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2007年11月28日

●PowerBookG4その後(2年経過)

PowerBookG4(12")を使い始めて2年経った。「いざというときのために」と取っておいたWindowsデスクトップ機はこの1年特に必要な場面もなかったので,そろそろ処分しようかと思っている。

Mac界はIntel製CPUへの完全移行だとか,つい先日には新OSX(10.5)がリリースされるなど賑やかだが,今のところ3年前のスペックであるPowerBookG4でも日常で特に不満を感じることはない。

もちろん,動画編集などをしようと思うとCPUのパワー不足を感じるけれど,それは仮に最新CPUを使ったとしても10倍速くなる,というところまでは進歩していないのではないかと想像する。1時間かかるエンコードが1分になるならともかく,30分に短縮される程度だとすると,あまり魅力を感じない。どなたか,PowerPC機とIntel機で動画のエンコード時間の比較をした方がおられたら,どの程度違うのか教えていただければありがたい。

ただ,ハードディスクの残り容量が26GBほど(元は80GB)と,ちょっと心もとなくなってきているのが懸案事項だ。搭載容量が60GBのかんな氏の方(2年半使用)は残り10GBと,かなり切実である。

今はデルタを膝に乗せてこれを書いている。ピートはとにかくパソコンの上に乗って困ったが,最近はその頻度も低くなったような気がする。デルタはパソコンの上を横断することはあっても,座り込むようなことはなく,膝の上で大人しく寝ていることが多いので助かっている。むしろ,何時間でも膝の上からどこうとしないので,引きはがすのに苦労する。

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PowerBookG4その後(3週間経過)
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キーボードバスター

2007年11月27日

●ミステリ読了 予知夢

「予知夢」(東野圭吾)読了。

湯川助教授シリーズの連作短編集の第2弾。ちょうどドラマと同時進行で読んだ(ミーハーだ)ので,トリックの視覚的理解はしやすかったが,逆にイメージがドラマの方で固定されてしまうので,想像して楽しむという読み方はできなかったように思う。

ドラマのストーリーは少しアレンジしてあるが,視覚的インパクトを狙いすぎてちょっと不自然というか強引な展開が目立つかもしれない。

あとはいろいろなところで突っ込まれていると想像するが,あの「ひらめいた」ときに数式を書き散らす演出。いくらギャグとはいえ,ちょっとどうかと思う。確かに単なる決めゼリフ(じっちゃんの名にかけて的な)では今どきインパクトが弱い,というのもわからなくはないけれど...

でも,そんな福山氏がちょっとカッコよく見えてしまうので,Webmasterもとっさのときに難しげな数式のひとつもスラスラと書けるようにしておいた方がいいだろうか。二次方程式の解の公式なんてのは誰でも知っていてすぐバレてしまうから,特殊相対性理論の一定加速度運動する物体の式なんてどうだろう。いや,どうせなら偏微分とか重積分の記号がちりばめられていた方が絵面的に見栄えがするか...

2007年11月25日

●ノンフィクション読了 ローバー、火星を駆ける

「ローバー、火星を駆ける—僕らがスピリットとオポチュニティに託した夢」(S.スクワイヤーズ)読了。

収納スペースの関係から,自らに「文庫縛り」を課しているWebmasterは,このようなハードカバーの本を買うことができない。そこで今回は近所の図書館でリクエストしてみた。出たばかりの新刊だったのでその場では「入荷するかどうかわかりません」という回答だったが,間もなく連絡が来てあっさりと入荷。一番で借りることができた。しかも読むのに時間がかかって延長してもらい1ヶ月くらい借りた。

2,600円もする本を新品で発売間もなく読むことができるのだから,図書館も使いようだ。年に何冊か注文したら高い住民税の10%くらいは元が取れるかもしれない。

もっとも,本書は図書館に置くべき良書であることは間違いない。華々しい惑星探査機の成果の裏には途方もない苦労と挫折が隠れているということを思い知らされる一冊。また,いま現在も火星の上ではスピリットとオポチュニティという人類の手による無人探査機(ローバー)が稼働中であるという感動を味あわせてくれる。

正直,次から次へとトラブルが発生する状況を読んでいると,自分の仕事と重なる部分もあって読むのが辛い場面もあった。事前にどれだけの不測の事態を想定し,それに対処できるようにシステムを作り込むか,という大変頭の痛い問題である。無限に開発時間をかけられればいくらでも信頼性の高いものが造れるが,納期と予算という非情な制約がある中で,可能な限り実現しなくてはいけないのだ。

この件を通じていちばん感じ入ったのは,システムにINIT_CRIPPLED(ポンコツの初期化)コマンドが組みこまれていたのが解決の決め手になったことだった。探査機が火星で通常の状態にあれば,まさか使うとは夢にも思わないコマンドだ。それにもかかわらず,グレンはプロジェクト始動後まもないころに,フラッシュファイルシステムが壊れたときに対処できるものが必要だと判断し,INIT_CRIPPLEDコマンドを組みこんでおいた。そして,異常事態が発生したときにこのコマンドがミッションを救ったのだ。

2007年11月24日

●今日見た景色 クリスマスイルミネーション

近所のクリスマスイルミネーションの点灯式。空には満月。今年は三脚持参で行ってみたのだが,イルミネーションに最適な露出ってどんな感じにすればいいのかよくわからない。

今回載せた写真はだいたいシャッタスピードを1秒前後,絞りはF4くらいで,ISO200感度に設定している。ちょっと周りが明るすぎる気もするがどうだろう。目で見たような感じで,というのがなかなか難しい。

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[Fujifilm FinePix S5000]

2007年11月23日

●猫のデルタ 生後6ヶ月(去勢手術)

デルタの去勢手術。手術時で推定生後6ヶ月,体重は2.9キロ。

ピートのときは麻酔のゴタゴタで術後一晩は大変だったものだが,デルタは昼頃に手術して,当日の夕方迎えに行ったときにはすでに元気になっていた。

食餌は術後8時間頃から与えるように指示があったが,その時点で食欲もあり,普段なかなか食べられない高級ネコ缶を平らげていた。ピートが一晩フラフラで何も食べられなかったのとは対照的。

ただ,ピートのときにはなかった「エリザベスカラー」を着けられてしまって,術後4,5日はこのままということで,あっちにぶつかりこっちに引っかけ,毛繕いはできないしピートには「シャー」と言われるし(これはいつもか),なかなか大変である。

ちなみにピートのときとは病院が違うので,いろいろと方針が違うということなのだろう。ピートはエリザベスカラーなしでも特に平気だったが,傷口の保護という意味では確かにあった方が安全だろう。ただし料金はその分高くなる。

とりあえずデルタが大イベントを乗り切れてホっとしている。

かんな氏のブログでも紹介しているので参考にしていただきたい。
にゃんこーず:デルタ、頑張りました。

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2007年11月22日

●SF本再読 あなたの人生の物語

「あなたの人生の物語」(T.チャン)を再読。もう何度目の再読になるだろう。3,4回目か。特にハードSFというわけでもない(半分くらいはファンタジーに分類してもおかしくない)のだが,なんとなく引き込まれてしまうのがチャンの魅力である。

ゲシュタルトがわたしを呼んでいる

2007年11月21日

●SF本読了 ゴールデン・エイジ3

「ゴールデン・エイジ3 マスカレードの終焉」(J.C.ライト)読了。

3部作の完結編。遠未来のお話だが,設定がしっかりしていて読み応えがあった。流行のシンギュラリティものとは似ているようでちょっと違うかも。

数万年単位の未来というのはどのような世界だろう。人類は絶滅しているだろうか。もしこのまま繁栄を続けたとしたらこの作品の世界のようになるのか,あるいはまったく似ても似つかないような形態になっているのか...

温暖化の予測などで話題になるのはせいぜい数十年〜百年のオーダー。政府というか役所が考える未来は年金問題なんかでいいところ30年くらい?(まあ真面目に将来のことを考えているかどうか怪しいという話もあるが)。民間企業だとそれこそ半年とか1,2年先というスパンでしか未来のことを考えない(真剣に10年後のことを考えて投資するところが勝つということだろうけど)。

不死化技術というのはもちろん憧れるが,それより何より自分が死んだ後,ずっと未来の世界というのを見てみたいものだ。

2007年11月19日

●今日の買い物 コーヒーメーカ

加湿器が予算よりも少し安くあがったので,コーヒーメーカを買ってみた。

Webmasterはコーヒーが苦手で,やむを得ない場合(会議で出されるとか)以外はほとんど飲まない。砂糖たっぷりのコーヒー牛乳なら大丈夫だが,糖分の取りすぎが気になる。といってブラックで飲むと胃の調子が悪くなってしまう。

ということでこの機械はかんな氏専用。お湯をゆっくり注ぎ入れることで一杯ずつドリップするのに比べて味に違いが出る,ということらしい。試しに淹れてもらってみたが,やっぱり苦いコーヒーの味しかしない(あたりまえ)。

Webmasterは酒も飲めないし,タバコも吸わないし,紅茶も渋いものは苦手なので,カッコいい嗜好品のたしなみとは無縁なのだ。

「今年のボジョレーヌーボーは美味しいね」とか「豆を変えたね?」とか気の利いたセリフを一度で良いから言ってみたいものだ。ファンタグレープを飲みながらチーズフォンデュを食べてもいまいち雰囲気が出ないのである(旨いけど)。

2007年11月18日

●加湿器ふたたび

寒くなってきてエアコンの暖房運転をはじめると加湿器の出番である。

ところが,以前買った加熱気化式の加湿器は,電子スイッチの不良でわずか2シーズンで故障してしまった。買った量販店に持っていって修理する選択もあるのだが,それ以外にもファンの音がうるさいとか,フィルタの手入れが面倒という不満もあったのでそのまま廃棄処分となった。やはり無名メーカーの安物は信用ならない。

この教訓を踏まえて,再び量販店で加湿器選びである。まず名の知れたメーカー品であること,あとは手入れが簡単な点を重視して選択する。で,選んだのが象印のスチーム式というわけ。

見た目は電気ポットそのまんま。お湯を沸かして湯気で加湿しますよというコンセプトが明快だ。何しろポットを作っているメーカーだから信頼性は問題ないだろう。フィルタがないので手入れも楽そう(要するにポットと同じ)だ。

難点としては,高温の湯気が出てくるため火傷の危険がある。前回はピートの火傷を心配してスチーム式はやめた経緯があるが,この機種はコケたときの安全装置もあるし,湯気が熱いと気付けばネコたちもわざわざ触らないだろうと楽観的な判断をする。

買ってきて実際に動かしてみると,ピートもデルタも特に興味を示すこともなく,火傷の心配はなさそうである。またネット上の評判で「沸騰時の音が気になる」という意見が多かったが,前回使っていた安物ではファンの音がさらにうるさかったので,それに比べれば全く問題ないレベル。加湿能力も申し分ない。

消費電力がちょっと大きい点が気になるが,省電力タイプの有名メーカー品は価格が倍以上なので,イニシャルコストとランニングコストのバランスを考えるとどちらが得かは微妙なところだろう。あとは壊れずに動いてくれることを祈るばかりだ。

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2007年11月17日

●今日見た景色 かみね公園

今年の紅葉見物も近所のかみね公園で。基本的にはサクラの山なので,もみじは10本ほど。それでもなかなか綺麗。

近所のやまがた屋でおにぎりとからあげを買って,ここで紅葉を見ながら食べる。

さすがに紅葉を黒白写真で撮ったらわけがわからないので,今回はデジカメで。

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[Fujifilm Finepix S5000]

2007年11月13日

●今日の算数 BIGを買うなら

e-bankに口座を持っているとtotoがネットで買えるので,BIGのキャリーオーバーに誘われてついついポチっと買ってしまうWebmasterである。

6億も当たるなら,全組み合わせを買い占めれば確実に当たって元が取れるのでは?と思うかもしれないが,そうはいかないのが宝くじの難しいところだ。まずBIGは自分で組み合わせを選んで買うことができない。だからこその高額クジなのだ。

仮に組み合わせを選べたとしよう。そして考えられる全組み合わせを買ったらどうなるか。BIGはJリーグの14試合の結果がそれぞれ「勝ち,引き分け,負け」のどれになるかを当てる。つまり全組み合わせは,314=4,782,969通り。すべて買うなら一口300円なので,1,434,890,700円必要になる。これだけ買えば確実に当たるが,6億当たっても8億のマイナスというばかばかしい結果になってしまうというわけ。しかも上述のように組み合わせを選べないので,480万枚買ったとしても当たりくじが入っていない可能性もある。

計算してみればこのように当たる確率がとても低いことがすぐにわかるのだが,それでも買ってしまうのが悲しき小市民というわけだ。

2007年11月11日

●猫のデルタ 予防接種(2回目)

前回から3週間経ったので2回目の三種混合予防接種を済ませたデルタである。体重は2.8キロ。前回からも500グラム増えていてどんどん大きくなっているイメージ。

だが,よく思い出してみるとピートは同じ生後6ヶ月のときにすでに4キロだったので,それに比べるとデルタの方が小さい(というかピートがでかい)ことがよく判る。

動画はデルタがピートの毛繕いをしてあげて,ピートが少し迷惑そうにしながらも身を任せているという,かなりレアな場面。いつもこんな風だと平和でいいのだが,相変わらず取っ組み合いの日々が続いている。

【動画 デルタがピートの毛繕いを!】

ネコが2匹に増えたということで,かんな氏の猫ブログ「にゃんこーず」も新規に立ち上がったので,どうぞよろしく。

にゃんこーず

2007年11月10日

●ブログメンテナンス DBをSQLiteに移行

当ブログも記事の数が400を超え,デフォルトのBerkeleyDBではパフォーマンスの低下が顕著になってきた。

データベースの移行はちょっと怖いかな,と思って先延ばしにしてきたが,本日思い切ってSQLiteへの移行を敢行。幸いネット上に詳しい手順の解説が多くあり助かった。

参考にさせていただいたサイト:
Movable Type 3.2 SQLite への移行手順[ItsMemo::IT]
Movable Type + SQLite[小粋空間]
mt-db-convert.cgi: MTデータベースの相互変換CGIスクリプト[Ogawa::Memoranda]

SQLiteへの移行で,再構築の際の安定性とスピードが格段に向上した上に,DBのサイズも10MBほど削減できた。こんなことならもっと早く移行すべきであった。

●自転車の思い出

ガソリン価格が上がり,今後も以前のような安い価格にはどうも戻らないような情勢である。これからは必然的に自転車が注目されるようになるだろう。

Webmasterが補助輪を外したのは小学校にあがる前だったか,低学年の頃だったかよく覚えていない。危なくないようにと,車に自転車を積んで広い河川敷公園に連れて行ってもらい,補助輪なしで乗る練習をした。どのくらい時間がかかったかも記憶にないが,その日のうちに乗れるようになり,嬉しくて公園内を何周も走り回ったことだけはよく覚えている。

一度補助輪なしで乗れるようになると,補助輪付きはカーブで車体を傾けることができないのでとても怖いと感じるようになる。それまでは補助輪に頼って乗っていたのに不思議な変化である。

最初の自転車が小さくなると,その当時流行っていた変速付きを買ってもらった。確か5段変速だったように思う。しかし所詮子供向けの製品で,変速機構で余計なメカが増えた分だけ重く効率も悪くなり,Webmasterの体が貧弱だったこともあって友達の変速なしのママチャリにどうやっても勝てず悔しい思いをした。友達のママチャリに乗せてもらうと,いやにペダルが軽く感じるがその事実を認めることを当時のWebmasterの頭脳は完全に拒否した。

で,中学生になって若干シンプルにはなったが,やはり6段変速のスポーツ車風の自転車を買ってもらって同じ過ちを繰り返すのであった。もちろん高級なロードレーサは車重も軽いしメカも良いものを使っているのだが,Webmasterが買ってもらえる程度の自転車ではやはりメカの増加の分だけロスが増えるだけという印象だった。

高校生になるとやはり当時流行っていたカマキリハンドルの安物のママチャリに落ち着き,変速メカのないその軽快さに感動したものである。

社会人になってもしばらくは安物のママチャリを通勤に使っていたが,今は所有していない。かんな氏がやはり独身時代に買った折りたたみ自転車が駐輪場に置いてあるが,これも3年ほど動かしていないのでボロボロだし粗大ゴミに出さなければと思っている。

現在住んでいる地域の特徴として,平地が少なく坂が多いため,元々自転車での移動には適さない,というのも新しい自転車を買う気にならない理由である。

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2007年11月06日

●iPod nanoその後

iPod nano(8GB)を買って1ヶ月。ある程度予想はしていたのだが,あまり活用できていない。

出張の電車内が唯一の活躍の場だが,これも耳栓代わりに音楽をループさせているだけで,別に1000曲も入っている必要はないかな,という感じ。当然画面など見ない。

Podcastの動画コンテンツをダウンロードしたりもできるが,これも見る機会がない。通勤のバスでは小説を読んでいるし,歩行中は危ないので聞くのを止めてしまった。うちに帰ればMacで見れば/聴けばいい。

カーステレオにつながればもう少し活用できるかもしれないが,純正カーステレオにはAUX INがない。そもそも最近は長距離ドライブの機会がない。

風呂で聴く,というのはなかなか良いのだが,防水スピーカ(アンプなし)の音がしょぼい。設計段階で浴室にもスピーカを押し込んでおくべきであった。

街を歩くともう何をしていようとヘッドフォンを着けたまま,どうかすると車や自転車の運転中も外さないという危険な人が結構いるが,これはせっかく高いお金を出して買ったiPodを少しでも長く使って元を取ろうという考えなのかもしれない。

2007年11月04日

●猫のピート 去勢後2年

ピートの去勢手術から2年が経過した。手術前の絶食・断水,手術直前の麻酔では一本目の注射のあとでピートが大暴れして手を付けられなくなってしまったためにガス麻酔に切り替えたこと,そして手術後は一晩中眠れずに,何度もフラフラとトイレに行って嘔吐していたこと...。今思い出してもつらい。

手術から24時間が経過した頃には元気を取り戻して,ホっと胸を撫で下ろしたものだ。その後は病気もせず,食欲旺盛(ただし好き嫌いあり)で,水道から新鮮な水をガブガブ飲み,どんどん大きくなって今では立派な大型ネコ。体重は5.8キロだ。

去勢したために体は大人,頭脳は子供という感じで,最近は新入りのデルタと大人げなく取っ組み合いのけんかだかじゃれ合いをしている。デルタが痛がらないので放っておいたら,ピートに噛まれた耳の後ろがハゲてしまっている。こういうのは家庭内暴力とは言わないだろうか...。

ちなみにデルタもピートに噛み付いているが,元々デルタは甘噛みができているし,ピートはタプタプの皮下脂肪のおかげでノーダメージだ。その割に「シャー」とか「ウゥー」と威嚇するのはピートの方なので,性格の違いというのは面白い。

ピートも1日に何回かは甘えたくなる時間があって,そんなときは膝に乗ってきたり布団に潜り込んで来ていたのだが,最近は甘え上手のデルタがその場所をすっかり占領してしまっているので,ピートが少し寂しそうな感じもする。たまにデルタが遊んでいるスキにピートが膝に乗ってくつろいでいると,それを見たデルタがすぐにやってきてピートを追い出してその場所に収まってしまう。

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【動画 ピートとデルタの取っ組み合い】

【動画 ピートとデルタ仲良く水飲み】

2007年11月03日

●ミステリ読了 四季 冬

「四季 冬」(森博嗣)読了。

わかった。森氏の作品について,読み終わった感想をブログに書こうなどと思うのがそもそも間違いである。

これから森作品を読もうとする人も,あるシリーズを読んで次は何を読もうか迷っている人も,事前にネットで書評やネタバレサイトは見ない方が良い。自分ももう森作品についてネットで調べることはしないようにしよう。あらゆる事前情報は邪魔であり有害と言える。予備知識はいっさい排除した状態から読み始めることこそが最高の贅沢だ。オビや裏側のあらすじもできれば見ない方が良い。

読む順番については,森氏は「どんな順番で読んでも構わない」と言っているが,やはり発行順に読むのがお勧めかと思う。が,それは自分の経験の話であって,新しいものから順に古い作品に遡って読んでいくことでのみ得られる感動というのもあると思うので,確かに「どんな順番で読んでも構わない」が真なのかもしれない。

文庫化がまだされていない未読シリーズはあるが,ここまででも充分に驚愕すべき読書体験であった。非常に月並みな感想で恐縮だが,森氏の頭の中ではどのようにストーリィが構築されているのか,それを覗いてみたい。

2007年11月02日

●ミステリ読了 四季 秋

「四季 秋」(森博嗣)読了。「有限と微小のパン」の後のお話...くらいは書いても大丈夫だろうか。面白かった,満足した,驚いた,感動した,とか抽象的なことしか書けない。

2007年11月01日

●今日見た景色 国分寺

国分寺。東京もこの辺まで来るとだいぶ雰囲気が変わる。

お土産は「らぽっぽ」の洋なしとおいものなめらかカスタードパイ

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