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2007年03月31日

●仕事パソコン更新

職場でメインで使っているパソコンを更新した。メインマシンの更新は実に4年半ぶりとなる。今まで使っていたのはPentium4 2.2GHz,RAM1GB,HDD40GB,WinXPproという機械で,モニタは17"SXGAのLCD。さすがにHDDの空きは心もとなくなってきていたが,スペック的にそれほど貧弱という感じは最後までなかった。ただ,HDD不良のエラーをたまに出すようになっていたので急遽更新ということになった。

新マシンはIntel Core 2 Duo 6300 1.86GHz,RAM2GB,HDD150GBでOSはVistaではなくXPpro。モニタは古いものを使いまわす。Core2というのはOSから見るとSMPに見えるようだが,クロックは4年半前の機械より下がっている。これまで,マシンの更新といえばクロックが数倍に上がるものだったが,そういう時代はいつの間にか終わったらしい。

古いマシンで一番不満だったのはファイルサイズで数十MB,メモリ上に展開すると100MBを超えるようなWordやExcel,PowerPointファイルの編集作業である。描画点数が数万点とかのグラフなんかを何十枚もペタペタ貼るものだから,編集やスクロールに伴う再描画がちょー重い。Win98クラスの機械でこれをやらせたらたぶん固まるであろう作業だが,WinXP+1GBメモリなので固まることはないが,とにかく重い。

新マシンでこれがどのくらい快適になるか,というのがひとつのポイントだったが,早速やらせてみると,確かに3割増しくらいの速さだが,劇的に速いわけでもなく,5年近く待った割には期待はずれだった。それ以外の簡単な解析とか一般文書の作成ならこれまでも特に不満はなかったのだ。アプリの起動が3秒から1秒に短縮されたって,ぜんぜん嬉しくない。

ちなみにOfficeはいまだに2000だが,これを2007とかにすればもっと改善したりするのだろうか。あるいはビデオカードが効くとか?

ビデオカードといえば,先に述べたように一般的なオフィス用途ではパソコンの性能はすでに充分であり,更新間隔が延びている。そこでスペックよりも使い勝手に投資しようということで,そろそろデュアルモニタの導入が視野に入ってきた。メールとワープロとか,解析モデルと結果とか,一緒に見たいウィンドウというのはけっこうあって,デュアルモニタは(机上のスペースは必要だが)確かに有効な気がする。

そこで問題になるのが,今回の新マシンの拡張性だ。内蔵ビデオはマザーボードに載っているアナログ1系統のみ。昔はビデオカードを挿すAGPとかいうスロットがあった気がするが,中を見てもコンパクト筐体なのでそんなスロットはない。ビデオカードのカタログを見るとPCI Expressに挿さると書いてある。そこでマザーを見るとPCIはライザーボード経由で2系統あるが,Expressかどうかわからない。BTOでPCI Expressを選べる仕様だったらしいが,今回のマシン更新は人任せにしたため,これがExpress対応かどうかわからないのである。デバイスマネージャか何かで簡単に判断できないものだろうか?

2007年03月26日

●E501系とSuica

3/18のダイヤ改正後初めてJRに乗ったところ,今までは土浦以南でしか見かけなかったE501系だった。

この電車は発車・停車時にVVVFインバータから特有のドレミファ音(正確にはト短調のレ・ミ♭・ファ・ソ・ラ・シ♭・ド・レ・ミ♭・ファ・ソ〜)が鳴るのが楽しい。最近2階建てグリーン車の付いたE531系も投入されたし,永らく冷遇されてきた常磐線もTXとの競争などで少しは変わりつつあるのかもしれない。

また,Suicaの動作もいつの間にか変わったのだろうか。今までは改札に入るときに初乗り運賃が引き落とされ,改札を出るときに残額が引き落とされる,という動作だったハズだが,今日は改札を入るときには引き落としはなく,出るときに一括でその区間の料金が引き落とされたように思う。

ちょっと前に台風だか何かで,ホームまで入ったはいいが列車が運休になってしまい,Suicaの払い戻し手続きのために長蛇の列ができて不評だったことを受けて,見直しを検討中という話だったと思うが,ようやく改善されたということだろうか。

2007年03月25日

●フルート練習サボり中

年度末は忙しくてなかなか楽器に触ることができないWebmasterである。

「一日練習をサボると,取り戻すのに三日かかる」というのはスポーツでも楽器でも通説らしいのだが,その理屈でいくとWebmasterは始めた頃よりヘタクソになっているはずだ。

社会人で毎日練習の時間をひねり出すのは実際なかなか難しいと思うし,市民吹奏楽団の人なんかは大変だろうと思う。

忙しいときでも息抜きは必要,ということで今日は定例の練習(遊び)会。トロンボーンとホルンのゲストプレイヤを迎えて,○ィズニーメドレー(じゃすらっく的に問題があるとマズいので伏せ字)。譜面が高度すぎてとてもついていけないので,全身全霊を込めて最初の4小節だけ一緒に吹かせていただいた。それでも周りが上手だと気分がいいものである。

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●蔵出し写真 かみね公園と猫

年度末は仕事が忙しくてネタがないので昔の写真でお茶を濁そう。

ペンタSPの修理後に撮ったもの。2007年1月の中旬くらいだったと思う。ISO100のフィルムで室内だと,絞りはほとんど開放になるのでフォーカスがシビア。でもなかなか面白い写真が撮れる。

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ASAHI PENTAX SP / SuperTakumar 1:1.8/55
FujiFilm SP100

2007年03月23日

●ミステリ読了 赤緑黒白

「赤緑黒白—Red Green Black and White」(森博嗣)読了。紅子さんと愉快な仲間たちが活躍するVシリーズの完結編。感想はもう何を書いてもネタバレになってしまうので,何も書けない。結構衝撃的だったので,しばらくSFでも読んで冷却しよう。

2007年03月18日

●ミステリ読了 朽ちる散る落ちる

「朽ちる散る落ちる—Rot off and Drop away」(森博嗣)読了。紅子さんと愉快な仲間たちが活躍するVシリーズ第9弾。

未読SFの消化が進んできたので,ちょっと気分を変えて久しぶりに森ミステリィ。六人の超音波科学者と同じ超音波研究所が舞台で,続編という位置付け。

Vシリーズも終盤で,終わり方が気になってきた。読み進めるに連れてシリーズの行方が気になってしまう,優良読者のWebmasterであった。

2007年03月14日

●ハニービーとラジコン界

Youtubeでハニービーの動画を見ていると,3ch化や4ch化などかなり凝った改造をして遊んでいる人もいるようで,ラジコン界というのも相当ディープな世界だと感じる。

子供の頃は組み立て式の電動ラジコンカーが流行っていて,Webmasterも親にねだって買ってもらった。裕福な家庭ではなかったのに無理を言って親には迷惑をかけたと思う。お金持ちの子は改造部品(強力なモータとか,軸受けのベアリングとか)を買ったりしていたが,組み立てスキルは財力とは無関係なので,何度かWebmasterのところに「走らないんだけど」とヘルプが来て組み立てを手伝った記憶もある。

大人になったら絶対に,思う存分ラジコンカーを買って遊ぼうと心に誓っていたのに,実際に大人になってみると,公園でラジコンを走らせる勇気もないし,そもそもラジコンで遊んでいる人も(大人も子供も)見かけない。まあ,車は大人になれば本物を運転することもできるし,同じラジコンでも興味は飛行機やヘリに移るのかもしれない(河原などで飛行機ラジコンを飛ばしている人はたまに見かける)。子供はゲームとかトレーディングカードの方が楽しいのかも。

ハニービーは近所のスーパーでは売り切れだったので,トイザらスまで買いに行った。売り場は子供向けの中心はゲーム,そしてかなりの面積を占めているのが大人向けとしか思えないハニービーをはじめとするホビーである。ただ,模型専門店ではないので,電池を入れればすぐに遊べるものが多い。最近はプラモデルでも,「完成品は売っていないのですか?」と質問してくるお客がいるのだとか。

そういえばピートvsハニービーの動画はなかなか好評らしく,閲覧数が順調に増えている。今のところ,ハニービーの動画の中ではダントツでかわいいと自画自賛している(ジャンルが違うという説あり)。

2007年03月12日

●SF本読了 グラン・ヴァカンス

「グラン・ヴァカンス 廃園の天使I」(飛浩隆)読了。

人間(ゲスト)の訪れなくなった仮想リゾート空間で取り残されたAI達が繰り広げる物語。永遠に続くかに思われた夏の日々に異変が・・・。という背景(プロット)は著者あとがきにあるように新味は無いかもしれないが嫌いではない。話も面白いと思うのだが,描写が痛々しくてホラーかと思うような残酷な場面が多かったのが個人的には辛かった。

現実(リアル)で出来ないことが実現できる仮想リゾート空間という成り立ちを考えれば,現代の残虐系ゲームの例を挙げるまでもなく,残酷なシーンが出てくるのはある意味必然なのかもしれないが,それを正面から描かれるとやはり辛い。

さて,生身の人間の場合,与えられる苦痛のレベルがある程度大きくなると感覚遮断(意識喪失)が起きてそれ以上の苦痛は感じずに済む(たぶん)。一方AIはソフトウェア的に感覚遮断が禁止されてしまうと,痛みの変数(?)の上限値まで苦痛を感じ続けなければいけない。ここで仮に,ネコに噛まれた痛さが100,骨折の痛みが10,000だったとしよう。変数がintで宣言されていれば痛みの上限は骨折の時の3倍で済む。しかしこれがlongだったりdoubleだったりしたら...

考えるだけで痛くなってくる。

著者のノート(あとがき)より引用

ここにあるのはもしかしたら古いSFである。ただ,清新であること,残酷であること,美しくあることだけは心がけたつもりだ。飛にとってSFとはそのような文芸だからである。

2007年03月10日

●今日の落書き 見返りピート

陽だまり堂さんで見た瀬戸焼きのグラスにインスパイアされました。

あ,売約済みになってる...。買っておけば良かったかな。

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2007年03月09日

●オーディオの常識

「オーディオ常識のウソ・マコト」(千葉憲昭)という本がある。ずいぶん前に読んだので紹介する機会がなかったが,森博嗣氏のブログで紹介されていたので思い出した。

宗教やオカルトに陥りやすいオーディオ趣味では,こういった真面目な本を読んで道理を押さえておくことが重要かと思う。

もっとも最近ではオーディオといえばiPodという感じで,据置き型のCDやアンプを使っているのは本当にごく一部のマニアだけになってしまったかもしれない。

2007年03月04日

●今日のホビー ハニービー

室内で飛ばせるエアロソアラは,楽器練習のときに広いレッスン室に持って行ったりして結構楽しんでいたのだが,度重なる墜落で損耗したのか,ラダー(垂直尾翼の舵)が動かなくなってしまった。

エアロソアラでは充分遊んだので,次はやはりヘリが欲しい。最近ではなんと室内で飛ばせるラジコンヘリが¥4,000で買えてしまうのだ。CCPのハニービーである。まったく夢のような時代だ。

ハニービーの操作は2チャンネルのデジタルプロポで,赤外線コントロールとなっている。高性能なリチウムイオンポリマ電池を積んでいて,プロポと接続して30分の充電で約5分間の飛行が可能。エアロソアラは30秒(実質的には1フライト)しか飛べなかったので,ずいぶん長く遊べる感じがする。

実際に飛ばしている様子は動画で紹介しよう。動画が見られない環境の方には申し訳ない。

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