一総通の試験科目は,無線工学の基礎,無線工学A,無線工学B,法規,英語,地理,電気通信術の7科目あります。
そのうちの電気通信術は,とても速いモールス信号を送受信することから,特殊で難しい試験といわれています。
私は当初,無線工学の基礎,無線工学A,無線工学Bが免除される一陸技の資格を取得したことで,残り4科目なら合格できるのではないかという軽めな気持ちでいました。
先に筆記科目である英語と地理と法規の科目合格が取れれば,3年間はその科目が免除されます。その間に通信術を取る算段です。
一総通試験をはじめて受けたのは,2018年3月。狙い通り,筆記科目を合格しました。そして科目免除が切れるギリギリの2021年3月に残りの通信術に合格しました。計画通りといえなくもないのですが,大変な3年間でした。
この試験の受験記を検索したとき,その数の少なさに驚きました。
そしてそのほとんどが通信術を残したまま途絶えていました。
調べるほど恐ろしさを感じる試験です。
気を取り直して合格記を検索してみると,もともと通信術に自信のある方ばかり。
この試験を受ける下地みたいなものが無い自分が,はたして3年で合格できるのか不安もありましたが,こうして合格記を書けているので,受験しようと検索してきた方には,少し安心していただきたいと思います。
少ないサンプルのひとつになると思い,アップしました。