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2006年05月28日

●エンジン内蔵自転車用タイヤ

更新が滞っており,数少ない読者の方にはご迷惑をおかけしている。
まあ過去には2ヶ月ほど更新がストップした時期もあったことだし,毎日ではなく思い出したときにチェックしていただく程度がこのサイトではちょうどいい感じだと思う。

inside outで知った,RevoPower The Wheel。これはパワーアシスト付き自転車などよりもずっとスマートで素敵。残念ながら日本では法規制があって公道では乗れない。

安全は確かに重要だが,セグウェイや上記のアイテムなんかでも安心して走れるようなインフラがあればいいのに。

そういえば近所にある大きな交差点には,歩道橋があって横断歩道(歩行者信号)がなかったのだが,高齢者やベビーカーの人から苦情続出で,結局横断歩道も付けることにしたらしい。これで高い工事費で造った歩道橋を使う人は居なくなるだろうし,横断する高齢者の事故も起きるだろう。無駄というか中途半端というか...。どうせやるなら最初からエレベータ付きの地下道でも整備すべきだろう。

2006年05月20日

●MB CLK Coupe

コンビニで見つけた食玩「Kitahara world car selection」。特に集めるつもりはないが,ブログのネタにひとつサンプリングしてみる。

入っていたのはメルセデスベンツCLK Coupe(2002-2005)。うーん,なんだかつまらない車を引いてしまった,というのが感想。メルセデスベンツは運転したことも乗せてもらった経験もない。

セルシオ(レクサス)に乗るくらいならベンツかな,という気はするがどうせ買えないし,買えるほど金があったとしてもたぶん買わないだろう。クーペだから1人か2人で乗る用途だろうが,それだったらもっと小さくて運転の楽しそうなクルマがいい。

高級車に詳しい友人のしんのすけさん,ベンツってどうですか?

監修の北原照久氏のコメント(抜粋)

ベンツなのに変な威圧感もないし,無理している感じもしない。なによりCLKはエレガントだよね。

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2006年05月16日

●ラジオドラマ

NHK-FMの青春アドベンチャーで「太陽の簒奪者」をやっているというので,何年ぶりかでラジオドラマを聴いてみた。

ラジオドラマというのはSF向きのメディアという点で小説と似ていると思う。あまりにもスケールが壮大すぎてテレビドラマや映画では映像化不可能か,莫大な予算が必要な作品でも,「音だけ」ならなんとかなる(映像はリスナが頭の中で創造する)からだ。

もう10年以上前になるが,青春アドベンチャーは欠かさず聴いていた時期があって,SFに限らず名作が多かったという記憶がある。内容は忘れてしまったが「皇帝の密使」なんていうタイトルだけ記憶に残っている。マージャン合体ロボ「サンバイマン」なんていうのもあった。

青春アドベンチャーは平日夜の15分番組で,2週間で10話というのが多かったと思うが,土曜にはFMシアターという1時間番組もあって,こちらもたまに聴いていた。今でも気になっているのは,「宇宙船で金(キン)の採掘に出掛けて,長い年月の末に帰還してみたら金が化学合成出来るようになっており,せっかく採掘してきた金が無価値になり途方に暮れていたが,なぜか大量に積んでいた昔のビール瓶が物凄い価値になっていて...」というような話。うろ覚えでタイトルもわからないが,面白かったという記憶がある。ラジオドラマになったということは,小説などの原作が存在すると思うので,ご存知の方がおられたらご一報いただきたい。

たまにだが,ダミーヘッド録音の番組もあった。これはヘッドフォンで聴くと大変豊かな臨場感が得られる技術で,夏の夜に必ずやる怪談話など,まさに身の毛もよだつ恐ろしさだった。当時はダミーヘッド録音が何のことかわからなかったが,なんのことはない,マネキンの頭部(つまりダミーヘッド)の耳の中にマイクを仕込んで録音するということだった。バイノーラル録音と言ったりもする。最近は多チャンネルのソースとスピーカで臨場感を演出する映画も多いが,肝心の画が正面にしか見えない点で違和感が大きい。臨場感という点ではダミーヘッド録音+ヘッドフォン+暗い部屋(or目隠し)には敵わない。アミューズメントのオバケ屋敷等でこれを応用しているところもある。

今はどうか知らないが,実力派の声優さんが出ていることも多く,声フェチの人にもオススメである。

2006年05月14日

●SF本再読 タウ・ゼロ

「タウ・ゼロ」(P.アンダースン)[bk1]読了。4年ぶりの再読になる。減速装置が破壊され,光速に向かって限りなく加速しつづける宇宙船がその先に見るものは・・・。という設定のハードSFの金字塔。

1992年のベストSF海外編の第1位に選ばれているが,原著が書かれたのは1970年。しかしその輝きは今読んでも色褪せることがない。スケールの壮大さで言えば,これを超えるのは文字通りの「永久」とか「無限」というテーマを扱ったいくつかの作品に限られるだろう。巻末に金子隆一氏の科学解説も付いており,とってもお得。

ちなみにP.アンダーソンは「永劫」のG.ベアの義理の父親なのだそうだ。これにはちょっと驚いた。

2006年05月13日

●サイト更新情報 ストップくんニュース

ストップくん非公式応援ページを更新。ストップくんニュース「ストップくんイラスト集公開!」を追加。

日立電鉄交通サービスのバスの中で,ストップくんの大きめのぬいぐるみを窓にぶら下げている運転手さんがいて,そんなバスに当たった日は,ちょっとトクした気分になる。

stopnews20060327.png

2006年05月09日

●ミステリ読了 有限と微小のパン

有限と微小のパン—THE PERFECT OUTSIDER(森博嗣)[bk1]読了。S&Mシリーズ完結編。とうとう読み終えてしまった。これでもう犀川先生と萌絵ちゃんの楽しい掛け合いが読めなくなると思うと寂しい。

感想は何を書いてもネタバレになりそうなので難しいところだが,「そうきたか」「やられた〜」感はけっこう強い。1作目「すべてがFになる」と並んでSFっぽい話になっている。

2006年05月08日

●続インドア派のアウトドア道具好き

2000年に購入して,試しに寮の玄関でコンビニの鍋焼きうどんを作って以来使う機会のなかった,コールマンのシングルバーナーが,ついにアウトドアで日の目を見ることになった。

手軽さで言えば,ガスを使うタイプが圧倒的に便利で,小さめのカセットコンロを使うのもいい。それに対してこのシングルバーナーは燃料は手の汚れるホワイトガソリンだし,着火時と燃焼中に加圧のためのポンピング操作が必須であるなど,なかなか面倒くさい。その不便そうなところがまた道具好きマニアの心をくすぐるのだ。だがしかし,Webmasterは小心者であるからして,今まで屋外の人目に付くところでは,「もしうまく火を起こせなかったらカッコ悪いな」と思ってせっかく買ったシングルバーナーを封印していたのである。

今回Kinoppyに励まされて誘われて,それでもあまり人がいそうにない近所の自然公園に出かけていって,さらにその中でも人通りの少なそうな東屋で,緊張しながら火を起こしてコーヒーを淹れたのである。本体と合わせて買ったホワイトガソリンもだいぶ古くなって,ちゃんと燃焼するか心配だったが,なんとか大丈夫だったようだ。燃焼時のゴーっという音はけっこう大きく,かなりちょっと怖い。もし配管に穴でも開いてガソリンに引火したら大変なことになるな,などと想像をするものだからますます怖くなって,お湯が沸くまでの時間がとても長く感じられた。

幸い,お湯も無事に沸かすことが出来て,シングルバーナーも役目を果たせて良かったと思う。この調子ならたまには外でコーヒーを飲んだりラーメンを作ったりするのも楽しいかもしれない。とにかく,最初に買ったガソリンがまだまだ余っているのである。

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2006年05月06日

●中学生の読書

「中学生はこれを読め」 書店主が推薦リスト、全国波及(asahi.com)
http://www.asahi.com/life/update/0506/003.html

札幌の本屋のオヤジは気がついた。「最近の中学生は本を読まないと言うが、うちには彼らのコーナーがなかった」。オヤジは500冊のお薦めをリストアップし、専用の棚を作って、こんなキャンペーンを始めた。(以下略)

500冊のリストは「これ読め」のホームページで見ることが出来る。

いくら今どきの中学生が読書しないからといって,「これを読め」って押し付けがましくリストアップされてもどうなんだろうか。おせっかいというか余計なお世話というか。どうでもいいけどSF少なすぎません?ざっと眺めても「アルジャーノンに花束を」,「夏への扉」,「ジュラシックパーク」くらい。同じフィクションでもファンタジー作品はけっこうリストに挙っているのになんか偏ってるなと。どうせリストアップして全国展開するなら,おやじ一人の独断じゃなくてもうちょっとなんとかならなかったものかと。つまりSFが少ないとWebmasterは言いたい。

そういうWebmasterの中学時代の読書はどうだったのかというと,じつはまだSFには目覚めていなかった。中学生の頃に小遣いをファミコンやマンガなどに無駄遣いせずコツコツとSFを買ったり図書館で借りたりしていれば今頃1000冊くらいは楽勝で読めていただろうにと後悔することしきりである。

当時何を読んでいたかと言えば,フィクションは図書室でホームズをたまに借りていた程度で,あとはブルーバックス(ハヤカワ青背ではなく,講談社の新書の方)の宇宙モノをちょっと背伸びして読んだり,MSXの雑誌(ゲームのプログラムリストが載っていて打ち込んで遊ぶ)を買っていた程度。いずれにしてもヒマがあった割に読書量は極端に少なかった。

友達には毎週毎週図書室で10冊ずつ借りるような強者も居たが,だからといって大人になっても読書好きかどうかというのはまた別問題のような気がする。

とにかく何が言いたいかというと,500冊のリストにもっとSFを入れてはどうか。(しつこい)

2006年05月05日

●ルービックキューブ

ルービックキューブを実家で発掘。1980年の発売以来,全国的にブームになった。どのご家庭にもひとつはあったのではないだろうか。Webmasterの実家でもキーホルダータイプやらその後出たマジックスネーク(スネークキューブ),ルービックマジック(パネル状のモノ)などがあった気がする。ただ,パズルとしての完成度はやはりルービックキューブがダントツで,その他のものはいろいろな形を作って遊ぶという別ジャンルの商品だったと思う。

正統的な関連商品としては2x2のミニタイプ,4x4のルービックリベンジ,5x5のプロフェッサーがあるが,これらは実家にはなかった。難しすぎて挑戦する気がしなかったためだろうか。

当時は1面揃えるのがやっとで,何かの偶然で2面までは揃うことがあっても,とても6面を揃えることはできなかった。ヤケになって一度分解してから組み立てたという恥ずかしい記憶がある。今はルービックキューブの部屋などで攻略法が公開されており,これを見ながら無事に揃えることが出来た。当時揃えられた人も,本などで攻略法を見て暗記しただけという人が大半だったのではないだろうか。位置関係を頭の中で把握しながら独力で6面揃えるのは相当難しいのではないかと思う。

6面を早く揃える解法なども研究されており,プラネット・パズルでスピード・キューブ(揃える早さを競う)の動画を見るとそのあまりの早さにちょっと驚いてしまう。

とにかく,ファミコンが流行る前はこういうもので大人も子供も嬉々として遊んでいたのである。

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2006年05月04日

●ミニチュア ディズニーシー

ディズニーシーもミニチュア写真風にしてみる。 鉄道模型などのジオラマは本物に近づけることが楽しみだと思うが,これは逆で本物の写真を偽物っぽくディフォルメするという遊び。

●模型の街

syntherealinside outを参考にして,街の風景を「ミニチュア写真」風にしてみる。
少しは模型の街のように見えるだろうか。