●野外ライブ鑑賞
仕事が終わってから近所でやっていた野外ライブを見物に行った。
最近はフルートの練習もすっかりサボっているWebmasterだが,先日Kinoppyのゆかいな吹奏楽仲間たちが集う楽器お試し会に参加して,いろいろな楽器に触り,自分でも何か楽器がやってみたいとすっかり感化されてしまった。野外ライブではジャズやスカのバンドも出ており,なかなか参考になった。
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仕事が終わってから近所でやっていた野外ライブを見物に行った。
最近はフルートの練習もすっかりサボっているWebmasterだが,先日Kinoppyのゆかいな吹奏楽仲間たちが集う楽器お試し会に参加して,いろいろな楽器に触り,自分でも何か楽器がやってみたいとすっかり感化されてしまった。野外ライブではジャズやスカのバンドも出ており,なかなか参考になった。
仕事が煮詰まっているというのに,疲れた頭でプログラムを書きたくなってしまうWebmasterである。
以前紹介したalgoというカードゲームを,rubyで書けないだろうか?という軽い気持ちで設計も何もせずにいきなりコードから書き始めてみる。
せっかくなのでオブジェクト指向っぽく,
・カードクラス(黒・白・番号,裏表などのメソッドを実装する)を作る
・カードクラスを継承した手札クラス,さらに手札を継承した「山」クラスを作る
という感じにして,札を山から引いて並べるところまでは(コマンドラインプログラムだが)一応できた。
あとはCPUの思考ルーチンだ。
相手のカードでオープンになったものや,双方のアタック履歴などはスタックにためていけば忘れることがないので強そうだとか,でも相手のカードの推論はどうしたらいいだろうとか,いろいろ考えてはいるがなかなか進まない。
そのうちCGIにしてみたいところだが,例によって完成がいつになるか,そもそも完成させることが出来るのか,疲れた頭で途方に暮れているところである。
参考URL(algoのルールなど): algo!algo!
リビングでCD,DVD,ラジオ,iTunesミュージックの再生を一手に引き受けているWebmaster家のオーディオセンターBOSE WestBorough WBS-1EXIII(PLS-1510)だが,ネコによるイタズラ防止と美観上の配慮により,当初からフタの閉まるキャビネットの中に設置していた。
美観も良好だし,ホコリも積もらなくて良い考えだと思ったのだが,ひとつ問題があった。PLS-1510には排熱用のファンがなく,内部のヒートシンクと金属シャーシからの自然放熱となっている。最近のAVアンプにはファンが付いているものも多いが,電気的ノイズの元にもなるしそもそも音楽を聴く機械でファン騒音を出すわけにはいかないという,ある意味当然の設計思想と言える。
だがしかし,フタの閉まるキャビネの中に置いていると,空気の対流が悪く本体が異常に熱くなるのだ。それでも保護回路が働いて電源が切れるとか,動作に異常が出るようなことはなかったのだが,あまりに熱い筐体を触るたびに不安を感じていた。
そこで対策である。最初はAirMac ExpressにUSBポートがあるので,USBから電源を取るおもちゃの扇風機でも使おうかと思ったのだが,評価を読むと「所詮おもちゃであり,風量は期待できない」とのこと。そこでホームセンタで物色すると,AC駆動の小型工業扇が2千円ほどで,大きさもちょうど良かったので買ってみた。
早速BOSEの筐体の横に設置して回してみると,ファン騒音はまったく気にならないし,冷却効果も絶大である。名付けてBOSE強制空冷システム(BOSE Forced Air Cooling System ; BoFACS)。コンポやアンプの冷却に苦労している向きは参考にしていただきたい。
ピートが爪を引っかけてまたキートップがもげた。
ノートパソコンのキーボードはこのようなパンタグラフタイプと呼ばれる形式のものが多い。軽いキータッチで,デスクトップ機のおまけで付いてくるキーボードに比べれば入力の感触は良いが,メカニカルキーボードのような爽快感(?)はない。
このようにキートップが外れてもツメの位置を確認して上から押し込んでやれば簡単に元に戻せる。が,ツメが折れてしまったらおしまいだ。今回はパンタグラフ側の引っかかりが外れていて,キートップを乗せて押し込んだだけでは元に戻らず冷や汗をかいた。隣のキートップもわざとはずして,パンタの構造を確認して直したら無事に復旧できた。
「小説『聖書』新約篇」(W.ワンゲリン)[bk1]読了。98年の発売当初に旧約篇,新約篇のハードカバーを買ってあって,旧約篇は一応読んだのだが新約篇は長いこと未読本リストに残っていた。ハードカバーなので持ち歩いて読むことができないし,旧約篇で神様は相当わがままで酷いやつだと感じたので新約篇を手に取る気にならなかった,というのもある。
とはいえ,SFを読むにしてもキリスト教的世界観は一般常識として知っておく必要がある(メジャな海外SF作家はたいていキリスト教圏在住だし)ということで,寝る前に1ページでも5行でもいいからと思ってコツコツ読み進め,ようやく読了。
ナザレのイエスが言いたかったことはつまり,「規則(律法)に盲従するのではなく,良いことをしましょう」という感じだろうか(無理矢理まとめ過ぎ?)。
現実の世界はといえば,未だに旧約聖書的な考え(異教徒はとにかく絶対悪なので滅ぼしてしまえ)の人だらけで,表面的にはキリスト教信者であるはずの世の中の大多数の人も,イエスの教えなどまったく無視しているように感じるのはWebmasterだけだろうか。
子供の頃から基本的にはインドア派だったWebmasterはブロックで遊ぶのが好きだった。本当に小さい頃はパーツの大きい幼児用ブロックで遊んでいたが,手先が器用になると,LEGOブロックが欲しくなる。
デパートのおもちゃ売り場に連れて行ってもらうと,たくさんあるLEGOの中から400円とか500円の小さなキットをねだるわけだ。値段の張る基本セットや大型キットに比べると,例えば小さな自動車一台分と人形1体とか,最低限の部品しか入っていないが,何回分か合わせるとそれなりにパーツが揃ってきて,想像力を発揮すればいろいろなモノを組み立てて遊ぶことができる。
買ってもらうキットを選ぶときは,その完成形態は実はどうでもよくて,自分の欲しい部品が入っているか,汎用的に使えるパーツが多く入っているか,ということが重要なわけだ。
また,持っている限られた種類と数のパーツの中で求める形を実現する,それを考えるのもまた楽しい。むしろ基本セットなど与えられない方が,想像力が発揮できて良いかもしれない。
よく作ったのはやはり乗り物で,気に入った形が出来るとやはりお気に入りの人形と一緒に布団の中に潜り込んで「探検ごっこ」とか「秘密基地ごっこ」をするわけである。そのとき布団は未知の洞窟であり,険しい山岳であり,月面や火星の渓谷となった。人形は極めて単純な造形(全体の自由度を合計してもたった7しかない)であったが,けっこう感情移入していて,手がもげたり顔の模様が擦り切れて消えてしまうと悲しかったものだ。
写真は食玩として売っていたモノで衝動買いしてしまった。人形の意匠は凝っているが,構造や規格は昔から変わっていない。
子供の頃は指をくわえて見ているしかなかった基本セットだって買える身分になったが,子供の頃のような創造性が発揮できるだろうか...。
「フレームシフト」(R.J.ソウヤー)[bk1]読了。そろそろSFも読まなければと,危機感に駆られて近所のスーパーの書店に行った。わずかに(本当にごくわずかに)置いてあるハヤカワ青背の中から,未読かつ読む価値のありそうな本を探して,本書を手に取った。ハードSFでは無さそうだが,今までに読んだソウヤーでハズレはなかったし,SFに復帰するにはちょうどいいリハビリになるだろう。
テレパス(近くにいる人間の言語思考が読める)が少しだけアクセントになっている程度で,SFよりは理系ミステリという趣き。ハードSF好きにはちょっと物足りない展開だが,解説にもあるように「地に足の着いた小説」という感じだろうか。
算数パズルで書いたように,数学者にして大道芸人というピーター・フランクルさんの講演を聴く機会があった。
大学で講義が出来る程度に話せる言語は12カ国語だそうで,日本語など漢字の読み書きを含めてペラペラである。その流暢な日本語で,面白い講演をしながら算数パズルを出題しつつ楽しい大道芸を披露してくれるのだ。一粒で三度美味しい講演であった。
講演の後,著書の即売会があり,その場でご本人がサインをしてくださるというので,小心者のWebmasterも一番後ろに並んでサインをちょうだいすることにした。
本もためになりそうな内容だったが,欲しかったのはピーター氏が協力して開発された「頭のよくなるゲーム algo」。
本はピーター氏が持参してきた分が完売してしまっていたが,algoは幸運なことにひとつだけ残っていた。
Webmaster「サインは"ピートさん"でお願いできますか?」
ピーター氏「いいですよ〜。あなたはピートさんと呼ばれているのですか?」
W「いいえ。飼っているネコです」
ピ「は?」
W「ネコです」
ピ「ネコ...」
ネコのために快くサインを書いてくださったピーター氏に心より感謝したい。
ピーター・フランクルさんの講演で出題された算数パズル。
下の図が矛盾がないように,□内を埋めてください。
□の中には1ケタの数字(0〜9)が入ります。
例えば,0は「0は□個」で1つ,枠の下の方の
「2006.7.7」の中に2つあるので,枠内には
3個ある,ということになります。(これは確定情報で,他の
数字の個数を矛盾がないように決めます)
ピーターさん曰く
このパズルは,日付によって答えがまったく変わってきます。日付によって答えが1つに決まるときもあれば,複数の答えがある日,あるいは答えが無いという日付もあるのです。
ちなみに上の問題は解答が存在します。しかし答えをメモしてこなかったので
自力で見つけてください。
(コメントで答えを書かないように)
4年ほど使ってきた腕時計のベルトが切れてしまった。秋葉原のワゴンセールで980円で買ったCASIOのFilmwatchという安いデジタルで,ベルト交換できる構造ではないのでそのまま廃棄処分となった。まあこの値段で4年も使ってやれば時計も本望であろう。
次の腕時計選びは実はかなり難航した。以前も書いたが,Webmasterの持論として,「腕時計はアナログなら機械式,クォーツならデジタル」というのがある。しかし,国産の腕時計にはなぜか安価な機械式が皆無なのだ。別にWebmasterはコレクターではないし,普段身に付ける用途に何万円もする高級舶来腕時計は必要ない(もったいなくて着けられない)。
そこでネット通販で検索してみると,国産S社の逆輸入モデルで,安価な自動巻きが結構あるではないか。その中から,シンプルで視認性の良いミリタリー風時計を選んでみた。ムーブメントは7S26という21石,6振動のもの。海外モデルでは標準的な仕様のようだ。
で,これが8千円でおつりが来る値段で買えるのだ。8万円ではなく,8千円。なんでこういう時計が国内向けにないのか,本当に不思議だ。
ネットで自動巻腕時計のことを調べていたら,壊れたデジタルの前に使っていた,実売2万程度のやはりS社の自動巻がけっこう良いものであるらしいというのが判ってきた。これは7S26より上等な4S15というムーブメント(25石,8振動)で,買ったときはまるで気にしていなかったのだが,限定品だったらしく現在オークションで定価をはるかに超える高値で取引されているらしい。ちょっと遅れが目立つようになって,手巻き機構が壊れてしまってお蔵入りとなったが,こんなことならもう少し大切に使えば良かった...とは別に思っていない。時計は身につけてこそ価値がある。特に自動巻時計は身に着けていないと止まってしまうという儚い機械なのである。
ただ,8振動ムーブメント(1/8秒運針ということ)の滑らかな動きは気に入っていたので,ちょっと金がかかっても修理調整してまたいつか復活させたいと思ったWebmasterである。
「魔剣天翔—Cockpit on knife edge」(森博嗣)[bk1]読了。紅子さんとゆかいな仲間たちが活躍するVシリーズ第5弾。
保呂草さんの活躍(?)がカッコ良い。また飛行機の描写が生き生きしていて,それだけでも楽しい。
茨城には航空自衛隊の百里基地というのがあって,近くまで行くと戦闘機が編隊飛行しているのを見ることができる。戦争のために作られた物騒な機械だが,皮肉なことにそういったモノの持つカタチというのは洗練されていて美しい。
それにしても最近本当にSFを読んでいない。そろそろ禁断症状が出そうだ。