ＭＤレシーバの取り付け

パジェロＺＲには標準でカセットステレオが装備されているが，作者はカセットデッキを持っていないため，これではラジオしか聴くことができない。よってヘッドユニットをＭＤとラジオが聴けるＭＤレシーバ(アンプ内蔵)に交換することにした。

機種はイエローハットで一番安く売っていたKENWOOD製RX-760MDを選択。(カーオーディオで『良い音』を目指すには膨大な出費が必要で，中途半端に高いものを買ってもどうせ納得いかないので，潔く廉価なものを選んだ・・・と言いつつ本当はただ貧乏だった)

取り付けを自分で行うため，自分の車に合わせたカーステレオ配線キットが必要になるので，店員に聞いて，三菱車用の配線キットを選んでもらった。

その後，2001年12月にMP3対応の，サンヨー電機カーエレクトロニクス・CDF-MP330に換装しました。特に紹介はしませんが，取付け方法は下記ＭＤレシーバーと同様です。

買った物

・KENWOOD RXコンポーネントMDレシーバー RX-760MD 標準価格\42,000: 主要スペック：[MD部]●周波数特性20Hz～20kHz(±2dB)●S/N比90dB(1kHz)●ダイナミックレンジ90dB●ステレオセパレーション85dB(1kHz)　[FM部]●受信周波数範囲76.0MHz～90.0MHz(100kHzステップ)●実用感度9.3dBf(0.8μV/75Ω)●周波数特性30Hz～15kHz(±3.0dB)●ステレオセパレーション40dB(1kHz)　[AM部]●受信周波数範囲522kHz～1629kHz(9kHzステップ)●感度28dBμV　[オーディオ部]●最大出力44W×4●定格出力28W×4(4Ω,1kHz,10%THD)●プリアウトレベル1800mV(FM/10kΩ)　[共通部]●電源電圧14.4V(11～16V)●最大消費電流10A●埋め込み寸法178W×50H×160Dmm●質量1.8kg
・Yellow Hatオリジナル三菱車用(14ピン) カーステレオ配線キット A-33 [EIAJ規格品]: 製造元：東光特殊電線株式会社　付属品：スポンジテープ(2段取り付け分)

取り付け方法

	【１】純正オーディオ(カセットステレオ＋４スピーカ)は1DINサイズで，下の空きスペースは小物入れになっている。普通車に比べると2DINスペースの位置がかなり下で，操作性はあまり良くない。オーディオの取り付け作業を開始する前に，バッテリーのマイナス側ターミナルを外しておくこと。時計，マルチメータの方位計，INVECS-IIの学習記録などのデータは失われるので注意。
	【２】オーディオ，エアコン部のカバーを取り外す。取り外しはエアコンユニット上側にある２本のビスを外してパネルを引っ張るだけで，とても簡単。
	【３】純正のユニットを取り外した状態。オーディオと小物入れを固定している金具ごと取り外す(ビス４本)。純正のヘッドユニットからコネクタとアンテナジャックも取り外す。写真は外したコネクタとアンテナジャック。ここに新しいユニットを接続する。
	【４】純正ユニットと小物入れが両サイドから金具に留められているので，これを取り外す(ビス４本)。この金具を新しいユニットにそのまま使う。写真は新しいユニットに金具を取り付けたところ。この時，新しいユニットに配線キット付属のスポンジテープを巻きつける。これは三菱の標準のユニットが普通より一回り大きいため，そのまま付けると金具とユニットの間に隙間ができてしまうため。
	【５】配線キットのコネクタを車輌から出ているコネクタに接続し，配線キットの各ケーブルと，新しいユニットのケーブルを接続していく。ケーブルの色は同色なので間違えることはない。アンテナジャックは新しいユニットのアンテナ入力に差し込む。アースは車体の金属部分にネジ止めすること。2DINスペースの中に何ヶ所か取り付けられる場所がある。ケーブルの接続を確認したら，バッテリーのターミナルを接続し，エンジンをかけて一度動作チェックをする。
	【６】動作がＯＫならそのまま車体にユニットをはめ込む。取り外したときと逆の手順。配線キットの分，ケーブルがかさばるので注意する。
	【７】パネルを元に戻して完成！これでＭＤが聴けるようになる。ただし純正のスピーカのせいで音はダメダメ。高音質を目指す場合はスピーカユニットの交換，制振対策など無限地獄にハマることになる。写真はすべて SONY Cybershot DSC-F3;Photoshop3.0で作成

	【１】純正オーディオ(カセットステレオ＋４スピーカ)は1DINサイズで，下の空きスペースは小物入れになっている。普通車に比べると2DINスペースの位置がかなり下で，操作性はあまり良くない。オーディオの取り付け作業を開始する前に，バッテリーのマイナス側ターミナルを外しておくこと。時計，マルチメータの方位計，INVECS-IIの学習記録などのデータは失われるので注意。
	【２】オーディオ，エアコン部のカバーを取り外す。取り外しはエアコンユニット上側にある２本のビスを外してパネルを引っ張るだけで，とても簡単。
	【３】純正のユニットを取り外した状態。オーディオと小物入れを固定している金具ごと取り外す(ビス４本)。純正のヘッドユニットからコネクタとアンテナジャックも取り外す。写真は外したコネクタとアンテナジャック。ここに新しいユニットを接続する。
	【４】純正ユニットと小物入れが両サイドから金具に留められているので，これを取り外す(ビス４本)。この金具を新しいユニットにそのまま使う。写真は新しいユニットに金具を取り付けたところ。この時，新しいユニットに配線キット付属のスポンジテープを巻きつける。これは三菱の標準のユニットが普通より一回り大きいため，そのまま付けると金具とユニットの間に隙間ができてしまうため。
	【５】配線キットのコネクタを車輌から出ているコネクタに接続し，配線キットの各ケーブルと，新しいユニットのケーブルを接続していく。ケーブルの色は同色なので間違えることはない。アンテナジャックは新しいユニットのアンテナ入力に差し込む。アースは車体の金属部分にネジ止めすること。2DINスペースの中に何ヶ所か取り付けられる場所がある。ケーブルの接続を確認したら，バッテリーのターミナルを接続し，エンジンをかけて一度動作チェックをする。
	【６】動作がＯＫならそのまま車体にユニットをはめ込む。取り外したときと逆の手順。配線キットの分，ケーブルがかさばるので注意する。
	【７】パネルを元に戻して完成！これでＭＤが聴けるようになる。ただし純正のスピーカのせいで音はダメダメ。高音質を目指す場合はスピーカユニットの交換，制振対策など無限地獄にハマることになる。写真はすべて SONY Cybershot DSC-F3;Photoshop3.0で作成