●SF本再読 百億の昼と千億の夜
「百億の昼と千億の夜」(光瀬龍)を再読。Kindle版。
小説版もマンガ版も持っているけれど,実家に置いたままで最後に読んだのは(自分のWebサイトの記録に残っていないということは)15年以上前ということになる。
日本SFの金字塔と呼ぶにふさわしい名作。「マイナス・ゼロ」とともにオールタイムベストに必ず入ってくる作品。ついKindle版も買ってしまった。
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「百億の昼と千億の夜」(光瀬龍)を再読。Kindle版。
小説版もマンガ版も持っているけれど,実家に置いたままで最後に読んだのは(自分のWebサイトの記録に残っていないということは)15年以上前ということになる。
日本SFの金字塔と呼ぶにふさわしい名作。「マイナス・ゼロ」とともにオールタイムベストに必ず入ってくる作品。ついKindle版も買ってしまった。
実家から譲り受けたサツキの盆栽(というか鉢植え)、父の他界後は手入れがされておらずかなり弱っていたようで、もらってきて鹿沼土を入れて植え替えて、施肥もしたけれど2年間は花をつけなかった。
父が遺したものなので、できれば枯らしたくないと思いつつ見守っているという話は、新聞から取材を受けた時にもした。
今年に入ってから、どうやら蕾らしいものが付いたことには気がついていたけれど、いやいやまだ楽観はできないと慎重に見守っていたが、徐々につぼみらしくなってきた。
サツキというくらいで5月に咲くものと思っていたが、5月になってもまだ蕾は膨らみきらず、咲く気配もない。で、とうとう6月になってしまった。どうやらサツキと言っても咲くのは5月の下旬から6月なのだそうで、一安心。
で、ひとつだけ大きく膨らんだ蕾がようやく開花した。木の大きさからすると花が大きく、これでは確かに元気がないと咲かせられないのだろう。
その後は次々と開花して賑やかに。白い花でところどころにピンクの柄が入る感じ。毎回こんな感じに咲くの
だろうか。
父は何も言わなかったけれど、毎日水やりや手入れをして、毎年こんな風に花を咲かせて、それを家族に見せるのが楽しみだったのかな、なんて考えてしまった。
ALL ASIAN DX CWコンテスト(規約)は、昨年初DX(海外)交信をしたコンテストである。こちらから送るコンテストNo.は年齢なので、メモリーキーヤを使ってロシア,東マレーシアと交信できた。
今年は先日のWPXと同じく、FT-817とZ-817(チューナー)、アンテナはベランダにモービルホイップ(RHM5)を仮設して臨んだ。バンドは21MHz(15m)シングルにしようと思ったけれど、たまたま28MHz(10m)も開いた時間があったので、オールバンドで。
WPXと違って、国内局同士の交信は点にならないので、とにかくDXで聞こえる局を呼ぶのだが、弱小設備の上にコンディションがあまり上がらず、苦戦を強いられた。
とにかく開始直後はパイルアップなので、とても太刀打ちできない。一通り待っている局が終わってから呼ぶのだがそれでも厳しい。
FT-817のCWフィルタ(300Hz)を入れた状態でS8くらい振れる局を片っ端から呼んでも、反応があるのは5局に1局程度。?とかAGNが返ってくればまだマシで、多くは完全にスルーで、CQを繰り返すばかり。
コールサインをなんとかコピーしてもらっても、ほぼ確実にNR?(コンテストナンバーを再送せよ)が返ってくる。
比較的反応が良かったのはK(西海岸)、ZL(ニュージーランド)、VK(オーストラリア)で、意外と厳しかったのはアジアロシア。ヨーロッパ方面は聞こえてもまったく届かず。ベランダの向き(南東)も影響していたと思う。中国、東南アジアも今回はダメだった。
終わってみれば交信数は15局で、確実にcfmしていると自信のあるのは10局くらいかなぁ。
マルチ:
21MHz HL,K,UA,UA9,UN,ZL
28MHz 5W,VK
今回は割と無線機に向かう時間も長かったし、これ以上のスコアを狙うなら、リグ(パワー)かアンテナかロケーションのどれかをアップグレードしないと厳しいかもしれない。
厳しい戦いを強いられているおかげ(?)か、最近コンテストでもメモリーキーヤーは使っていない。AGNだとかNR?を打たれたときに、コールサインだけとかNRだけ何度か繰り返すとか、メモリーキーヤーだととっさの応用が効かないので。そういう意味では鍛えられているのかなぁ。
LoTWではたまたま最初に交信できたUN(カザフスタン)がNew。
「機龍警察 暗黒市場」(月村了衛)を読了。Kindle版。
まだ文庫化されていないのでKindle版の価格も高かったけれど,文庫化なら二分冊になりそうなボリュームだったし,まあ仕方がないか。
ヘヴィな話だったけれど,楽しく一気に読めた。まだまだ続きそうな感じ。
コンテストは順位の付く他人との勝負ということになるが、アワードというのは記録への挑戦になる。
ある特定の条件を満たすアマチュア無線局と交信するというのが共通のルールで、国内外のアマチュア無線連盟や企業が発行しているアワードから、クラブ局などのグループや個人で発行しているものもある。
開局して1年半ほどで申請したアワードをご紹介しておこう。
<日立アマチュア無線クラブ創立50周年記念アワード(規約)>
<まくらが50アワード(規約)>
<JAIAアワード(2013年の規約)>
<AJDアワード(規約)>
各アワードを申請するときには特記というのがあって、私なら例えば全部CWの交信でした、とか全部QRP(5W以下)の交信でした、とか。
世界のアワードの中には、学生の頃にアマチュア無線を始めたとしても、一生かかっても達成できない非常に困難なアワードもあって(例えば全世界のすべての国と交信するとか、コールサインのサフィックスの組み合わせAからZZZまでの18000通りを全部集めるとか)、そういうものの獲得をライフワークにしている人もいる。
アワードを達成したからといってお金がもらえるわけではなく、それどころかお金を払って賞状を頂戴する(AJDは1000円)のだ。それがアマチュア無線家という人種である。
「ヴォイド・シェイパ」(森博嗣)を読了。Kindle版。
新シリーズ。ヴォイド・シェイパシリーズということで良いのかな。装丁が美しいという評判だけれど,残念ながら単行本を並べておく場所はないのでKindleで。
ミステリというジャンルに入れていいものかどうかわからないが,SFかミステリか,と言ったらミステリかなぁ。侍が主人公の時代小説風。とても面白かったので,続きが楽しみ。