週末は体育館を8名で1日借り切るという贅沢な遊びをした。贅沢といっても公共施設なのでひとり100円程度の出費である。
とはいえ体育が元々苦手なWebmasterは,空き時間の遊びとして前から気になっていたゴム動力ライトプレーンを飛ばすことにした。スーパーの駄菓子コーナーで180円で売られているモノだ。
この手のライトプレーンは子供の頃にもう少し上等なモノ(500円くらい)を試したことがあるが,河川敷で飛ばしたら風に乗って飛んで行ってしまい,1フライトで無くしてしまった経験がある。うまく飛んで嬉しかったけれど,せっかく作ったのに無くなってちょっと残念だった。
さて,180円の機体であるが,意外とよく飛ぶ。基本的には手で持って軽く投げて離陸するタイプだが,床に置いて自力滑走離陸も可能(プロペラの反力で左旋回するが)だった。飛距離は体育館縦断とまではいかなかったが,半分以上は飛ばすことができた。何度か天井の鉄骨に引っかかりそうになって焦ったほどである。
ゴム動力のライトプレーンも趣味としてはディープにやっている人たちがいて,ゴムが解放したあとは空気抵抗になるプロペラを自動的に折り畳む機構(折れペラ)だとか,風に乗って飛んで行ってしまうのを防ぐために,火縄を使った時限タイマで尾翼をポップアップさせる機構(デサマ),ゴムを自動で巻き上げるワインダーなどがあったりする。また各地で競技会も行われている。