インクジェットプリンタのPIXUS iP2500(キヤノン)を購入。
かんな氏が実家で使っていたプリンタを別とすれば,自分でプリンタを買うのは10年ぶりとなる。10年前に買った機械はエプソンの初代フォトマッハジェット(PM-700C)だった。しかし動作音はうるさいし,そもそも自宅で印刷が必要なのが年賀状の季節だけだったことに気付いて,ほとんど使わないまま手放してしまった。
それ以降どんなにプリンタの機能が進化しても,必要性を冷静に考えて購入を見送ってきたわけである。
最近楽器仲間の集まり用で,かんな氏がパート毎の譜面をアレンジするのに,やはり自宅にプリンタが必要ということで,10年ぶりのプリンタ購入となった。
理想としては,
・譜面の印刷がメインなので白黒で良い
・集まりの場所に持って行く機会があるのでシンプル機能で小型軽量
・安価
という条件だったが,家電店で探しても,そもそもインクジェットの白黒専用プリンタがラインナップに無い。どんなショボいプリンタでも写真印刷がキレイにできるカラー機だ。どうかするとスキャナまで付いたゴツい複合機が1万円くらいだったりする。
キヤノンで1台,モバイル対応の小型軽量機種があったが,これもカラー対応で3万円近くする。惜しい。この大きさで白黒専用で1万円だったら最高だったのに。
で,結局見た目のシンプルさと安さでPIXUS iP2500に決定。本体は安いがインクカートリッジは当然高い。純正品だと黒とカラー合わせて5千円。まさに典型的な消耗品商売である。
まだカラー印刷は試していないが,白黒の印刷はなかなか速く,音は静かとは言い難いものの,10年前に比べればずいぶんマシになっている。接続はAirMac ExpressのUSBポート。これで無線LANで遠隔印刷できるのでなかなか快適。