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2009年09月29日

●iPod nanoその後(2年経過)

第3世代のiPod nano(8GB)を買って2年経った。先日第5世代が発売されたので,2世代遅れのモデルになってしまった。

最近出張も減ったので,外出時に使うことはほとんどないけれど,代わりにギターで練習する曲や自分の演奏を録音したものを入れて,お風呂スピーカーで入浴中に聴くという使い方が多い。

気になる第5世代は動画撮影機能付き。常々「ちょっとした動画が撮れる機能は便利だ」と持論を展開してきたWebmasterとしては食指が動くところだが,一方で楽器(ギター,フルート)の練習を録画することを考えると,音質も気になるところであり,その点はiPodはいまいちかな,という気がする。

そういう意味では今は外出のときに聴くためのiPodよりも,高音質で録れるICレコーダが欲しいかもしれない。XA-C110は毎度大活躍だが,所詮3,000円で買ったものだし,ステレオマイク内蔵とはいっても満足のいく音質とは言い難い(コストパフォーマンスは非常に高いと思うが)。

iPodを買うお金でZoomのH2あたりが買えるので,月3,000円のお小遣いを貯めて買おうかなぁ。

【関連記事】
iPod nano購入
購入後1ヶ月
購入後1年


2009年09月25日

●日記その後(12年経過)

Windows95のノートパソコン(Pentium MMX 133MHzのダイナブック)を買って,日記ソフトを使って日記を付け始めたのが12年前(1997年)の今頃のこと。

日記のファイルサイズはプレーンテキストで4,400kB。全角文字換算で220万文字だ。220万文字÷(12年×365日)≒500文字ということで,1日平均だとだいたい500文字くらいずつ書いている計算になる。

全文をMS-WordでA4サイズの紙に印刷したら,1,692枚(フォントを10.5ptのMS明朝で1ページ1,300文字)になる。800字の原稿用紙なら2,750枚だ。長編小説の文字数が20万文字くらいだとしたら,11冊分。

日記を書いているとこんなこともわかる,という例として去年までの12年間の9月25日の日記を抜粋してみよう。普段は絶対公開しないプライベートな日記(の一部)である。出血大サービスだ。

1997年9月25日(木) 来週見学者ありのため部屋の片付け。EOSのレンズが欲しい。
1998年9月25日(金) 期末の報告書の仕上げ。21時まで残業。
1999年9月25日(土) パジェロで近所をドライブ。細い道に迷い込み苦労する。
2000年9月25日(月) 期末の報告書書き。20:30まで残業。
2001年9月25日(火) 先日の合コンの女の子に電話するがつながらず。
2002年9月25日(水) 晩ごはんはセブンイレブンの冷奴とサラダと冷凍うどん。パトレイバーWXIIIのDVDを観る。
2003年9月25日(木) 霧雨。晩ごはんは中華丼。普通のソースを使ったら微妙な味に。
2004年9月25日(土) 美容室でカットとカラー。モデルルームを見学。
2005年9月25日(日) 台風接近で夜中に強風。ランチはガスト。
2006年9月25日(月) NHKの徴収員襲来。BS契約を結ばされる。
2007年9月25日(火) デルタを保護して1週間。体調は良くなってきた。体重は1.9kg。
2008年9月25日(水) かんなさんはマックで月見バーガーを食べる。

自分でもほとんど忘れていることが多いが,なんとなく「そんなこともあったかなぁ」と思い出せることもある。

今はブログやmixiで日記を書いている人も多いと思うけれど,10年後まで書き続けたら貴重な財産になると思う。

【過去の関連記事】
日記10年
Mac移行の課題(日記ソフトの問題)

2009年09月22日

●アコースティックギターと他楽器のアンサンブルの試み(MP3のYoutubeへの投稿)

アコギの弾き語りを練習中ではあるのだけれど,せっかくうちにはフルートもあるし,吹奏楽仲間もいるということで,他楽器とのアンサンブルも試してみたい。

ということで音楽室を借りた機会に何曲か合わせてみた。

ただ,アコギは音量が小さいのでアンサンブルするときはバランスが難しい。フルートとアコギなら,ピックでストロークすればギリギリ許容範囲だが,サックスと合わせようとすると圧倒的に音が小さい。どうしても一緒に演奏したいなら,エレアコにしてアンプをつなぐ必要があるだろう。

参考までにアコギ+アルトサックス,アコギ+フルートで録音してみたものをyoutubeに公開。

録音は毎度のXA-C110で,WMAをMP3に変換し,Audacityで不要部分をカットしてある。

MP3ファイルはそのままではYoutubeには投稿できない。そんなときはMP3TUBEというサイトで,MP3を静止画の付いた動画形式に変換してくれるので,ここを利用してYoutubeに投稿できる。YoutubeならJASRAC的な問題もクリアしている。

【結婚しようよ】アコースティックギター2本+アルトサックス1本

【風になる】アコースティックギター1本+フルート1本

2009年09月20日

●SF本読了 レインボーズ・エンド

「レインボーズ・エンド(上・下)」(V.ヴィンジ)読了。

この著者の作品は初めて読んだ。まあまあだったけれど,ちょっと冗長だったかも。

この作品にしても電脳コイルにしても同じだけれど,超小型,高機能のウェアラブルへの電源供給という技術的課題をどうやってクリアしているのだろう?どちらの作品もウェアラブルを充電したりする描写はなかった。

いくら省電力化が進んでいるとはいえ,無線通信をしている以上それなりの電力消費はあるはずで,仮に朝から夕方までの半日程度の装用であっても,外部からの電力供給なしで稼働できるとしたら,ネットワークや拡張現実感(AR)よりもずっとすごいテクノロジーだと思う。

電源をどうするのか,という問題は地味かもしれないけれど,SFに登場する技術を実現する上では避けて通れない現実的な課題だと思う。


2009年09月16日

●職場撮影の観察

普段は撮影禁止のWebmasterの職場だが,今日はプロカメラマンが入って撮影している。会社のホームページに載せる写真だそうで,見栄えのする若手社員がモデルになっている。

残念ながらモデルに選ばれなかったWebmasterは,仕方がないのでプロの機材の観察でもしよう。

フィルムの時代,この手の撮影ではメインとサブでカメラを2台ぶら下げて,同じアングルを2度撮るのが普通だった。フィルムが現像前に露光してしまうなどの万が一の事態を想定してのバックアップである。

それが今ではプロでもデジカメを使っていて,撮影後は液晶画面ですぐ確認できるのでカメラは1台である。

機材はEOS 5DmkIIに赤いラインのLレンズ(ズーム)だった。距離と画角からして標準ズームか。外付けストロボは天井バウンスで,これは事務室の天井が白いからだが,天井が高く暗い実験室ではどんなふうに撮っていたのか見ておけば良かった。

汚れ系の実験もある研究職なので,普段はみんな作業服を着ているのに,「作業服だと作業員みたいだから」という理由でモデルの社員はカジュアルに着替えての撮影。その方がリクルート受けはするだろうけれど,それってやや詐欺なのでは??

西山公園

2009年09月15日

●アコースティックギターFS720Sその後(半年経過)

かんな氏用のアコースティックギター,ヤマハのFS720Sを購入して半年経った。

弦は6月にMartinのExtra Light(Bronze)に張り替えている

これを買って3ヶ月くらいは指弾きのアルペジオ曲ばかり練習していたが,最近はピックでストローク(8ビート,16ビート)する曲も練習している。ギターはたくさん鳴らせばそれだけ「成長」するらしいので,もうずいぶん育っているのではないか?

ただ,以前書いたように弦の張り替えによる音の変化が大きいので,ボディ自体の成長による変化がどの程度あるのか,そしてそれが主観だけでなく録音や波形分析などで客観的な違いとして検知できるのか,よくわからない。

厳密にやろうとしたら弦をはずして一定の力が加わるような機械でボディをハンマリングして,振動波形の減衰と周波数成分そのものを測るとか(AEみたいに),そういう話になるだろう。

ただ,よくわからないならわからないなりに,録音だけでもしておけば何かの参考にはなるかもしれないので,続けようと思う。

最近はカポタストを使った曲も練習していて,カポを使ったときのハイフレット側の音が気になるという人もいると思うので今回から追加してみた。

■ギター:YAMAHA FS720S(2009年2月購入),弦:Martin Extra Light(Bronze),録音:XA-C110

【アルペジオ(指弾き)】Capo 0

【アルペジオ(指弾き)】Capo 4

【ストローク(ピック弾き)】Capo 0

【ストローク(ピック弾き)】Capo 4

肝心のかんな氏の感想を聞いていなかった。「最初から良い音だったので違いはよくわからない。悪くなってはいないのでは?」とのこと。

参考記事:

FS720S購入後3ヶ月(弦の交換)

FS720S購入後1ヶ月

FS720S購入直後

ギター関係の記事一覧

ギター

2009年09月12日

●告知☆ピートがカレンダーに掲載

ピートの子猫のときの写真がカレンダーに掲載されました。【こねこめくり2010 WEEKLY KITS CALENDAR】です。

ピート

関連記事:かんな氏のブログ⇒にゃんこーず:写真選考結果


2009年09月07日

●BOSE PLS-1510の故障と修理(サポセンにメール)

2度目の入院では「症状確認できず」で戻ってきてしまったPLS-1510,その後数時間鳴らしていたらやっぱり左スピーカからボソボソとノイズが出始めた。

また購入店に持っていっても同じことを言われそうだし,何より重たい本体を何度も運ぶのは疲れる。

しかしサポセンに電話するのも精神的に疲れるなぁ,と思いつつBOSEのウェブサイトを見たところ,感心なことにメールによる問合せフォームがある。これだけでもBOSEサポートのポイントアップである。

今までの詳しい経緯(修理明細の番号など)と,「気に入った製品なので長く使いたい」旨をしたため,メールを送ったのが土曜日。

月曜の午後には返事が来て,再修理させてくださいとのこと。購入店に持っていく際は「修理番号」を伝えるようにとの指示なので,少なくとも門前払いは回避できそう。

これでなんとか現状打破できるだろうか。BOSEのサポートはきちんと仕事をしており,この点は好感が持てる。もちろん最終的な評価は次の修理結果如何によるけれど。

2009年09月06日

●壁紙:ピート×Macコラボ

Apple純正のユキヒョウがイマイチかわいくないので,作ってみました。

pete on mac

Mac OS X Snow Leopard ピート仕様の特徴
・1日14時間睡眠
・おなかが減ると動かない
・おなかがいっぱいでも動かない
・機嫌が悪いとかみつく
・トイレはすぐにキレイにしましょう
・ダイエットフード不可
・新鮮なお水を飲ませましょう
・アメブロに書いたネタとカブってるけど気にしない

2009年09月02日

●SF本読了 超弦領域

「超弦領域—年刊日本SF傑作選」(大森望,日下三蔵[編])読了。

虚構機関」に続く年刊日本SF傑作選の2年目。普段なかなか手に取らない作家の作品が多く,新しいお気に入りを探す手掛かりになるので助かっている。できれば長く続いてほしいものだ。

気に入ったのはノックスの十戒(探偵小説のルール)をネタにした「ノックス・マシン」(法月綸太郎),A.C.クラーク追悼の「青い星まで飛んでいけ」(小川一水),007パロディの「From the Nothing, With Love.」(伊藤計劃)あたり。やっぱり自由意志を否定するリベットの実験は多くの作家にインスピレーションを与えているようだ。

バカバカしいけれど「アキバ忍法帖」も楽しめたし,マンガの「全てはマグロのためだった」も良かった。

伊藤計劃氏の訃報は同年代なだけにショック。ご冥福をお祈りしたい。

【収録作品】
・ノックス・マシン(法月綸太郎)
・エイミーの敗北(林巧)
・ONE PIECES(樺山三英)
・時空争奪(小林泰三)
・土の枕(津原泰水)
・胡蝶蘭(藤野可織)
・分数アパート(岸本佐和子)
・眠り課(石川美南)
・幻の絵の先生(最相葉月)
・全てはマグロのためだった(Boichi)
・アキバ忍法帖(倉田英之)
・笑う闇(堀晃)
・青い星まで飛んでいけ(小川一水)
・ムーンシャイン(円城塔)
・From the Nothing, With Love.(伊藤計劃)