最終燃費レポート
TOYOTA CARINA ED 1800X (E-ST180) H3年式
燃費計測回数:17回(満タン法)
最低燃費:6.7km/L (購入2ヶ月後に記録)
最高燃費:16.8km/L (1999年1月に記録)
平均燃費:10.7km/L
総走行距離:約65,000km
作者走行分:約17,000km
ひとこと
最終的な目標はあくまでもパジェロであったが,当時はパジェロを購入できるほどの経済力はとてもなく(現在も厳しいが・・),とりあえず足として使え,パジェロまでの「つなぎ」として乗れるクルマを選ぶことになったわけで,特に車種に対する希望はなかった。それでもパジェロはいつになったら買えるのか判らなかったため,「動けばいい」というほどどうでもいい選択ではなかった。
そこで中古車情報誌をめくり,
- 中古車
- あまり古くなく程度の良いもの
- 走りよりも使い勝手を優先するため4ドアであること
- できるだけ装備が充実していること
- 何年乗るか判らないので見た目もそこそこのもの
このような条件で探して,実際に中古車ディーラーに行って選んだのが「カリーナED 1800X 平成3年式」だったわけである。このクルマは,
- 不人気車だったらしく,年式と程度の割に買い得感があった
- 4ドアである(しかも今では珍しいピラーレスハードトップ)
- バブル時代に造られたクルマであるため装備は充実している(オートエアコン,キーレスエントリー等)
ということでほぼ条件を満たしていたのである。
購入直後の燃費の悪さには少々驚いたが,それも乗っているうちに改善されて,手放す1年程前からは平均でも11km/Lは走ってくれた。難点としてはハードトップ車でデザイン重視(その割には不人気車だが)のために天井が低く,背の高い人を同乗させるときには少々申し訳なかった。作者は身長が低いのでたいした問題ではなかったが。その他の点ではほぼ満足のいくクルマだった。トランクも広く荷物もけっこう積めたし,街乗り,高速ともちゃんと走ってくれた。買ったときにハンドルの軸がずれて取り付けてあったくらいで(これは前のオーナーがハンドルを交換していたためらしい),トラブルらしいトラブルは皆無であったし,中古車ではあったがトヨタディーラーの整備の対応は良かった。この辺はさすがシェアトップの企業である。
作者が手放した後も初心者の練習用として走らせてもらえることが決まっているそうなので,これからも元気に頑張ってもらいたい。最後に,「カリーナED,これまでありがとう。そしてさようなら。」
そういえば「ED」の意味は結局最後まで判らなかった。友人からは「えど」などと呼ばれていたが・・・。辞書で「ED」を引くと,edited,edition,editor,education,educatedの略称,またはEdgar,Edmond,Edwardの別称,さらにextra dutyやeffective dozeの略とも載っているがどれも違うような気がする。どなたか真相をご存知でしたら御一報ください。
・・・と,書いたところ早速「ED」の真相に関して情報が寄せられた。それによると,EDとは『"Exciting Dressy"の略なのです。直訳すれば、「興奮するお洒落」。』だそうで,初代EDのCMでは『エキサイティングドレッシー、加速する』というコピーが使われていたそうである。ちなみに情報提供者の方も以前はEDにお乗りであり『「カリーナ"だった"(過去形のED)」と言われた』ことがあるそうである。
これでEDについては長年の(?)疑問も解くことができた。情報提供者の方,まことにありがとうございました。