人が現役最高のSF作家であるという評判には同感である。本書の収録作の中では表題作もすばらしいが,「理解」なんかが特に好みである(他の作品ももちろんすばらしい)。
▼10/14付のアサヒコムの記事で,「脳から信号、ロボットアーム操作 米大、サル実験で成功」というのがあった。サルの脳とロボットアームを導線でつなぎ,「意思」の力だけでアームを操る実験に,米デューク大の研究チームが成功した(当該記事より引用)というもの。現実世界もいよいよSFっぽくなってきたという感じだろうか。
【10月7日(火)】
▼表紙ページに付けてみたじゃんけんには特に深い意味はないので,気楽に遊んでいただければと思う。手のグラフィックが適当なのはご容赦いただきたい(そのうち直すかも)。遊びでVB Scriptを使って書いてみたものだが,案外簡単に動的なWebページを作れるのには感心した(いまさらだが)。ちなみにこのじゃんけんのアルゴリズムには単なる乱数ではなく,アルゴリズム辞典から引いてきた戦略を持たせてあるので,けっこう手強い(ような気もする)。ただし,埋め込んであるVB Scriptの書式がXHTML1.0に準拠しているとはちょっと思えないので,そのへんは要検討である。
【10月6日(月)】
▼下記の貴重な文庫SFをご恵贈いただきました。まことにありがとうございます。これらをすべてブックリストの未読本に加えると,未読本だけで75作品に達してしまうので,別リストで管理することとする。作者の消化ペースが実績ベースで29冊(2002年実績)ということを考えると,これから新しい本を1冊も買わなかったらという,もっとも楽観的な予測でも,全部読み終えるまでに2年7ヶ月かかる計算である。さらにやっかいなことに,今年はいろいろあってここまでの9ヶ月で11冊読了というペースに留まっている。この分だと上記計算は5年1ヶ月となる。・・・というような計算をやっているヒマで一行でも読み進めろという話もあるが。
著者・ジャンル | 書名 | 筒井康隆 | にぎやかな未来,アフリカの爆弾,日本列島七曲り,男たちのかいた絵,エディプスの恋人,国境線は遠かった,宇宙衛生博覧会,時をかける少女 |
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小松左京 | 明日の明日の夢の果て,はみだし生物学,模型の時代,ある生き物の記録,夢からの脱走,一宇宙人のみた太平洋戦争,物体O,時間エージェント |
眉村卓 | ぼくの砂時計,変な男,おしゃべり迷路,C席の客,つくられた明日,とらえられたスクールバス[前中後],白い小箱,ぼくたちのポケット,ねらわれた学園,地獄の才能,産業士官候補生,ぎやまんと機械,でたとこまかせON AIR,モーレツ教師,ワルのり旅行,ふつうの家族,おしゃべり各駅停車,奇妙な妻,それぞれの曲り角,閉ざされた時間割 |
宇宙大作戦(STAR TREK) | スター・トレックTHE MOTION PICTURE(G.ロッデンベリイ),星なき世界(G.エクランド),二重人間スポック!(J.ブリッシュ),惑星ゴトスの妨害者(J.ブリッシュ) |
アンソロジー | SFワールド傑作選 ショートショート劇場1,ユーモアSF傑作選(豊田有恒 編),タイムトラベル-SF傑作選-(星敬 編),'71日本SFベスト集成(筒井康隆 編),'72日本SFベスト集成(筒井康隆 編),'73日本SFベスト集成(筒井康隆 編),'74日本SFベスト集成(筒井康隆 編),'75日本SFベスト集成(筒井康隆 編),三角砂糖(吉行淳之介ほか) |
その他 | 悪魔の標的(星新一),-スペースオペラへの招待- SF英雄群像(野田昌宏),SFカセット50(福島正実),赤い砂漠の上で(福島正実),SF学園 消失人間の謎(若桜木虔),おかしな先祖(星新一),君は円盤を見たか(田中光二),宇宙料理店(津山紘一),人工の星(北壮夫) |
【9月23日(火)】
▼好評(?)の「写真ってグルメ紀行」,番外編のカレーパーティー以降間が空いてしまったが,たまの機会にコンビニでカップラーメンを選ぶときには全精力を注いで長考してしまうほどのジャンクフードグルメ(?)である作者は,夏以降全国各地を巡ってグルメ紀行にふさわしい食材を訪ね歩いていたのである。
さて,夏に川崎を訪れたときに教えていただいたのが「韃靼(ダッタン)ソバ茶」。香ばしくて美味な上に毛細血管強化作用のあるルチンを多く含み健康にも良い(らしい),ということで最近作者宅では伊藤園の韃靼ソバ茶をよく飲んでいる。そんな折,スーパーで右のような「ダッタンソバ」を発見。普通のソバと比べるとかなり高かったが「韃靼ソバ茶が旨いんだから,韃靼ソバも旨いに違いない」という短絡的な発想でとりあえず購入してみた作者である。で,指定された通りに調理して食べてみたのだが,ハッキリいってこれはソバではない。味がどうとかいう問題ではなく,食感が別次元の食い物であった。モッチリしていてコシがなく,ズルズルすすることができない。ラベルをよく読むと,原材料は「小麦粉,ダッタンソバ粉,その他」とあるが,ダッタンソバ粉の割合は30%とあり,ほかに普通のソバ粉を使っているという記述もない。同割よりもさらにソバ粉の割合が少ないが,ダッタンソバというのはこういうものなのだろうか。ダッタンソバにトラウマを負ってしまった作者である。
▼ブックリストを更新。「過負荷都市」(神林長平),「あなたの人生の物語」(T.チャン)購入。
【9月19日(金)】
▼ブックリストを更新。「しあわせの理由」(G.イーガン)読了。やはりイーガンは素晴らしい。解説にも書かれているように,SF読みの方はもちろん,そうではない方々にもオススメ。収録作の中では「ボーダーガード」が,前短編集「祈りの海」収録の「ぼくになることを」と関連があっておもしろい。
▼以前紹介した茨城県の交通安全キャラクターのカエルについて続報が寄せられたのでご紹介する。ご覧のようにシートベルトとチャイルドシートの装着を呼びかける看板で,眠そうなカエルの助手席に,カエルの子と思われる子ガエルがチャイルドシートに座らされている。ここで再び激しい違和感に襲われた作者であった。・・・カエルの子はおたまじゃくしだろう!
【9月9日(火)】
▼電気学会の技術報告「配電線雷スパークオーバ発生率予測手法の現状と今後の課題」(配電線雷被害率予測手法調査専門委員会)が上梓されました。作者はこの委員会の委員をしており,本報告の執筆にも少しだけ参加した関係上,一応紹介させていただきます(印税が入るわけではないですが)。先日も国会議事堂に大きな落雷があったようですが,雷現象というのはなかなかに凄まじいものなのです。
【8月29日(金)】
▼作者はチョコエッグ等に代表されるいわゆる食玩というものにはあまり興味がなかったのだが,王立科学博物館については「宇宙な人たち」の間で話題になっているし,買わねばなるまいと思い,コンビニでひとつゲットしてきた。クジ運にはほとほと縁の薄い作者ではあるが,今回は大当たり,いきなりシークレットの「09 フォン・ブラウンの夢」を引き当てた。解説文章の気合の入り具合など尋常ではないので,宇宙に興味のある方はぜひゲットしていただきたい。またこのシリーズが今後も続いていくことを願う。折りしも火星が大接近していることだし,サターンVの勇士を眺めながら夜空を見上げ,広い宇宙に思いを馳せるのも良い。
【8月25日(月)】
▼作者は長らく「番号とメールアドレスが変わるのが面倒くさい」というまったく消極的な理由によりNTT DoCoMoを使い続けてきたが,このたびようやくキャリアをJ-Phone(vodafone)に変更した。機種はJ-N51というものだが,「安かったから」というのが選定理由。人並みにカメラも付いている。
アクセシビリティには割と気を使っているつもりの本サイトであるが,iモードからは表紙ページや更新履歴ページのテキスト情報には問題なくアクセスできたのに対し,J-SKYのWeb閲覧機能ではサイズオーバーで表示されないことがわかった。せめてiモードのように先頭部分だけでも表示してくれればいいのに,と思う。
▼ちぇぶの旅日記を更新。
【8月11日(月)】
▼ブックリストを更新。「しあわせの理由」(G.イーガン)購入。待望のイーガンの短編集。イーガンは作者が今もっともお気に入りの作家である。
【8月10日(日)】
▼パジェロ道から解脱した作者の元に,次の愛車であるキューブが納車された。現行型のキューブではなく,初期型のTA-AZ10(2001年モデル)である(つまり中古車)。業者に「ひとつ前の形のキューブで程度のいいやつ」と言って予算と希望色だけ伝えて探してもらった結果,あっさり見つかったもの。特にこだわりはなかったのだが,来た車を見てみるとグレードの高いアルテII-αでサンルーフ付き。しかも前オーナーはけっこうこだわり派だったようでアルミホイールやエアクリーナなどが社外品に換装されている。わずかにローダウンされた車高と扁平タイヤ(195/45/R16)が災いして乗り心地は今ひとつだが,なかなかカッコいい車が来たと喜んでいる。それにしてもハイパーCVTは秀逸で,パワーの無い車では登り坂でのキックダウンがなくなるだけでこれほど楽になるのか,というくらい快適。ステアリングに付いているスイッチで操作できる6速マニュアルモードというのもあるのだが,下り坂では適度にエンブレが効くように調整されているし,特に必要性は感じない。スポーツ走行と言ったって所詮キューブである。いろいろいじったところでたいして速くなるわけでもなく,そのへんを悟って前オーナーはわずか1年で手放したのかもしれない。このキューブについては特に専用のコンテンツは設けないが,燃費などはこちらで報告するかもしれない。
▼ブックリストを更新。「継ぐのは誰か?」(小松左京)読了。ミステリー仕立てで楽しめる。
【8月3日(日)】
▼「今年は梅雨明け後に暑くなる」と予知していた(ウソ)作者は,6月の時点で寝室用にもエアコンを導入した。東芝の大晴快RAS-225JDRである。「エアコン」を名乗るからには単なる冷風除湿機ではなく,換気もできて当然ということでの選択である。導入時点では気温も低く,7月に入ってからは東電の策略(ウソ)によって肌寒いくらいの天候が続いていたので気付かなかったのだが,梅雨が明けて暑くなり始めてからいよいよ稼動,というときになって室内機は風を出しているが,部屋がちっとも冷えないことに気付く。取り付け業者に確認してもらったところ,室外機の冷媒循環用のコックを開け忘れていた。業者の単純なミスとわかり事なきを得たが,修理を依頼するまでの間,ひたすら部屋の空気を循環させるだけのエアコンを見つめながら「うーん,さすがに最新型はナチュラルな冷え方だ」と納得して,あやうく扇風機運転のまま夏を越してしまうところであった。人間の感覚などというものは思い込みでどうにでもなってしまうという良い教訓を得た作者であった。ちなみに修理後このエアコンはとても快適に動いている。
【8月1日(金)】
▼作者の携帯キャリアはDoCoMoだが,簡単なメールアドレスが災いしてか,「携帯キャリア以外からのメールはすべて受信拒否する」という設定にしているにも関わらず,毎日10通前後のSPAMメールが届く。送信元ドメインで多いのはezweb.ne.jpだろうか。内容はアダルト・出会い系が最も多く,次が金融系となる。最近架空請求メールと言うのが流行っているのだそうで,作者の携帯にも最近2通届いた。面白いので全文引用しておく。まあこんなのに引っかかる人は居ないとは思うが,ご参考にしていただきたい。
事例1
タイトル:ご利用料金未納のお知らせ
送信元:ichigo.mil.mil@ezweb.ne.jp
内容(全文):
『イチゴミルミル』より、お支払いのお願いです。前回ご利用された、ご利用料金の入金確認ができておりません。(7/30現在)
■ログイン \56220
■督促事務手数料 \4000
■遅延損害金 ¥8600
■合計金額 \68820
振込先
都民銀行
渋谷支店
普通 4042013
ムカイヒラアキノリ
支払期日は7月31日14:00迄です。
ご入金後、担当:山下
03-3358-3906
03-3341-1821
迄ご連絡下さい。尚、ご入金の確認が取れない場合は、不本意ながら独自の判断で手続きを開始させて頂きます。
事例2
タイトル:I・P事務局から料金未納の通知
送信元:mukai.kai.69@ezweb.ne.jp
内容(全文):
弊社は貴殿の利用された番組サイト事業者です。貴殿の利用料金につきまして未だ入金確認が取れません。至急下記の請求金額を確認の上指定の口座へ振り込み下さい。【UFJ銀行・西陣支店・普)3850663・フジモトテツマサ】請求金額 \56,720〔延滞金含む〕平成15年8月1日迄に入金確認が取れない場合は利用規約に基づき別途費用(\100,000)を加算請求させて頂きますので了承下さい。
【7月28日(月)】
▼パジェロを手放した。作者のパジェロに対する思い入れをご存知の方は「あれほど夢中だったのにどうして?」と驚かれるかもしれない。理由のひとつとしては確かに苦しい経済状態を鑑みて,ということが挙げられるだろう。(街乗りメインのクルマとしては)実用性が低く維持費がかかるパジェロを楽々維持できるような環境ならば,手放す理由は無い。だからといって,お金がなくて泣く泣く手放した,というわけでは決してないことをご理解いただきたい。そもそも作者は小学生の頃からパジェロが好きで(なぜ好きになったか,直接的な原因はもはやよく思い出せないが),その気持ちは成長するにつれ「一生に一度は本物のパジェロを所有したい」という強い思いとなった。1999年に新型パジェロの発表を控え,あえて気に入った型のパジェロを受注生産で造ってもらい,納車されたときは,それはもう感無量の喜びであった。それから4年あまり乗っているうちに,いつしかその想いは結晶化し,満ち足りた気持ちへと変わっていった。作者はパジェロの(いい意味での)呪縛から解き放たれたのである。解脱した,と言っても良い。
そんなわけでパジェロを手放した作者だが,当サイトのパジェロ関係のコンテンツは少々手直しした上で,そのまま残すことにする。パジェロ道から解脱した作者が次に選んだクルマについては,近々紹介できる予定である。
【7月20日(日)】
▼たまには時事ネタでも。東京電力のトラブル隠し問題が原因で現在東電管内の大部分の原発が停止・点検状態にあり,東電では「夏場の電力需要に対して供給が追いつかないかもしれないので節電して〜」とお願いして回っているのは周知の通り。企業によっては電力不足が予想される期間の操業を停止したり,冷房やエレベータの運転を止めて協力しているところもある。ところが,もう学校は夏休みというこの時期になっても,関東地方の気温はさっぱり上がらない。まるで原発の再稼動を待っているかのようにも思えるこの天候。じつは東電の秘密部隊が神がかり的な手法で気象操作を行ってたりして。逆に夏場のピーク需要が増えれば供給予備力確保の名のもとに原発を増設する大義名分ができる東電としては,「そろそろ原発を増やしたいなー」と思えば「雨乞い課」に指令が下り,その年の夏は(供給予備力ギリギリで収まる範囲の)猛暑になるというわけ。・・・というのは作者の妄想(ホントだったらすごい)。毎年夏になると「地球温暖化はホントだな」などというセリフが聞こえてくるものだが,そんなことを言う人たちは今年の気候をどう思っていることだろう。やはり「困ったときのエルニーニョ」だろうか。
【7月18日(金)】
▼ブックリストを更新。「真空ダイヤグラム」(S.バクスター)読了。ジーリーシリーズは(恥ずかしながら)未読だが,「プランク・ゼロ」と本書だけでもけっこう楽しめた。要所要所をつなぐ本編も読みたいところだが,絶版で入手困難なのが辛いところ。まあ有名なシリーズなので古本屋等で比較的容易に見つかるだろうと思っている。
【7月16日(水)】
▼ちぇぶの旅日記を更新。
▼以前から噂されていた「シャア専用パソコン」の実機をついにこの目で確認。カッコいい。性能は通常の3倍である(たぶん)。
【7月12日(土)】
▼写真ってグルメ紀行番外編として,今回はカレーパーティーを取り上げたい。以前「本格派 水炊き」を企画していたときに,知人から提案があったのが上記カレーパーティーである。そのときは「カレーパーティー??」と頭をひねりつつも忘れてしまっていたのだが,先日知人に会ったときにもう一度聞いてみた。作者は漠然と「何人かで集まって(屋外などで)カレーライスを作って食うパーティー」だろうと思っていたのだが,知人によるとどうも違うようだ。曰く「カレーを作って食いながらウィスキーを飲む」のだという。ちなみにその際ライスは付かないのだそうだ。作者および周りにいた関係者はあまりの衝撃に幽体離脱するところであった。ちなみに提案者は秋田県出身,茨城県に6年ほど,山口県に4年ほどそれぞれ住んでいた方である。作者は寡聞にしてそんなパーティーの話は聞いたことがないのだが,どなたかカレーパーティーに関する情報をお持ちの場合はご一報いただきたい。
【7月6日(日)】
▼燃費レポートを更新(100回)。記念すべき(?)第100回の給油。我が愛すべきパジェロ号はこれまでに高いハイオクガソリンを約5500リットルもがぶ飲みし,45000キロを走った。地球を一周とちょっと回った計算だろうか。費やしたガソリン代は約58万円(消費税別)。ディーゼルエンジンより環境には優しいかもしれないが,財布には間違いなく厳しいGDIエンジンであった。とはいえ非GDIの3500ccガソリンエンジンを積んだパジェロよりは燃費が良いのは確からしい。
▼関係各位の協力により,危機的な居住スペース不足は幾分解消されつつある。そこで冬眠中のデスクトップPCと,FIVAともう一台のノートPCを生かすために無線LAN環境を導入。アクセスポイントと無線LANカードのセットを購入したが,機器の選択にあたりエレコム製品を除外したことは言うまでもない。無線LANによりLANケーブルの呪縛からは開放されたFIVAだが,結局ACアダプタのケーブルを引きずって歩かなければならないことは先日書いたとおりである。
【7月3日(木)】
▼昨日の日記で,FIVAの電池容量が1000mAhまで低下したと書いたところ,今日は744mAhになってしまっていた。この日記は当該機で書いているので,FIVAが機嫌を損ねてしまったのだろうか・・・。いずれにしろ,ここまで劣化してしまうとモバイルで使うのはかなり厳しい(というか実質無理)。その他のスペックや使い勝手には何も不満がないのでまだまだ使い続けたいと思うのだが,CASIOのオンラインショップで,FIVAの純正バッテリーは\12,000もする上,在庫切れ。自社の機械を「長く大切に使って欲しい」というような思想はないのだろうか。カシオにとって"カシオペア"というブランド名は「とっておき」なのだとどこかで読んだ気がするが空目だったのかもしれない・・・。
【7月2日(水)】
▼最近は五月蝿いデスクトップマシンに代わり,メインで使うことの多いカシオペアFIVA,ほぼ毎日稼動して基本的にはACアダプタ駆動,日に1時間ほどは電池駆動という使い方を約1年続けてきた。最初のうちは電池駆動で普通の使い方をしても4時間は連続稼動できたのだが,最近は液晶を暗くしたりして節約して使っても1時間半がやっとという状態だ。バッテリーコントロールの画面で見ると,満充電容量は公称2000mAhに対して1000mAhまで低下している。リチウムイオンバッテリーは消耗品という考え方もあろうが,純正バッテリーは高価であり,このご時世では1年毎にホイホイ買い換えるのは財政的に厳しい。巷ではCentrinoテクノロジが話題で,高性能で長時間稼動が可能と評判だが,電池の寿命はどうなのだろう。携帯機器用の燃料電池も開発が進んでいるということで,半年くらい燃料補給なしでフルパワー稼動できるような性能なら文句はないが,頻繁にコンビニに燃料を買いに走らないといけないようではちょっと辛い。いずれにしろ,ACアダプタを手放せない状況が変わらない限り,真のワイヤレス・ユビキタス社会は到来しないと思うがいかがだろうか。
【6月20日(金)】
▼ブックリストを更新。「プランク・ゼロ」(S.バクスター)読了。うかつだった・・・買ってから気付いたのだが,これはバクスターのジーリーシリーズではないか・・・。作者は「時間的無限大」も「天の筏」も未読(というか現在は絶版で入手困難)であり,以前「虚空のリング」を予備知識なしでいきなり読んでしまったという失敗があるのに,また同じ宇宙史モノである・・・。とはいえ,解説にあるように本書はジーリーシリーズの入門書として読んでも構わないらしいから,セットの「真空ダイヤグラム」まで一気に読んでしまうことにする。
【6月15日(日)】
▼ブックリストを更新。「真空ダイヤグラム」(S.バクスター),「宇宙叙事詩 上・下」(文:光瀬龍,画:萩尾望都)購入。光瀬龍と萩尾望都の組み合わせといえばやはり「百億の昼と千億の夜」を思い出さずにはいられない。今回の「宇宙叙事詩」についてはまるで予備知識なしの状態で,書店で偶然発見したので保護(購入)したものだ。それだけ百億の昼〜の印象が強烈だったということかもしれない。
▼リアルワールドでは人生の大きな転機を迎えた作者であるが,ウェブの方は今後もこんな感じでまったりと更新していくつもりなので,お読みいただいている(ごく少数の)方々と関係各位には変わらぬお付き合いをお願いしたい。
【6月12日(木)】
▼燃費レポートを更新(99回)。
【6月5日(木)】
▼当ウェブサイトで一番反響の大きいコンテンツは貧乏ドレスアップ愛好会である。ログを見ても検索エンジンから貧乏〜に直接飛んできて,そこからホームページに来てくださる方がけっこう居る。不景気な時代にあって,財布に優しい貧乏ドレスアップが支持されているということだろうか。
【6月1日(日)】
▼ブックリストを更新。「クリスタルサイレンス クリスタルサイレンス上上・クリスタルサイレンス下下」(藤崎慎吾),「永久帰還装置」(神林長平)購入。
▼ちぇぶの旅日記を更新。
▼右は茨城県が交通安全のキャラクターに使っているカエル。国道沿いなどに設置されている立て看板で安全運転を訴える姿は茨城県在住者なら見たことがあるのではないだろうか。「無事に家にカエル(帰る)」ということでカエルを起用したという推測はできるが,ちょっと待って欲しい。このカエルを見て違和感を覚えるのは作者だけではあるまい。交通安全を訴えるキャラクターがなぜこのように眠そうな目をしているのか。この点については茨城県の公式見解をぜひとも聞きたいところであるが,県や県警のウェブサイトを見てもこのキャラクターについての説明を見つけることはできなかった。このカエルについて情報をお持ちの方はぜひご一報いただきたい。
【5月29日(木)】
▼作者宅では最近,キシマ製のハロゲンフロアランプ(35W)をメインの照明として使用している。天井で反射するハロゲンランプの光はやわらかく,心が落ち着く。
ハロゲン球はDC12Vで駆動するため,フロアランプ本体にはACアダプタが付属している。先日,このACアダプタが過熱してコンセント器具を溶かしてしまった。少し前からスイッチの動作が不安定(スイッチを何度か入り切りしないと点灯しない,点灯中に勝手に消えたりまた点いたりする)という不具合も認められていたため,販売店経由でメーカーに修理を依頼した。
修理を依頼する際に,使用していたハロゲン球が定格オーバーの50Wの球だったことが判明。球切れのときに家電量販店でワット数を確認せずに購入していたのだった(ただし,後であちこちDIY店などを回ったが,35Wの球を在庫している店はなかった)。
アダプタの過熱はユーザー側の不適切な使用が原因であることが確実なので,修理は有償になるものと覚悟していたのだが,一週間ほどして戻ってきたときには,ACアダプタとスイッチが新品に交換されており,35Wの球も新品が2個入れてあった。そして修理費はなんと無料である。
購入から半年程度ではあったが,保証書も見当たらず,購入時の配達伝票のみで(しかもユーザー側に非があったにも関わらず),何も言わずに無償修理に応じてくれたキシマに,ユーザーサポートの真のあるべき姿を見た作者であった。某エレコム社にも見習っていただきたいものである。
・・・ただ,ここまで親切だと,メーカー側に後ろめたいこと(不良部品を使っていたとか)があったのではないかと邪推してしまうのは狭量というものだろうか。
2005/12/6追記 じつはこの後,フロアランプに欠陥の疑いがあって,闇改修だった可能性が高くなったため上記賞賛は撤回する。
【5月27日(火)】
▼ブックリストを更新。「霊(たま)の柩 霊の柩上上・霊の柩下下」(高橋克彦)読了。前作「竜の柩」に続いて,妄想系の作品となっていて楽しめる。新しい作品のネタバレは避ける方針なので詳しくは書かないが,タイムマシンもののSFを事前に読んでいるとより楽しめるかもしれない。
【5月19日(月)】
▼燃費レポートを更新(96,97,98回)。
【5月18日(日)】
▼危機的な居住スペース不足と,電源の騒音の酷さに鑑み,デスクトップのメインPCの使用は現在停止している。代わりにメインで使用しているのはモバイル用のカシオペアFIVAである。通常のメールやネット巡回と本Webサイトの更新にはこの程度のスペックで充分であり,ファンレスによるほぼ完全な無音動作には快感すら覚える。少し重い作業(CDのリッピングだとかMP3作成程度)には,最近作者宅に嫁いできたSOTEC製のA4ファイルサイズノートPC(PentiumIII 1GHz,128MB,20GB,WindowsME)を使ったりしている。
【5月9日(金)】
▼リンクページをメンテナンス。
▼先日パジェロのエアコンのガスを補充したが,なんとかゴールデンウィークを乗り切って,今のところ冷風が出ている。このまま夏を越してくれるといいのだが・・・。
【5月6日(火)】
▼久しぶりの新コンテンツ「ちぇぶの旅日記」を公開。一応写真ネタです。
▼ブックリストを更新。「霊(たま)の柩 上・下」(高橋克彦)を購入。
【5月1日(木)】
▼パジェロのバンパーアッパーカバーに関して,どこで買ったのか,いくらだったのか教えろとのお便りを頂いた。fromのアドレスに返信したところDelivery has failedで返ってきてしまったので,この場で回答させていただく。バンパーアッパーカバーは純正部品なので,ディーラーで注文,取り付けしてもらえる。値段は工賃別で\17,600だった。工賃は\3,000ほどだっただろうか。ご参考にしていただきたい。
【4月30日(水)】
▼右はKinoppy入魂のにゃんこと,函館土産にもらった毬藻マグネット,そして詳細不明のクマさんである。この3匹(?)のコラボレーションに深い意味はない。作者の単なる趣味である。
【4月29日(火)】
▼ブックリストを更新。「ダーウィンの使者[上・下]」(G.ベア)読了。ブラッドミュージック,永劫あたりは文句なく好きだが,その後のナノテク量子論理シリーズ(?)は政治劇っぽい部分がイマイチ合わずに入り込めなかった。本書はベアでは久々の当たりだったと思う。
【4月28日(月)】
▼燃費レポートを更新。去年の秋頃だったか,どうも冷房の効きが弱まっているような気がしてディーラでチェックを依頼したところ,異常なしと言われ,そのまま寒くなって忘れていたのだが,最近暖かくなり車内が高温になってみて,冷風がまったく出なくなっていることに気付く。ディーラに行くと,「ガス漏れの可能性もあります。でも点検するとけっこうな費用と時間がかかります」とのこと。しかもエアコンガス漏れの保障期間は3年であり,作者の車は4年以上経過しているため,保証が効かない。とりあえずのんびり点検に出している余裕はなかったので,ガスの補充(もちろん有料)をお願いして(ガス漏れでないことを祈りつつ)様子を見ることにした。それにしても,今回のディーラーの対応も横柄な態度で(購入時の担当営業とは違う人だった),三菱車に乗り続けるにはこのメーカーに対してかなりの愛が必要であると感じる作者であった。
ちなみに新型グランディスもCOLTに続いて非GDIエンジンを搭載している(超-低排出ガス認定でレギュラーガソリン指定)。環境に優しいつもりでGDIクラブのステッカーを貼っているユーザー(作者は貼っていないが)達の三菱広告に対する信用はゼロになったことだろう。
【4月16日(水)】
▼右の写真は日立駅前通りの桜。日立市は桜の多い街で,どこでもお花見ができる。
【4月7日(月)】
▼燃費レポートを更新(第94回,第95回,法定点検,タイヤ交換)。車の整備に関しては,専らディーラーにお任せの作者である。三菱正規ディーラーの対応は,業界でのシェアを反映してかそれなりである。作者がサンプリングした範囲では,トヨタや高級外車のディーラーと比べるとかなり劣る。まあ投資できるコストは業績を反映するだろうから,これは仕方がないことかもしれない。上記法定点検の際も,前回の整備のときに,「GDIの専用オイルを開発したので入れます。これは15,000km交換しなくてもOKです」などと言っていたくせに,今回はそれから4,000kmしか走っていないのに,サービスは「交換時期ですけどどうしますか?」とのたまった。高い車買ってやったんだからちゃんと記録くらい見て整備してくれ,とは言えない小心者の作者であった。
【3月30日(日)】
▼右は磯出大祭礼の行列を写したもの。なんでも72年に一度のお祭りだそうな。次回は2075年。どんな世の中になっているか,そもそも現生人類が戦争で自滅しないで生き長らえているか,気になるところだ。無事に次回が開催されたとき,人々は前回の資料を見て,相変わらず人間同士で戦争を続けている世界をどのように思うだろうか。
【3月11日(火)】
▼一部読者には好評(?)の写真ってグルメ紀行,更新が滞っているお詫びとして,第6弾は作者入魂の「バナナパウンドケーキ」をお届けする。悲劇の「原住民ホットケーキ」から苦節数ヶ月,ついにこのようなマトモなお菓子を公開できたことについて,作者は喜びを噛みしめている。ご協力・ご助言いただいた関係各位には深く感謝いたします。
じつはグルメ紀行冬季スペシャルとして,「本格派 水炊き」という鍋企画を予定していたのだが,うかつにも写真を撮り忘れてしまった。
▼ブックリストを更新。夜来たる(I.アシモフ)読了。SF短編のオールタイムベストとして外せない表題作,アシモフが21歳の時に書いた出世作である。
【3月3日(月)】
▼最近更新が滞っており申し訳ありません。作者にもいろいろと事情があるのです。
【2月10日(月)】
▼ブックリストを更新。「虚無回廊[I・II]」(小松左京)読了。著者のライフワークとも言われている本シリーズ。IIのあと8年を経て再開されており,現在はIIIが発売されているが,例によって文庫版待ちの作者である。
【2月4日(火)】
▼燃費レポートを更新(第93回)。
▼右はケロッピ(のつもり)とケロタン。ケロタンは眠いときに登場する。小人さんを伴う場合が多い。
【1月30日(木)】
▼ブックリストを更新。「プランク・ゼロ」(S.バクスター),「ダーウィンの使者[上・下]」(G.ベア)購入。ベアの作品は久しぶりである。ソニーマガジンズ社から出ているということだが,ここの本を買うのは今回初めてだ。
【1月24日(金)】
▼テレビで「千と千尋の神隠し」を放送していたので,ようやく観ることができた。感想だが,いまひとつかわいさが足りないと思う。どうせSFでないのなら,トトロのように「かわいさ」で勝負すべきだと思うがどうか。確か右のような生き物が出てきたような気がするが,こいつをもっと前面に押し出せばハリーポッターも目じゃない。
【1月23日(木)】
▼ブックリストを更新。「フラッシュフォワード」(R.J.ソウヤー)読了。「SFが読みたい!2002年版」でベストSF海外篇第5位に選ばれている作品。ヒッグス粒子を見つけようとする実験によって,人類の意識が数分間だけ21年後の未来に「飛んで」しまい・・・というシチュエーションから巻き起こるドラマ。当然決定論や自由意志は・・・という議論になるのだが,(高エネルギー物理の実験がなぜ意識の時間転移を引き起こしたのか等の)理論的な突っ込みはあまりなく,エンターテイメントな作品となっている。
【1月18日(土)】
▼燃費レポートを更新(第92回)。
▼右の写真はやはり衝動買いしてしまったうさぎ枕とチェブラーシカのハンドパペット(非ライセンス商品)。うさぎ枕は通常の3倍かわいいです。(ウソ)
【1月11日(土)】
▼燃費レポートを更新(第91回)。ガソリンの価格が新潟と日立で逆転している。これは未だかつてなかったことではないだろうか。
▼先日描いたチェブラーシカは「似てない」とお叱りを受けたので,ビデオを観て描き直しました。今度は胴がちょっと長かったかな・・・。
(1/12追記)何かが足りない・・・と思ってよく見直したらチェブラーシカの眉毛を描き忘れていたので,指摘される前に直しておきました。胴も若干短めに修正。この辺で勘弁していただきたい。
【1月7日(火)】
▼電器店の初売りを冷やかしに行った折,写真のリストレストを発見。つぶらな瞳に見つめられて,フラフラと衝動買いしてしまった。ちなみにサンワサプライの製品(モペッツ)です。
【1月6日(月)】
▼あけましておめでとうございます。拙いページですが本年もどうぞよろしく。
▼燃費レポートを更新(第89,90回)。平均燃費も安定してきているし,これ以上続ける意味があるのか甚だ疑問だが,惰性で続けることにする。GDIエンジンは従来エンジンに比べて,パワーは上がり,燃費も向上し,CO2排出量も減るという鳴り物入りで登場した技術だが,三菱の最新コンパクトカー「COLT」のエンジンは非GDIとなっており,しかも三菱車で初めて超−低排出ガス(三ツ星)の認定を受けている。「まじめ」に造ってみたらこうなったということで,今まではよほど不真面目に造っていましたと言いたいのだろうか。
▼ブックリストを更新。「ゴルディアスの結び目」(小松左京)読了。ゴルディアス四部作を収録ということでわりと有名らしいのだが,作者は知らなかった。哲学SFという感じで,正直後半(あなろぐ・らう゛)は挫折しそうだった。斜め読みでなんとか読了。四部作といってもストーリー上はまったく関係が無く,深層を流れるものが共通というか,そんな感じだろうか。
▼「チェブラーシカ」を描けというリクエストを頂いたので描いてみたのが右の絵。むー,なんとなく違うような・・・あ,石を投げないでっ!