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2008年12月31日

●写真ってたのしいねっ2008年総括

2008年はWebサイト開設10周年の記念すべき年だった。ブログの更新頻度も意識して多めにしたが,日記ではないので,さすがに毎日更新するのは難しい。Webサイト/ブログがらみでは写真データをFlickrに置くようになったのが大きな変化だ。Flickrの会費は当ブログ本体を置いているレンタルサーバの会費よりも高額である。

かんな氏のpyon*webも含めたcheb.sakura.ne.jpのアクセスは,1日平均約300ビジターというところ。検索エンジンのキーワードが月にだいたい2000〜3000件ヒットしている。12月時点でのキーワードの上位は"vb6 正規表現","グレイコード 変換","フルート 初心者","ミラコスタ ウェディング"という感じ。様々な言葉の組合わせを含めたトータルではやはりミラコスタウェディング関係と,パジェロ関係,あとはPowerBookG4のキーボード交換がかなり検索されているようだ。多少でも皆様のお役に立っていれば幸いである。

ネット以外のイベントとして,なんといっても嬉しかったのが和泉宏隆トリオのライブを生でしかも特等席でたっぷり拝聴できたことだ。

読書については再読を多めにしたこともあって,少しペースダウン。SF31作品(うち再読18作品),ミステリィ3作品。ミステリィは森博嗣氏の文庫新刊を待つ状況が続いている。ノンフィクションをぜんぜん読めなかったのは素直に反省したい。

【SF】
逆境戦隊バツ「×」<1>(坂本 康宏)
ディアスポラ(G.イーガン)(再読)
逆境戦隊バツ「×」〈2〉(坂本 康宏)
銀河北極〜レヴェレーション・スペース2〜(A.レナルズ)
記憶汚染(林譲治)
フラッタ・リンツ・ライフ(森博嗣)
順列都市(上・下)(G.イーガン)(再読)
反逆者の月2—帝国の遺産—(D.ウェーバー)
パンドラ(1〜4)(谷甲州)
ファウンデーション —銀河帝国興亡史〈1〉(I.アシモフ)(再読)
啓示空間(A.レナルズ)(再読)
ファウンデーション対帝国—銀河帝国興亡史〈2〉(I.アシモフ)(再読)
第二ファウンデーション—銀河帝国興亡史〈3〉(I.アシモフ)(再読)
宇宙叙事詩(上・下)(光瀬 龍,萩尾 望都)
鋼鉄都市(I.アシモフ)(再読)
ファウンデーションの彼方へ(上・下)(I.アシモフ)(再読)
都市と星(A.C.クラーク)(再読)
夜明けのロボット(上・下)(I.アシモフ)(再読)
ロボットと帝国(上・下)(I.アシモフ)(再読)
ファウンデーションと地球(上・下)(I.アシモフ)(再読)
ファウンデーションへの序曲(上・下)(I.アシモフ)(再読)
ファウンデーションの誕生(上・下)(I.アシモフ)(再読)
ファウンデーションの危機(上・下)(G.ベンフォード)(再読)
ファウンデーションと混沌(上・下)(G.ベア)(再読)
ファウンデーションの勝利(上・下)(D.ブリン)(再読)
量子真空(A.レナルズ)
神様のパズル(機本伸司)
黎明の星(上・下)(J.P.ホーガン)
クレィドゥ・ザ・スカイ(森博嗣)
ディファレンス・エンジン(上・下)(W.ギブスン,B.スターリング)
ZOKU(森博嗣)(再読)

【ミステリィ】
町でいちばん賢い猫(R.M.ブラウン,S.P.ブラウン)
θは遊んでくれたよ(森博嗣)
τになるまで待って(森博嗣)

【ご参考】
2007年総括
2006年総括
2005年総括

●次期デジカメを考える(その4)

前回はスペック面から次期デジカメの構想を練ったが,欲しいスペックを予算内で満たす機種が皆無であり,買い替え計画は暗礁に乗り上げた。

ちょっと頭を冷やして,歳末セールの量販店を歩きながら再び構想を練る。そもそも,FinePixから買い替える目的,つまりどんな写真を撮りたいのか,という撮影意図からの視点で考える必要があるのではないか。

かんな氏と話し合ったところ,一番重要なのはやはり「猫の写真を綺麗に撮ること」で,特に屋内の暗い条件でも綺麗に撮れたら嬉しい,ということだった。単に写ればいい,ということであれば手ぶれ補正の付いたレスポンスの良さそうな少しグレードの高いコンパクト機も考えられるが,「綺麗に」という条件がくせ者である。

「綺麗な写真」というのは非常に主観的な基準だが,議論を進めていくと最終的には「一眼レフで撮ったような」写真,ということになってしまう。そうなると高機能な高倍率ズーム機では画質的に不満が残る結果になりかねない。単なる撮影テクニックの問題でも,「やっぱり一眼レフじゃないから...」となってしまう可能性がある。

そこで,最初に検討対象から除外していたデジタル一眼レフにも目を向けてみると,廉価版のKissシリーズならボディ5万円を切っているではないか。動画はもちろん撮れないが,動画と一眼レフの高画質の両立が困難なことはかんな氏も納得している。このKissに手持ちの50mmF1.4を付ければ,画角は変わってしまうが80mm相当のポートレイトレンズとしてそこそこ「キレイ」な写真が撮れるのではないか?EOSなら外付けストロボも当然使えるし,屋内撮影のバリエーションも広がる。

ということで,量販店で相場をチェックした後,ネットでの相場をチェックするために帰宅したWebmasterである。

(つづく)

【次期デジカメを考えるシリーズ】
その3
その2
その1

2008年12月25日

●キューブ車検3回目

1年落ちの中古車で買ったキューブ(2002年式AZ10)も3回目の車検となる。買ったときに履いていた大径16インチホイールと扁平タイヤはすぐに処分して,ダンロップの13インチ安物エコタイヤ(ホイール付きで4本4万円)に換えたが,このエコタイヤも4年で4万キロ走ってだいぶ磨り減ってきた。スリップサインはギリギリ出ていないが,クラックも目立つしこの辺が換え時だろう。

とはいえ,次の車検('11/1)を通すかどうかまだ決めていないので,新品のタイヤを買うのももったいない。そこでとりあえずスタッドレスタイヤに履き替えることにする。このスタッドレスは2004年に他界した父の見舞いに行くのに,どうしても冬の新潟に帰省する必要があって買ったもので,それ以外にはほとんど使い道がなかった。茨城では雪が積もるのは年に一度あるかないか,という程度だし,自分だけがスタッドレスを履いていても周りの車が突っ込んできてアブナイので基本的に雪の日は乗らない。またパジェロを降りてからは自分の車でスキーに行くこともない。

代車はマーチ(AK12)で「わ」ナンバーだった。内装はチープだがCVTで快適。キューブのヘタったシャコタンサスに慣れているので,マーチの脚はかなりふわふわに感じる。

車検時の走行距離は84,800km。前回の車検でいろいろ部品交換をやってもらったので,今回は消耗品の交換と標準的な整備だけで済んだ。ただ,頻発するバッテリー上がり対策として買った高価な大容量バッテリーが,そろそろ3年経つのでこれは交換時期かもしれない。コンパクトカーを単に維持するだけでも税金・車検整備・消耗品・ガソリンと,相当の金がかかるものだ。

ガソリン高騰のときに,多くの消費者が車の維持費が高いことに気付いたのに加え,金融危機の影響で車業界は最近特に厳しい様子だ。車検の手続きでディーラに行ったかんな氏は,営業が気持ち悪いほど親切だったとおっしゃっていた。なんとしても顧客を囲い込みたいのだろう。

すり減ったタイヤ

【ご参考】
2回目の車検
1回目の車検

2008年12月24日

●ホロホロ5歳

メンテナンスフリーの小エビ(スカーレットシュリンプ)のホロホロ2匹も5歳になった。Xウォータを数ヶ月に一度注ぎ足すだけの世話しかしていないのに,意外としぶとい長生きである。今年はデルタに水槽を倒されて水が半分くらい流出してしまうという危機があったけれど,なんとか乗り切った。

ホームページには8年以上生きている例もあると書いているので,気をつければもう少し長生きできるだろうか。スーパーの雑貨コーナーで売られていた癒しアイテムだが,生き物である以上は最後まで責任を持って世話(水を足すだけだが)してやらねばなるまい。

水の蒸発によって数ヶ月すると無視できない水位低下があるので,長生きさせたい場合は面倒でも純正のXウォーターを入手して注ぎ足した方が良いだろう。Xウォーターはオフィシャルの通販か東急ハンズでしか手に入らないので,これが面倒で全滅させてしまう人も多いと思う。おそらく水道水や蒸留水では代用できないだろう。

また,最初に6匹も7匹も入っている場合があるが,何匹が最適なのかはいろいろ条件があって難しいところだ。うちでは最初5匹だったのが早々に3匹が死に,残り2匹では藻の繁殖が早すぎるので,今年はずっと暗所に置いている。専用ヒーターは使っておらず,内壁の掃除もしていない。エビたちに極力ストレスを与えないようにすることも大切だと思う。つまり,もはや観賞用としての意味はまったくない。

ホロホロ5歳

2008年12月22日

●週末見た景色 ヘアサロン

ホームページが仮復旧したそうなので,お世話になっているヘアサロンをご紹介。

G.ジーピリオド

髪をどこで切ってもらうか,というのは長年悩んでいた問題。なかなかしっくり来るところがなかったのだが,このG.さんは完全予約貸切り制で大変居心地が良く,かんな氏と結婚して以降は毎回2人でお世話になっている。

g-period

Webmasterとだいたい同時期に楽器をはじめたマスターだが,東京までレッスンに通う熱心さで,メキメキ上達していて驚かされる。髪を切りにいくたびに,自分も頑張らなければ,と思う。

ヘアサロンG-period

2008年12月21日

●密室トリックの傾向と対策

最近いい歳をして名探偵コナン(テレビシリーズ)のDVDを順番にレンタルして観ている。また,森博嗣氏のミステリはずいぶん読んだ。しかし,毎回毎回密室トリックがさっぱり解けずに途方に暮れるWebmasterである。コナンくんのように,あるいは犀川先生のように,もしくは紅子さんのように,はたまた海月くんのように,スマートに解決できないものであろうか。

せめて密室トリックの定石を頭に入れておいて,その可能性くらいは作中のキャラクタよりも早く検討したいところだ。密室トリックで思いつく手法としてはどんなものがあるだろう。

その前に密室の定義をしておいた方が良いかもしれない。「密室」とは初期の観察段階において次の要件を満たす状況である。

・明らかに他殺された被害者が(通常1名)おり,
・部屋の中には被害者以外に人間が存在せず,
・出入口や窓はすべて内側から施錠されており,
・それらの鍵(合鍵)は存在しないか部屋の中にあり,
・施錠された出入口や窓以外には人間が出入りできるルートがない。

こんなところだろうか。自殺の可能性を排除させるために,次のようなオプションが付く場合もある。
・上記部屋の中には凶器は存在しない(持ち去られている)。

密室トリックというのはつまり,上記の定義のいずれかが崩れる状況であると言える。
(1)他殺に見せかけた自殺である。
(2)瀕死の被害者が自分で施錠した後,絶命した。
(3)じつは隠し扉・通路などがある。
(4)犯人は入口が開けられるまで部屋の中に潜んでいる。
(5)窓・扉を細工して外部から施錠した。
 ー糸を使う,窓枠ごとはずす,蝶番をはずす,等。
(6)鍵を使って外部から施錠した後,鍵をどうにかして部屋の中に戻した。
(7)じつは施錠されていなかった。
 ー接着剤等を使って施錠されているように見せかける。
 ー施錠されていることを確認した人物が犯人あるいは共犯者である。
(8)外部から人間の通れない隙間を使って殺害した。
 ー毒ガスを流す,毒をもった動物を使う,等。
(9)犯人が部屋を出た後,時限式で作動する仕掛けで殺害した。
 ー毒入りの飲食物,タイマーやセンサで作動するメカニズム,等。

特定の作品を意識したわけではないけれど,だいたい思いついたのはこんなところ。まだあるかもしれない。だいたい(1)〜(3)の可能性は早々に除外されるケースが多いと思う(つまらないので)。(4)〜(8)はいろいろなバリエーションがあって,たいていこのどれかを集中的に考えることになる。(8)はホームズであまりにも有名になってしまった手口なので,あまり見かけない。(9)はいかに証拠を残さないか,という部分にセンスが問われる。

このあたりを考えながら見ると,もう少し楽しめるだろうか。いやむしろ早々にトリックが解けてしまったらつまらないかな?まあ今どきこの程度の可能性の列挙で解けるようなミステリはないかもしれないが...

「思考というのは、既に知っていることによって限定され、不自由になる」ーー「τになるまで待って」(森博嗣)より


2008年12月20日

●ミステリ読了 τになるまで待って

「τになるまで待って」(森博嗣)読了。

Gシリーズ第3弾。森氏は今後の長編執筆本数をすべて決めておられて,どのシリーズがあと何作出るかはもう決まっている。また,ブログなどで表に出るのは今年(2008年)で最後,ということでMORI LOG ACADEMYの更新を楽しみにしていたWebmasterはちょっと残念である。

ブログや近況報告は今年2008年で終了します。また、雑誌などの取材を受けるのも今年が最後です。来年からは、表に出ることはファン倶楽部関連のもの以外にありません。――浮遊工作室(近況報告)より引用


2008年12月19日

●SF本再読 ZOKU

「ZOKU」(森博嗣)を再読。

森氏の本で再読したのはZOKUが初めてかもしれない。この本はかんな氏もお気に入りで,リリーダビリティ(再読性)は抜群に良いと言える。

続編も出ているが,文庫化を楽しみに待っている状況。単行本⇒ノベルス⇒文庫という段階を踏むのでかなり待たされる。


2008年12月18日

●魔法のカイロ

何年か前にかんな氏が買った「魔法のカイロ」。

中身は透明な液体で,中の金属を「パキッ」と折り曲げると,液体が結晶化しつつ発熱する。完全に固まって冷えたら,電子レンジや湯煎で温めるとまた液体に戻って繰り返し使えるという不思議なカイロ。

これは魔法ではなく化学。液体は酢酸ナトリウムで,この液体の性質(過飽和?過冷却?) を利用したもの。

久しぶりに使おうとしたのだが,何度レンジや湯煎で温めても,トリガー(金属をパキっ)する前に結晶化が始まってしまってダメだった。経年劣化したのだろうか?

魔法のカイロ

2008年12月14日

●猫写真 師走のピートとデルタ

猫は夜の方が目がまんまるで可愛いのだが,暗いのでなかなかうまく撮れない。普段はあまり載せない手ぶれ写真だが,雰囲気は伝わるだろうか。

ピート

夜はオートフォーカスも怪しい。一応補助光が発光するけれど,特に猫のようなモフっとした被写体だとピシっとピントを合わせてくれない。といって操作性の悪い&小さい液晶ではマニュアルフォーカスも厳しい。こういうときは光学ファインダとフォーカスリングが欲しくなる。

ピートとデルタ

こちらはペンタSPの余りフィルムで撮った写真。並べるとフィルムの方が長細く感じる。(コンパクト)デジカメと35mmフィルムでは縦横比が違うため。

ピート

ピートとデルタ

ASAHI Pentax SP / SuperTakumar 1:1.8/55 / Centuria400

2008年12月13日

●SF本読了 ディファレンス・エンジン

「ディファレンス・エンジン(上・下)」(W.ギブスン,B.スターリング)読了。

90年代を代表する傑作SFという評判だが今まで未読だった。復刊フェアで入手。

しかし実はWebmasterはギブスンがあまり得意ではない。サイバーは好きだけどパンクは苦手,と言ったらいいだろうか。ニューロマンサーなんかもいまいち肌に合わなかった。

で,本書はスターリングとの共著ということで,多少はとっつきやすいかな,と思ったわけだ。

結果は,まあつまらなくはないけれど,やっぱりドロドロした感じで,あまり好みではないな,というのが正直なところ。歴史改変モノなので,歴史とか文化という背景がある程度わかっていないと楽しめない,というのもあるかもしれない。もし電気ではなく蒸気機関が発達し続けたら,という想像は楽しいので,もっと淡白に,ドライに,清潔に,いやらしくないスチームパンクがあれば読んでみたい。

世間の評価と自分の評価はやっぱりズレているな,と確認できる一冊だった。


2008年12月11日

●今日の買い物 DVDプレイヤ

最初にDVD再生機を買ったのは1999年,SONYのDVP-S707Dという機種で定価78,000円だった。録画もできない,単にDVDを再生するだけの機械でこの値段。ずいぶん人柱としてDVDの普及に貢献したものである。

次に買ったのはBOSEのWBS-1EXIIIで2005年だった。これはDVD/CDレシーバ「PLS-1510」とスピーカ「125」のセットシステムで,セパレートコンポに比べて場所を取らずに重宝していた。だがしかし,かんな氏が家族に頼んで録画してもらった熱中夜話のDVDがなぜか見られない。

物欲を刺激されて危険なので,デジタル放送の録画機については調べないようにしていたのだが,せっかくのDVDが見られないのももったいないので,今回少し調べた。すると,どうやらデジタル放送を録画したDVDは,CPRMというコピー制御方式に対応したプレイヤでないと,再生できないらしい。

PLS-1510が出た当時はそんな規格はまだ存在しなかったので,当然非対応だったわけである。

我が家ではテレビの録画は未だにアナログのS-VHSビデオデッキ(HV-BS88)を使っているので,そろそろHDDやブルーレイの録画機が欲しいという想いもある。しかし,DVDとか薄型テレビでかなり人柱的貢献をしているので,どうせならもっと安くなってから買っても罰は当たらないだろう。

そこで,とりあえずCPRMに対応したDVD再生機をつなぎとして買うことにした。どれでも良かったのだが,国内メーカー品で一番安かったSONYのDVP-NS53Pにした。値段は9年前の約1/10で,7,000円。当時の投資を考えたらタダでもらってもいいくらいであるが,まあいいか。

しかしCPRMだとか,DVD録画メディアのフォーマットだとか,知らないうちにとんでもなく複雑になってしまっている。もう少しユーザに優しくできないものか?

DVDプレイヤ

2008年12月08日

●家庭用コージェネレーションシステムの一提案

発電で出る排熱を利用して総合効率を高める,コージェネレーションというエネルギー供給システムがある。家庭用では都市ガスで発電して,その排熱で給湯や暖房をする「エコウィル」が有名。

そこで我が家でも考えた。

ひとつ目は洗濯乾燥機で乾燥中に出る排熱を有効に利用するシステム。

ネ・コージェネレーションシステム

これは実証試験がほぼ完了している段階で,かなりホカホカになることが確認されている。課題としてはデルタが電源ボタンを押して運転を止めてしまうこと。次に洗濯機を買うときはチャイルドロック機能が是非ほしい。

ふたつ目はトースターの排熱を有効に利用するシステム。

ネ・コージェネレーションシステム

こちらは安定性に若干問題があり,まだ研究段階。

これらのシステムを総称して,ネ・コージェネレーションシステムと名付けたい。

コージェネレーションをさらに発展させたトリジェネレーションシステムというのもあるので,トリを飼っているお宅では是非チャレンジしていただきたいと思う。

2008年12月07日

●今週見た景色 東京ディズニーシーとホテルミラコスタ(ペンタSP)

ディズニーにフィルムカメラを持っていったのは結婚式の写真を撮って以来5年ぶり。結婚式のときはEOSに外付けストロボを使ったので,ペンタSPは初めてになる。

ディズニーシー

園内を歩いているおとーさんたちのデジ一眼比率は相当高くて,長いズームレンズを付けている人も多かった。ここで使わずにいつ使う,という感じだと思うが,重くて肩はこると思う。ペンタSPも結構重かった。

今回も露出計は動いたり止まったりで当てにならず。デジカメをISO400に設定して露出計がわりに使ったので,明らかな失敗写真はなかった。

たいてい一回の旅行でフィルム1本と決めているので,ISO感度の選択は悩むところ。いや,安売りの時に買っておいたCenturia400を使うので悩みはしないのだが,ピーカンの屋外から屋内まですべてこれ一本で済ませるのでなかなか難しい。特に今回のように快晴だとシャッタスピードを最高の1/1000sにしても,F5.6とかF8まで絞らないといけないので,大きく背景をボカした写真は撮れない。

夜景はデジカメとほぼ同じ設定だったが,フィルムだと雰囲気が違う。

ディズニーシー
ディズニーシーディズニーシーテルメヴェネチア

ASAHI Pentax SP / SuperTakumar 1:1.8/55 / Centuria400

2008年12月06日

●今週見た景色 東京ディズニーシーとホテルミラコスタ

東京ディズニーシーとホテルミラコスタ。今年は東京ディズニーリゾート25周年ということで,飾り付けも25周年のものになっている。

ミラコスタ宿泊は通算7泊目。良いロケーションの部屋が取れてラッキーだったが,かんな氏が体調を崩してしまって,危機管理と有事対応能力が問われる2日間だった。予約は半年前に入れている(そうしないと取れない)ため,こんなこともある。

ディズニーシー
ディズニーシーディズニーシーテルメヴェネチア

Fujifilm Finepix S5000

【参考記事】
2007年の様子
2006年の様子
2005年の様子
かんな氏のミラコスタウェディングページ

●撮影器材の話

今回,かんな氏への出演依頼から収録日まで10日あまりしかなかったので,ピートとデルタの動画素材はすべて過去に撮影したものを使った。

せっかくのハイビジョン番組である。こんなことならせめてVGA動画が撮れるデジカメを買っておけば良かった。

スチル写真の方はほとんどボツ(1枚だけ前編で使われていたがお気付きの方はいただろうか?)であった。まあこの業界では第一人者の八二一さん(「はっちゃん日記」の写真家さん)が出演されていたので無理もないし,テレビ的には静止画よりも動画の方が使いやすいのだろう。

八二一さんによる猫写真撮影テクニックの解説を生で聞けたのは貴重な経験だった。けれど,あくまでも素人がコンパクトデジカメで失敗しないためのテクニックであって,はっちゃん日記のようなステキな写真を撮るためのテクニックではなかった。はっちゃん得意のきゅっぴーん☆はデジタル一眼レフに外付けストロボを付けて,天井バウンスで目にハイライトを入れる効果を狙ったもの。つまり基本的なテクニック(腕)というのは確かにあるが,本当に良い写真を撮るためにはやはり器材(お金)も重要,ということだ。

2008年12月05日

●収録の感想と裏話的なこと(その2)

第2夜も放送されたので前回のつづき。

音声はタレントさんはピンマイク,その他大勢の出演者はマイク係から手渡されるハンドマイクですべて拾うようになっていて,セットの周囲でしゃべったり音を立てるのはぜんぜん問題なかった。逆に収録中はPA(拡声装置)がないので,声の小さな出演者の話は聞き取れなかった。タレントさんは声も大きくなくてはいけないのだな,と思った。

タレントさんと一般出演者が会話できたのは収録中のみで,雑談したりサインをもらったり,といったミーハーな行動は許されなかった。むしろスタッフに紛れていたWebmasterの方が,美しい田丸さんを間近で見られてラッキーだったかも。

収録準備中

今回,かんな氏が猫好き30人としてなぜ選ばれたのかは,結局謎のままである。こちらからアプローチしたわけではもちろんない。mixiというSNS内にある猫のコミュニティで,番組スタッフから宣伝があったようだが,これは番組ホームページの掲示板への書込みを呼びかけるもので,出演者の募集ではなかったし,その掲示板に書き込みをしたわけでもない。

公開されているブログから適当に選ぶとしても,猫をテーマにしたブログはそれこそ何千とあるだろうし,かんな氏よりももっと猫が好きで更新も頻繁に,良いカメラでステキな写真を撮っている方だってたくさんいるだろう。人前でしゃべるのが好きで,猫についてとことん語りたい人だって多いと思う。

今回選ばれた30人はどちらかというと控えめで,台本のネタ以外に「何かしゃべりたいことがある人は?」と大木氏に挙手を求められても,手を挙げたのは猫関係で商売を始めた人くらいだった。あまり目立ちたがる人ばかり集めると収集がつかなくなるためだろうか?

以下はNHKに限った話だと思うが,スタジオパークからいくつかのスタジオを俯瞰で見学できるようになっているし,熱中夜話の収録もモニタできるようになっていた。もちろんカメラ等での撮影は禁止(見つかるとカーテンを閉じられてしまう)だが,単に収録を見学したいというだけなら,誰でも可能である。まあどの番組がいつ収録されるかの情報収集は必要だが。

通しての感想としては,番組制作スタッフの方の対応がとても親切だったということ。やはりNHKだと視聴者=受信料を納めているお客様,という意識だからだろうか?マスコミには日頃から悪い印象しか持っていないWebmasterだが,少なくともNHKの製作現場の人たちへの認識は少し改めようかと思う。

2008年12月01日

●PowerBookG4その後(3年経過)

PowerBookG4(12インチ)を使いはじめて3年経った。1年前の時点でHDDの空き容量が20GBでピンチと書いていたが,その後はFlickrを活用したり,不要なデータやアプリを整理して,なんとか20GB空きをキープしている状況である。

ノートPCで3年というとバッテリーは弱ってくる。このPowerBookG4はバッテリーリコールの対象だったので,2年前に新品バッテリーになっているのだが,それでもかなり弱ってきた。Webmasterは外で使う機会はほとんどないが,かんな氏は猫に邪魔されずに作業するために,よくファミレスやファストフード店に持っていく。その話を聞くと,実用できるのは1時間程度で,これではほとんど使い物にならないと言って良い状態だ。

これまでのWebmasterのパソコンの利用状況からすると,3年前後でリプレースするのが通例になっている。が,Macをリプレースするとなると,まずは半年先行して使っているかんな氏の同型機が先になるし,何度も書いているようにデジカメ(FinePixS5000)の方がもう5年ものということで,こちらの買い替えも急務であり,いろいろあって予算が追いつかない状況なのだ。

とはいえ主力機は動いているうちにリプレースするのが鉄則(データや環境の移行は壊れてからでは大変)なので,かんな氏には財政インパクトの極力少ないリプレース計画の立案をお願いしたいところ。

デザインや持っていて喜びを感じるという点では,次もMacにしたい気持ちなのだが,最近ミニノート(UMPC)というジャンルが急激に伸びてきて少し心が揺れている。Webmasterがミニノートに魅力を感じてカシオのFIVAを買ったのが2002年。本当に持ち運んで苦にならないミニノートとしては,あとは東芝のリブレットくらいしかなく,選択肢がほとんどなかった。

FIVA206VLは秋葉原で10万円で買ったもので,これでも信じられないくらい安いと思った。それが最近のミニノートは4〜6万円などという値段らしいではないか.スペックを見てもネットをメインで使うのであればまったく問題ない感じ。写真を確認したりするのに液晶が小さいのはちょっと不便だが,MacBook1台分の値段で2台買えるというのは魅力的だ。

一度Macの快適さを味わうと,またマイクロソフトの支配下に逆戻りしてウィルスに怯えながら暮らすのは気が進まないが,背に腹は代えられぬということでミニノートも選択肢のひとつとして考えたいと思う。

PowerBookG4(12インチ)のキーボード交換の記事は検索で訪れるビジターが多い。多少でも参考になれば幸いである。