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2008年05月31日

●今日見た景色 千葉

法事で千葉へ。茨城からは隣県なのに,下道で休憩しながら片道5時間かかった。雨の影響もあるが意外に遠い。

道の駅いたこ千葉千葉といえばピーナッツ

2008年05月30日

●環境月間

6月1日から30日は「環境月間」なのだそうだ。スローガンは「取組もう 地球のために 今できること!」。

スローガンからして何か勘違いをしているようだ。環境問題の取組みというのは,惑星地球くんが暖まったり汚れたりして可哀想だからやるのか?それは違うだろう。人類の生存のためである。スローガンは「取組もう 人類滅亡を防ぐために 今できること!」が正しい。

うちで実践している取組みはざっと思いつくところで,次のようなことがある。
・新聞は取らない
・雑誌は買わない
・テレビはできるだけ見ない
・飛行機に乗らない
・(狭い)集合住宅に住む

新聞配達で学費を工面したかんな氏には申し訳ないが,新聞と雑誌を止めるだけで,ちまちまとゴミ減量するのがバカらしいほど廃棄物が減る。必要な情報はインターネットで手に入る現在,新聞は本当に必要だろうか?

テレビというかマスコミはもう,諸悪の根源であると言って良い。どの局も「地球のために○○しましょう」と言っているが,一度として「省エネのため今すぐテレビのスイッチを切ってください」という番組なりCMを見たことがない。全国民が夏の高校野球中継を観るのをやめれば,発電所が何基か不要になるだろう。

飛行機については航空会社も頭を抱えているのだが,CO2排出量が多い。どんなにエコな取組みを頑張っても,海外旅行に1回でも行ったらすべて水の泡だと思ってもらっていい。

少ない人数で広大な土地を占有する一戸建て住宅の環境負荷が高いことは言うまでもないだろう。

買い物にはマイバッグを持って行きましょうとか,そんなどうでもいいような些細なコトより,上記の取組みの方が桁違いに有益であると思う。マスコミや企業はそういう宣伝をすると利益が減るのでできないし,政府も同じことである。

同じ理由で誰も口にしないが,本当に持続性・生存性を追求するためにはどうしたらいいか。答えは自明で,人口を減らせば良い。日本は資源のない国なので,日本の国土だけで養える人口は現在の6分の1程度だと言われている(WWFのLiving Planet Report2006より)。現在は経済力にものを言わせて他国のキャパシティを奪って多くの人口を養っているのだ。地球全体でも既に養える人口の1.25倍だとされており(同),これは単なるCO2による温暖化よりもずっと深刻な問題のハズだが,経済性優先のマスコミや政府は完全にシカトしている。残念ながら愛では地球は救えないのだ。

人口を減らすのが無理だとしたら,どうしたらいいのか。それはもう科学と技術で環境を操作するしかない。「自然を守ろう」と盲目的に言うのは結構だが,残念ながらそれでやっていける段階はとっくに過ぎている。ここまで事態が進んでしまったからには,自然環境を人類の持続的生存に適するように改変していくしかないのだ。遺伝子改変による食料の増産や,CO2の固定化というのはつまりそういうことである。

珍しく時事ネタになってしまった。アシモフのファウンデーションシリーズやロボットシリーズを再読した影響かもしれない。SFはハッピーエンドが好きなWebmasterだが,もちろん現実の地球の未来だって明るい方がいいに決まっている。

2008年05月29日

●宇宙までは何マイル?

宇宙モノのSFを読んでいると,長い距離の単位がいろいろ出てくるので,少しまとめておこう。

■天文単位[Astronomical Unit; AU]
 地球から太陽までの平均距離のこと。地球の公転半径と言ってもいい。1[AU] = 149,597,870[km](1億5千万キロメートル。ちなみに地球から月までの距離は38万キロメートル)

■光年[light year; ly]
 光が1年間かけて進む距離。1[ly] = 63,241[AU] = 9,460,730,000,000[km](9兆5千億キロメートル)

■パーセク[PARallax SECond; pc]
 地球から年周視差1秒角となる距離。地球は公転しているので,軌道の両端では恒星の見かけ上の位置がわずかに変わる(年周視差)。この視差(の半分)が1秒角(=1/3600°)になる恒星までの距離。1[pc] = 3.26[ly] = 206,265[AU] = 30,856,800,000,000[km](31兆キロメートル)。ちなみにtan(1") = 1[AU]/1[pc]の関係となる。

地球からいちばん近い恒星(プロキシマ・ケンタウリ)までは1.3パーセク(40兆キロメートル)。銀河系の直径は3万パーセク(900京キロメートル)。この途方もない距離を舞台に物語を書こうとすると,どうしても千年,万年単位の時間をかけるか,あるいは何らかの超光速航法を考えだす必要がある。

もしも銀河間空間を股にかけて活躍するような話を書こうとしたら,パーセクでも値が大きくなりすぎるので,新しい単位を発明する必要があるかもしれない。銀河系の直径を基線に使った年周視差1分角=Gparmin(ジーパーミン)なんてどうだろう。1[Gparmin] = 1.7億光年。

とまあ,長い距離の方はだいたい想像できたと思うが,アメリカ人のSFで何が困るって,マイルとかフィートである。感覚的には3パーセクと3マイルは同じくらい想像が困難だし,身長6フィートのロボットは大きいのか小さいのかとっさに判断できない。

2008年05月28日

●SF本再読 はだかの太陽

「はだかの太陽」(I.アシモフ)を再読。

良書なのに絶版で入手困難なのが残念。図書館などで見つけた方は「鋼鉄都市」と合わせて是非読んでみることをオススメする。

発行年代順に再読するということで,次はファウンデーションシリーズに戻って「〜彼方へ」を読むことにしよう。

2008年05月26日

●今日見た景色 雷

ThunderというよりはLightningか。

デジカメで稲妻を狙う場合は,オートフォーカスをOFF,シャッタ優先で1/50sくらい(光っていないときに撮ると真っ暗な状態)にすると良い。オートフォーカスを切ることで,シャッターを押してから撮影されるまでのタイムラグを最小にすることができる。あとはノーファインダーで「光った」と思ったらシャッターを押せば,何回かやっているうちに稲妻が画面に入るだろう。

4年前の日記を書いたときはデジカメでは厳しいかと思っていたが,実際にやってみると前駆放電(かな?)から帰還雷撃までは多少時間があるので,何度もトライすれば一度くらいは成功する。

Lightning

Fujifilm Finepix S5000

2008年05月25日

●Flickrの写真を貼ってみるテスト3

普通のリンクを並べて貼ってみるテスト。
なぜしつこくテストしているかというと,10周年の記事でも書いたように,レンタルサーバの容量が心配なため。写真を外部(Flickr)に置くことができればずいぶん楽になるし,Flickrのサイトに飛んでもらえばリサイズしていないフルサイズ写真を見てもらうこともできる。

デルタデルタデルタ

ASAHI Pentax SP / SuperTakumar 1:1.8/55 / SUPERIA Venus 800

●Flickrの写真を貼ってみるテスト2

FlickrのSetに入れた写真をサムネイルで貼り付けてみるテスト。

普通のリンク貼り付けの方が単純でいいかも。無料アカウントだと作れるSetに制限があるみたいだし。

www.flickr.com
2008年05月23日

●Flickrの写真を貼ってみるテスト

Flickrのアカウントを取ってみたので,さっそく写真を貼ってみるテスト。

デルタ

2008年05月21日

●SF本再読 鋼鉄都市

「鋼鉄都市」(I.アシモフ)を再読。

SFミステリの元祖であり,伝説のベイリとR.ダニールの出発点。そう考えて再読したらもの凄く面白かった。

ところでベイリが妻のジェシィと出会ったのは「今は昔の2002年」と書いてあったが,これは西暦だろうか?だとしたらベイリはなんとWebmasterと同年代ということになってしまうが...さすがにそれはないか。

2008年05月19日

●SF本読了 宇宙叙事詩

「宇宙叙事詩(上・下)」(光瀬 龍,萩尾 望都)読了。

「百億の昼と千億の夜」での,光瀬ー萩尾コラボが良かったので買ってみたのだが,挿絵が多くて通勤時に読むのがちょっと恥ずかしいという理由で買ったままお蔵入りになっていたもの。本棚を整理していたら見つけたので,寝る前に読んでみた。

叙情的というのか,寂寥感を感じるというのか,なんとなく物悲しい感じの短編と中編。「百億〜」と比べると物足りなかった。

2008年05月18日

●猫動画 ピートの毛繕い

なんということもない日常の風景。

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●SF本再読 第二ファウンデーション

「第二ファウンデーション—銀河帝国興亡史〈3〉」(I.アシモフ)を再読。

ミュールと第一ファウンデーションによる,第二ファウンデーションの探索。旧3部作はここで一旦幕を閉じる。

結末がわかっていても,ラストの大どんでん返しはやはり面白い。ここまで再読してみて,最初は「〜彼方へ」まで読んでからロボットシリーズかな,と思っていたけれど,先に「鋼鉄都市」が読みたくなったのでロボットシリーズに移ることにしよう。

2008年05月16日

●WX330Kその後(1週間経過)

PHSをWX330Kに機種変更して一週間経った。同一メーカーの1年後の機種への変更なので新鮮味はない。

機種変更の方法は前回同様ウィルコムストアでの通販。近所のウィルコムショップへも行ってみたのだが,「通販の方がおトクですよ」「端末(ガワ)だけオークションで買ってSIMを差し替えて使うのがいちばん安いです」と,なんとも商売っ気のない店員だった。

WX330K付属のデータ移行アプリはMac非対応なので,電話帳とブックマークのデータは旧端末でエクスポートしてメールでパソコンに送り,Air発番で新端末が有効になってからメール添付して新端末に送り,インポート。

かんな氏のnico.neko⇒アドエスのデータ移行は,元々SIMに電話帳が入っているので,旧SIMをアドエスに挿して電話帳をアドエスのメモリに転送し,新SIMが有効になってからアドエス⇒新SIMにデータを転送して完了。SIM方式はとても合理的で良いと思うのだが,なぜすべての端末をSIM差し替え可能にしてくれないのだろう。

Operaサーバサービス(RSSリーダ)は同一アカウントで継続利用できるし,あとはPOPサーバのアカウントを設定したくらいで,Air発番されたその日のうちに旧環境と同様に使えるようになった。動作がやや軽快になったのと,メーラーの操作が少し変わったのが機種変更で実感できる変更点。

カメラもWebも使えなかったnico.nekoから,いきなり多機能機のアドエスに移行したかんな氏はなかなか大変そう(でも楽しそう)。自宅無線LAN(Air Mac Express)には問題なくつながったようだ。あの画面サイズで800x480を表示するので細かくて目は疲れるかもしれない。

WX330Kのカメラ性能はまあ「ないよりはマシ」という程度のもの。

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2008年05月14日

●写真ってたのしいねっ10周年(その3)

(その2)からのつづき

 今後の構想だが,コスト重視で選んだレンタルサーバのレスポンス悪化と容量逼迫がこの先1〜2年の間に深刻化しそうだ。ブログにコメント頂いた方はお気づきだと思うが,すでに応答が鈍くなりはじめている。

 回線速度的には自宅にWWWサーバを立てることも可能だが,ハードウェアのコスト問題と,セキュリティ対策等のメンテナンスに手間がかかるので今のところ考えていない。コスト的に不利でももう少し良いプランに切り替えるか,別なレンタルサーバを探すか,ブログだけの運営にしてしまって無料のサービスを使うことにするか,選択肢はいろいろあるがまだ決めかねている。

 コンテンツとしては,まだしばらくブログの更新がメインになると考えている。過去記事の閲覧性の悪さが課題で,一部記事についてはすでに始めているが,目次を作るとか静的ページとして独立させるなどの対策が必要になるだろう。そもそもこのブログというシステムは10年とか20年とかいったスパンを想定しているとはとても思えない。

 それにしても,この10年のパソコン・インターネット環境の変化を思うと,今後の10年のそれはまったく予想できない。従ってこのホームページがどんな風に続いていくのかもわからない。小学校のうちからケータイを持たされて,プロフが当たり前という世代が育ってきて,こんなジジイの戯れ言はまったく存在価値がなくなっているかもしれない。

 数少ない読者の皆様,たまたま検索エンジンで飛んできたビジターの皆様,これからも「写真ってたのしいねっ」を生暖かく見守ってくだされば幸いです。

2008年05月13日

●写真ってたのしいねっ10周年(その2)

(その1)からのつづき

 それまでいいかげんなHTMLで書いていたサイトを,XHTML準拠に見直したのが2002年。内容はXHTMLで,修飾はスタイルシート(CSS)で記述するという理想に感化されてやった作業で,結構な手間がかかった。まあこのとき頑張ったおかげで,今でも当サイトはどんな環境(パソコン,携帯,PDA)からでも支障なく閲覧できるようになっているハズである。最近でこそXHTML+CSSが当たり前になったが,2002年の時点でXHTML準拠の個人サイトはまだ少なかったように思う。

 2003年の結婚を機にパジェロを手放し,代わりに始まったのが「ちぇぶの旅日記」と「ストップくん応援ページ」だ。どちらも現在は開店休業状態となっていて申し訳ないが,ストップくんに関しては当サイトの情報量がおそらく世界一であると自負している。ちぇぶ旅部門もストップ部門もネコの世話にリソースを取られて思うように活動できない状態が今後も続くものと思われる。

 奥様(かんな氏)のホームページ(pyon*web)が同居するようになったのが2004年。今年で開設4年のpyon*webには特にミラコスタ・ウェディングの関連キーワード検索で飛んでこられるビジターが多い。挙式費用一覧も追加されているので参考にしていただきたい。
 ちなみにかんな氏が猫ブログを始める前に絵日記を毎日公開していたのをご存知の方はおられるだろうか。旅行先にもパソコンとペンタブレットを持っていって毎日更新していた苦心作なので見られた方はラッキーである(今は諸般の事情により削除されている)。

 最初のISPの廃業と前後して,レンタルサーバ(さくらネット)への引越しをしたのが2005年。使える容量が増えた(といっても300MB)ので,更新履歴を写真ってblog(MovableType)として独立させた。接続環境は光収容マンションでの16Mbps契約である。

(つづく)

2008年05月12日

●写真ってたのしいねっ10周年(その1)

1998年にはじめたWebサイトも今年で10年を迎えた。

「写真ってたのしいねっ」というタイトルは誰もがデジカメを持っている今にして思えばものすごく大胆なネーミングであり,たいした写真を撮っていないWebmasterにしてみれば恥ずかしくて何度もタイトルを変えようかと悩んだものである。(今も悩んでいる)

信じられないかもしれないが,10年前にはデジカメもインターネットもまだまだ普及しておらず,元々写真を趣味にしていた人にとっては当時のデジカメなんておもちゃみたいなものでとても鑑賞に耐える画質ではなかったし,フィルムの写真をスキャンしてホームページで紹介しようなんて思う人がまだまだ少なかったということで許してほしい。

当時のISP(地域密着の弱小プロバイダ)料金は19,800円/年で,これで33.6kbps(メガではなくキロ)のアナログ電話回線による接続で,月15時間まで(だったかな?)使えるという契約だった。もちろん電話につなぐわけだから,これとは別にNTTの基本料と通話料(15時間つないだら3,000円)がかかる。バカらしいと思うかもしれないが,ニフティとかビッグローブなどの大手ISPはこれよりもっと高い料金を取っていたのだ。

ちなみにISPを契約するまではニフティサーブを契約していた。これはインターネットではなくパソコン通信の方。ただ,パソ通時代には勉強不足と経済的な理由でほとんど活用できていなかった。95年から96年頃にいち早くWebサイトを開設したオーナーはだいたい元々パソ通を使いこなしていた人たちではなかったか。

1999年にパジェロを買ったのを機に,そのコンテンツがメインとなった。四駆ブームも過去の話で,街で見かけることも少なくなったけれど,パジェロ関係で検索してくるビジターは今でもかなり多い。ガソリン価格が上がっているので燃費レポートなどは参考になるかもしれない。当時のガソリン価格も書いてあるが,ハイオクでもリッター100円程度とかなり安い。タンク容量が75リッターもあるものだから,今乗っている人は給油のたびに万札が飛んでいくことだろう。そういう意味では良い時期に乗って,手放したと言える。

(つづく)

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2008年05月11日

●猫動画 ピート生後1ヶ月の頃その3

ニコニコ動画にピートの子猫時代の動画をアップ。(その1その2のつづき)

子猫時代の動画はだいたい使ったので,3部作で一応完結。画質はわずかに向上。酷いブロックノイズは出ないようになった。iMovie5の設定としては下記になる。

×新規プロジェクト作成時のビデオフォーマットをmpeg4にした
  ⇒盛大なブロックノイズが出る(その1,その2)

○新規プロジェクト作成時のビデオフォーマットをDVにした
  ⇒ブロックノイズは低減(その3)

編集後の動画エンコードは,総ビットレートを600kbps程度に揃えれば出来上がる動画の画質はあまり変わらないようだ。ただ,ニコニコにアップロードした時点で再エンコードされてかなり画質が悪化する。ここはもう少し研究の余地がありそう。

3部作で勉強になったのは,今回のように同じような内容の動画でも,アップするタイミングでコメントの付き方にずいぶん差があること(新着動画に掲載されるタイミングと期間に依存?)。再生数とコメント数はスタートダッシュでほとんど決まり,古い動画が顧みられることはまずない。また,コメントが増えると否定的な意見も増えるが,これは匿名性を考えればやむを得ない部分。

「ねこ鍋やたわし猫の3番煎じを狙ってるんかねぇ」というコメントも頂いたが,比較してもらえるだけでも名誉なことだ。子猫の時にもっと動画を撮っておくべきだったとは思う。当時はYoutubeもニコニコもなかったので動画がこんなに気軽に公開できるようになるとは予想できなかったのだ。

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2008年05月10日

●SF本再読 ファウンデーション対帝国

「ファウンデーション対帝国—銀河帝国興亡史〈2〉」(I.アシモフ)を再読。

ミュールの登場と第2ファウンデーション探索開始まで。ゴールデンウィーク中に読むのをサボっていたら中だるみでテンションが下がってしまって良くなかった。

実家からロボットシリーズも持ってきたし,当分はアシモフの再読で楽しめそう。面白そうな新刊があればその都度読むつもり。

2008年05月09日

●猫動画 ピート生後1ヶ月の頃その2

ニコニコ動画にピートの子猫時代の動画をアップ。(その1のつづき)

PowerBookに取り込んだ時点でのmp4はキレイなのだが,それをiMovieのクリップとして読み込むとノイズまみれになってしまう...今のところ原因不明。これがちょっと残念。

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2008年05月08日

●PHS機種変更

携帯各社が家族通話定額サービスをはじめたり,イーモバイルが出てきたりして,ウィルコムも焦りが出たようで機種変更キャッシュバックキャンペーンの案内がきた。今のWX320Kは1年あまり(15ヶ月)しか使っていないし,まだ現行機種なので微妙だったのだが,かんな氏がアドエス(シャープのスマートフォンWS011SH)に換えたいという希望だったので機種変更することにした。

Webmasterは初代京ぽんから連続3代目になる京セラ製WX330K。アドエスも良いのだが,ポケットに入れるにはちょっと大きいのと,会社でセキュリティ上あらぬ疑いをかけられてはマズいので普通の電話器タイプにした。

かんな氏もさすがにアドエスの1台運用ではいろいろと不便だろうから,W-SIMを挿し替えて今までのnico.nekoとTPOで端末を使い分けるという計画。

W-Valueなんとかという割賦販売は,割賦代金の一部または全部をウィルコムが負担してくれ,実質ユーザの負担が少なくなるということだが,問題は2年シバリだろう。この業界で2年先なんてどうなっているかわからないし,事実Vodafone時代には高額な違約金を支払って途中解約した経験もあるので慎重に考えないといけない。が,今月いっぱいというキャッシュバックキャンペーンに見事に釣られてしまった。

おそらく電池は1年程度でヘタるはずなので,2年間で最低1回は電池交換が必要だろう。ちなみにウィルコムには電池交換が無料になるようなサービスはない。

2008年5月時点での支払い明細のうち,定額分はこんな感じだ。(税込み)

主回線 WX330K
 ウィルコム定額プラン 2,900
 データ定額      1,050
 留守番電話サービス   100
 端末割賦負担      400

副回線 WS011SH
 ウィルコム定額プラン 2,900
 データ定額      1,050
 留守番電話サービス   100
 複数回線割引     -700
----------------------------------
合計          7,800

これで070番号宛ての通話は無料,メール無料,Web利用は10万パケットまで1,050円,それ以降は0.0105円/パケットで上限3,800円という内容。
他キャリア宛ての通話が少なければ,月額料金の予想がしやすいのがメリットだろうか。実績としては,他キャリア宛てはだいたい100円とか200円。パケットは1,050円から少し足が出て1,500円くらい(15万パケット程度)。だいたい2人で9千円/月というところ。

安いと考えてウィルコムに移ったわけだが,結局使い方もウェブ利用などが増えてしまっているので,あまり安くはないという感じだがどうだろう。年間10万円以上の固定費になるので馬鹿にならない。

もっとも,いまさら他のキャリアの方が安いよ,と言われても割賦契約で2年間は囲い込まれてしまったのでどうしようもないのだが...

今までの携帯(PHS)端末の遍歴を記録のために書いておく。
1998.8 N206Hyper (DoCoMo PDC 日本電気)
2002.6 P211i (DoCoMo PDC 松下)
2003.8 N51 (J-Phone PDC 日本電気)
2005.6 AH-K3001V (Willcom PHS 京セラ)
2007.2 WX320K (Willcom PHS 京セラ)
2008.5 WX330K (Willcom PHS 京セラ)

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●猫動画 ピート生後1ヶ月の頃その1

ニコニコ動画にピートの子猫時代の動画をアップ。

これは借り物のDVで撮ったものをVHSにダビングして,公共施設の設備を使って(納税者の権利)DVDに焼き,それをPowerBookでリッピングし,mp4にエンコードした上でiMovieに取り込んで編集した力作。最近のDVならダイレクトに取り込めると思うが手持ちの器材でやろうとしたらこうなった。それぞれの変換などで待ち時間の合計はたぶん10時間くらいかかっている。

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2008年05月06日

●物理エンジンPhun--MacOS版が出ました

以前から注目していた二次元物理エンジン「Phun 」がついにMac OS Xに対応したので早速ダウンロード。

PowerPC G4(1.5GHz)+メモリ1.25GBのPowerBookでも,水を大量に出したりしなければそれほど重くない。ちなみに水はオプションのSimple water renderingをチェックしないとバグる(Ver. beta3.5)。

ニコニコ動画のPhunタグなどで検索するといろいろと面白い遊び方をしている。自分も何か作ってみたいけれど,とりあえずは積み木遊びをするだけでも結構楽しい。

【参考リンク】
Phun日本語解説サイト

2008年05月05日

●猫のデルタ1歳(その2)

(その1)からのつづき

デルタの柄はピートとよく似ていて,動画のコメントでは「親子ですか」としばしば聞かれる。デルタには茶系の毛は入っていない(黒,灰,白)。ピートは茶,黒(灰),白の3色が確認できるのだが,オスの三毛猫というのは遺伝的にきわめて稀とされているのでこの辺はナゾ。獣医さんはブチ(柄)ですと言っていたが,三毛猫の定義というのはどうなっているのだろう?

脱線した。デルタの話に戻って,肉球はピンクと黒の混合。シッポは長くてシマシマ。顔は吊り目で,美猫度から言うとピートには劣る。

ノラ時代に鍛えられたのか,食べ物の好き嫌いはなく何でも食べる。何でも旨そうに食べるので,好物が何なのかはいまだに不明。

人を威嚇したり噛み付くこともないし,誰にでも愛想良く甘えるので気分屋のピートと違って大変飼いやすいネコだ。保護してから1ヶ月ほど里親募集をしたけれど,誰も応募してこなかった。ブランド品種でもここまで性格の良いネコはなかなかいないと思うのだが,いくら性格が良くても生後3ヶ月を過ぎるともらい手がないという厳しい現実である。

甘え上手なデルタは,しかしまだ子猫なのでいたずらも遊びも大好きだ。毎日ピートにちょっかいを出して取っ組み合いになる話はピート3歳の記事にも書いたとおり。また,おもちゃを追いかけるときの見事なジャンプ姿で「そらとぶねこフォトコンテスト」で賞を頂いた

ここからはかんな氏に書くように念を押されたので追記。

取っ組み合いやジャンプの動画を公開しているのでやんちゃ坊主という印象があるかもしれないが,実際はとにかく甘えん坊で良い子。デルタが怒ったところはいまだに見たことがない。抱っこされるのも好きだし,お腹をなでてもうっとりしている(普通ネコは嫌がる)。座っていれば膝の上に乗ってくるし,寝ていれば布団にもぐりこんできて一緒に何時間でも寝ている。布団の中は暑くなるので,我慢の限界になるともぞもぞと這い出してきて,床に寝そべって「冷却」する姿がとてもかわいい。

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2008年05月04日

●猫のデルタ1歳(その1)

デルタはうちに来た時点で生後4ヶ月だった。ピートを育てた経験から,生後2〜3ヶ月かな,と思っていたら,病院の先生に4ヶ月くらいでしょうと言われたことと,2007年5月31に陽だまり堂さんにより撮影されていることから,誕生日は2007年5月中旬ということになった。

1歳で体重は4.4キロ。保護したときは1.9キロだったので8ヶ月で2.5キロ増となる。ピートは1歳で5キロを超えていたので,それに比べると小さいというか平均的な大きさだ。2007年11月に去勢手術も済ませている

生まれたばかりの頃に地域の猫好きさんのご好意でゴハンをもらったりしていたのだが,その後行方不明に。かんな氏に出会い買い物袋に潜り込むことに成功するまでの約3ヶ月はおそらく大変な苦労をして生き抜いていたものと想像される。

保護したときには全身汚れていて,特に白いはずの前脚は薄茶色く変色してしまっていた。獣医さんによると何度も嘔吐してその汚れが染み付いてしまったらしい。また,左前足のツメが一本失われている。これは何かに引っ掛けて根元から抜けてしまったらしく,もう生えてこないようだ。母猫も人なつこいノラだったらしいが,デルタを生んだ直後に交通事故で死んでしまったのだとか(2007年6月21日陽だまり堂さんの記事。行方不明になる直前)。この間の出来事を映画にしたら号泣必至であろう。

幸い,猫エイズその他の感染症はなく,虫下しと3回の三種混合ワクチンの接種によりすっかり健康になった。前脚の着色も取れて真っ白である。

母猫から受け継いだものなのか,ノラ出身なのに甘えん坊ぶりは一級品である。そもそも近寄ってきたかんな氏の買い物袋に自分から潜り込んでの積極アピールにより,ピートの弟分の地位をゲットしたのである。警戒心ゼロでよく3ヶ月生き抜けたものだ。

(つづく)

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写真は陽だまり堂さん撮影。

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2008年05月03日

●SF本再読 啓示空間

「啓示空間」(A.レナルズ)を再読。約2年半ぶりの再読になる。「啓示空間宇宙史(レヴェレーション・スペース・ユニヴァース)」シリーズの第1弾。

この辞書のような文庫本は気軽には持ち歩けないので,寝る前に少しずつ2ヶ月くらいかけてゆっくりと再読した。

同じ宇宙史の短編(火星の長城銀河北極)が出たので,そろそろ長編の続編("Redemption Ark";未訳)が読みたいけれど,やっぱり1000ページ超の文庫になるんだろうか。短編集は分冊だったのだから続編も分冊でお願いしたいところ。荷物が重くなるし手が疲れる。

いわゆる「しゃべるコンピュータ」が登場するが,このシリーズでは人間の脳神経をスキャンした「アルファレベルシミュレーション」(コピー),その人間の反応を学習させた「ベータレベルシミュレーション」("宝石"方式),そして単なる疑似人格の「ガンマレベル知性」(AI)と区分されている。面白い設定だが,これが主題ではなくてんこ盛りのガジェットのひとつとしてサラっと描かれるだけ。

2008年05月02日

●今日見た景色 弥彦

一泊で新潟に帰省。ピートとデルタは留守番。

宿泊は弥彦温泉。2日間の走行距離は700km。暫定税率が復活して閑古鳥が鳴いているスタンドで給油と洗車をしたらスタッフの対応が素晴らしく,気分が良かった。

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