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2009年11月28日

●今週見た景色 東京ディズニーリゾートとホテルミラコスタ

東京ディズニーランド,ディズニーシーとホテルミラコスタ。いつも旅行プランはかんな氏に任せているのだが,今回はバケーションパッケージというのを使ったそうで,ランドとシーの行き来が自由にできた。ランドに入ったのはえーっと,6年ぶり2回目。

天気が良かったこともあって,ランドは平日だというのにもの凄い人。新しいアトラクションのモンスターなんとかは120分待ち。ただ,バケーションパッケージには時間無指定のファストパスが1人6枚ついてきたので,混んでいるアトラクション(バズとかプーさん)も待ち時間ゼロで乗れた。

落ち着くのはやはりディズニーシーの方で,夜散歩するだけでも楽しい。

ミラコスタ宿泊は通算8泊目。毎回チャペルを見学させてもらっているが,趣向(灯火台)が少し変わっていた。テルメヴェネチア(スパ&プール)は改装工事中。来年は改装後の様子が見られるだろうか。部屋はゴンドラ乗り場の真上あたり(ヴェネチアンサイド)。

カメラはEOS Kiss X2と学研二眼レフを持っていった。が,軽いKissでも肩が凝った。いかにも重そうな長いズームレンズを抱えたおとーさんが大勢いたが,さぞ大変だろうと同情してしまう。

チャペル
ディズニーシーディズニーランドディズニーランド

EOS Kiss X2 / EF 50mm f/1.4 USM or EF-S 18-55mm f/3.5-5.6 IS

【参考記事】
2008年の様子
2007年の様子
2006年の様子
2005年の様子
かんな氏のミラコスタウェディングページ

2009年11月25日

●キューブその後〜下取り直前〜(2)

前回からの続き。

燃費は詳しい記録をつけておらず,給油毎に満タン法でざっくり暗算する程度だったけれど,街乗りで10〜11km/L,郊外や高速での長距離ドライブで16km/Lという感じで,バラツキはほとんどなかったと思う。ちなみに10.15モード燃費は17.0km/Lで,レギュラー給油でこの値なら悪くないだろう。

よく働いてくれたといえばカーナビで,これは1999年にパジェロに取り付けるために秋葉原で買ってきたパナソニックのDV2000TというDVDカーナビ出始めのころの機種。

2003年にパジェロを手放した後もキューブに移植してとうとう買い替えないまま10年以上経った。根っからの田舎暮らしが染み付いてしまって,たまに首都高を走ると機械が動揺して読み込みエラーが出ることもあったが,基本的にはノートラブルだった。地図は1回だけ更新して2002年版になっている。

停車中ヒマなときはテレビ(アナログ)も見られたし,親父の見舞いで毎週新潟まで往復したときはパッセンジャーの暇つぶしにビデオ(再生専用VHS)を流したりもした。1DINのDVDナビ本体の他にTVチューナと外部入力用の弁当箱があって邪魔に思ったものだが,汎用的な外部入力機能は重宝した。じつはFMトランスミッタも内蔵されていることに最近気付いた。iPodをつないでみたが,感度が悪くてこれはイマイチ使えなかった。

地図が古くても処理が遅くても,ナビはやっぱり必需品だった。行ったことのない土地でも,とりあえず目的地の住所さえわかればなんとかたどり着ける。これがもし紙の地図しか持っていなかったら,どれだけ心細いことか。逆に言えば地図を見て現在位置とルートを把握する能力はすっかり退化してしまったということだ。

このナビには最近走ったルートを50kmほど記憶しておく機能があって,通った場所には青いマーカが表示される。これのおかげで帰り道が判らなくなることもないし便利な機能だと思っていた。が,最近のナビでこの機能が削除されているものがあるようだ。「仕事に行く」と言ってじつはパチンコをしていたとかいうのが,走行履歴から奥さんにバレてしまって苦情が出たのかもしれない??

キューブ

2009年11月23日

●キューブその後〜下取り直前〜(1)

ポロ(9N後期型)の納車待ちをしているところだが,納車となるその日までキューブ(AZ-10)には元気に働いてもらわなくてはいけない。

このキューブも,形が変わる前の最後の方に出たモデル(アルテII-α)であり,カリーナEDにしろパジェロにしろキューブにしろポロにしろ,ことごとくモデル末期の車を買っているWebmasterである。

これといって特徴のないキューブだが,特筆すべきはCVTではないだろうか。ハイパーCVT(現在はエクストロニックCVTと呼ばれている)はスチールベルト式CVTの一種だ。このグレードにはハイパーCVT-M6と呼ばれるマニュアルモード(CVTの変速比を1〜6速相当にロックする)もあって,スポーツ(風)の走りも楽しむことができる(楽しまなかったけど)。

CVTの車に乗ったのはキューブが初めてだったが,従来のトルクコンバータタイプのATと同様のクリープ(ブレーキを離したときの微速前進)が再現されているし,下り坂でのエンジンブレーキも特にマニュアルモードにしなくてもまあまあ適切に効いてくれるし,当然だが加減速時のショックはない。CVTだとドライブフィールが悪いとか,エンジン回転数に対する速度が直感的でないとか言って嫌う人もいるが,それこそヘタクソなMTや出来の悪いATよりもずっと快適だった。先日乗った7速DSGもスムーズだったが,段があるのとないのとでは,やはり根本的に違うと思う。

耐久性を心配する声もあるが,少なくとも9万キロ走ってCVT関係のトラブルは皆無だし,フィーリングや燃費が悪化することもなかった。

メカ的には面白かったエクストロイドCVTは残念ながらぽしゃったようだが,エクストロニックCVT(名前が似ていて紛らわしい)は世界に誇れる技術ではないだろうか。

とまあ,ミッションのことを褒めたのは良いけれど,それ以外はこれと言って書くことがない。もうすぐ下取りに出すというときに不満点をつらつらと書くのもキューブに悪い気がするし,とにかく重大なトラブルもなく6年半走ってくれてありがとう,という感じ。ハイオク仕様なのにレギュラーばっかり入れてこき使ってごめんなさい。

長くなったので続く。

キューブ

2009年11月17日

●ミステリ読了 ハロウィーン・パーティ

「ハロウィーン・パーティ」(A.クリスティー)読了。図書館で借りたもの。

ポアロものでクリスティー79歳のときの作品だそうで,それだけでも驚き。

1969年の作品だが,ポアロの頭脳はコンピュータのようだという比喩が出てくる。ミステリのトリックに新しい科学理論や技術を取り入れるためには常に勉強が必要だ。そういう意味でもクリスティーはたいしたものだと思う。


2009年11月16日

●今月の買物 VWポロ(2)

前回からの続き。

本当はフィアットやプジョー,ルノーなども見てみたかったのだが,家の近くにディーラーがないのでメンテのことなど現実的に考えて断念せざるを得なかった(田舎は悲しい)。メルセデスやBMWは単純に高すぎて対象外だった。でかい/速いクルマは必要なかったし。

で,ちょうど夏にポロを試乗したときに,もうすぐフルモデルチェンジがあるという話を聞いて,少なくともそれまでは頭を冷やしながらじっくりと考えよう,ということになった。

そして先日書いたように新型ポロに試乗して,確かに良いクルマで,先代よりもいろいろな面で進化していることが確認できた。ただ,予算をかなりオーバーするということで冷静に考えて新型は断念。しかし帰ってからネットで検索するとディーラーの認定中古車が一気に活気づいている。今年登録のほとんど新品の先代ポロが50万引きとかで何台か出ている。

比べれば新型の方が断然良く見えるが,先代だって悪くはない。以前試乗してキューブとの比較で特に気に入ったのは,しっかり感と足回りで,このあたりは評判どおりという感じだったし,燃費があまり良くないとは言ってもキューブと同じ程度には走るはず。デザインも良い意味で普通で飽きのこない感じだし,大人が乗っても恥ずかしくない。それがほとんど新品で,格安とくれば「買い」なのでは?

ということで翌日は買う気満々でハンコも持ってディーラーへ。予想どおり昨日までディーラー試乗車だったポロが並んでいる。営業さんは新型が売りたそうだったが,先代も悪い車ではないし,試乗車落ちは確かにお買い得だという点は認めざるを得ないようだ。

で,選んだのが09年6月登録の黒いポロ(コンフォートライン)。色は赤,白,紺とあったけれど,赤はカッコ良いけど飽きそうだとか,白は水垢がとか,紺よりは黒かな...となって黒になった。黒もそれなりに手入れが大変なのはカリーナEDで経験済みだけれど,落ち着いたシックな感じで良いんじゃない?ということで。

【主なスペック Polo 1.4L Comfortline】

Volkswagen Polo Spec.
 4ドア ティプトロニック付6速A/T 右ハンドル
車両型式ABA-9NBUD
乗車定員5

寸法/重量
全長 mm3,915
全幅 mm1,665
全高 mm1,480
ホイールベース mm2,470
トレッド 前/後 mm1,415/1,410
最低地上高(空車時) mm135
車両重量 kg1,140

性能
最小回転半径 m4.9
燃料消費率(10.15モード) km/L13.2

エンジン
型式BUD
種類直列4気筒DOHC
内径×行程 mm76.5×75.6
総排気量 cc1,389
圧縮比10.5
最高出力(ネット値) kW(PS)/rpm59(80)/5,000
最大トルク(ネット値) Nm(kgm)/rpm132(13.5)/3,800
燃料タンク容量 L45
使用燃料無鉛プレミアム

諸装置
クラッチトルクコンバータ
トランスミッション自動6段(前進)1段(後退)
フロントサスペンションマクファーソン ストラット(スタビライザ付)
リアサスペンショントレーリングアーム
フロントブレーキベンチレーテッドディスク
リアブレーキディスク
タイヤサイズ185/60R14

ポロ

2009年11月15日

●今月の買物 VWポロ(1)

結論から書くと,試乗車落ちになった先代ポロを買った。5ドアのコンフォートライン(ABA-9NBUD;1.4L 6AT)である。現在は納車待ち。

パジェロを降りて以来,クルマに対する興味はほとんどなく,中古のキューブ(AZ-10)で充分用は足りていた。

ただ,キューブも車歴8年を迎えようとしていて,走行距離も10万キロが見えてきたということで,そろそろ今後のことを考えた方が良いのではないかと,かんな氏と相談し始めたのが1年ちょっと前。

「次期クルマ選び」というブログのエントリーを書きかけて,しかし自分の考えが整理しきれずにボツにしてから,なかなかそれ以上に突っ込んだ検討ができずにいた。

キューブが快調でオイル交換程度のメンテでずっと走ってくれるならまだまだこのままで良かったのだが,致命的ではない不調がチラホラ出てきて,それはパワーウィンドウがたまに沈黙するとか,サスがキコキコ鳴くとかいった現象だった。このままだとおそらく次の車検('11/1)ではかなり大掛かりな部品交換をしないと安心して乗り続けられないというのがWebmasterの考えである。キューブは悪い車ではないけれど,高い金をかけて古くなっても乗り続けたい,と思わせるほどの魅力は,正直言ってない。

この際自家用車は処分すべきではないか,という案もかなり真剣に検討した。ちょうどガソリン価格が高騰していた頃だったし,それ以外にも車にかかる費用というのは相当高くて,本来庶民が1台,2台と気軽に維持できる動産ではないはずなのだ。

とはいえ,通勤に自家用車を使わないWebmasterですら,まだまだ自家用車がないと不便だと感じる田舎でもあり,実際に車を手放すのは難しいよね,ということでダラダラとキューブに働いてもらっていたわけである。

そんな感じで次のクルマをいろいろと考えるのだがどうにも方向性が定まらない。「このクルマならちょっと生活が苦しくなってもぜひ乗りたい」と思わせるような魅力のあるクルマがないのが悪いんじゃないか?

と考え始めたのは,日産やダイハツのディーラーで今どきの国産コンパクトや軽を試乗してからだった。

国産コンパクトはエコ(エコロジー&エコノミー)という面では確かに素晴らしいけれど,逆にエコ以外に売りはないの?という感じで,いまいち決め手に欠けるクルマばかり。見ても「燃費は良さそうだけどね」とか「荷物は積めそうだけどね」という感想しか出てこない。

だったら外車(今どきは輸入車と呼ぶらしい)でも見てみるか,ということでフォルクスワーゲンやMiniを試乗したのが今年の夏。一方,国産車で唯一飛ぶように売れているプリウスがどの程度のものか,乗りもしないで文句を言うことはできないので,(先代ではあるが)レンタカーを借りたりもした

長くなったので続く...

ポロのカタログ

2009年11月11日

●mixiアプリの怖さ

mixiに関しては楽器仲間との連絡用としてのみ登録していて,たまに更新されるマイミクさんの日記を読むとか,カメラ関係のコミュニティを覗く程度の使い方だった。

それが,9月からはじめたmixiアプリで状況が一変した。要するにゲームなのだが,実時間とのリンク(放っておいてもゲームの中では時間が進む)や,マイミクとの相互連携(世話をしたりされたり)があるために,気になってしまって毎日見るようになった。

mixiアプリ

ギターの練習やらブログの更新やら,他にやりたいことがたくさんあるのでmixiアプリに時間を取られるのは困る。非常に困る。だけど農場の世話は気になる。ペットの機嫌も気になる。愛車のミニもチューンしないといけない。ということで大変危険なのだ。

仮に1日あたりmixiアプリに30分時間を取られるとすると,貴重な24時間のうちの48分の一,年間180時間も費やしてしまう計算だ。あー恐ろしい。

慣れてくると決まった操作しかしないので,ササっと5分くらい操作して終われば良いのだが,特にサンシャイン牧場などは現在地球上でもっとも重いページと言われていて,読み込みや更新にいちいち時間がかかる。二百万人以上いるという利用者のこの待ち時間だけでも莫大なムダだと思う。みんながサン牧をやるのをやめたら,CO2が何トン(何万トン?)か削減できるだろう。

ということでmixiアプリからは足を洗いたいのだが...あ,メロンが実った。

mixiアプリ

2009年11月09日

●学研二眼レフカメラ(フィルム3本目:コダックスーパーゴールド400)

フィルム3本目にしてようやく失敗なく撮りきることができた。(1本目:コマずれ2本目:巻戻し失敗)

1,2本目は手元に残っていたDNP Centuria 400という安いネガフィルムを使っていた。これはカメラ店の安売りフィルムの目玉で1本100円とかで売っていたもの。ペンタSP用にずいぶんたくさん買い込んだ。

色も気に入っていて安くて良かったのだが,残念ながら生産終了とのこと。あと1本手元に残っているけれど,使うのがもったいないな。

代わりの安いフィルムを探しにキタムラに行ってみたが,以前はDNPやAGFAの安売りフィルムが積んであったコーナーもデジカメ売場になってしまって,安いフィルムがぜんぜんない。仕方がないのでパッケージのデザイン変更で少しだけ値下がりしているコダックスーパーゴールド400の3本入りを購入。これで580円。

撮影結果が下の写真だが,よく写っているものの,色が素直すぎてあまりトイカメラっぽくない。もちろんそれはフィルムの性能が良いということなんだけれど,トイカメラには安物のフィルムの方が合うような気がする。

それにしても,ISO400,1/150秒,F11の固定露出でピーカンの屋外から明るい室内まですべてそれなりに写っているというのはすごくないだろうか。それだけネガフィルムのラチチュードが広いということだ。

今回はちょっと雲がかかっていたので,絞り板を外してみようかどうしようか悩んだのだが,結局はずさなかった。アナログカメラに慣れているとつい絞りを変えてみたくなってしまうが,このカメラは絞った状態でもピントが合うのは画面中央だけだし,開放(F5くらい?)で果たしてまともにピントが合うのかどうかわからない。でもちょっと気になるなぁ。

ピントといえばこのカメラ,ファインダに投影された像でピント合わせをするのが楽しいのだが,さすがにスクリーンが小さくてザラザラしているのでピントの山がつかみにくい。近くの被写体はまだなんとかなるが,1m以上〜無限遠まではかなり厳しい。ルーペがあればもう少し合わせやすいらしいのだが...

学研二眼レフで撮影
学研二眼レフで撮影学研二眼レフで撮影デルタ

Gakkenflex / Kodak SuperGold400 / FUJICOLOR CD

2009年11月07日

●学研二眼レフカメラ(圧着板改造とフィルム2本目)

学研二眼レフカメラ,1本目を撮ってフィルム送りに調整が必要だとわかったので,まずはその対策。これはフィルムの圧着が弱くてパーフォレーションがフィルムカウンタのスプロケットとうまく噛み合っていないのが原因。

そこで本誌26ページで紹介されている「フィルムの圧着を高める底上げワザ」の改造を施す。改造と言っても本誌表紙に使われている厚紙を切って裏フタに貼るだけ。

学研二眼レフカメラ フィルム圧着板改造

これでフィルム送りの精度が上がり,2本目のフィルムではきちんと24枚撮りフィルムで24枚撮ることができた。

調子に乗って撮っていたら,今度はフィルム巻戻しで大失敗。手応えが軽くなったな,と思って裏フタを開けたらまだ完全に巻き取れていなかった...。前半の8枚が露光してしまいオシャカである。巻戻し用のツマミが回しているうちに浮いてしまい,フィルムのツメから外れてしまって空回りしたのを「巻き取れた」と勘違いしたのが原因。あまりにも初歩的すぎて情けなくなってしまった。

ピントもなかなか思った通りに合わなくて,これは要調整なのか慣れなのか,難しいところ。多少ピンボケなのも味と思えばあまり気にもならないかもしれない。元々ピシっと撮るためのカメラではないし。

学研二眼レフで撮影
学研二眼レフで撮影学研二眼レフで撮影学研二眼レフで撮影

Gakkenflex / DNP centuria 400 / FUJICOLOR CD

2009年11月04日

●ミステリ読了 牧師館の殺人

「牧師館の殺人」(A.クリスティー)読了。

ミス・マープルものの長編では最初の作品(ということになるのかな?)。

アニメの影響というのは大きくて,それほど熱心に見ていたわけでもないのに,ミス・マープルの科白が八千草さんの声に変換されて頭に入ってきた。

おばさんがうわさ話と陰口好きというのは,いつの時代でもどこの国でも共通なのだろうか?

図書館にはアガサ・クリスティーの文庫本は比較的たくさん蔵書されているけれど,すべて揃っているわけではないので,読んでいく順番が難しいところだ。刊行順はあまり気にしないことにしよう。


2009年11月03日

●学研二眼レフカメラファーストショット

フィルムのセットは意外と簡単で,ちょっとクセのあるペンタSPよりもむしろ簡単なくらい。

ただ,フィルム送り時のストッパだとかフィルム枚数カウンタはないので,注意が必要。案の定,最初の1枚目でフィルム送りを忘れて二重露光してしまった。

学研二眼レフで撮影

これは自分の調整不足だと思うが,フィルム送りの目安となるカウンタがうまく回らず,一枚撮るたびにフィルムを送りすぎてしまって,盛大なコマずれが発生。24枚撮りフィルムなのに12枚しか写せなかった。

DPEに出すときは「トイカメラで撮ったので,コマずれがあるかもしれません」と店員に伝えてあげた方が親切かも。無料プリント系のサービスだと最悪断られる可能性もある。

F11,1/150秒なので,ISO400のフィルムでも室内では暗い。動かない被写体なら多重露光すればシャッタスピードを遅くするのと同じ効果がある。

デジタイズはL版プリントをEOS Kiss X2で接写した。(手抜き)

学研二眼レフで撮影
学研二眼レフで撮影学研二眼レフで撮影学研二眼レフで撮影

Gakkenflex / DNP Centuria 400

2009年11月02日

●今日の工作 大人の科学マガジン 二眼レフカメラ

学研大人の科学マガジンの付録は二眼レフカメラ。二眼レフカメラは触ったことがないので,ぜひサンプルしておかねば,と思って1ヶ月前から予約を入れていた。

「二眼」というのは撮影用レンズとファインダー用レンズ(画角・ピントの確認用)が別々にあるという意味で,「レフ」はレフレックス(reflex:反射)のことで,ファインダー用レンズに入った像を鏡で反射させてファインダーに結像し,それを見て画角やピントを合わせる。ファインダーは上部にあるので,腰で構えて上から覗き込んで撮るスタイルになる。

と,いうようなことも,今回作ってみて初めて知った。

最近はフィルムを使うトイカメラが密かなブームらしいけれど,この二眼レフカメラは価格(2,500円),面白さ(ピント合わせが必要)から見ても,優れているのではないだろうか。

工作を邪魔するピートとデルタ

組み立てはシャッタ機構のところで小さいバネを「ピーン」と飛ばさないように気をつければ,特に難しいところはなかったと思う。

大人の科学マガジン-二眼レフカメラ工作

レンズは撮影用,ファインダー用ともに1枚構成で,これで本当に撮れるのか?というシンプルなもの。撮影レンズの後ろに絞り板を入れた状態でF11,シャッタスピードは固定で1/150秒(正確さは期待できないが)。ピントは撮影用,ファインダー用のレンズがギアで連動して回るようになっていて,最短50cmから無限遠まで合うようになっている。

ファインダーのスクリーンに映った像はなかなか雰囲気があり,これだけでも結構楽しい。

大人の科学マガジン-二眼レフカメラ工作

撮影結果については次回。

かんなさん撮影中