愛・地球博を視察してきた。工事中は関係者パスで出入りしていたが今回は自腹を切って入場である。が,一応仕事がらみなのでスーツ・ネクタイ着用だ。まあ遠足の幼稚園児から修学旅行の高校生まで制服の人は大勢いるのであまり違和感はない(たぶん)。
内部情報で「月曜は(日曜からの続き客で)混む」と聞いていたので火曜の朝から入場したが,それでも混雑していた。入場ゲートの行列の長さは休日のディズニーランドに比べればたいしたことはないが,ボディーチェックが厳しいのでなかなか先に進まない。どうもペットボトル等の持込禁止品を捨てろと言われておばちゃんとスタッフがモメているケースが多いようだ。Webmasterはカバンに忍ばせたXウォーターを捨てろと言われないかドキドキしていたが大丈夫だった。ペットボトル飲料よりよほどアヤシイと思うが・・・?
企業パビリオンで人気のあるところは軒並み1時間以上の行列で,時間が限られていたWebmasterはほとんど見ることが出来なかったので割愛する。早朝からゲートで並んでいれば,整理券(ファストパス)との合わせ技で予約なしでも2箇所くらいは入れるのではないかと想像する。泊りがけなら夜行けばそこそこ空いているという情報もある。
声を大にして訴えたいのは外国館レストランのぼったくり価格だ。写真はベルギー館レストランの一番安いランチで,出てくる料理は写真に写っているモノ(サーモンの皿とビール一杯)がすべてである。この内容で皆様ならいくらが妥当と判断するであろうか。Webmasterなら場所代を考慮に入れてもせいぜい1200円というところだが,これがなんと2800円もするのである。念のために強調しておくが,このランチにはパンもサラダもスープも一切付かない。これでは弁当持込禁止で文句が出るのも理解できる。もっと安いレストランもあるというご指摘もあろうが,人気のあるレストランは当然長蛇の列である。ランチを食べるのに2時間並んでも苦にならない人はいいが,それ以外の人は屋台のジャンクフードを食うか,手弁当を持ち込むしかない。
目玉のひとつであるマンモスの頭の氷漬けだが,長時間待たされるからといって過大な期待はしない方が精神衛生上いいと思う。Webmasterは曇り空の下40分ほどの待ち時間で拝顔することができたので「ふーん,こんなもんか」程度で済んだが,これが真夏の炎天下に2時間待ちだったら心にキズを負っていたかもしれない。アフリカ共同館に行けばアフリカゾウの骨(本物)が待ち時間ゼロでベタベタ触り放題なのでこっちの方がオススメかも?
とりあえず朝から夕方まで歩き回ったが,見ることが出来たのは全体のせいぜい1割ほどだろうか。それでも帰る頃にはヘトヘトである。いろいろな意味で万博の凄さを思い知ったWebmasterであった。