●あけましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます。
2013年も今まで同様,写真ネタにはこだわらず,アクセス数アップも意識せず,更新頻度も適当に続けていきたいと思っておりますので,どうぞよろしくお願いいたします。
日々の細々したどうでもいい話はツィッターで。>Twitter(@hsohei)
猫たちの様子はアメーバブログにも書いています。>ソウヘイ航宙記
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3.11の東日本大震災から1年9ヶ月。波はあるものの余震は続いていて,今月も一回津波注意報が出たりした。原発事故の放射線は,2012年12月末現在で0.055〜0.060uSv/hくらい。昨年の半分以下,1/3近くに下がってきている。事故前に比べると2倍くらいの値。
トピックスとしてはアマチュア無線関係が多かった。開局した当初は災害時に安心かな,という程度だったのが,うっかりCW(モールス通信)を試してみたところが,これがけっこう面白くてハマってしまった。オールモードの無線機FT-817を買ったり,ハムフェアにも出掛けてみたし,コンテストに参加して海外とも交信することができた。
新しいことに挑戦するのは楽しいし,これからもアマチュア無線は少しずつ続けていければ良いと思っている。ただし,1年間やってみてそんなにのめり込むようなことはないだろうと踏んでいる。なぜかといえばアマチュア無線は所詮「金がないと極められない/金さえあればそこそこ極められる」趣味だとわかったから。もちろんCWをはじめとしてPhoneでもオペレートのスキルに依存する部分はあるし,アンテナだとか電波伝搬を勉強することは必要だ。でも,いくらスキルを磨いたって無線機が買えなければ交信できないし,アンテナを建てる場所だって要る。そして無線機や道具類はいちいち高価。お金のない人は私のようにQRP(低出力)と移動運用で慎ましくやるのが精一杯。この1年で無線関係に20万円くらい使っても,だ。
そういう意味ではアマチュア無線というのは楽器やスポーツよりも,車だとかカメラに近い趣味ではないだろうか。そしてつぎ込んだ金額で満足度が変わるような趣味にはそれほど夢中になることはできない。これから続けていくにしても,投資は最小限に,スキルと知識を伸ばす方向で楽しみたいと思っている。
アコースティックギターの弾き語りは,無線とは対照的に90%はスキル依存であり,こっちの方こそ末永く楽しめる気がしている。とはいえスキルに依存するということは常に練習していないと上達はないということで,忙しいとなかなか厳しいのが実態。かろうじて年2回の発表会(春と秋)だけは参加するようにしている。
猫のピートは7歳,デルタは5歳になった。今年はいつものフォトコンテストで,かんなさんの撮った写真が特別賞を受賞した。日々の写真はアメブロの方に載せている。
読書は年末になってついにKindleが発売され,私も早速PaperWhite 3Gを購入した。今後紙の本と電子書籍の読書比率がどのように変わっていくのかは予測できないけれど,1年後の総括ではある程度方向性が見えてくるかもしれない。保管場所のことを考えるとKindle優位なので,購入を迷っている本が複数ある場合はKindle版が出ている方を優先する可能性は高い。
ということで今年読んだ本は下記。
【SF】
キリストのクローン/新生(上・下)(J.ボーセニュー)
キリストのクローン/真実(J.ボーセニュー)
南極点のピアピア動画(野尻抱介)
希望(瀬名秀明)
連環宇宙(R.C.ウィルスン)
天冥の標6 宿怨 PART1(小川一水)
白鹿亭綺譚(A.C.クラーク)
銀河ヒッチハイク・ガイド(D.アダムス)
拡張幻想 ー年刊日本SF傑作選ー(大森望・日下三蔵 編)
宇宙の果てのレストラン(D.アダムス)
機龍警察 自爆条項(上・下)(月村了衛)
天冥の標6 宿怨 PART 2(小川一水)
宇宙クリケット大戦争(D.アダムス)
去年はいい年になるだろう(上・下)(山本弘)
フェッセンデンの宇宙(E.ハミルトン)
さようなら、いままで魚をありがとう(D.アダムス)
ほとんど無害(D.アダムス)
小説版ドラえもん のび太と鉄人兵団(瀬名 秀明, 藤子 ・F・不二雄)
【ミステリ】
工学部・水柿助教授の逡巡(森博嗣)
工学部・水柿助教授の解脱(森博嗣)
四季 春(森博嗣)(再読)
タカイ×タカイ(森博嗣)
朽ちる散る落ちる(森博嗣)(再読)
シャーロック・ホームズ作品集(I) お風呂で読む文庫(C.ドイル)
シャーロックホームズ作品集(II) お風呂で読む文庫(C.ドイル)
【ご参考】
2011年総括
2010年総括
2009年総括
2008年総括
2007年総括
2006年総括
2005年総括
今年もバケーションパッケージで,メインは2時間半のガイドツアーと,ビッグバンドビートの鑑賞。体力がないのでできるだけ疲れないように,アトラクションは最小限とした。人気のトイストーリーマニアはパッケージのファストパスで遊ぶことができた。
昨年は大震災への配慮でシー開園10周年にも関わらずかなり簡素なクリスマスとなっていたけれど,今年は少し元に戻しつつあるようだった。昨年はツリーがなかった場所にツリーが戻っていたり,といったところで知ることができる。
業績好調なオリエンタルランドだが,コストに無頓着なわけではなくて,顧客満足度を下げないギリギリのところでコストを削っている。それは今まではホテル毎に専用品を作っていた小物(紙ナプキンや段ボール箱)をディズニーホテルで共通化したり,水のペットボトルもオリジナルからいろはすに変わったり,という感じだ。定点観測しているといろいろなことがわかってくる。
ミラコスタは通算11泊目。部屋はヴェネツィアンサイドの5F。ちょうど足場をかけて外装を補修している部分が良く見えた。
今回は初めて一眼レフを持って行かずに,コンデジのEX-ZR200だけにしてみた。ディズニーリゾートは人工的に「作られた景色」ではあるけれど,それだけに風景,ポートレイト,夜景,料理,屋外,室内,遠景,望遠などいろいろなシチュエーションの撮影を試すことができる。
明るい条件で低感度で風景を撮る程度なら,あまりアラは目立たないけれど,それ以外では画質や構図をどうこう言うのは厳しい感じ。とにかくノイズがひどいし,センサーが小さいので絞りの効果もほとんど出ない。ただ,記録という意味では手振れ補正や複数枚の合成などでとりあえず「写る」ので,その点は評価しても良いと思う。EOS Kiss X2に標準ズームだと,撮れないシーンはどう頑張っても撮れないので。あとはやっぱり軽くて良い。一眼レフを持って歩くのは肩が凝る。
【参考記事】
・2011年の様子
・2010年の様子
・2009年の様子
・2008年の様子
・2007年の様子
・2006年の様子
・2005年の様子
・かんなさんのミラコスタウェディングページ
恒例のコナンくん映画。昨年は震災で閉館していたシネコンも無事に復旧した。ただ内装が避難誘導や節電を考えてか簡素になっていた。
公開後一週間経った土曜朝9時からの上映で,空席80%ほど(つまりガラガラ)。
Jリーグとタイアップしていろいろとやっていたようだけど,サッカーには興味がないのでよくわからなかった。選手本人が声を当てているところはいちいち不自然で,もちろん彼らは役者じゃないので当然なんだけど,こういう演出ってサッカーが好きなちびっこは嬉しいんだろうか...
アクション頼りなところも最近では定番化してしまって,「大人の頭脳」よりもむしろ,小学生になっても驚異的なコナンくんの身体能力にすべてがかかっている感じ。確か初期の頃は「やっぱり小学生の身体じゃ体力もないし云々...」という設定があったように思うけれど。
どうせちびっこ向けでは同時期に公開される仮面ライダー,戦隊もの,ドラえもん,プリキュア,クレしんなどに敵わないのだから,もう少し探偵らしさを生かす脚本を望みたい。けど,やっぱり映画はアクションだよね,ってことになるのかなぁ。
まあ健気な蘭ちゃんがかわいいので,来年も観に行くでしょう。
参考リンク:劇場版名探偵コナン公式サイト
スキーについてはブログでほとんど書いたことがなかったかもしれない。パジェロでスピンしたときくらいか。
新潟出身のくせに新潟に住んでいた頃はほとんどスキーなんてやったことがなくて(子供の頃のおもちゃスキーは除く),社会人になって茨城に引越してから,しかもパジェロを買ってからようやくスキーに目覚めたという感じである。
まあスキーに目覚めたというよりは,今風に言うと婚活に目覚めたというのが正しいかもしれない。
茨城からスキーに行くとなると,那須方面に行くにしても会津方面に行くとしても,片道3時間とか見積もる必要があって,ちょっとした旅行気分である。
で,合コンなりで知り合った女の子に,いきなり温泉旅行やディズニーランドに行きましょうとはなかなか誘いづらいけれど,日帰りでスキーに行くなら誘いやすい。男2,女2などのグループならあまり警戒もされない(別に悪いことをするわけではない)。連絡用にと電話番号とメルアドをゲットするのもごく自然にできる。
車はワンボックスだと快適だが,独身フリーでワンボックスというのも狙い過ぎでちょっとあざとい感じもする。ツーシーターのデートカーも論外。軽自動車も厚着した大人4人が長時間乗ることを考えるとちょっと厳しい。スタッドレスとチェーン,スキーキャリア,雪を落とすブラシくらいは準備しておこう。
出発はだいたい朝6時台が目安。男グループを拾ってから女性を迎えにいく。とにかく滑ることだけが目的の若いグループだと朝というより夜(3時とか4時とか)に出発する連中もいるが,気温が低くて凍結のリスクも高いし,女性はメイクなどの都合で集合時間の2時間前には起きることを考えて時間を設定してあげる気遣いが欲しい。
車中のトークにも気をつけたい。単なる友達で気心が知れているなら,「こないだの合コンは失敗だった」とか「メール送っても返ってこないんだけど」的な自虐話で盛り上がるのも良いけれど(そしてそれはそれで楽しいけれど),少しでも相手に興味があるなら,相手のことをいろいろと聞き出すチャンスである。BGMとして新譜をレンタルしてMD(時代を感じるなぁ)に入れておくとか,21時台のテレビドラマなどをチェックしておくのは基本である。タイプの芸能人などは,聞かれたらさらっと答えられるように。私はほんとに芸能情報に疎くて,最初の頃は苦労した。「芸能人で言えば誰がタイプ?」って聞かれても,そもそもどんな人がテレビに出ているか知らないので答えようがなかったのである。
馬鹿馬鹿しいとは思うのだが,長い道中で必ず,これはもう100%確実に話題になるのが「血液型」。間違っても「そんなの何の根拠もないよね」などと放言しないこと。基礎知識として,A型は几帳面,B型はズボラでマイペースくらいを押さえておけば充分である。その他だった場合は「え~,A型かと思った」とか言っておけば問題ない。
スキー場のチョイスだが,男だけなら車の中で着替えることもできるけれど,特に初級者の女の子がいる場合はきちんとしたロッカーがあるところを選ぼう。リフトも乗降場所でスローになるクアッド(4人乗り)か,ゴンドラだと楽。シングルとかダブルは全員中級者以上の場合にしよう。ダブルだと誰が誰と一緒に乗るかとか,微妙な駆け引きもある。
スキーなりスノボはとにかく男は滑れないことには話にならない。私も上に書いたように滑れなかったが,会社の同期の男友達と2人だけで毎週通ってまずは練習をした。少なくとも中級コースを滑れる程度にはなりたい。逆にそれ以上上手になってもあまり意味はない(目的が違う)。
ゲレンデではエスコートに徹すること。女の子が初心者の場合はなおさらである。転んだときは手を貸して,スキーが外れたら拾ってあげる気遣いが欲しい。ただこういうことをするためには自分がそこそこ滑れないといけないので,やはり練習は重要だ。小回りの効くファンスキーがオススメである。スノボははっきり言ってこういうシチュエーションには向いていない。ほとんど水平に近い初心者コースでは自分自身の身動きが取れないので(よほどモテる人でカッコ良さをアピールするなら別)。
お昼を食べて,午後は1時間くらい滑ったら帰り支度をしよう。あまり疲れると帰りの車内は全員爆睡でトークもできないし,日が落ちてからの雪道は危ない。
そして茨城に帰り着く頃にはちょうど晩ごはんの時間になって,自然にファミレスで食べて行こうか,という話になる。ここで次回に繋げられればハッピーである。
とまあ,理論は完璧なのだが,かんなさんのハートを射止めた(?)ときはスキーとは関係ないシチュエーションだった。現実というのはそういうものである。
ぜひ参考にしていただきたい。あくまでもフィクションなので,誰と行ったんだ,とかいう質問にはお答えできない。
※ちなみにこの記事は昨年の311の直前に下書きをして,そのままお蔵入りになっていたもの。1年経ったので蔵出し。
年度末仕事に追われている昨今だが,リフレッシュも必要ということで日帰りバスツアー。
桜川市真壁のひなまつり。震災により登録文化財の被害が大きく,現在でもかなり痛々しい状態。直すといっても文化財だけにいろいろと考えながらしなくてはならず,難しいのだろう。
「寒い中、真壁に来てくれる人をもてなせないか」という住民の思いから始まった真壁のひなまつり。 歴史ある町割りの中、300余棟を超える見世蔵、土蔵、門などが軒を連ね、その内の104棟が国の登録文化財に登録されています。平成22年6月29日には国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。 ひなまつり期間中は、そうした風情ある町並みの中に江戸から明治、大正、昭和、平成までのひな人形、手作りのつるし雛、地元特産のみかげ石で作ったひな人形などが飾られます。こうしたひな人形を飾る家は約160軒を数え、期間中に真壁を訪れる観光客は約10万人を超えます。--桜川市観光ガイドより
筑波山の梅まつりはまだ紅梅が三分咲きくらいで,見頃はもう少し先。筑波山はロケーションが良いし,ちょうど雛コンテストの日ということで,かんなさんがVX-7でCQ雛コンテストを出したが,空振り。バスツアーの限られた時間だったのでちょっと厳しかったかも。コンテストではないが,東京日野市からCQを出している局があったので,430MHzでQSO。距離は約90km。内蔵ホイップアンテナでもロケーションが良ければ結構届く。RSレポートは51を頂いた。
新年あけましておめでとうございます。
2012年も今まで同様,写真ネタにはこだわらず,アクセス数アップも意識せず,更新頻度も適当に続けていきたいと思っておりますので,どうぞよろしくお願いいたします。
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猫たちの様子はアメーバブログにも書いています。>ソウヘイ航宙記
2011年,やはり311の東日本大震災のインパクトは大きかった。幸い我が家は人的・猫的な被害はなかったし,マンションは揺れがひどくて家財はずいぶんダメになったが,住むところがなくなったわけではない。インフラが復旧するまで2週間に及ぶかんなさんの実家での避難生活も大変ではあったがとにかく家族がみな無事だったことを感謝したい。当時の日記を読み返すと,なかなか生々しい。給水車に3時間並んだこと,わずかしか品物のないスーパーに入店するのに2時間並んだこと,福島原発の状態を注視しつついざというときに逃げるためのガソリンを温存して徒歩で行動したこと,10日間シャワーも浴びられなかったこと,一日に何度も沢に水汲みに通ったこと…。できればもう二度と経験せずに済ませたいものだ。
震災後も余震が続き,9ヶ月以上経った現在でも1日か2日に一回くらいは体感できる揺れがある。そんな状況なので狭い部屋の中は備蓄の水や食料品などが所狭しと並び,倒れたり落ちて危険なものはすべて撤去するか床置きにしてあり,とても人様にお見せできる状態ではない。こんな体制をいつまで続ければいいのか,難しいところだ。
原発事故の放射線だが,2011年の12月現在で,事故前の5倍くらいの値(0.14uSv/hくらい)で推移している。ちなみに5月は0.2uSv/hくらいだった。
震災以外の話題としては,iPod touchを買って日記(プライベートな方)をEvernoteに移行したこと,盆栽を買ったこと,かんなさんのパソコン更新,そしてアマチュア無線の免許(3アマ)を取って,無線局を開局したことなどがあった。
アコースティックギターの弾き語りは現在ほとんど教室には通っておらず,コードを忘れない程度に気が向いたときにちょっと弾くくらい。アコギは手軽な楽器ではあるが,本当に忙しいとやはり手が付かない。ただ,来年も発表会だけは出ようと思うので,何か課題曲を考えなければいけない。
猫のピートは6歳,デルタは4歳になった。猫のネタはいちいち書いていないけれど,それは安定した日常ということで幸せなことだ。写真はアメブロの方に載せている。
読書は淡々と文庫新刊SFを読んだり再読したり。
【SF】
スティーヴ・フィーヴァー ポストヒューマンSF傑作選(山岸真編)
さよならペンギン(大西科学)
ぼくの、マシン ゼロ年代日本SFベスト集成<S>(大森望編)
アンブロークンアロー戦闘妖精・雪風(神林長平)
青い星まで飛んでいけ(小川一水)
地球移動作戦(上・下)(山本弘)
天獄と地国(小林泰三)
天冥の標IV: 機械じかけの子息たち(小川一水)
ねじまき少女(上・下)(P.バチガルピ)
あなたのための物語(長谷敏司)
結晶銀河 ー年刊日本SF傑作選ー(大森望・日下三蔵 編)
プランク・ダイヴ(G.イーガン)
ZOKURANGER(森博嗣)
究極のドグマ―穂瑞沙羅華の課外活動(機本伸司)
冷たい方程式(T.ゴドウィン他)
天冥の標V 羊と猿と百掬の銀河(小川一水)
【ミステリ】
黒猫の三角(森博嗣) 再読
人形式モナリザ(森博嗣) 再読
月は幽咽のデバイス(森博嗣) 再読
夢・出逢い・魔性(森博嗣) 再読
魔剣天翔(森博嗣) 再読
恋恋蓮歩の演習(森博嗣) 再読
六人の超音波科学者(森博嗣) 再読
キラレ×キラレ(森博嗣)
捩れ屋敷の利鈍(森博嗣) 再読
赤緑黒白(森博嗣) 再読
工学部・水柿助教授の日常(森博嗣)
【その他】
吾輩は猫である(夏目漱石) 電子ブック
今年はかんなさんのプランによると,「ショーを楽しむ2日間」というコンセプトで,シーとランドのショー予約席をアレンジしたバケーションパッケージを使った。
それよりも今年は大震災があったので,例年通り行けるかどうかも不安だった。「今年は無理かもね」と5月頃には話していた。なんとか営業が再開され,余震はまだ続いているものの,旅行に行けるだけのゆとりができたということを感謝したい。
ディズニーシーは今年開園10周年となる。5周年やランド25周年のときはかなり盛大に祝っていたので,「来年は賑やかだろうね」と,昨年訪れたときには話していた。しかし震災後のいろいろな配慮などもあってか,かなり控えめな印象を受けた。まあこれは仕方がないことだと思う。
クリスマスのデコレーションは昨年からすでに簡素化の方針が見えていたが,今年は上記のようにさらに簡素になっていると感じた。以前はリースやツリーが飾られていた場所に何もなかったり,というような変化である。毎年同じ時期に定点観測しているとけっこうはっきりわかるものだ。
ミラコスタ宿泊は通算10泊目。部屋はかんなさんが体調を崩してしまった2008年以来のハーバービュー。新しい夜の水上ショー「ファンタズミック」は部屋から鑑賞することができた。
ただ2日間の滞在中,初日の昼から翌日の午前中は小雨に降られてしまった。前々から日程は決まっているため,当日に天気,体調など好条件が揃うかどうかは運任せなところもある。
写真はミラコスタの防災関係の設備を中心に。昨年テルメヴェネツィアのキャストに教えていただいたが,火報や非常口の誘導灯など,以前は消防法で色や大きさがかなり厳しく決められていたのだが,ディズニーが関係当局と交渉して,デザイン的にマッチするものを認めてもらったとか,そんなことをおっしゃっていた。
EOS Kiss X2 / EF-S 18-55mm f/3.5-5.6 IS
【参考記事】
・2010年の様子
・2009年の様子
・2008年の様子
・2007年の様子
・2006年の様子
・2005年の様子
・かんなさんのミラコスタウェディングページ
恒例の群馬板倉。今年はハンディトランシーバのVX-7で144/430MHz帯をワッチしながら,常磐道〜北関東道〜東北道を走った。
北関東道で栃木に入ったあたりから144MHz帯の交信が増え始め,不確実だが埼玉からのコールも聞こえてきた。関東平野はアマチュア無線には適したロケーションなのかもしれない。
お世話になる親戚のお宅は,渡良瀬川の土手の近くで,河川敷を利用した板倉滑空場がある。ここでは週末になるとグライダーが離着陸しており,それを眺めているだけでも楽しめる。
無動力のグライダーは,動力付きの軽飛行機(曳航機)とワイヤーで結ばれて,引っ張られて離陸し,上空でワイヤーを外して滑空に入る。着陸はやり直しの効かない一発勝負だが,ふわりと上手に降りていたのが印象的だった。
VX-7の広帯域受信モードで板倉フライトサービスの周波数をワッチしながらのんびりとグライダーを眺めていた。無線では風の状況や,曳航機の高度などが交信されていた。
この辺では写真のような避雷針付きのアンテナタワーが多くのお宅にあり,こんなのがあればアマチュア無線のアンテナを設置するのも簡単かもしれない。
写真はすべてEOS Kiss X2 / EF-S 18-55mm f/3.5-5.6 IS
パソコンで,というか電子データとして日記を付けはじめて14年経った。最近はiPod touchで書いたり,Twitterでつぶやいた内容を最終的にEvernoteに送って,クラウド上に日記を置いている。なので「パソコンで書いている」と単純に言えなくなった。
Evernote上にデータがある関係で,いつでも過去の日記を参照するというわけにはいかない(iPhoneを買えば可能)のと,Evernoteは日記専用ソフトとは違うので使い勝手が悪いのが現状の課題。あと,以前も書いたことだがどのくら長期に渡ってサービスが継続するか不安ということもある。
長らく使っていた千年日記では,日記を付ける機能の他に,年中行事のリマインダー機能があって,「あと1週間で○○さんのお誕生日です」みたいなことが起動するたびに表示されたため,忘れてはいけない記念日や誕生日を登録しておくことができた。Macは基本的に毎日使うので,そういう年中行事リマインダーのソフトがないかどうか探したのだが,まだ見つけられない。
過去の日記もすべて月ごとのテキストファイルに分割してEvernoteに転送してある。しかしこれも,1ヶ月単位のノートがたくさんあるだけで,あまり見やすくない。検索機能は一応あるがやはり専用ソフトにはかなわない。
結局,汎用のソフトはなんでもできる代わりに,それ専用に特化して作られた専用ソフトの使い勝手にはかなわないということの確認にはなった。
とはいえ,今のところこれ以上良い方法は思いつかないので,もっと良い手段を思いつくか,新しいサービスが始まるまではiPod touch+Evernoteで日記を続けていくつもり。
恒例のコナンくん映画。震災の影響でいつも使っているシネコンがまだ営業再開していなかったので,少し遠いところまで足を伸ばした。
公開初日(土曜日)の昼からの上映で,空席30%ほど。他のちびっこ向けアニメが充実(ドラ,くれしん,プリキュア等)していたので,小さなお子様は少なかったようだ。ちびっこもどれを観るか悩むところだろう。
コナン映画は15周年記念作品。最近アクション重視の話が続いているので,15周年で原点に戻って眠りの小五郎パターンを期待していたけれど,やっぱり今回もアクションだった。
ちょっとわざとらしい新潟弁が,新潟出身者としては少し気になったかな。
参考リンク:劇場版名探偵コナン公式サイト
2月の終わり頃に花木センターで買ってきた富士桜の盆栽の続報である。
実は3月11日の東日本大震災のとき,震度6強を記録したうちのマンションでは家具が倒れたり食器が崩れたりと,かなりの被害が出た。そしてベランダの花台に置いていた富士桜の盆栽も,花台ごとひっくり返ってしまったのである。
その後はライフラインがすべて止まり,特に水道は復旧までに10日を要した。私たちは猫を連れて同じ市内にあるかんなさんの実家に避難していた。盆栽は鉢がひっくり返って,根が露出した状態で2晩放置し,その後荷物を取りに戻ったりしたときに応急的に鉢に戻して,貴重な汲み置きの水を最小限あげるということを,ライフラインの復旧まで続けた。
正直なところ,この盆栽についてはもうダメかと思っていた。植え替えをしたばかりだったし,根が露出した状態で放置したり,その後も水不足と,かなりのダメージを受けたと思ったからだ。
しかし植物というのは意外と生命力があって,少しずつ花芽も大きくなってきた。この写真は4月3日。
そしてこの翌日にはついに一輪が開花し,その後は次々と花が開いていった。この写真は4月10日。
一重咲きで白っぽいというのは予想通りだが,思ったよりも花弁が細長くて,やっぱり実際に見て初めてわかることというのは多い。そしてこれも情報通り,花はすべて下向きに咲く。これは花芽が上向きに出ていても,咲くときにはクネっと下向きになるので面白い。
ソメイヨシノほどの華やかさはないけれど,なんといっても震災を生き延びたことで愛着が湧いたので,今後も大切にしたいと思う。まずはひっくり返ったときにヒビの入った鉢をなんとかしなければ...。
せっかくなので開花した桜と一緒に,「桜坂」を弾き語り。ギター教室の発表会も震災のために延期になっている。
前回からの続き
いじるのはじっくり眺めてから,とは思いつつ,でもプラのポットに入ったままではねぇ,底から根っこも出てるし…。ということで早速植え替えることにした。
こういう作業こそ親父がよくやっていたので,もっとちゃんと見て教わっておけば良かったと今さら思っても遅い。
とりあえず本とかんなさんの助言を参考に,土は赤玉土と腐葉土を混ぜて,鉢の底には水捌けを考えてゴロっとした石を敷いた。ネットでは赤玉土と富士砂を混ぜると書いてあったので,本当は富士砂が欲しかったのだがホームセンタには10kg入りの袋しかなかった。さすがにそんなに要らない。
ポットから慎重に出してみると,根がびっしりと隙間なく覆っている。これでは窮屈そうだ。しかしどの程度切ったりするものなのかその辺の感覚が全然ないのであとは適当。いきなり枯れたら悲しいので,新しい鉢で窮屈にならない程度に少し切るにとどめた。
正面もまだ仮決めで,枝については今回は触っていない。元々かけられていた針金は外した。
この状態でまずはちゃんと枯れずに花や葉が出るかどうか見守りたいと思う。
写真を撮っていて思ったのは,盆栽の写真を撮る環境を少し考えないといけないということ。ベランダではなかなか絵になる背景がないし,室内だとライティングが難しい。でもやっぱり背景のことを考えると室内かなぁ。
すっかり興味がアナログ化してきて,今度は盆栽である。
かんなさんは3年ほど前から五葉松と梅を寄せ植えにして育てているが,私は様子を見ているだけだった。
実家には親父が育てていた盆栽というか鉢植えの梅やサツキやボケがあったと思うが,まったく興味がなかった。雪囲いや水やりは手伝ったこともあったが,もっと興味を持ってあげれば親孝行になったのになぁ,などと思うこともある。
今回自分でも始めようと思ったきっかけは,かんなさんが松と梅の今後の展開(枝の剪定や針金かけ)の参考にと盆栽の本を買ったことと,大きめのホームセンターの盆栽のコーナーで店員さんにいろいろと話を聞いたことが影響している。
そのホームセンターの盆栽コーナーはさつき専門店として割と有名で,百万円以上もするさつきを通販もしている。
で,2時間くらい懇切丁寧にさつきのことを説明してくれたお店の人には大変申し訳なかったのだが,さつき盆栽は自分には合わないと思った。イメージとして,立派な盆栽でも最初は小さな苗の状態から丁寧に世話をして何十年もかけて育てていくものだと思っていたのだ。しかし実態は植木屋さんが畑に地植えした状態で枝を切りながら幹を太らせ,適当なタイミングで掘り返して鉢に移すというではないか。つまり最初から大きな状態で買ってきて,あとは針金かけとか剪定で枝を育てることを楽しむものなのだ。
せっかく植物を育てるなら,幹の成長から10年,20年といったスパンで楽しみたいではないか。
かんなさんは3年育てた松と梅でだいぶ感触がつかめたので,松を苗から育ててみたいとおっしゃる。
そこで最初のお店で紹介してもらった少し遠い花木センターに行ってみた。ら,これがすっかりハマってしまったというわけ。
とにかく盆栽の種類が多くて,見ているだけでも楽しい。私はなんとなく紅葉がきれいなモミジか,桜が良いな,と思いながら見ていた。桜もいろいろ種類があって,多いのは緋寒桜や八重桜。個人的に桜はソメイヨシノが好きだが,ソメイヨシノは大きくなる木であり盆栽には向かないのだそうな。
で,桜コーナーを眺めていたら一鉢だけぽつんと,富士桜というのがあった。富士桜はどんな桜だろうと,携帯で検索してみたところ,あまり大きくならない木で,小木でも花を咲かせる特徴があり,花は白っぽい一重咲きらしい。これはなんとなくイメージしている桜に近いのではないかと思い,これだけたくさん盆栽がある中で一鉢だけという点にも運命的なものを感じて購入することにした。
立派なさつきと違って,仕立てる前の盆栽の苗というのは安い。富士桜は1500円,かんなさんが買った黒松の苗は580円だった。
「買ってきた盆栽はまず写真を撮ってよく眺めましょう」と本に書いてあったので写真を撮っておく。幹の太さは根元でも1.5センチ程度。ヒョロっとした感じだが,吹き流しか懸崖にしてはいかが?という示唆なのだろう,最初から針金で曲(きょく)がつけてあった。
長くなったので続く。
新年あけましておめでとうございます。
2011年も今まで同様,写真ネタにはこだわらず,アクセス数アップも意識せず,更新頻度も適当に続けていきたいと思っておりますので,どうぞよろしくお願いいたします。
日々の細々したどうでもいい話はツィッターで。>Twitter(@hsohei)
猫たちの様子はアメーバブログにも書いています。>ソウヘイ航宙記
2010年といえばSF読みにとっては意義深かったけれど,現実にはこれと言って大きなトピックのなかった年だったかもしれない。カメラ店のフォトコンテストで最優秀賞をもらったのと,5年ぶりにパソコンを買い換えたのがうれしかったかな。
日常のネタはツィッターでつぶやくことが多くなって,ブログの更新が停滞するようになったのも今年の特徴。これはネット界全体に共通する話で,何年も更新を続けてきた日記やブログが今年からぱったり更新されなくなったという人を何人も見ている。これが一過性の現象なのか来年以降も継続するのか,さらに新しい何かが出てくるのか注目である。
アコースティックギターの弾き語りは継続して習っているが,2年目に入って多少音の違いが判るようになってきたというのか,弦やギターのパーツが気になった年でもあった。サドルを買って削ったり,アンプを買ってピックアップを付けたりもした。ただこれは反省点でもあって,つい器材の方に興味がいってしまいがちになるのだが,いくら器材が充実しても腕が上がるわけではないので,演奏の練習に力を入れるべきだろう。
アメーバの猫写真ブログの方はとうとう惰性で今年も1年間毎日更新を続けてしまった。小さいサイズの写真をアップするようにしているので,無料の2GBを使い切るまでには50年くらいかかる計算である。忙しかったり旅行中でも毎日更新できるのは,事前に公開する日時を指定して記事を書いておける予約機能のおかげだ。
車(ポロ)のネタはあまり書いていないが,想像よりもトラブルが少ないためである。今後トラブルが増えてきたら記事にする機会が増えるかもしれない。(できれば増えないでもらいたいが)
読書も文庫新刊SFは低調で,なんだか最近はアンソロジーばかり出て食傷気味。商売的に売りやすいのだろうか?唯一の収穫は小川一水の「天冥の標」シリーズで,まあこのシリーズが始まったことだけでも2010年は価値があったかも。
【SF】
NOVA1(大森望 責任編集)
ZOKU(森博嗣) 再読
メシアの処方箋(機本伸司)
虐殺器官(伊藤計劃)
Self-Reference ENGINE(円城塔)
ラギッド・ガール(飛浩隆)
ゼロ年代SF傑作選(SFマガジン編集部編)
天冥の標<1> メニー・メニー・シープ(上・下)(小川一水)
天冥の標II 救世群(小川一水)
微睡みのセフィロト(冲方丁)
アードマン連結体(N.クレス)
機龍警察(月村了衛)
地球最後の野良猫(J.ブレイク)
パズルの軌跡 穂瑞沙羅華の課外活動(機本伸司)
MM9(山本弘)
NOVA2(大森望 責任編集)
天冥の標 3 アウレーリア一統(小川一水)
スペースプローブ(機本伸司)
量子回廊—年刊日本SF傑作選(大森望,日下三蔵[編])
アリスへの決別(山本弘)
神狩り2 リッパー(山田正紀)
天体の回転について(小林泰三)
ここがウィネトカなら、きみはジュディ 時間SF傑作選 (大森望編)
ディアスポラ(G.イーガン) 再読
ハーモニー(伊藤計劃)
【ミステリ】
Φは壊れたね(森博嗣) 再読
θは遊んでくれたよ(森博嗣) 再読
τになるまで待って(森博嗣) 再読
すべてがFになる(森博嗣) 再読
冷たい密室と博士たち(森博嗣) 再読
λに歯がない(森博嗣)
そして二人だけになった(森博嗣) 再読
笑わない数学者(森博嗣) 再読
詩的私的ジャック(森博嗣) 再読
封印再度(森博嗣) 再読
ηなのに夢のよう(森博嗣)
ゾラ・一撃・さようなら(森博嗣)
幻惑の死と使途(森博嗣) 再読
夏のレプリカ(森博嗣) 再読
今はもうない(森博嗣) 再読
イナイ×イナイ(森博嗣)
数奇にして模型(森博嗣) 再読
有限と微小のパン(森博嗣) 再読
映画「チェブラーシカ」(日本語版)と同時上映の「くまのがっこう」を鑑賞。
今回初めてシネコンのプレミアスクリーンで鑑賞。28席の小さなスクリーンだが,シートがゆったりしていて極楽。席数が少ないこともあって事前予約で満席になっていた。
ちぇぶの旅日記など,個人的にチェブラーシカには結構昔から思い入れがあったので,今回スクリーンで観られて良かった。
参考リンク:映画「チェブラーシカ」「くまのがっこう」公式サイト
今年は普通に部屋だけ予約して,プールで過ごす時間を多めに取り,アトラクションは待ち時間ゼロで乗れる刺激の少ないものだけ。
ミラコスタ宿泊は通算9泊目。昨年はテルメヴェネチア(スパ&プール)が改装工事中で入ることができなかった。どんな風に変わっているのか楽しみにしていたが,特に変わった様子はない。キャストに聞いてみたら改装というか,サウナのボイラの修理だったそうな。
プールに限らず,ホテルとホテルから見えるパーク内は365日24時間稼働なのでメンテが大変なんですとおっしゃっていた。例えばある程度の大きさの施設になると,定期的に受電設備の点検のために全停電が必要になるが,ディズニーシーとミラコスタには現在閉園日がないので,点検は短時間の部分停電を時間を選んで行っているのだそうだ。興味深いお話がいろいろ聞けそうだったが,魔法が解けるといけないのでそれ以上は聞かないことにした。
部屋は屋外プールに面した1Fで,専用の庭に出られるタイプ。夜中のパークの様子を見たりはできないので,初めての方は面白くないと思うが,部屋の天井が高くて,部屋数が少ないので静かだし,庭の雰囲気も良い感じなので,リピータにはオススメ。
今年から部屋のアメニティーグッズのデザインが変更になり,テレビが液晶に変わっている。
夜のショーはお休み中で,来年4月からの新しいショーに向けて工事が進んでいる。これでもショーの休止期間が最短になるようにギリギリの工程を組んでいるんですと,7年前に挙式をコーディネートしてくれた担当の方(現在は宴会係)が話していた。うっかり工程とか聞いて魔法が解けそうになった。
来年はディズニーシー開園10周年ということで,今から楽しみだが,あまり混雑すると大変だなぁ。そういえば毎年このクリスマス前の時期に行っているが,今年は飾り付けがパーク内,ホテル内ともに例年より簡素だったように思う。これも来年に向けた伏線なのだろうか?
EOS Kiss X2 / EF-S 18-55mm f/3.5-5.6 IS
【参考記事】
・2009年の様子
・2008年の様子
・2007年の様子
・2006年の様子
・2005年の様子
・かんなさんのミラコスタウェディングページ
先日残っていた2匹のうち,1匹が死んだという記事を書いたが,その後間もなく残った1匹も目に見えて元気がなくなり,この一週間ほどは底の方でほとんど動くことがなく,どうやら死んでしまったようである。
まさに後を追うように,という感じだが,単純に1匹では閉鎖環境を維持できなかったか,寿命(7歳)だろう。
ストレスを感じると体が白くなるホロホロだが,遺骸は真っ赤だったので,安らかに亡くなったと信じたい。合掌。
余ったXウォーターはどうするかなぁ。エサ遣りも水替えも不要なホロホロだが,環境を維持するためにはそれなりに気を使うので,また飼おうか,という気には今のところならない。
1年ぶりの群馬板倉。渡良瀬川の土手を散歩するのが楽しみだったけれど,残念ながら雨だった。
観光は栃木の蔵の街。特別何か目玉的な観光シンボルがあるわけではないけれど,歩いていて気持ちのよい街づくり。
ランチは夕顔ラーメンとじゃがいも入り焼きそば。
EOS Kiss X2 / EF-S 18-55mm f/3.5-5.6 IS
メンテナンスフリーの小エビ(スカーレットシュリンプ)のホロホロで生き残っていた2匹のうち,1匹がいなくなっていることに最近気がついた。7歳を目前にして,とうとう残り1匹になってしまった。
個体が死んだ場合には,腐敗して水質が悪化するのを防ぐために,すぐに残りの個体が遺骸を食べてしまうらしい。今回も気付いたときには1匹しかいなくて,もう1匹は痕跡すら残っていなかった。ミステリなら迷宮入りである。
公式サイトによると8年以上も生きている個体もあるとのことだが,うちはヒーターも入れていないし,そもそも早々に個体数が2匹に減ってしまったので,まあここまでよく頑張ったという感じだろう。
最後に残った1匹はもし死んでも誰のも食べてもらえないわけで,なんだか物悲しいものがある。
とりあえず最後の1匹を見守っていきたい。
会社にかかってくるしつこい勧誘電話については何度か取り上げている。
今回の話は,それ系の業者の方には非常に参考になってしまうので,公開するかどうか迷ったけれど,どうせこんなことは(裏の)営業マニュアルにも書いてあるだろう。
先日,東京ビッグサイトで開かれた某展示会で説明員をやった。説明員をするのは幕張メッセに続いて2度目である。
当然,多くの来場者のうち自社技術に興味を持ってくれた方や,逆に自分の製品を売り込みたい方もいて,そういう来場者とは名刺交換することになる。もちろん99%は正当な目的を持った方なのだが,ヤツらはさりげなく紛れ込んでいるのである。
敵「(展示を見て)ほぉー,御社はこんなことをやっておられるのですか」
私「そうなんです」
敵「実は私,営業をやっておりまして,できれば名刺交換をお願いしたいのですが」
私「もちろん構いませんよ」
敵「私どものグループでは,不動産やマンション,福祉など多角的にやっておりまして...」
私「(げっ,まずい...)」
敵「なのでもし何か機会がありましたらよろしくお願いします」
私「は,はぁ...」
技術系の展示会である。不動産やマンションの営業マンがどんな用かと言えば,名刺の収集しかない。
入場は有料だが別に職種は問われないし,興味があれば学生でも専業主婦でも自由に入ることができる。そして出店しているのは1小間数十万円の費用を払ってイベントコンパニオンまで雇っている大手企業ばかり。100枚も名刺交換すれば充分元は取れるだろう。
学会などの名簿を元に電話してくるのはいかにもテレアポのバイトっぽいが,今回のように直接収集したターゲットの情報はもっと上位の営業が利用する。なんといっても直接会って名刺交換しているので,「先日はどうも」みたいな感じで電話をかけやすいし,こちらも邪険にはできない。なんといってもフルネームから役職,所属,電話番号,住所,メールアドレスまですべての個人情報を握られてしまっている。ひょっとしたら写真だって撮られているかも。
というわけで早速翌日には電話がかかってきたけれど,私はどういうわけかいつも出張中ということになっているので悪しからず。
しかし最近は特定の人を出せと電話すると,必ず不在でつないでもらえないケースが増えたためなのか,とりあえず誰でもいいので出た人に営業するという敵もいるので注意が必要だ。この場合は会社名だけわかっていれば良い。こんな感じだ。
敵「私○○社の□□と申しまして,本日は△△社さんの皆様にご挨拶させていただいております」
私「はぁ。どういったご用件でしょう?」
敵「わたくしどもは不動産投資など...」
私「そういった件は興味ありません」
敵「ですよねぇ。こういったお電話はやっぱり多いですかぁ?」
とまあ,そういう感じでとにかく世間話でもなんでも良いから話を続けさせようとするのがテレアポの常套手段だ。うっかり「そんな電話ばっかりでね」なんて相づちを打ってしまうと敵の思うツボなので,とにかく「興味ありませんのでお断りします。もう切らせていただきます」と機械的に言って切るしかない。
その後,問題の名刺交換した相手からは再度電話が来て,うっかり出てしまった。案の定という感じの話の流れで,なんとか「もう切らせていただきます」と切ったけれど,なんせ名刺を握られているので不安である。それ系の名簿屋に売られてしまう運命なのだろうか...
友達しか読まないmixiの日記や,せいぜい日本人しか読まないブログではなく,世界中からアクセスされるFlickrやYoutubeに写真や動画をアップしていると,ときどき面白いことが起きる。
先日,知らないドイツの人(そもそもドイツ人に知り合いなんていないけど)からメールが来て,「あなたがアップしたかみね動物園の写真を見ました。私は世界のアジア象のデータベースを作ってるんですが,もしできたら今度かみね動物園に行ったときに象の写真を撮ってきてくれませんか?」というようなことが英語で書いてあった。
「私は日本語がわからないので英語で失礼します」と,ドイツ語で書いてこないあたりはなかなか偉い。
で,機械翻訳と貧困な英語能力を駆使して「近々また行くからそのとき象の写真撮ってくる」と返事を書いて,「ありがとうよろしく」みたいなやり取りがあって,先日久々に動物園に行って象の写真を撮ってきた。
それをFlickrにアップしてあげたら,読むのが大変なくらい丁寧なお返事が来て,私の撮った写真はアジア象データベースに掲載された。
メールをもらうまでまったく興味がなかったが,このデータベースはなかなかたいした仕事で,私のpoorなEnglish skillではこの方がどのような経緯でデータベースを作るに至ったかは定かでないものの,一見の価値はあると思う。
参考リンク:Asian Elephant
かみね動物園の象:Kamine Zoo
3D映画の「アバター」を鑑賞。
例によって予備知識ゼロ(3D映画らしいという程度は知っていた)で観に行った。
で,まあそうなるだろうなぁ,とは思っていたのだが,やっぱり「お,ここはキレイに立体に見える。あ,ちょっとチラつくなぁ。二重に見えてイマイチ・・・」とか,全編そんな感じで「見え方」ばかり気になってしまった。
あとで調べたらアバターの3D上映には4方式あるらしく,今回見たのはRealDというタイプ(シネマイクスピアリ)。
メガネをかける面倒臭さは置いておくとしても,いずれにしろ現在の3D方式は「臨場感」という意味ではどれも大差ない気がする。これは正面だけにある平面のスクリーンに映している限りどうしようもないだろう。音響だけ後ろからも聞こえてきたりして,アンバランスである。プラネタリウムでの大型ドーム映像の方がずっと迫力がある。臨場感という意味なら目を閉じてバイノーラル録音のラジオドラマをヘッドフォンで聴くのが一番かもしれない。
今後どんどんこのタイプの映画が増えるという噂だが,「やめといた方が良いんじゃない?」と個人的には思う。
で,映画の内容に関しての感想としては,人類側のメカはなかなか格好よかったけれど,そもそも異星人であるナヴィ族が人類とそっくりすぎるところとか,いくら希少資源のためとはいえ知的種族への侵略という選択をするほど人類がアホな設定なのはなんでなのかとか,そういう点について説明が欲しかったかな,と思った。なんせ3時間もある映画なので。
参考リンク:映画「アバター」公式サイト
2009年,何といっても大きなトピックはアコースティックギター弾き語りの教室(先生つきのクラブ)に通い始めたことだろう。上達のペースはゆっくりだが,なんとか1年間挫折せずに続けることができた。これに関連してかんな氏と自分用のギターの購入や,音の比較の記事が多くなった。ブログのビジターも比較的ギター関係のキーワード検索で来る方が多いようで,多少なりとも参考になっていれば幸いである。
ギターを始めたのと引き換えに,フルートはすっかりサボりモードになってしまった。たまに音を出してみると,あっという間にくちびるが疲れて吹けなくなってしまうし,音も安定しない。今のところギターとフルートを両方とも練習する余裕はとてもないので,フルートはまだしばらくお休みすることになりそう。
5月には実験的な試みとして,アメーバブログの方に猫写真をメインにした軽いノリのブログを作った。1記事あたり写真1枚,本文1行として,1日1回以上の更新を目標とした。ケータイのメールによる更新が可能という利便性もあり,今のところ7ヶ月間毎日更新のペースを維持している。写真ってblogの長文がうざったい向きにはオススメである。が,いつまで続けるかは微妙なところ。
写真関係のトピックとしては,昨年末にEOS Kiss X2を買って,フィルムのEOS2台を処分したことなどがあった。逆に学研二眼レフカメラを作ってフィルムカメラが増えたりもした。Kiss X2で撮ったピートとデルタの写真がフォトコンテストで優秀賞を取ったことも素直に喜びたい。
車をキューブからポロに乗り換えたが,ポロについて独立したコンテンツを設ける計画は今のところない。何かあればこのブログで紹介していくつもり。
読書の方は興味を引くSFの新刊が最近あまりないので,再読が増えている。図書館でアガサクリスティーを借りて読んだりもするようになった。
【SF】
時間封鎖(R.C.ウィルスン)
虚構機関—年刊日本SF傑作選(大森望,日下三蔵[編])
万物理論(G.イーガン)(再読)
シュレディンガーのチョコパフェ(山本弘)
祈りの海(G.イーガン)(再読)
デカルトの密室(瀬名秀明)
フリーランチの時代(小川一水)
反逆者の月3ー皇子と皇女ー(D.ウェーバー)
スカイ・イクリプス(森博嗣)
ウォー・ゲーム(D.ビショフ)(再読)
ディアスポラ(G.イーガン)(再読)
神は沈黙せず(山本弘)
第九の日(瀬名秀明)
闇が落ちる前に、もう一度(山本弘)
アイの物語(山本弘)
無限記憶(R.C.ウィルスン)
超弦領域—年刊日本SF傑作選(大森望,日下三蔵[編])
レインボーズ・エンド(V.ヴィンジ)
犬は勘定に入れません—あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎(C.ウィリス)
猫語の教科書(P.ギャリコ)
サマーウォーズ(岩井恭平)
順列都市(G.イーガン)(再読)
【ミステリ】
どきどきフェノメノン(森博嗣)
探偵伯爵と僕(森博嗣)
レタス・フライ(森博嗣)
オリエント急行の殺人(A.クリスティー)
そして誰もいなくなった(A.クリスティー)
牧師館の殺人(A.クリスティー)
ハロウィーン・パーティ(A.クリスティー)
予告殺人(A.クリスティー)
εに誓って(森博嗣)
【ノンフィクション】
フェルマーの最終定理(S.シン)
暗号解読(S.シン)
脳のなかの幽霊、ふたたび 見えてきた心のしくみ (V.S.ラマチャンドラン)
東京ディズニーランド,ディズニーシーとホテルミラコスタ。いつも旅行プランはかんな氏に任せているのだが,今回はバケーションパッケージというのを使ったそうで,ランドとシーの行き来が自由にできた。ランドに入ったのはえーっと,6年ぶり2回目。
天気が良かったこともあって,ランドは平日だというのにもの凄い人。新しいアトラクションのモンスターなんとかは120分待ち。ただ,バケーションパッケージには時間無指定のファストパスが1人6枚ついてきたので,混んでいるアトラクション(バズとかプーさん)も待ち時間ゼロで乗れた。
落ち着くのはやはりディズニーシーの方で,夜散歩するだけでも楽しい。
ミラコスタ宿泊は通算8泊目。毎回チャペルを見学させてもらっているが,趣向(灯火台)が少し変わっていた。テルメヴェネチア(スパ&プール)は改装工事中。来年は改装後の様子が見られるだろうか。部屋はゴンドラ乗り場の真上あたり(ヴェネチアンサイド)。
カメラはEOS Kiss X2と学研二眼レフを持っていった。が,軽いKissでも肩が凝った。いかにも重そうな長いズームレンズを抱えたおとーさんが大勢いたが,さぞ大変だろうと同情してしまう。
EOS Kiss X2 / EF 50mm f/1.4 USM or EF-S 18-55mm f/3.5-5.6 IS
【参考記事】
・2008年の様子
・2007年の様子
・2006年の様子
・2005年の様子
・かんな氏のミラコスタウェディングページ
左スピーカからノイズが出る不具合で,2度の修理でも直らず,サポセンにメールをして3度目の修理に出していたBOSE PLS-1510が戻ってきた。
再修理依頼からだいぶ時間がかかり,メーカーでも念入りにチェックしてくれたようだが,結果は「症状再現せず。異常なし」だった。
困った状態だが,本体が間違いなく正常ということであれば,それはそれで貴重な情報になる。今までは「ノイズが出ているけれど,本体が壊れているのかもしれないし,それ以外に原因があるかもしれない」という状況だったわけで,これでとりあえず本体以外の原因を調べることに注力できる。かんな氏はノイズが出ると本体を叩いたりしていたが,少なくともそれは無意味だとわかったわけだ。
今回引き取るときに対応してくれたK電気店の店員さんは割と詳しい人で,「インバータ搭載など負荷の大きい家電製品からのノイズ(が乗っているの)ではないでしょうか?」とおっしゃる。
なるほど,今までは「ボリュームをゼロに絞って,入力が何もなくてもノイズが出るんだから,本体の故障だろう」と考えていたが,確かに電源経由の大きなノイズや誘導サージはそれ自体がスピーカを駆動するほどのエネルギーを持ち得るかもしれない。
ということであれば,ノイズ音が出ている状態で,部屋の中の家電品を順番に止めてやればノイズ源が特定できるはずだ。その上で,本体の置き場所を変えるとかシールドするなどの対策を考えればよい。今のところ一番怪しいのはノイズが出ている左スピーカから位置が近い冷蔵庫だが,果たしてどうだろうか。
そんなわけで,戻ってきたBOSEをまた元通りにつないで,ノイズが出ないかと待ち構えているところだ。しかし家電品からのサージが原因なら,すぐに症状が出ても良さそうなものだが,今のところ静かなものである。うーん,この問題は結構根が深いのかも??
レンタルしたプリウスにはアコースティックギターを2本(FS720SとFG730S)積んでいった。親戚のお宅で演奏を披露するためである。
プリウスのラゲッジスペースは電池を積んでいる関係であまり広くはなく,ソフトケースに入れたアコギ2本がギリギリで収まった。ハードケースだったら後部座席をつぶさないと入らないだろう。まあ燃費の代償なので仕方がないけれど,車格の割に荷物は積めないという印象だった。
親戚のお宅で演奏しようとしたら,スカイプでイギリスに中継するからという話になり,発表会前に思いがけずUKデビューを飾ってしまった。
この親戚(かんな氏の叔父さん)は国際派(死語?)で,ご本人も海外暮らしが長く,お嬢さんは3人ともUK在住である。お嬢さんのパートナーのイアン氏が演奏を褒めてくださったのだが,返せた言葉は「サンキュー」だけであった。我ながら悲しい。次回までにはビートルズを一曲くらい練習しておきたいところだ。
館林ーロンドン間は9,497kmだが,動画も滑らかで目立った遅延もなく,これがタダだというのだから素晴らしい。
EOS Kiss X2 / EF-S 18-55mm f/3.5-5.6 IS
昨年末に開通した北関東道(栃木〜茨城区間)を通って,館林の親戚宅へ。下道だと遠いイメージだったが,全線高速だとかなり楽。
初めての試みとして,ETC搭載のレンタカーを借りて週末1000円の恩恵を受けることにした。まあレンタカー代の方が高いのだが,プリウスに乗ってみたいということもあったので良しとしよう。たまたまトヨタレンタカーに友達が務めていて20%引きで借りられたのもラッキー。
借りたプリウスは2代目の1.5リッターモデル。グレードや年式などは詳しく調べなかったのでわからないが,距離計は4.3万kmだった。ハンドルにたくさんスイッチが付いていて主要な操作ができたりするあたり,おもちゃのようで楽しかった。
2日間で高速を中心に320kmほど走ったが,燃費計の表示で平均燃費は24.3km/L(4名乗車,エアコンON)。給油量は15Lで,これだけ走っても燃料計が一コマしか減らないのが印象的だった。今乗っているキューブでは逆立ちしても出せない燃費である。
知識としては知っていたが,フィーリングはやはり独特で,アイドリングという概念がないので停車時に完全に無音になる感覚が新鮮。ブレーキの感触は回生をしている関係なのか非線形な感じで慣れが必要だと思った。
快適は快適だったけれど,じゃあ200万で買う気になりますか?と問われるとちょっと微妙かなぁ。おもちゃっぽいのは最初は楽しいと思うけど,なんか飽きそう。
EOS Kiss X2 / EF-S 18-55mm f/3.5-5.6 IS
Windows95のノートパソコン(Pentium MMX 133MHzのダイナブック)を買って,日記ソフトを使って日記を付け始めたのが12年前(1997年)の今頃のこと。
日記のファイルサイズはプレーンテキストで4,400kB。全角文字換算で220万文字だ。220万文字÷(12年×365日)≒500文字ということで,1日平均だとだいたい500文字くらいずつ書いている計算になる。
全文をMS-WordでA4サイズの紙に印刷したら,1,692枚(フォントを10.5ptのMS明朝で1ページ1,300文字)になる。800字の原稿用紙なら2,750枚だ。長編小説の文字数が20万文字くらいだとしたら,11冊分。
日記を書いているとこんなこともわかる,という例として去年までの12年間の9月25日の日記を抜粋してみよう。普段は絶対公開しないプライベートな日記(の一部)である。出血大サービスだ。
1997年9月25日(木) 来週見学者ありのため部屋の片付け。EOSのレンズが欲しい。
1998年9月25日(金) 期末の報告書の仕上げ。21時まで残業。
1999年9月25日(土) パジェロで近所をドライブ。細い道に迷い込み苦労する。
2000年9月25日(月) 期末の報告書書き。20:30まで残業。
2001年9月25日(火) 先日の合コンの女の子に電話するがつながらず。
2002年9月25日(水) 晩ごはんはセブンイレブンの冷奴とサラダと冷凍うどん。パトレイバーWXIIIのDVDを観る。
2003年9月25日(木) 霧雨。晩ごはんは中華丼。普通のソースを使ったら微妙な味に。
2004年9月25日(土) 美容室でカットとカラー。モデルルームを見学。
2005年9月25日(日) 台風接近で夜中に強風。ランチはガスト。
2006年9月25日(月) NHKの徴収員襲来。BS契約を結ばされる。
2007年9月25日(火) デルタを保護して1週間。体調は良くなってきた。体重は1.9kg。
2008年9月25日(水) かんなさんはマックで月見バーガーを食べる。
自分でもほとんど忘れていることが多いが,なんとなく「そんなこともあったかなぁ」と思い出せることもある。
今はブログやmixiで日記を書いている人も多いと思うけれど,10年後まで書き続けたら貴重な財産になると思う。
【過去の関連記事】
日記10年
Mac移行の課題(日記ソフトの問題)
2度目の入院では「症状確認できず」で戻ってきてしまったPLS-1510,その後数時間鳴らしていたらやっぱり左スピーカからボソボソとノイズが出始めた。
また購入店に持っていっても同じことを言われそうだし,何より重たい本体を何度も運ぶのは疲れる。
しかしサポセンに電話するのも精神的に疲れるなぁ,と思いつつBOSEのウェブサイトを見たところ,感心なことにメールによる問合せフォームがある。これだけでもBOSEサポートのポイントアップである。
今までの詳しい経緯(修理明細の番号など)と,「気に入った製品なので長く使いたい」旨をしたため,メールを送ったのが土曜日。
月曜の午後には返事が来て,再修理させてくださいとのこと。購入店に持っていく際は「修理番号」を伝えるようにとの指示なので,少なくとも門前払いは回避できそう。
これでなんとか現状打破できるだろうか。BOSEのサポートはきちんと仕事をしており,この点は好感が持てる。もちろん最終的な評価は次の修理結果如何によるけれど。
バリバリとノイズが出るBOSE PLS-1510を修理に出して,パワーアンプ交換で戻ってきたけれどぜんぜん直っていなかった件の続報である。
『「現象再現せず」で戻ってきたらやだなぁ』と書いたがまさにその通りになった(写真)。明細には一応分解清掃とランニングテストをしましたと書いてある。
取り次いでくれたK電気店に文句を言っても仕方がないので大人しく持ち帰る。これで直っていなかったらBOSEのサポートに電話かなぁ,と思いつつ動作確認。
電源投入後しばらくは異常なし。なんだ,「分解清掃」だけで直っちゃったのか?と思いつつ,いやいやまたしばらくしたらノイズが出始めるかもしれないと思って,しばらく鳴らしてみる。数時間後にボリュームを最小にしてソースもオフにしたところ,かすかにボソボソと聞こえる...。
うーん,なんか微妙な具合。まあサポセンとやり合うのは疲れるし,音楽を聴いて気にならない程度なら構わないかなぁ。ということでしばらくはこの状態で様子を見ることにする。
最後にプレイしたドラゴンクエストはプレステ用の7だった。
ファミコン版の1から順にプレイした世代としては新作(9)が気にならないわけではないし,プレステ2は持っていなかったけれど,DSなら手元にある。
しかし冷静に考えて現状ではゲーム世界で過ごすヒマがない。
ゲームをやっていた頃は,「ヒマなときにゲームをやる」というよりは「ゲームをやるためにヒマを作る」という感じで,他のことを犠牲にしてでも少しでもゲームを先に進めようとしていた。
しかし今では,ゲーム世界で過ごすことよりも,現実世界で知識やスキルを身に付ける方が楽しい。例えばドラクエの世界で200時間過ごして得るものと,同じ時間で楽器を練習したり本を読んで得られるものを比べてしまうのだ。これがつまり「大人になった」ということなのだろうか?
まあ,SF小説を読むことなんて,ドラクエをプレイするのとたいして変わらないといえば確かにそうなのだが,小学生でも楽しめるドラクエはいわばジュブナイル(児童文学)みたいなもので,面白いことは面白いが,なんとなく物足りない。
単なる娯楽として買ってみても良いのだが,セーブがひとつしかできないとなると,かんな氏と共用もできないしなぁ,ということで保留している。
ラジコンやプラモもそうだけれど,子供の頃は「大人になったら好きなだけ買える」と思っていたのに,いざ大人になってみたら欲しくなくなっていた,というのはちょっと寂しい感じもする。
リビング用のメインオーディオシステムとして,BOSEのWBS-1EXIII(WestBorough)を買って4年半ほど経つ。これはDVDレシーバアンプのPLS-1510とスピーカ125のセット製品。
購入直後,DVDの再生画像にブロックノイズが乗るという不具合で修理した後は順調に動いていたのだが,1年ほど前からまた不調が出始めた。
最初は左チャンネルのスピーカからときどき音が出なくなるという症状で,これはボリュームを上げ下げしたり,スピーカケーブルを抜き差ししたら直る程度だったので,まあ接触不良なのかな?という感じで我慢して使っていた。
それが半年ほど前から,今度は左チャンネルに「バリッ」とか「バババッ」というようなノイズ(雑音)が入るようになってきた。これも当初は「ボソボソ」という感じの小さな音が,ごくたまに出る程度だったのだが,ここ1ヶ月ほどはノイズの音が耐えられないほど大きくなって,ほとんど間断なく入るようになってしまった。
アンプのノイズというと,ボリュームのガリや,スピーカケーブルの接触不良がまず疑われる。しかし今回はボリューム位置に無関係に出る(ボリュームを最小に絞っていても大きなノイズが出る)し,ケーブルを挿しなおしても変わらない。無信号状態でも盛大に出ているので,単純なガリや接触不良とは違うようだ。
念のため別のアンプ(前に作った真空管のTU-870)につなぎ替えてみるとノイズは出ないので,スピーカやケーブルではなくアンプ本体がおかしいというところまでは特定したのだが,それ以上はどうしようもない。
というわけで修理となった。購入から4年半経っていてメーカー保証(1年)は切れているが,幸いにもこのBOSEは新製品が安い家電量販店Kで買ったもので,独自の5年保証が付いている。価格comの最安値には負けるけれど,この5年保証でうちはずいぶん助かっている。今までにもメーカー保証が切れてから故障した電話,エアコン,食洗機,洗濯乾燥機などを無料で直してもらった(そもそも故障しすぎじゃないか,という話もあるが...)。
今回もBOSEからの修理明細では部品代と技術料で計14,630円となっていたが,無料で済んだ。修理内容はパワーアンプの交換。パワーアンプの何が壊れたらあんなノイズが出るのかはよくわからない。
早速つないでみたところ,まだ左チャンネルからボソボソとかすかに音が聞こえるような気がするが,音楽を鳴らせば気にならないレベルなので,しばらくこのまま様子を見ることにした。狭い場所にセッティングしてあるので,頻繁につないだりはずしたりするのが面倒なのである。
・・・と,書いてから数時間鳴らしていたら,左チャンネルから「バリバリッ」という大きなノイズが・・・。ぜんぜん直ってないじゃないの。というわけで再入院となってしまった。電源投入直後はほとんど症状が出ないので,「現象再現せず」で戻って来たらやだなぁ,とちょっと心配している。
かんな氏に誘われて,何を観るのか聞かされないままレイトショーに連れていかれて鑑賞。
恥ずかしながらこんな映画が作られていることすら知らなかった。
というわけで予備知識ゼロで観たけれど,思わず夢中で見入ってしまった。最近観たアニメ・映画の中ではピカいち。
これ以上はネタバレになってしまうので書かないけれど,これは燃える!
参考リンク:サマーウォーズ公式サイト
会社の上司のところに,東京の寿司屋から請求書が届いた。飲食代4万5千円と結構高額である。
上司はそんな寿司屋に行ったこともないし,飲食したというその当日は北海道に出張中であり明らかに間違いだ。
その寿司屋に電話して確かめてみたら,「ここに請求して」と名刺を渡されて,その名刺が上司のものだったということらしい。
上司はその一週間前に東京で営業担当の数人と名刺交換をしているということで,真相は以下のような感じではないだろうか。
営業のAさんは取引先との接待で寿司屋を利用。あとで交際費として処理する関係で,店に名刺を渡して請求書を出してもらおうと思っていた。しかし良い感じに酔っぱらっていたAさんは名刺入れに仕舞ったまま忘れていたBさん(うちの上司)の名刺を気付かずに渡してしまった...。
酔った上でのうっかりミスではあるが,これ,わざとやったら立派な詐欺(無銭飲食)である。というか普通に被害届を出されてもおかしくない状況ではないのか。
今回は上司が名刺交換をした人の中からたぶんこの人,というところに電話してAさんが見つかったので大事にならずに済んだが,店側が騒いでいたら,あるいは上司が激怒してAさんを告発したらどうなっていたかわからない。
飲み屋で名刺を出す方は気をつけていただきたいと思う。あと,良い子はマネしないように。
まだ続く昔のことを思い出すシリーズ。小学校のことはだいぶ忘れているが,中学校3年間はどうだっただろう。
市内にはいわゆる「附属」と呼ばれている国立大の附属中学があって,優秀な子はそこに進学していたようだが,Webmasterの小学校(市立)からは1人入るかどうか,という感じだった。私立の中高一貫校は1校だけ(今は2校か?)だったが小学校の頃は存在すら知らなかった。
Webmasterの行った市立中学は2つの小学校の学区の子を受け入れていて,1学年9クラスだったので,全校生徒は1000名強というところ。ちなみに小学校は1学年5クラスだった。
ちょうど子供が多い時期であり,教室が足りなくて仮設(プレハブ)の教室が3つか4つあって,運が悪いクラスはそこがホームルームになる。冬は寒いし夏は暑い過酷な環境だった。
担任は1年のときがベテランの(だけど生徒にはあまり人気のない)女性で,2年に上がるときにクラス替えがあって,2,3年のときはまだ20代の男の先生だった。
得意科目は理科と技術家庭で,苦手だったのは体育(ただし保健は得意)と社会と英語。他の教科は普通で,全体の成績は中の上といったところ。
クラスにはかわいい女の子がたくさんいたけれど,硬派な,いやシャイな,いやむっつりだったWebmasterは女の子に話しかけることができず,3年間ほとんど口をきいたことがなかった。
男の子の友達は,比較的大人しい子同士で集まって,図書室に行ったり教室でマンガやアニメの話をしていることが多かった。
荒れてはいない学校だったけれど,少しは不良っぽい子もいて,怖いので絶対関わらないようにしていた。八方美人のWebmasterは幸い直接イジメられることはなかったものの,大人しい友達の中には何人かイジメの標的になる子もいて,助けてあげることもできず,ずいぶん悲しい思いをした。
イジメに関しては,女の子で少し体格が大きいから,容姿が気に入らないから,という理由だけでイジメられている子がいて,その子は誰にも迷惑をかけず少女漫画の絵を上手に描ける大人しい子だったのに,本当に可哀想だった。なんでいじめる子(とその取り巻き)にはあんな酷いことができるんだろう,とずっと思っていたし,今でもその思いは同じだ。みんな仲良くしたらいいのに。
さすがに中学校くらいになるとある程度覚えていることも多くて,赤裸々な内容になってくるなぁ。続けるかどうかはちょっと考えてからにしよう。
先日紹介したアメーバピグで,たまたまかんな氏も交えて3人で楽しくチャットをしていた相手が,実は小学校4年生の女の子だった,という体験が結構衝撃的で,自分が小学校4年生の頃はどんなだったかな,と回想するWebmasterである。
学校の担任は新卒の女性(今の自分より歳下だ間違いなく)で,佐渡島の出身だったかちょっと訛っていて悪ガキどもにからかわれて可哀想だなと,大人しいWebmasterは思っていた。学校でどんな勉強をしたのかは何一つ思い出せない。
コンピュータに興味を持つのは隣に住んでいた2つ上のお兄さんがポケコン(シャープの1245)を買って見せてくれてからで,確か5,6年生の頃だったと思うから,4年生の頃はまだファミコンをしていたくらいだ。ラジコンもまだかな。
ロボダッチとかを作っていたのがこの頃だったかもしれない。コロコロコミックは読んでいたかな。読書は図書室で児童向けのミステリとかを読んでいたかも。女の子の友達がいなくなったのはこの頃からか。
と,必死に思い出そうとしてもこのくらいのものだ。当然日記なんて書いてない。1年間がとても長く感じたはずなのに,何も記憶に残っていない。それが今では小4からパソコンでネットにブログなのである。キーボードを打つのも速いし,たいしたものだ。
ブログなどを書いている良い子のみんなへのアドバイスとしては,今書いているそのブログは,自分の気持ちや興味の記録を残しておけるとても貴重な宝物だということ。大人になってから自分が小学生だったときのブログを読み返せるなんて,とてもステキな時代だと思う。
問題は無料(有料でもか)のブログサービス会社が10年,20年と存続できるかどうかだが...。少なくともローカルに保存しておくよりはネットに流しておいた方が,何らかの形で未来まで残る確率は高い,かもしれない。
皆さんは小学校4年生の頃のことをどのくらい覚えていますか?
話題になった「おくりびと」(滝田洋二郎監督)のDVDをお借りして鑑賞。SFでもアニメでもない作品は久しぶり。
納棺の所作といい,チェロ演奏といい,役者さんというのはすごいな,という感想。DVDには本木氏がチェロの生音を披露する特典映像あり。しっとりと流れる久石ミュージックも良かった。
旨いんだよなぁ。困ったことに
ブログのネタにするのは初めてかもしれないが,恒例のひたち国際大道芸。今年は天気も良くて盛り上がっていた。
さくら祭りにしても大道芸にしても,人出も多く大盛況なのに,そういった努力が商店街そのものの活性化にはつながっていないのが難しいところ。
プラネタリウムの特別番組「The Nature Sound Orchestra (NSO) 〜地球をめぐる旅の始まりに〜」を鑑賞。これは日立シビックセンター天球劇場のオリジナル企画で,NSOとのコラボ作品。
基本的にはバイノーラルマイク(ダミーヘッド)で録音した自然音をメインにした癒し系番組。小さいお子さんがつまらなそうにしていたが,それはこの番組をチョイスした親のミスだろう。完全に大人向けの内容である。
劇場のサラウンドシステムも悪くはないのだが,本来バイノーラル録音された音源はヘッドフォンで聴くと最高の臨場感が得られるものなので,「目を閉じたら目の前に海が感じられる」とかそういうものではなかった。
自分たちはまあ,本物のネイチャーサウンドが歩いて聴きに行ける環境に住んでいるわけで,そのことを感謝すべきなのかもしれない。
恒例のコナンくん映画。最近毎年観に行っている同じシネコンだが,今年はレイトショーがなかったので,平日朝のファーストショー(@1,200円)で鑑賞。通常料金で2人で観るのは結構高いと思う。
さすがにちびっこのお客さんは少なかった。空席90%ほど。
年々(劇中では1年以上は経過していないことになっているので「日々」か),蘭ちゃんの達人ぶりがアップしているような気がする。
そんなことよりも,最近気になって仕方がないのが黒の組織のメンバーの日常生活について。なんとなくウォッカは家に帰れば奥さんも子供もいて良いパパをやっている感じだし,ベルモットはハリウッド女優だ。ジンはどうだろう?独身だろうか?だとしたら一人暮らしか?仕事帰りには食事ついでにバーで一杯飲んでから帰るのか?いや,組織の呼び出しがいつあるか分からないから酒はやめておこう。スーパーで割引になっている総菜を買って帰ることにしよう。明日は久しぶりのオフだ。たまった洗濯物を片付けて,部屋の掃除をして,クリーニングに出していたトレンチコートを取りにいかなくては。...なんて。是非見てみたい「特別編 ジンの一日」。
参考リンク:劇場版 名探偵コナン漆黒の追跡者(チェイサー)
親戚が遊びにくるというので,かんな氏が嬉々として地ビールを買い集めている。普段Webmasterが飲まないので,こういう機会がないとかんな氏もなかなか飲めないのだ。
酒屋に行くといろいろなお酒があって,瓶を眺めていると本当に美味しそう。特にシングルモルトウイスキーなんてあの深い琥珀色がなんとも素晴らしい。でも飲めない。仕方がないので最近はシングルモルトウイスキーチョコレート〈山崎12年〉を食べている。ウイスキーもガムシロを入れたらもしかして飲めるんじゃないかと妄想中。
偕楽園の梅祭り。茨城に住んでずいぶん経つけれど,梅の季節に行ったのは初めて。
平時の偕楽園のガラガラ具合からすると信じられないほどの人出だったが,JRと路線バスを使ったので駐車場に困ることもなかった。
最近は本当にデジイチで撮っている人が増えた。以前は一眼レフなんて構えているだけでちょっと一般人とは違うぞ,という空気だったけれど,今はちょっとこだわっているアダルト層はLレンズ(赤帯)でキットレンズ組,社外レンズ(シグマ,タムロン)組との差別化をはかっているようだ。
今回持っていったのはフィルムEOS用にはじめて買った交換レンズのEF24-85mm f3.5-4.5 USM(1998年購入)。画角が1.6倍になるのでちょっと望遠よりのズーム域として使える。キットレンズと比べると手ぶれ補正が付いていないが,USMでAFが快適だし開放F値が明るい。
Canon EOS Kiss X2 / EF24-85mm f3.5-4.5 USM
象印のスチーム式加湿器を買ってから,今年は2シーズン目となる。
エアコン暖房で放っておくとどんどん部屋が乾燥するので,加湿器はフル稼働状態。
インフルエンザのときなど,かんな氏にうつらないように,ほとんど24時間連続稼働させていた。そもそも自分が感染してるじゃないか,という話もあるけれど,1日の大半を過ごす職場は常に湿度30%以下で換気もしないので...
2シーズン使っていて,やはりありがたいのは(ほぼ)メンテナンスフリーという点。やることは水を注ぎ足すことだけ。フィルタの掃除とか交換とかそういった手間は一切ない。内部には汚れが析出してくるけれど,蒸発させるので衛生的には問題ない。気になる場合はクエン酸洗浄(ポット洗浄中の類いでOK)を雨天時など使用頻度の低いときを選んですれば良い(うちの場合は1シーズンに1,2回)。
マイコン制御なので耐久性の評価はもう少し使わないと何とも言えないけれど,非常に過酷な使い方でも今のところよく耐えていると思う。
猫が走り回ってマグネット式の電源コードを引っこ抜くことはたまにあるけれど,本体を倒したり,火傷したりといった事態は発生していない。
コンタクトレンズを使い始めたのが2002年の今頃だった。2週間使い捨てタイプで,3ヶ月分処方してもらってケア用品と合わせて1万円くらいだったと思う。常用したら年間4万円なので,やはりメガネよりは高くつくな,というのが作ってもらったときの感想だった。
そもそも矯正が必要なほど近視が進行したのは社会人になってからで,車の免許を取るために自動車学校に行ったら,適性検査で「この視力じゃダメだよ」と言われて慌ててメガネを作ったのが最初だったと思う。
その後メガネでまったく問題なく過ごしていたのだが,元々まじめな性格に加えて,ヒョロっとした体型で青白い顔にメガネなどかけていると,合コンでの受けが非常に悪い。もちろん見た目がすべてではないし,個人的には女性はメガネをかけた方がステキだと思っているが,第一印象で「この人まじめっぽくてつまらなそう」と思われるとスタート地点がマイナスからになってしまうのでなかなかつらい。「これじゃイカン!」ということで期間限定の試みとしてはじめたのがコンタクトというわけ。あとは髪を茶色くしたり伸ばしてみたりもした。
コンタクトもスキーなどスポーツをするときは便利だが,気軽に昼寝ができないとか,長時間装用で目がゴロゴロするとか,日々の消毒が面倒くさいなど,メガネに比べるとやはり大変だった。しかし「モテるためだ」と思って我慢した。不真面目なのかマジメなのかよくわからないが。
その後運良くかんな氏と結婚することができたので,当初の予定通りメガネに戻した。最後にコンタクトを着けたのは自分の結婚式だった。
こういうネタも結婚6年目ならもう書いても構わないかな?
EOS Kiss X2 / EF50mm f1.4 USM
当ブログでは種々雑多なネタを取り扱っており,タイトルと内容がマッチしないことも多くご迷惑をおかけしている。年初に当たり,各カテゴリ別に少し状況を整理しておきたい。
【写真部門】
デジカメを新調したので,しばらくはこのネタが増えそうである。ただ,撮っているのは猫ばかりなので【猫部門】とカブることが多いと思われる。ペンタSPに関しては露出計が不調なこともあって,出番が減りそうな予感がしているが,安売りのフィルムを仕入れてある(DNPのCENTURIA)ので,遠出する機会があったら持っていきたい。お遊びとして,マウントアダプタを買ってペンタSPのレンズをEOS Kiss X2に付けるというのも構想している。ただし,くれぐれも「道具揃えの沼」にはまらぬように注意したい。
【猫部門】
カメラが新しくなってかんな氏が(今のところ)やる気を出しているので,最近の猫情報に関しては「にゃんこーず」の方を参照願いたい。こちらではFlickrにアップした大きなサイズの写真(基本的に補正・トリミングなし)を紹介するので,壁紙に使うなりカメラの作例として細部を確認するなりして活用してもらえたらと思う。ブログで紹介しなかった写真についてもPhotostreamの画面からすべて見ることができる。
【読書部門】
読書の傾向は昨年同様に,SF文庫新刊と再読,森博嗣氏の文庫新刊が出たら読む,ということで変わりない。読みたいと思っていた未読の古典や既刊はあらかた片付いた感があるので,もう少し幅を広げたいという思いもあるが,ベストセラーは読む気がしないし,マイナーな良書を知る手がかりも今のところないので,今までのWebmasterの読書歴から「こんなのがオススメ」というのがあったら教えていただけると助かる。ただし,「薦められたから読んだけどつまらなかった」という結論になっても怒らないでほしい。
【音楽・楽器部門】
新しい試みとしてギター教室に通い始めたので,どの程度続くか(あるいは挫折するか)が自分でも気になっている。フルートを習う予定は今年もない。時間と月謝の関係でフルートは敷居が高いため。あまり良くないとわかってはいるが,自己流で続けていくつもり。長期間ブランクが空かないように意識して吹くようにしたい。消耗品や道具揃えとは無縁という点でフルートは偉いと思う。置き場所も取らないし。
【技術・工作部門】
長期プランとしては,「快適な猫ケージの製作」というテーマがあるが,正月休み中にはコンセプトを詰めきれなかった。素人のスキルで中途半端なものを作ってしまうと美観を損ねるし,材料を調達してしまうと後戻りもできないので,なかなか踏み出せない。
キット工作ものは今までいくつか作ったが,財政難の折,「簡単に作れてちょっと遊んだらおしまい」という刹那的なものについては出来るだけ手を出さないようにしたい。
【車部門】
車検も通したし,追加出費を最小化しつつキューブを維持する,というのが車部門の最大の使命である。
【パソコン・ネット部門】
とりあえずかんな氏のWindowsパソコンだけは手当できたし,写真保存用の外付けHDDも買ったので,WebmasterのPC新調はまだ先延ばしできそうである。固定費としてはレンタルサーバの1,500円/年と,Flickrの$24.95/年がかかっている。回線費用はマンションの共益費に含まれている。
EOS Kiss X2 / EF50mm f1.4 USM
EOS Kiss X2で初めての屋外撮影。今まで低機能のカメラを使っていたせいか,設定を変えると,次に撮るときに設定を戻すのを忘れてそのまま撮ってしまい失敗するケースが多い。撮影モードはほとんど絞り優先AEしか使わないが,ISO感度をオートにしたり手動にしたり,ピクチャースタイルを変えたり,というのをよく忘れる。
1枚目がレンズキットの付属レンズ,あと2枚は50mmF1.4。風景を撮るときはやっぱり広角側があった方が便利か。
EOS用m42マウントアダプターなんてのも2,000円くらいで売っているのか...。んー,これは気をつけないと沼にハマるなぁ。
EOS Kiss X2 / EF-S18-55mm f3.5-5.6 IS
EOS Kiss X2 / EF50mm f1.4 USM
メンテナンスフリーの小エビ(スカーレットシュリンプ)のホロホロ2匹も5歳になった。Xウォータを数ヶ月に一度注ぎ足すだけの世話しかしていないのに,意外としぶとい長生きである。今年はデルタに水槽を倒されて水が半分くらい流出してしまうという危機があったけれど,なんとか乗り切った。
ホームページには8年以上生きている例もあると書いているので,気をつければもう少し長生きできるだろうか。スーパーの雑貨コーナーで売られていた癒しアイテムだが,生き物である以上は最後まで責任を持って世話(水を足すだけだが)してやらねばなるまい。
水の蒸発によって数ヶ月すると無視できない水位低下があるので,長生きさせたい場合は面倒でも純正のXウォーターを入手して注ぎ足した方が良いだろう。Xウォーターはオフィシャルの通販か東急ハンズでしか手に入らないので,これが面倒で全滅させてしまう人も多いと思う。おそらく水道水や蒸留水では代用できないだろう。
また,最初に6匹も7匹も入っている場合があるが,何匹が最適なのかはいろいろ条件があって難しいところだ。うちでは最初5匹だったのが早々に3匹が死に,残り2匹では藻の繁殖が早すぎるので,今年はずっと暗所に置いている。専用ヒーターは使っておらず,内壁の掃除もしていない。エビたちに極力ストレスを与えないようにすることも大切だと思う。つまり,もはや観賞用としての意味はまったくない。
ホームページが仮復旧したそうなので,お世話になっているヘアサロンをご紹介。
髪をどこで切ってもらうか,というのは長年悩んでいた問題。なかなかしっくり来るところがなかったのだが,このG.さんは完全予約貸切り制で大変居心地が良く,かんな氏と結婚して以降は毎回2人でお世話になっている。
Webmasterとだいたい同時期に楽器をはじめたマスターだが,東京までレッスンに通う熱心さで,メキメキ上達していて驚かされる。髪を切りにいくたびに,自分も頑張らなければ,と思う。
東京ディズニーシーとホテルミラコスタ。今年は東京ディズニーリゾート25周年ということで,飾り付けも25周年のものになっている。
ミラコスタ宿泊は通算7泊目。良いロケーションの部屋が取れてラッキーだったが,かんな氏が体調を崩してしまって,危機管理と有事対応能力が問われる2日間だった。予約は半年前に入れている(そうしないと取れない)ため,こんなこともある。
Fujifilm Finepix S5000
【参考記事】
・2007年の様子
・2006年の様子
・2005年の様子
・かんな氏のミラコスタウェディングページ
第1夜が放送されたので裏話的なことを少し。テレビ番組の撮影というものを見学して,初めて知ったことも多かった。
今回猫好きの出演者30名に対して,付き添いは2名(Webmasterともう1人)しかいなかった。事前の連絡では付き添いに関しては何の説明もなかったので,最悪どこかで時間をつぶしているしかないかな,と覚悟していたのだが,かんな氏がメールで制作会社に問い合わせたところ,付き添いOKとのことだった。実際,あっさりと出演者パスをもらってスタジオに入れてもらえた。
お昼(12:30)の集合だったので,控え室(空きスタジオ)では立食形式の軽食(おにぎり,やきそば,オードブル,お菓子類と飲み物)が用意されていた。出演者の皆さんは番組で使うパネルを書かされたりして緊張で喉を通らない様子だったので,Webmasterがバクバク食べさせてもらった。費用はすべて受信料から出ているのだから食べないともったいない。
控え室にモニターなどはなく,「ここで待っていても退屈でしょうから」と,収録が行われるスタジオに案内され,専用の椅子まで用意してもらって,やけに丁寧な対応でこちらが恐縮してしまった。
写真撮影については,控え室では特に制限なし。収録スタジオ内では「タレントさんが入られたら撮影はご遠慮ください。それまでならギリギリセーフです」とのことで,怒られはしなかったものの,やんわりとプレッシャをかけられた。小心者のWebmasterはタレントさん入場前に数枚撮って,そそくさとカメラを片付けた。
スタジオに入っていたスタッフは20名ほど。タレントさんの出迎え,見送りのためなのか,最初と最後は人数が倍増する。
テープの尺の関係で,連続して撮れるのは最大2時間まで。もっと頻繁にカットが入るのかと思っていたが,撮影が止まることはほとんどなかった。司会の田丸さんが次回告知を噛んだときと,後編の撮影でテープ切れになったときくらい。あとは編集でカバーするようだ。
(つづく)
まだまだ続く紅葉ミステリーツアー。昼食はカニの食べ放題60分で,ほとんどこれだけが目的のお客さんも多かったはず。(目的地は不明だがカニ食べ放題だけは書いてあった)
食後はヒゲタ醤油の工場で醤油のビデオ鑑賞と資料館見学。醤油にはちょっと詳しくなった。もちろん目玉焼きには醤油派のWebmasterである。
Photos by Kanna Fujifilm FinePix S5000
プレイステーション(SCPH-3500)をついに処分した。最後に起動してから3年以上収納の肥やしになっていたモノで,「壊れていないから」という理由だけでは貴重なスペースを占有させておくことは認められない。マンションの収納は狭いのである。
当時はまだ日記を付けていなかったので記憶が怪しいが,大田区に住んでいた1996年に秋葉原で買ったと思う。初代プレステはよくCDを読めなくなるトラブルがあったと聞くが,最後まで故障なく動いてくれたので,「当たり」の個体だったようだ。
確かドラゴンクエストの続編(7かな?)をプレイステーションで出す,という発表があったのでプレステを買ったのだが,実際にドラクエが発売されるまではずいぶん待たされた。出たのは2000年だったかな?
ドラクエといえば「ふっかつのじゅもん」を必死に書き写したのがちょうどWebmasterの世代である。学校の授業ではノートなんてまじめに取ったことがなかったのに,ふっかつのじゅもんだけはノート何冊分もまじめに書いた。1回だけでは不安なので,「バックアップ」として同じところでもう一度じゅもんを聞いて,3つくらい写す念の入れようだった。
今流行っているDSのセーブデータも,小学生向けにはふっかつのじゅもん方式を復活させてはどうか。英単語や漢字の熟語も混ぜて,入力はタッチペンで筆記入力にする。書き取りの練習にもなって良いかもしれない。
収録が19時半頃までかかり,疲労困憊だったので新宿のヒルトン東京・・・の近くのビジネスホテルで一泊。
新宿を歩くのは7年ぶり。降りたのは西口だが,危険ゾーンのカメラ街には近寄らないようにして,新宿中央公園と都庁を散策。都庁南展望室のカフェで東京味噌ミートソースを食べた。
「お,めずらしい」
いつものバス停からは,普段はS氏一人だけが乗車するのに,いつもどおり定刻3分前にバス停に着いてみると先客が一人待っていた。薄い革鞄と傘を足元に置いて立ったまま新聞を読んでいるサラリーマンである。この些細な変化があのような事件に発展するとは,夢にも思わないS氏であった。
「あれ?」
時間的には普段と変わらず定刻から3分遅れで到着したバスに,サラリーマン氏に続いて乗ったS氏は,さらなる異変に気付く。
「老師がいない・・・」
毎日必ず一番前の座席に座っていて,病院前のバス停で降りるのに,絶対にブザーを押さない脚の悪い「老師」が,今日は乗っていない。置物のような存在だけに,いないと少し落ち着かない。このバス停に停まるバスは1時間に1本なので,路線を間違えたりすることはないはずだが,先客といい老師の不在といい,何かがいつもと違う,と思ったのもつかの間,昨日から読み始めたミステリ小説の続きが気になるのですぐに本を広げ,読書に集中してしまうS氏。
1ヶ月前の時刻改正でダイヤが10分早くなった関係か,渋滞もあまり気にならず次々と停留所を通過していく。この分だといつもより早く着きそうだな,と小説を読みながら考えていた頃に,その事件は起こった。
「なんだ?」
けたたましいクラクションの音に十名ほどの乗客がみな怪訝な顔をする。バスはちょうど幼稚園前のバス停で停まり,数人の乗客を降ろしたところだ。何度も鳴るクラクションはどうやらこのバスかららしい。運転席を見るとちょうど運転手が立ち上がり,降りて行こうとするところだった。
「ぶつけられました!」運転手が言う。「すみませんがちょっとお待ちください」
「え?」事故?と思いつつ,衝撃などまったく感じなかったS氏は小説から顔を上げ,前方を見る。すると大型のSUVが百メートルほど進んだところで左折するところだった。あそこは居酒屋の駐車場なので,どうやらあの車が当事者らしい。
たいした衝撃ではなかったが,ぶつけた車が気付かないわけはないし,クラクションを連発されているのだから,普通であればすぐにハザードを点けて路肩に停車すべきシチュエーションである。あの挙動では怪しまれるんじゃないか,と思ったが案の定だった。
「こんなとこに停まって邪魔なんだけどー」
「ここはバス停だ!停まって当たり前だろう!何考えてるんだ!」
「なんで怒られてんのかぜんぜんわかんないんですけどー」
「なんでって,逃げようとしただろ!」
「はぁ?逃げてないしー,向こうに停めただけでしょー?」
バスから降りて追っていった運転手に連れられて,戻ってきたSUVのドライバーと運転手の会話である。ドライバーは女性で,女性の歳を当てることに関しては10歳くらいの誤差があるS氏の判断では二十台の後半といったところか。最初に聞こえてきた会話から,相当にモメそうな雰囲気がプンプンしている。
降車のため停車しているバスを追い越そうとしてぶつけたシチュエーションである。明らかにSUVに非があるし,衝撃がほとんどなかったので,SUVのミラーかバンパーをこすった程度だろう。素直に謝れば穏便に片付くのになぁ,と思っていたら,女性は携帯電話で通話中である。
「なんかー,めっちゃ怒られてんだけどぉー,わたしぃー」
あちゃー,とバスの乗客全員は呆れ果てた。怒っている運転手の目の前でそれはちょっとないんじゃないの?
当たり前だが運転手は怒り狂い,無線で営業所に連絡して警察を呼ぶことになったようだ。これは時間がかかりそうだな,と思っていると,乗客の一人が「歩いていきますんで」と申し出た。
「そうですか,申し訳ありません。代金は結構ですので」
そういうことなら,とS氏も降りることにした。この後の展開は面白そうだが,ここからだと会社までかなり歩かなくてはいけない。あまりのんびりしていると遅刻してしまう。結局半分ほどの乗客が降りることになった。お年寄りや目的地が遠い人は営業所が用意するタクシーにでも乗るのだろうか。いずれにしろ,時間がかかりそうだった。
「すみませんでした・・・」
バスを降りるとき,SUVの女性から声をかけられた。自分のせいで乗客に迷惑がかかった,という程度のことは理解できたらしい。おそらくコッテリ絞られることになるであろう女性に,しかし同情はできないS氏であった。
「それにしても・・・」
と会社への道を歩きながら考えるS氏。老師はこのアクシデントを予想していたのだろうか?このバスに乗っていたら脚の悪い老師は間違いなく病院の予約に遅れていただろう。結局まだ一度も老師がブザーを押すところを見ていないし,やはり只者ではない。
※この作品は一部フィクションです
いつもお世話になっているヘアサロンで,待ち時間用に置いてあるパズル。小さなボールを一本橋させてゴールまで持っていくというもの。なかなか難しいのだが何とかクリアした。お鼻が写っているのは看板わんこのムーちゃん。
そうしたら意外にもWebmasterが初達成とのことで記念品を頂いた。あまりにも誰もクリアできないので「本当にクリア可能なのか?」と疑惑をもたれていたモノだそうで,喜びもひとしおである。コツは平常心と集中力だろうか。クリアできないからとイライラしては手元が狂う。
入浴剤はかんな氏が集めたものが他にもたくさんあるので,順番に使っていかないとどんどんたまってしまう。
たまに投稿しないとやり方を忘れてしまうので,久々にニコニコ動画にアップ。
「そろそろ来そうだなー」と思っていたら期待通りのデルタ突撃。
ニコニコ非会員の方はこちらから見られます。>非会員の方用
画質が悪いのと黒いブロックノイズが乗ってしまうのが残念。今のところ対処方法がわからない。動画はFinePix S5000のAVIをiMovieHD(5.02)でmp4で書き出している。iMovieに読み込んだ時点で少しブロックノイズが出てしまっている...
基本的にテレビはほとんど見ないのだが,たまに点けるときはだいたいBSデジタルを見ている。地上波よりも良質な番組が多い気がする。
見る確率が高いのは以下の番組。
・世界 夢列車に乗って(BS-i)
・欧州鉄道の旅(BSフジ)
・小さな村の物語 イタリア(BS日テレ)
・世界豪華列車の旅(BS朝日)
・世界の船旅(BS朝日)
こんなところかな。あとは世界遺産モノとか。これらを欠かさず見ているわけではもちろんなく,なんとなく点けたときにこの手の紀行モノを探してしまうだけ。司会者とかゲストとかお笑いとか,そんなものは要らない。
そういえばやっているとつい見てしまうのが,
・吉田類の酒場放浪記(BS-i)
酒が飲めないWebmasterの一種の憧れが出ているのかも。あと辰巳拓郎のワイン番組(BSフジ)とか。
それからマニアックで楽しいのが,
・鉄道模型.ch(BSジャパン)
今は再放送らしいが,鉄道・鉄道模型のことには全然興味がなくても「そんなことにまでこだわるのか!」的な面白さがある。
プラネタリウム番組の「Birth of GAIA」を鑑賞。
大型ドーム映像の鑑賞は「銀河鉄道の夜」,「宇宙エレベータ」に続いて3本目。
オリジナルはMirage3Dの"Origins of Life"なので,ガイア理論がどうこうというよりは,生命の起源とかそんな感じの内容。時間が短いので科学的な突っ込みは浅い。
しかしドーム映像の迫力は何度見ても壮観で,気をつけていないと火星地表の俯瞰映像は3D酔いする。前座に本来のプラネタリウム上映として夏から秋の星座の解説(ライブトーク)が付いて525円で見られるのはとてもお得だと思うのだが,土曜昼の上映でお客さんは10人程度(座席は248もあるのに)...。せっかく良い設備なので閉館しないことを祈るばかりである。
「今日は2分遅れか。割と早かったな」
S氏は腕時計に軽く目をやり,慣れた動作でバスカードをポケットから取り出して,停留所に滑り込んでくるバスを見守った。
「お待たせしました。T駅ゆきです」
今日の運転手はまあまあ丁寧だな,とアナウンスを聞き流しながらS氏はステップを上がる。訛っていても「お待たせしました」なんて言う運転手はまだマシで,無言で扉を開閉するような愛想のないヤツもいるのだ。
元々空いている路線だし,その停留所ではいつも4,5人降りるので座席の選択肢はいくつかある。瞬時に車内を見回して計算するS氏。
「最後尾は埋まっているか...。今日は日差しがあるから東側の席は避けて,と」
ステップを上がった足を止めずに思考しながら,入口から近い一人がけの席に滑らかに腰掛ける。
バスが発車した後はわずかな時間だが読みかけの小説に集中する。
「そろそろか」
降りる停留所の2つ前くらいになると緊張が走る。小説を鞄にしまいながら,さりげなく周囲を見回す。
「強敵はいつもの3人か」
まずガニ股で通路をふさいでいるサラリーマンの男。名前は『ガニ股』にしよう。
そして私は関係ないわよという顔をしているが一番最後にさりげなく降りる女性。たぶんOLなので『O子』だ。
おそらく最強なのは真っ先に降りるくせに絶対押さないお年寄りの男性。足が悪いので乗り過ごすのは辛いはずだが冷静なのはさすがに年の功といったところか。敬意を表して『老師』と呼んでいる。
ひとつ前の停留所を順調に通過。いよいよだ。
「マズいな...」
S氏は内心で舌打ちをする。普段ならこの辺は渋滞しているのでゆっくり作戦を立てている時間があるのだが,今日は順調に流れている。短期決戦でのS氏の勝率はあまり良くないのだ。
横目でガニ股の様子を伺うがこれ以上は無理というほど脚を開いて涼しい顔をしている。O子も老師もこの段階では眉ひとつ動かさない。さすがだ。
長い直線に入り遠く停留所が視界に入ってきた。この速度だとタイムリミットまであと約5秒。S氏は周りから悟られないように肩に力を入れる。ボタンの位置は小説をしまったときにちゃんと確認してある。
ガニ股の脚が少し閉じてきた。しかし胸の前で組んだ腕はまだ動く気配がない。一瞬視線が交錯する。
『おいおい,そろそろ押した方がいいんじゃないのか?昨日はオマエが押しただろう?』
ガニ股の視線に込められた想いがテレパシーとなって届く。
「くっ」
馬鹿にしやがって,と思ったが確かにもう時間がない。O子の視線も感じる。老師は・・・
「寝ている!?」
穏やかに目を閉じるその姿には後光すら差しているかのようだ。いや,しかしもう時間が・・・
「ピンポーン」
「はい,停車しまーす」
「なにっ!?」
鋭く振り向いたS氏の目線の先には,普段見かけない中年の男性がボタンを押している姿が。
途中まで伸ばした腕を無様に引っ込めるS氏。負けた,いや押さなかったから勝ったのか?しかし心の中は敗北感でいっぱいだ。
老師はすでにステップを降りている。ガニ股も席を立った。O子は例によって最後に降りるつもりだろう。明日は,明日こそは奴らにボタンを押させてみせる,と暗い決意をして降車の列に加わるS氏だった。
※この作品はフィクションです。
また地震だ。震度は4。最近茨城では地震が多いような気がする。
今のところに住み始めて3年経ち,震度5弱までの揺れは体験したので,そろそろテレビの速報を見なくても震度を当てられるようになってきた。
震度1:地震に敏感なかんな氏が気付く
震度2:地震に敏感なかんな氏が取り乱し始める
震度3:CDを入れているキャビネットの引出しが少し開く
震度4:CDを入れているキャビネットの引出しが大きく開く,立てかけてある写真が倒れる
震度5弱:ガスが止まり(地震センサ),給湯器がエラーを出す
ちなみにネコたちも大きな地震だと少し落ち着かなくなるが,これは揺れによるものなのか取り乱したかんな氏を警戒しているだけなのかよくわからない。
震度についてはマンガだが「HAL」(あさりよしとお)がオススメ。
猫たちに留守番してもらって一泊で新潟に帰省。
宿は咲花温泉の碧水荘。磐越西線咲花駅の近くで,廊下からトンネルの出口が間近に見えるロケーションなのでSLばんえつ物語号を見るには絶好の宿かも。残念ながら運行日ではなかったので見られず。部屋からは阿賀野川のリバービュー。
楽天トラベルで素泊まり3,000円の格安プランだったが,貸切り露天風呂(入湯税300円)も使えて良かった。
ただあいにくの大雨で散歩に行けなかったので,部屋からの景色をスケッチ。いろいろ描き方を試しているところで,今回は下書きなしで一発彩色。紙はモンバルキャンソン(はがきサイズ)。かんな氏はマスキングを使って雨を表現するという高度な技法を駆使していた。
スケッチ,特に彩色は小学校の頃から苦手でトラウマになっていたのだが,かんな氏に誘われて思い切って画材を購入。
絵の具はターレンスのプチカラー18色(水筆付き),用紙はワトソンのハガキサイズ。道具揃えにかなり投資したのでトラウマを克服できるようにのんびり描いていきたい。
しかし初挑戦した風景はあまりにもヒドかった(水筆の使い方もよくわからなかった)。載せたのは2回目の挑戦で写真を見て描いたもの。どうしても普段の癖が出てマンガっぽくなってしまうのは何とかならないものか...
今日は夕方から80ミリ超の激しい雷雨。そして10回以上の断続的な停電。継続時間はいずれも数秒から1分以内だったと思うが,これだけ連続するのは経験がない。
周辺の道路は一瞬で川のようになり,豪雨による視界不良と信号機停電で車で走っている方は相当怖かったのではないだろうか。
落雷で停電するというのは,送電鉄塔や架空地線への雷撃で鉄塔側から送電線に逆スパークオーバ(逆フラッシオーバ)して地絡電流が流れて変電所側で遮断器開(トリップ)となり停電発生,そして高速自動再閉路(数秒)して事故除去されていれば再閉路成功(停電復旧),失敗したら事故区間を切り離す(柱上開閉器)などしてから再閉路するので多少時間がかかる...という感じで良かったかな...?
1時間ほどで雷も雨も峠を越した。これでは準備もできないだろうし花火は中止だろうと思っていたら,しっかり打ち上がっていた。雷の間は花火師さんは避難していたのだろうか。
松島オルゴール博物館。先日手回し鳥オルガンを作ったばかりということもあって興味深かった。
たいした展示物もないのに観光客が落とす金目当ての観光地によくあるタイプの博物館・美術館とは違い,貴重な古いオルゴールを動態保存して演奏を聴かせてくれる良質な内容だった。これで千円なら安いだろう。
オルゴールというとシリンダやディスクのピンで櫛歯を弾いて音を出すイメージだが,この博物館によると,その語源からもっと広く自動演奏楽器をオルゴールとして紹介している。
オルゴールの語源は「オルガン」です。
オルガンが日本に伝わったのは安土桃山時代のころで、当時交易があったオランダ人が、「オルゲル」と言って紹介しました。その後オルゴルと呼ばれ、オルゴールとなったそうです。日本で言うオルゴールは欧米では、「ミュージックボックス」と呼ばれており、江戸時代の末期(1852年)に伝わった時に、やはり音楽の鳴る箱ということで、オルゴールと呼ばれ、その名が今は皆さんが知っている「オルゴール」となったそうです。
〜中略〜
「日本オルゴール協会」では、オルゴールの定義を"手動または自動で音楽を演奏する機械で、回転胴に植え付けられたピンで発音体を弾き、メロディーを奏でるもの"としています。西欧では「ミュージックボックス」と呼ばれ、シリンダー式やディスク式オルゴールをさしています。しかし、語源を考えると広く自動演奏オルガンや自動演奏ピアノを含めた自動演奏装置がオルゴールだと考えてよいでしょう。
この手の自動演奏機械は,その目的からレコードやラジオの発明・進歩によって完全に滅びてしまったが,実際にダンスホールオルガンやコンサートオルガンの大迫力の自動演奏を聴くと,その完成度が芸術の域にまで高められていたことがよくわかる。
演奏の一部はflickr動画でどうぞ。
【参考リンク】松島オルゴール博物館
会社にかかってくるしつこい勧誘電話については以前書いたことがある。
自分の名前についてはどういう経緯でか知らないがリストから落ちたらしく,かかってくるのはもっぱら上司や同僚宛てだ。
で,相手の社名や口調,周辺雑音などから「これは怪しい」と思った電話に対しては,外出中か出張中か会議中か帰宅後か出社前か休んでいるか,とにかく不在ですと答えることにしており,これまではそれで大きな問題になることはなかった。
ところが,である。いつ電話しても不在なのを不審に思った(どっちが不審なのかはともかく)のか,今日かかってきた勧誘電話は,出張中ですと答えたら,丁寧な口調で,
「そうですか,ではまたあらためます。すみませんが対応頂いた方のお名前は?」
ときた。これはマズい!
こう聞かれたらまともな会社なら電話を受けた担当者が名乗らないわけにはいかないし,実際正直に名乗ってしまった。
そう,この方法を使えば,その電話番号の会社に実在し,上司よりは在席率の高い人間の名前を確実にリストに加えることができる。
今後もし自分宛ての勧誘電話が不自然に増えるようなことがあれば,まず確実に上記方法で名前を収集されたと思っていいだろう。
この新手の新市場開拓法(?)を阻止する有効な手段はまだ思いつかない。「対応頂いた方のお名前は?」と聞かれて,「それは個人情報になるのでお教えできません」とはまさか答えられないし,偽名を使うわけにもいかない(もう一度電話されたらすぐバレる)し...
また,リストに名前を加える以外にも,電話に出た人の名前を聞くことは業者にとってメリットがある。
・上司本人が出て(他人のフリをして)「不在です」と言う作戦を封じる。
・別な同僚が出て,別な理由(例えば会議中)を言った場合に,「先ほど○○さんは出張と聞きましたが」と矛盾を指摘できる。
結局こちら側もいる人をいない,とウソを答えているやましさがあるので,そこにつけこまれると弱いわけだ。
「勧誘ってそこまで粘着質なの?」と疑問に思う方もおられるかもしれないが,粘着な人はとことん粘着なのが事実であり,素直に本人に取り次いで「興味ありません。ガチャ」なんて電話を切ろうものなら,「人の話をろくに聞かずに切るとは失礼じゃないか」と逆ギレして何度もかけてくる輩が実際いるのである。
会社の電話でまさか着信拒否というわけにもいかないし,どんな相手でも丁寧な対応をしなくてはいけない会社の難しいところである。
何か良い撃退方法があればコメントいただけたら幸いである。
仙台出張の移動時間のスキマで駅前のロフトへ。目的はホロホロ用のXウォーターだが,一通り売り場を見たけれど残念ながら発見できず。置いてあるのはチョコばかり。手持ちのXウォーターはすべて使い切ってしまったし,このままだとホロホロが干上がってしまう(まだ数ヶ月は大丈夫だと思うが)。送料の方が高い通販を使うか,この先数ヶ月以内にハンズに寄れるチャンスがある方に賭けるか...悩むところだ。
仙台は気温は低いが積雪はなかった。北側の日陰に少し残っている程度。
現場の湿度計。壊れているわけではない。湿度10%以下って飛行機じゃないだから...。喉がヘンになりそうである。
ホロホロを飼い始めて4年。2匹体制になってからは安定していて,悪化の一途と思われた水槽内壁の緑化(藻の繁殖)も一定段階まで進んで均衡しているようだ。
専用ヒータも売られているが,使っていないし特に暖かい場所を選んで置いているということもない。一時期は藻の繁殖が気になって暗所に置いてみたり,日差しを遮るシェードを付けてみたりしたが,あまり効果はなかったし,上述のように放っておいても一定以上には悪化しないようなので,現在は本当にメンテナンスフリーである。
むしろ,水槽の掃除や場所の移動によるストレスの方が良くないと思われるので,積極的に放置している状態だ。たまにデルタが水槽を突いているような気がするが...
ただ,水の蒸発は避けられないので,Xウォーターの定期的な補充が必要である。しかし5月に買った分もそろそろ無くなりそうだ。4年で消費したXウォーターは150ml入りで3本。正直こんなに長生きするとは思っていなかったので何かのついででロフトやハンズに寄ったときに1本ずつ買っていたのだが,最近そちら方面への出張がないのでどうしようか思案中である(田舎なので近所では売っていないのだ)。
ホームページの説明では繁殖はしないものの,8年以上生きる例もあるということなので,もうしばらく生暖かく見守っていくつもりである。ちなみに4年経っても個体の識別ができないので,名前はまだない。
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この辺を走っている民間バス会社(1社しかない)ではバスカードという磁気式のプリペイドカードが10年あまり使われてきた。現金で乗ることもできるが,距離によって運賃が変わるので面倒だし,プリペイドカードは金額に応じて1割程度のプレミアムがつくので,定期を作るほどではないが頻繁にバスに乗る人はよくバスカードを使っていた。
近頃バスカードの読み取りエラーがよく出るな,とは感じていたが,やはり設備が老朽化していたらしく,最近「非接触ICカード型」のカードに大幅な設備の変更が実施された。
このICカードがなんとも中途半端なシロモノなのである。まず,完全独自仕様なのでSUICAやEdyといったメジャな電子マネーカードと共用させられない。つまり1枚余計にカードを持つ必要がある(しかも厚みが従来のプリカよりも分厚い)。
チャージがバス車内か営業所の端末でしかできない。従来の磁気カードは主要駅のキオスクでも買えたが,このICカードのチャージはできない。朝の急いでる時間に他の客を待たせてまでチャージするのは気が引けるし,数少ない営業所は土日が休みだったりする。SUICAと共通にしてくれたらどれだけ便利だったことか...
残額がわからない。テレカを使った人ならわかると思うが,磁気カードであればだいたいの残額がカード面への穿孔によってわかるようになっている。ICカードではこれがわからない。SUICAなら駅の端末にいれれば残額確認も簡単だが,バス専用のカードは端末のある車内でしか確認できないため,降りようと思ったら残額不足だった,ということになりかねない。毎日乗っている人ならだいたいの残額も覚えていられるだろうが,たまにしか乗らない人は困るだろう。
バス会社が挙げるメリットはこうだ。
・機械にかざすだけでOKなので手間がはぶける。しかし,定期入れのSUICAと干渉するのでこのカード単独でサイフから出さねばならず,実際の手間はほとんど変わらない。
・情報管理機能の向上により,乗り継ぎ割引が可能に!・・・しかし乗り継いだ場合の割引は一律たったの30円。
・使い捨てないので資源が節約できる。車内でチャージにもたついている間に排出されるCO2と乗客の時間的損失はどうなるの?
というわけで,バス会社と設備を納めた会社の自己満足的な変更であり,ユーザの利便性を無視した実質的な改悪であるとWebmasterは思っているのだが,他の地域にお住まいの方はどう感じるだろうか。
【参考記事】
路線バスの観察2
路線バスの観察1
Fast&First:横浜市バスの惨状
東京ディズニーシーとホテルミラコスタ。気がつくと毎年同じような写真を撮ってしまっている。
その中から,今までに紹介していないアングルの写真をいくつか。1枚目は運河のところ。付着している汚れや藻はすべて人工的に付けられたもので,演出(ウェザリングという)。藻の最上部付近にうっすらと白い帯が横に走っている部分まで洪水が達した,という「設定」になっている。
2枚目は吊り下げ式のストーブ。寒い季節にはありがたい。海底2万マイルの近くで。
3枚目はテルメ・ヴェネチア(屋内プール)。自分たち以外に客がいないので水面が静か。
4枚目は早朝の運河。まだ客が入っていない。撮影はテルメの受付のところから。
5枚目は建設中の東京ディズニーランドホテル。アンバサダー(500室),ミラコスタ(500室)を超える705の客室を有する。ただ結婚式はやらないそうだ。
【参考記事】
・2006年の様子
・2005年の様子
・かんな氏のミラコスタウェディングページ
今年の紅葉見物も近所のかみね公園で。基本的にはサクラの山なので,もみじは10本ほど。それでもなかなか綺麗。
近所のやまがた屋でおにぎりとからあげを買って,ここで紅葉を見ながら食べる。
さすがに紅葉を黒白写真で撮ったらわけがわからないので,今回はデジカメで。
[Fujifilm Finepix S5000]
e-bankに口座を持っているとtotoがネットで買えるので,BIGのキャリーオーバーに誘われてついついポチっと買ってしまうWebmasterである。
6億も当たるなら,全組み合わせを買い占めれば確実に当たって元が取れるのでは?と思うかもしれないが,そうはいかないのが宝くじの難しいところだ。まずBIGは自分で組み合わせを選んで買うことができない。だからこその高額クジなのだ。
仮に組み合わせを選べたとしよう。そして考えられる全組み合わせを買ったらどうなるか。BIGはJリーグの14試合の結果がそれぞれ「勝ち,引き分け,負け」のどれになるかを当てる。つまり全組み合わせは,314=4,782,969通り。すべて買うなら一口300円なので,1,434,890,700円必要になる。これだけ買えば確実に当たるが,6億当たっても8億のマイナスというばかばかしい結果になってしまうというわけ。しかも上述のように組み合わせを選べないので,480万枚買ったとしても当たりくじが入っていない可能性もある。
計算してみればこのように当たる確率がとても低いことがすぐにわかるのだが,それでも買ってしまうのが悲しき小市民というわけだ。
ガソリン価格が上がり,今後も以前のような安い価格にはどうも戻らないような情勢である。これからは必然的に自転車が注目されるようになるだろう。
Webmasterが補助輪を外したのは小学校にあがる前だったか,低学年の頃だったかよく覚えていない。危なくないようにと,車に自転車を積んで広い河川敷公園に連れて行ってもらい,補助輪なしで乗る練習をした。どのくらい時間がかかったかも記憶にないが,その日のうちに乗れるようになり,嬉しくて公園内を何周も走り回ったことだけはよく覚えている。
一度補助輪なしで乗れるようになると,補助輪付きはカーブで車体を傾けることができないのでとても怖いと感じるようになる。それまでは補助輪に頼って乗っていたのに不思議な変化である。
最初の自転車が小さくなると,その当時流行っていた変速付きを買ってもらった。確か5段変速だったように思う。しかし所詮子供向けの製品で,変速機構で余計なメカが増えた分だけ重く効率も悪くなり,Webmasterの体が貧弱だったこともあって友達の変速なしのママチャリにどうやっても勝てず悔しい思いをした。友達のママチャリに乗せてもらうと,いやにペダルが軽く感じるがその事実を認めることを当時のWebmasterの頭脳は完全に拒否した。
で,中学生になって若干シンプルにはなったが,やはり6段変速のスポーツ車風の自転車を買ってもらって同じ過ちを繰り返すのであった。もちろん高級なロードレーサは車重も軽いしメカも良いものを使っているのだが,Webmasterが買ってもらえる程度の自転車ではやはりメカの増加の分だけロスが増えるだけという印象だった。
高校生になるとやはり当時流行っていたカマキリハンドルの安物のママチャリに落ち着き,変速メカのないその軽快さに感動したものである。
社会人になってもしばらくは安物のママチャリを通勤に使っていたが,今は所有していない。かんな氏がやはり独身時代に買った折りたたみ自転車が駐輪場に置いてあるが,これも3年ほど動かしていないのでボロボロだし粗大ゴミに出さなければと思っている。
現在住んでいる地域の特徴として,平地が少なく坂が多いため,元々自転車での移動には適さない,というのも新しい自転車を買う気にならない理由である。
1997年に133MHzのダイナブックを買ったのをきっかけに書き始めた日記が,とうとう丸10年を迎えた。
この日記はブログやSNSの日記とは違って,誰にも見せないプライベートな昔ながらの日記だ。パソコンで専用ソフトを使って書いているのが紙の日記帳と違うところ。
10年間で書いた文章はプレーンテキストで3.7MB,2バイト換算だと約170万文字ということになる。1日平均465文字なので,たいしたことは書いていない。淡々とどんなことがあったとか,何を食べたとかを,ひたすら毎日書いているだけだ。
日記の画面には「1年前,2年前の今日」の日記が表示されるので,「去年の今頃はこんなことがあった」というのがすぐわかるのが面白い。もちろんこれを10年前まで遡ることができる。
一番のピンチは日記のデータを入れたUSBメモリのデータがクラッシュしたことだろうか。これに懲りて,以来バックアップをきちんと取るようにしている。
特に止める理由も思いつかないので続けているが,果たしていつまで書き続けることができるだろう。
昨年に続いて仙台の定禅寺ストリートジャズフェスティバルを見物。
700以上のアマチュアグループが出ているが,みなレベルが高い。
今年はT-SQUAREのコピーバンドも見ることができて,収穫だった。
【参考リンク】定禅寺ストリートジャズフェスティバル公式サイト
夏休みの自由研究,というわけではないが,天文部の集まり(吹奏楽の集まりでもある)でペルセウス座流星群の観察。
メンバが絶好のロケーション(開けていて,街灯りなし,車ライトなし)にある山奥のラジコン飛行場を知っていて,そこで花火をしつつ星空を観測。新月で月明かりもなく,快晴だったので条件としては最良だった。
ピークとされている時間帯からは少々ずれていたが,それでも火球クラスの明るい流星を3,4コ,小さなものは10コくらい見ることができた。
普段住んでいる場所からは街灯りでほとんど星が見えないが,ちょっと山の方に行けば天の川が肉眼で見られる場所があるということに感謝したい。
ピートを留守番させて,一泊で新潟に帰省。毎日エアコンの効いた部屋でぬくぬくと過ごしているピートは暑さに弱い。さらに実家でウサギを飼い始めたということでピートは留守番ということになった。
地元の友人のしんのすけさんが最近オーボエを習っているということで,フルートを持って行って合奏させて頂いた。しんのすけさんのお宅には珍しい楽器がたくさんあって,見せていただくことができた。
左がチェンバロ,右はさらに珍しいクラヴィコードという鍵盤楽器。もちろんどちらも生まれて初めて触った。ついでにオーボエも吹かせてもらった。感激である。
さらに実家のウサギと,しんのすけさん宅のパピヨンのアニーちゃん。アニーちゃんは小さくて可愛くて賢くて,ちょっと衝撃的。体重では3倍もあるのだから,ピートにももう少し頑張ってほしいところ。
ところでタイトルの「おおばらこくたい」。新潟の方言であるが,意味がおわかりの方はおられるだろうか。ネットで調べれば意味はもちろんすぐにわかるが,語源がいまだにわからない。子供の頃からずっとナゾの言葉だと思っていたが,そのナゾは解けないままである。
アンパンマン号 と マンギョンボン号
「ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険」(PSP)をクリア。ポポロクロイス物語1,2はプレイステーション(PS)で遊んだことがある。かわいいグラフィックとほのぼの感動ストーリィで,Webmasterが一番好きなRPGである。PS2で出ている続編は遊んだことがない。PS2を持っていないので。
今回やったのはPSPのベスト版で出ている総集編的なもので,ストーリィは1のショートバージョンと,1と2の間のオリジナルストーリィ,および2の内容が一続きの物語として展開される。
ここ何年かゲームなどまったくしなかったのだが,せっかくPSPがあるのだからと,コツコツと半年くらい(!)かけてやっとクリア。
基本的には一度PSでやった内容だったが,やはり楽しめた。2のエンディングムービィを見てかんな氏が号泣してしまったのは秘密。
プラネタリウムの星空をボーっと眺めるのが好きなWebmasterだが,近所のプラネタリウムではただ星空を映すだけでは客が入らないためか,普段は星空を少しの時間映して,あとは星空以外の映像番組をやっていることが多い。
この映像番組というのがまた,いかにも子供向けで,内容はもちろん,映写装置の制約もあってただ絵が順番に切り替わるだけの単調でつまらないものが多かった。
だものだから,たまにやる大人向けの星空だけの番組以外のときはあまり足が向かなくなっていた。
ところが今回,新システム(リブラのHAKONIWA)を導入して,CG作品「銀河鉄道の夜」をやるというので,上映最終日に駆け込みで観てきた。
これがまた,想像以上の出来でちょっとびっくり。直径22mのドーム全天にフルCGの高解像度アニメが展開されるスペクタクルは,はっきり言って愛知万博で見た映像系のパビリオンを越える迫力だった。
メイキングを見てそれも納得。今後もこんな作品が上映されるなら,楽しみが増えるというものだ。何といっても公共施設なので料金が安いのも良い。
配給版は4000×4000ピクセルと、面積比が3.3倍の解像度になりました。15台PCを使ったCINEMA 4Dの再レンダリングに6カ月、After Effectsでの合成に2カ月の時間を要しました。 4000ピクセルのドームマスターは4Kと呼ばれますが、この4Kのデータを活かせるプラネタリウムはまだ日本にありません。現在はあきらかにオーバースペックなデータですが、10年後には主流となるでしょう。
この静止画像30枚で1秒分のアニメーションとなります。「銀河鉄道の夜」通常版は38分のアニメーションなので約69000枚のドームマスター画像をつくりました。この全データ量は、データ圧縮をしても1.4テラバイト。
ほじょ犬のステッカーにインスパイアされました。
写真ってグルメ紀行ネタ,ちょー久々の更新である。もうそんなカテゴリがあったことすら誰も覚えていないかもしれない。
おさらいしておくと,基本的に貧乏で味オンチ(なんでもおいしい)なため,ネタはB級,あるいはC級グルメが多い。
当然カップラーメンも大好きであり,この「札幌らーめん缶」も気になっていた。ラーメンが缶詰で食えるとは!必要性はともかくとして,まさに21世紀的と言えよう。
近所の自販機で売っているとマイミクさんから情報が入ったので,ボーナスをはたいて早速サンプリングしてきたという次第。何しろ幸楽苑のラーメンよりも高いのだ。
味はまあ,Webmasterのストライクゾーンの超広い舌をもってすれば,旨いと言えなくもない,と表現すればわかっていただけるだろうか。少なくとも20世紀には実現不可能だった味であることは間違いない。
週末は体育館を8名で1日借り切るという贅沢な遊びをした。贅沢といっても公共施設なのでひとり100円程度の出費である。
とはいえ体育が元々苦手なWebmasterは,空き時間の遊びとして前から気になっていたゴム動力ライトプレーンを飛ばすことにした。スーパーの駄菓子コーナーで180円で売られているモノだ。
この手のライトプレーンは子供の頃にもう少し上等なモノ(500円くらい)を試したことがあるが,河川敷で飛ばしたら風に乗って飛んで行ってしまい,1フライトで無くしてしまった経験がある。うまく飛んで嬉しかったけれど,せっかく作ったのに無くなってちょっと残念だった。
さて,180円の機体であるが,意外とよく飛ぶ。基本的には手で持って軽く投げて離陸するタイプだが,床に置いて自力滑走離陸も可能(プロペラの反力で左旋回するが)だった。飛距離は体育館縦断とまではいかなかったが,半分以上は飛ばすことができた。何度か天井の鉄骨に引っかかりそうになって焦ったほどである。
ゴム動力のライトプレーンも趣味としてはディープにやっている人たちがいて,ゴムが解放したあとは空気抵抗になるプロペラを自動的に折り畳む機構(折れペラ)だとか,風に乗って飛んで行ってしまうのを防ぐために,火縄を使った時限タイマで尾翼をポップアップさせる機構(デサマ),ゴムを自動で巻き上げるワインダーなどがあったりする。また各地で競技会も行われている。
職場の近くで保護した仔猫。昔ならいくら近くで仔猫が鳴いていようが無視しただろうが,ピートを飼い始めてから猫に対する感覚がすっかり変わってしまったWebmasterである。
かんな氏がいろいろと手を尽くして里親を探してくれている。人懐っこい良い子なので,ぜひ優しい方にもらわれて幸せになってほしい。
【2007.5.18追記】里親さんが決まりまして,無事引き渡すことができました。里親探しにご協力してくださった皆様,ありがとうございます。
近所のスーパーでフワフワムースの紙ねんどというのを見つけて,面白そうだったので早速購入。
軽量紙ねんどと呼ばれるモノの一種らしく,異なる色のねんど同士を混ぜて別の色を作ることもできるし,仕上がりはとても柔らかい感じで可愛らしい作品が簡単に作れる。子供の頃使った紙ねんどとはずいぶん違う印象だが,最近登場した素材なのだろうか。
パソコンで遊ぶ猫が一番はじめに作った作品。黄色い猫はかんな氏の作品。あとは合作の5月飾り。基本的には手でこねて形を作っているだけだが,なかなかの出来映えではないか。(自画自賛)
帰省のときの写真は新潟市の島見浜海水浴場付近。海辺に建つ展望台と,石油備蓄基地方面を臨む。
ピートを連れての散歩は早朝のかみね公園。ツツジが綺麗。
ASAHI PENTAX SP / SuperTakumar 1:1.8/55
コニカミノルタ JX100
参考記事:ポカポカお散歩と5月飾り
今年もかんな氏(奥様)が好きなコナンくんの映画。上映初日のレイトショーで空席は50%ほど。けっこうお子様連れも多かったが,眠くないのだろうか。
前作が10周年記念作品ということでやたらと気合いの入った印象があったためか,今回は少し抑えた小粒な作品という感じだろうか。
光彦くんの声は元に戻っていた。エンドロールを何気なく見ていたら,「ゲストミュージシャン:本田雅人(Sax)」というのが目に入ったが,どのあたりで吹いていたのだろうか...もう少し気をつけて聴いていればよかった。
映画は来年の12作目も制作決定と出ていた。蘭ちゃんの待ちぼうけはまだまだ続きそうである。
参考リンク:劇場版 名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)ご存じない方のために書くと,ピートは捨て猫だったので正確な誕生日がわからない。保護した方から里親として引き取った時点(2005/5/15)で生後約1ヶ月との診断だったので,4月の中旬で2歳ということになる。
年に1回,三種混合のワクチン接種に行くほかは,動物病院のお世話になることもなく,毎日元気いっぱいだ。
現在の体重は5.8kg。定期的に量るのはやめてしまったので短期の変動はわからないが,体型は1年前頃とあまり変わっていないように思う。いわゆる「でぶねこ」というよりは,大型ねこという分類だろうか。先日散歩に連れ出したら,大学生風の男の子に「うわっ,ちょーでけー!ちょーでけー!」と連呼されてしまい,喜んでいいやら恥ずかしいやら,微妙であった。どうも街で見かける猫がすべて仔猫に見えるので不思議に思っていたが,どうやらピートがでかすぎるようだ。
食餌は特に気を使っているわけではないが,ブランド物のカリカリ(ピュリナONEかカルカン)を好きなだけ食べさせている。好物はまぐろで,まぐろが入ったモンプチスープタイプが特に好きな様子。赤身の刺身も好きだ。一方,チキンだとかビーフだとかはまったく興味がなく口もつけない。好みがはっきりしている。
最近のマイブームはハトの観察で,たまに室外機置き場にハトが羽根を休めに来るのだが,それを窓から飽きることなく眺めている。ハトのフンで汚れるので本当は対策したいのだが,ピートが「まだかな?来たかな?」と楽しみに窓をチェックしにいくのを見ると,追い払うのもなんだか悪い気がする。
夜の寝床はしばらく前に買ってやったペティオスリーパーズ(通称トンネル)だが,寒い冬の間は朝方になると人間のベッドに潜り込んでくる。枕に顔を乗せてゆるんでいる姿は微笑ましいが,寝返りはできないし,盛大なゴロゴロ(喉を鳴らす音)が気になってこの時期は寝不足気味である。
寝ているときは別として,パソコンをしているとキーボードの上に座り込むのは相変わらず。日課のようにかんな氏(奥様)の脚に噛みつくのも相変わらずだ。怒ってしつけるのはとっくの昔にあきらめたので,やりたい放題である。
一方,歳をとって保守的になったのか,散歩に連れ出そうとするとちょっと腰が引けるようになってきた。特に他人のいる場所では警戒を解かない。猫の扱いを心得ている大人なら撫でたりしても問題ないが,チビッコが近寄ってくると毛を逆立てて「シャーッ」とか「フーッ」とか言って戦闘態勢である。子猫の頃に無遠慮なチビッコにいじりまわされた経験がトラウマになっているのかもしれない。
他の猫と接近遭遇する機会があったが,相手の猫が(ピートより若いのに)とても友好的だったのに対して,ピートはやはり毛を逆立てて「ウゥーッ」と威嚇モードであった。生後すぐに捨てられて,兄弟と遊ぶ機会もなかったので,他の猫にどう接していいかわからないようである。そう考えると不憫だ。
朝晩の気が向いたときは膝に乗って甘えてくることもある。頭や喉を撫でてやると,うっとり夢心地といった表情だが,調子に乗って撫でまくると噛みつかれるので注意が必要だ。本人(猫)がその気にならないと,膝に乗せようが喉を撫でようが甘えることはない。ただ,フルートを吹くと,なぜか甘えモードになるという,不思議な習性がある。うるさい演奏を止めさせるには,膝に乗ってしまうのが一番という,巧妙な作戦かもしれないが,まんまと引っかかっているWebmasterとかんな氏であった。
【関連記事】
オマケとして新鮮な(?)水を旨そうに飲むピートの動画をご紹介。
長年酷使されてきたかんな氏のフルートは,頭部管のコルクが劣化してきたので,タンポの交換とバランス調整も合わせてやってもらうことにして入院となった。せっかくなので,Webmasterのフルートも一部キーの動きが渋いところがあったので見てもらったら,足部管の連結が固いと指摘されたので,ついでに調整をお願いした。
せっかくバリバリ練習しようと思っていたのに,楽器がないのでは仕方がない。あー残念だ。
3/18のダイヤ改正後初めてJRに乗ったところ,今までは土浦以南でしか見かけなかったE501系だった。
この電車は発車・停車時にVVVFインバータから特有のドレミファ音(正確にはト短調のレ・ミ♭・ファ・ソ・ラ・シ♭・ド・レ・ミ♭・ファ・ソ〜)が鳴るのが楽しい。最近2階建てグリーン車の付いたE531系も投入されたし,永らく冷遇されてきた常磐線もTXとの競争などで少しは変わりつつあるのかもしれない。
また,Suicaの動作もいつの間にか変わったのだろうか。今までは改札に入るときに初乗り運賃が引き落とされ,改札を出るときに残額が引き落とされる,という動作だったハズだが,今日は改札を入るときには引き落としはなく,出るときに一括でその区間の料金が引き落とされたように思う。
ちょっと前に台風だか何かで,ホームまで入ったはいいが列車が運休になってしまい,Suicaの払い戻し手続きのために長蛇の列ができて不評だったことを受けて,見直しを検討中という話だったと思うが,ようやく改善されたということだろうか。
年度末は忙しくてなかなか楽器に触ることができないWebmasterである。
「一日練習をサボると,取り戻すのに三日かかる」というのはスポーツでも楽器でも通説らしいのだが,その理屈でいくとWebmasterは始めた頃よりヘタクソになっているはずだ。
社会人で毎日練習の時間をひねり出すのは実際なかなか難しいと思うし,市民吹奏楽団の人なんかは大変だろうと思う。
忙しいときでも息抜きは必要,ということで今日は定例の練習(遊び)会。トロンボーンとホルンのゲストプレイヤを迎えて,○ィズニーメドレー(じゃすらっく的に問題があるとマズいので伏せ字)。譜面が高度すぎてとてもついていけないので,全身全霊を込めて最初の4小節だけ一緒に吹かせていただいた。それでも周りが上手だと気分がいいものである。
Youtubeでハニービーの動画を見ていると,3ch化や4ch化などかなり凝った改造をして遊んでいる人もいるようで,ラジコン界というのも相当ディープな世界だと感じる。
子供の頃は組み立て式の電動ラジコンカーが流行っていて,Webmasterも親にねだって買ってもらった。裕福な家庭ではなかったのに無理を言って親には迷惑をかけたと思う。お金持ちの子は改造部品(強力なモータとか,軸受けのベアリングとか)を買ったりしていたが,組み立てスキルは財力とは無関係なので,何度かWebmasterのところに「走らないんだけど」とヘルプが来て組み立てを手伝った記憶もある。
大人になったら絶対に,思う存分ラジコンカーを買って遊ぼうと心に誓っていたのに,実際に大人になってみると,公園でラジコンを走らせる勇気もないし,そもそもラジコンで遊んでいる人も(大人も子供も)見かけない。まあ,車は大人になれば本物を運転することもできるし,同じラジコンでも興味は飛行機やヘリに移るのかもしれない(河原などで飛行機ラジコンを飛ばしている人はたまに見かける)。子供はゲームとかトレーディングカードの方が楽しいのかも。
ハニービーは近所のスーパーでは売り切れだったので,トイザらスまで買いに行った。売り場は子供向けの中心はゲーム,そしてかなりの面積を占めているのが大人向けとしか思えないハニービーをはじめとするホビーである。ただ,模型専門店ではないので,電池を入れればすぐに遊べるものが多い。最近はプラモデルでも,「完成品は売っていないのですか?」と質問してくるお客がいるのだとか。
そういえばピートvsハニービーの動画はなかなか好評らしく,閲覧数が順調に増えている。今のところ,ハニービーの動画の中ではダントツでかわいいと自画自賛している(ジャンルが違うという説あり)。
「オーディオ常識のウソ・マコト」(千葉憲昭)という本がある。ずいぶん前に読んだので紹介する機会がなかったが,森博嗣氏のブログで紹介されていたので思い出した。
宗教やオカルトに陥りやすいオーディオ趣味では,こういった真面目な本を読んで道理を押さえておくことが重要かと思う。
もっとも最近ではオーディオといえばiPodという感じで,据置き型のCDやアンプを使っているのは本当にごく一部のマニアだけになってしまったかもしれない。
室内で飛ばせるエアロソアラは,楽器練習のときに広いレッスン室に持って行ったりして結構楽しんでいたのだが,度重なる墜落で損耗したのか,ラダー(垂直尾翼の舵)が動かなくなってしまった。
エアロソアラでは充分遊んだので,次はやはりヘリが欲しい。最近ではなんと室内で飛ばせるラジコンヘリが¥4,000で買えてしまうのだ。CCPのハニービーである。まったく夢のような時代だ。
ハニービーの操作は2チャンネルのデジタルプロポで,赤外線コントロールとなっている。高性能なリチウムイオンポリマ電池を積んでいて,プロポと接続して30分の充電で約5分間の飛行が可能。エアロソアラは30秒(実質的には1フライト)しか飛べなかったので,ずいぶん長く遊べる感じがする。
実際に飛ばしている様子は動画で紹介しよう。動画が見られない環境の方には申し訳ない。
Der Lindenbaum『菩提樹』(シューベルト)。クラリネットの録音を公開したことがあるが,フルートでも挑戦。ムラっちを買って2ヶ月になるが,一週間後の演奏から少しは上達しているだろうか?
何度録音しても毎回どこかで指を間違うか音が出なくなる。部分部分を取ればうまく吹けたと思っても,全体を通して仕上げるにはもっともっと練習が必要だ。まあ譜面を見てから30分後くらいの演奏なのでこんなものか(言い訳)。
例によって下のパートはかんな氏に吹いてもらっている。
愛用してきた京ぽんの電池がそろそろ限界で,どうしようかと思案していたところ,ウィルコムからなかなか魅力的な新端末が発売されたので,早速注文。
ネコ好きかんな氏は一目惚れした「nico.neco」,Webmasterは今までと同じ京セラの「WX320K」だ。
WX320Kは京ぽん改2などと呼ばれているくらいで,使ってきた初代京ぽん(AH-K3001V)とよく似ている。形も操作感もほとんど同じで,戸惑うことはないが,逆に言えば新鮮味がない。
初代京ぽんで一番不満だった操作の「もっさり感」はかなり解消されていて,メールを書いたりWebを見たりする動作はかなり快適になっていると思う。カメラも130万画素でマクロ機能付きと,だいぶ実用的になった。
オフィシャル通販のウィルコムストアでの購入だったが,通販で機種変更というのは,切り替わりのタイミングなどどうするのだろうと気になっていた。最近の機種はAIR発番という機能があって,送付されてきた端末が翌日のAM2:00にセンタからの遠隔操作で自動的に有効になる。それまでは旧端末が使用可能ということで,なかなか考えられている便利な機能だ。が,翌朝旧端末と新端末両方の電源を入れておいたら,両方とも着信したり,旧端末にだけ着信したりと,ちょっと不安な動作。新端末からの発呼は正常にできるが,一応旧端末の電源は切っておいた方が無難だろう。
電話帳の移行は付属のソフトとUSBケーブルでサクサクできるが,Windowsしか対応していないというのはマイナス。またしても老体SOTECに鞭打って働いてもらうことになった。
WX320Kには初代京ぽんの電話帳を簡単にコピーできたが,nico.nekoはダメだった。USB端子は付いているが充電専用らしく,ユーティリティソフトでは認識されない。こういう場合はショップに持っていくか,手動で打ち直すしかないのだろうか。
nico.nekoはnico.のタカラトミーデザインモデルで,nico.自体と機能は同じ。通話とメールに特化した端末で,カメラやフルブラウザは搭載していない代わりに,コンパクトで可愛い端末。普段この大きさで,使うときだけ画面が大きくなってブラウザとカメラが付いたら是非欲しいが,ちょっと物理法則に反しているような気がしなくもない。
今までの携帯(PHS)端末の遍歴を記録のために書いておこう。
1998.8 N206Hyper (DoCoMo PDC 日本電気)
2002.6 P211i (DoCoMo PDC 松下)
2003.8 N51 (J-Phone PDC 日本電気)
2005.6 AH-K3001V (Willcom PHS 京セラ)
2007.2 WX320K (Willcom PHS 京セラ)
9年で5台,キャリアはDoCoMo,J-Phone(現SBM),Willcomと渡り歩いた。今の端末は出来れば3年くらい使いたいが,統計的にはやはり2年弱で買い換えることになるのだろうか。
ちなみにWebmasterはいわゆるポケベル世代なのだが,残念ながら一度も使ったことがない。一部の携帯電話には未だに「ベル打ち」と呼ばれる文字入力方式が実装されているのをご存知だろうか。
虚数単位というのは−1の平方根,つまり二乗して−1になる数のこと。記号としては一般的には"i",電気の世界では電流のiと区別するために"j"を使ったりする。
二乗して−1になる数(実数)なんて存在しない。存在しないのに,なぜか電気の世界ではよく出てくる。最近は関数電卓が計算してくれるからいいようなものの,加減乗除も面倒だ。ExcelではIM〜という分析ツールの関数でないと扱えないし,書式も一般的じゃないので困る。
あーめんどくさい。
3年ぶりのスキー。やはり積雪は少ない。夜は那須高原の貸別荘に泊まって,2日目は牧場でペロシキを食べて,「日本秘湯を守る会」登録の大丸温泉旅館で日帰り入浴。雪の降りしきる中,混浴の露天風呂を堪能。
下界に雪がまったく無いので無理もないが,温泉周辺だけ積雪&凍結路で,FF車が何台も坂を登れず立ち往生していたり,FR車に至ってはJAFに牽引救助されていた。今回キューブ(FF)は出さなかったが,もし出していたら大変なことになっていただろう。
ついでに話題のYoutubeで動画をアップしてみる。
時事ネタに触れるのは珍しいが,一言書いておこう。どこかの大臣が「女性は生む機械」だとか放言して物議を醸しているらしい。
この発言そのものは失言という他なく,腹の中でなんと思っていようと,皆が見ている前でこのようなことを口走ってしまう大臣はちょっと資質を疑われても仕方がないと思う。
この大臣が気にしているのはいわゆる「少子化問題」というやつだ。
一方,この冬は暖かく,記録的に雪が少ないなど,こちらも話題になっていて,こうなると昨年の大雪のことはケロっと忘れて「地球温暖化問題」と騒ぐ人が大勢いる。
さて,多くの方はとっくにお気付きだと思うが,少子化問題と地球温暖化問題は二律背反の関係にある。つまり,人口が増えれば消費エネルギーも増えて温暖化は加速してしまうし,温暖化を食い止めるためには人口の抑制(少子化の推進)が必須だ。少子化も温暖化も盛んに報道される割には,この当たり前の関係がズバリ指摘されるのを見たことがない。何か差し障りがあるのだろうか。
しかも少子化問題というのは日本をはじめ先進国の一部だけの話で,地球規模で見れば人口も消費エネルギー(炭酸ガス放出量)も増える一方である。
日本の少子化問題というのは詰まるところ,税金や年金を払ってくれる財源の不足という問題であって,件の大臣でなくとも,政治家はそういう目でしか問題を捉えていない。
「将来のために」と政治家はおっしゃるが,政治家の望むように人口が増え続けたとしたら,土地も資源も有限なのだから破綻するというのは子供でも判ることだ。本当に人類社会の将来を考えるなら,途上国も含めた人口抑制,カーボンフリーエネルギーやCO2固定化などの研究や食料の安定供給にこそ,もっと資源を投入すべきだろう。
先進国で少子化が進むというのは,生活スタイルの多様化だとか何とかいろんな説があるだろうが,じつは多くの人たちは(政府が何と言おうと)これ以上人口が増えてはマズいと,無意識に感じて子供を減らしているのでは,なんて考えてしまう今日この頃である。
横浜から東京に移動して,はとバスの浅草散策〜隅田川下りのツアー。渋いイメージだがなかなか楽しめた。雷門から仲見世通りはもの凄い人出。川下りでは勝鬨橋をはじめとする数々の橋をくぐり,終盤には遠くレインボーブリッジとお台場を望むことができる。またバスの車窓からは銀座の街並を眺めることもできる。
FujiFilm FinePix S5000
ペンタSPのレンズは55mm一本しか持っていないので,場所によってはもう少し広角が欲しいと思う場合もある。が,交換レンズがあるとどうしてもフットワークが鈍くなるので,気軽にパシャパシャ撮ることを考えるとやはり標準レンズ一本というのがいいのかもしれない。
ASAHI PENTAX SP / SuperTakumar 1:1.8/55
FujiFilm SP100
横浜駅東口からシーバスで山下公園へ。そこから中華街まで歩いて,飲茶を堪能。
写真はFinePix S5000で撮影したものと,
FujiFilm FinePix S5000
ペンタックスSPで撮影したもの。メンテナンス後は快調で,マニュアルでの撮影もだいぶ慣れてきた。
ASAHI PENTAX SP / SuperTakumar 1:1.8/55
FujiFilm SP100
そろそろ牛丼再開のほとぼりも冷めただろうと,吉野家に牛丼を食いに行く。まだ昼時間帯の限定販売だが,それほど混雑することもなく普通に食べることができた。何年ぶりかで食べた吉牛の味は格別だった。早く限定なしの販売に戻ってくれるのを期待している。
ところで,松屋の店頭の広告でいつも気になっているメニューがある。ハッシュドハンバーグ。これは細切れにしたハンバーグ,つまりひき肉のことですか?
愛車キューブのヘッドライトが片方消えている。球切れは2年ぶりくらいか。
早速近所の黄色い帽子のカー用品店でH4のバルブを物色する。しかしやたらと色温度の高い高効率バルブばかりが並んでいて,純正グレードのバルブがない。いや,よく見たら一種類だけ置いてあるが2個買うと3千円もする。
こんなに高いハズはないので,何度も棚を上から下まで確認してみたが,3,000円より安いバルブがひとつも無い。これでカー用品専門店を名乗るのはちょっと問題ではないか。かんな氏(旧Kinoppy氏;最近ハンドルネームを変えた)曰く「ここはクルマにお金をかけたい人が来る店だから,これでいいのでは」。なるほど。
そういわれてみれば,パジェロに乗っていた頃のWebmasterもこの手の高効率バルブで6千円とか7千円するものを嬉々として買っていた記憶がある。子供やペットを可愛がるのと一緒で,クルマが趣味の人はよろこんで金を出すわけだからここの商売も充分成り立つわけだ。
いままでキューブに付けていたバルブはホームセンタで500円で売られていた処分品で,かなり色温度が高い(白い)バルブだった。しかし一度濃霧の中でこの白いライトが乱反射してまったく前が見えず恐ろしい思いをしてから,ライトはちょっと黄色がかった純正の色がいいと思い直したWebmasterである。
キューブには出来るだけ金をかけない方針なので,もっと安いバルブを探してホームセンタに行ってみる。するとどうだろう。並んでいるのはやはり白色の高効率バルブが多いが,値段は軒並みカー用品店の1/3である。その中から,色温度が低めの1,200円のバルブを選んでみた。
駐車場で早速交換してみると,いい具合に黄色がかった落ち着いた色で,満足な買い物が出来たと思う。車の部品を買うときは,まずはホームセンタ,次にディーラー,最後にカー用品店と回るのが正解かもしれない。
自宅の給湯器は都市ガス(13A)を使っている。スペックを見ると総合64kW(給湯52kW,風呂12kW)と書いてある。風呂12kWというのは追い炊き能力のことだろう。
52kWの給湯能力とはどれほどのものか。フル出力で1時間運転したとして得られる熱量は52kWh。1kWhは860kcalだから,52x860=44,720kcalになる。
一方,1gの水の温度を1℃上げるのに必要な熱量が1calなので,風呂に必要な200リットル(=200kg)の水を冬場の5℃の水温から40℃の適温まで温めるのに必要な熱量は,(40-5)x200x103=7,000,000cal=7,000kcalだ。
従ってこの給湯器でお湯張りをすると,7,000÷44,720=0.16時間,つまり約10分で風呂を適温のお湯で満たすことができる。お湯張りの時間は実際もこんなものだ。
さて,では昨日のお風呂のお湯があまり汚れなかったので,お湯を捨てないでおいて,今日は追い炊き機能を使って沸かしなおすことにしよう。この場合は12kWの能力(1時間で10,320kcal)だ。水温は寒い時の室温と考えて15℃程度からのスタートとすると,40℃まで温めるには(40-15)x200x103=5,000kcalが必要となる。
追い炊きで沸かす場合には,5,000÷10,320=0.48時間,つまり約30分かかるわけだ。追い炊きだとやけに風呂が沸くまでに時間がかかるな,と思っていたが計算すれば当たり前の話であった。
ガスの燃焼温度は2000℃ほどで,それで単純に水を温め数十℃程度のお湯を得る,というのが普通の給湯器(うちはコレ)だが,その温度差を見れば判るようにこれではあまり効率が良くない。特に最近ではオール電化に押され気味のガスなので,極力ガスの熱量を有効に使おうと,潜熱を回収して床暖房までする給湯器(エコジョーズ)や,いっそのことガスの燃焼でエンジンを回して発電して,お湯はその排熱で沸かしてやろうという家庭用コージェネ(エコウィル)などがこれからのトレンドである。
オール電化住宅の給湯設備で,でかい貯湯(ちょとう)タンクが付いてくるのは,電気給湯器の能力的な問題。電気はガスのように大熱量を短時間に発生させるのが苦手なので,ちょっとずつちょっとずつお湯を沸かしてタンクに貯めておき,シャワーなどで大量に使うときはこのタンクからお湯を供給するのである。設計がマズい昔のお宅だと,来客などがあって大量にお湯を消費するとシャワーが途中で水になる,なんてことも起きた。
うちで使っているシャワートイレは「瞬間湯沸し方式」といって,お湯タンクを持たずその都度電気で洗浄用のお湯を作るタイプだ。お尻に当てる細い水流のお湯を作るだけでも,その消費電力は1.2kWと,家庭用電気製品の中ではドライヤーと同じくらいの重量級である(給湯器の能力との違いに注目!)。貯湯保温によるロスがない分,総消費電力量はおトクらしい。
こんなことなら子供の頃から何か楽器を習わせてもらえば良かったな。と,かなりの比率の大人は思っていることだろう。
楽器代や月謝など経済的な問題があるので実際に習わせてもらえたかたどうかは難しいところだが,だったらせめて音楽の時間はまじめに縦笛やピアニカ(メロディオン)を吹いたり,合唱に参加しておけば良かった。
なぜか小学校,中学校の頃は「音楽の授業をマジメに受けるなんて,男子としてカッコ悪い」というような風潮があったように思うがWebmasterの学校だけだろうか。たいていの男子は譜面など読めず,教科書に「ド,レ,ミ」とルビをふっても,リコーダなんてまともに吹けなかった。合唱をしても声を出すのは女子ばかりで,男子の中でも不良っぽい子などは「やってらんねーぜ」的なオーラをまとっていた。
WebmasterはMML(Music Macro Language)の習得のために基本的な譜面の読み方は必須だったので,いつの間にかルビを振らなくともリコーダは吹けるようになっていたが,恥ずかしいのでわざと他の男子達とレベルを合わせていた記憶がある。当然吹奏楽部には男子部員はひとりも居なかった(これはWebmasterの学校だけ?)。
クラス対抗の合唱コンクールが毎年あって,選曲の段階から男子はやる気がない。本番2週間前くらいになると「ちゃんとやってよっ男子!」と勝気な女子から罵られ,女子の学級委員などは泣きながら担任の先生に窮状を訴えに行ったものである。結局先生に諭されて最後はまじめに歌うハメになるのだから,だったら最初からまじめに歌えばいいんじゃないか,とWebmasterは常々思っていたが,八方美人で長いものには巻かれるタイプだったので,男子の結束(?)に従って「音楽なんてやってられるか」的な態度を取っていたものだ。
ところが,である。あれほど音楽がキライだったはずの不良っぽい男子が,思春期になると急にバンドを組んだり,カラオケに行き始めるのだ。おまえら音楽キライだったんじゃないの?リコーダも吹けないのにギター?人前で歌なんて絶対歌わないぜ,っていう態度じゃなかったっけ???
彼らは表向き音楽がキライなフリをしながら,じつは裏では流行の歌謡曲やロックを聴いたり,ギターを買ってもらったりしていたのである。歌番組など見たこともなかったWebmasterは,カラオケが苦手なままひとり取り残されたのであった。もう騙されたという気持ちでいっぱいである。同年代の男友達が懐かしそうにBOΦWYなんかの話をするとき,Webmasterは必ず「じゃあおまえは合唱コンクールの野生の馬まじめに歌ったのかよ!?BOΦWYよりまず野生の馬だろ!」と問い詰めたくなるのだ。
という,ゆがんだ音楽教育の弊害のせいでWebmasteはカラオケが苦手なので,最近知り合った方たちには,一緒にカラオケに行ってもWebmasterにマイクを勧めないよう,丁重にお願い申し上げる次第である。
買ってきたムラっち(仮称)で早速練習。始めてから一週間の録音を無謀にも公開しておこう。曲は『Au Clair de la Luna(月の光に)』の冒頭。下のパートはKinoppy氏に吹いてもらった。クラリネットをはじめて一週間のときよりかなりヘボで,先が思いやられる。ちなみにヘタクソなのを我慢して最後まで聴いていただくと,ボーナストラックとしてピートの鳴き声が入っている。
フルートについては以前調べたが,クラリネットやサックスと大きく違うのはやはりリードのない歌口だろうか。
倍音(ハーモニック)で中〜高音域を出す点はクラリネットやサックスも同じだが,クラやサックスはレジスタキー(オクターブキー)があるので,気分的にも切り替えやすい。一方フルートは運指はまったく同じで,息の吹き込み方だけで1オクターブ上がったり下がったりする。音程によって息の吹き込み方を変えることを意識すると,スラーが全然つながらない。逆に同じ音を出しているつもりが,低い方や高い方の倍音成分が混じって鳴ってしまうこともあって,その点がクラリネットとは違う難しさだ。
なによりフルートは奏者の吹き方がそのまま音に反映されるダイレクト感(?)の高い楽器だと思う。クラリネットではその日のコンディションによってリードを変えてみたりとか,小細工(?)をする余地があるが,フルートでは自分の口が全てである。
運指もクラリネットとはずいぶん違うので混乱する。個人的に苦手なのは右手小指と薬指を多用する点。よく使うのに,スムーズに動かずイライラする。練習すれば脳に新しいシナプスがたくさん形成されそうな予感。あとは楽器を持つときの支点となる左人差し指の付け根と,右の小指が痛い。クラリネットとは違い,唇の疲れは(指に比べれば)それほどない。
教本はKinoppy氏の「トレバー・ワイ いちばんはじめのフルート教本」。クラリネットではいきなり曲を吹く系の教本を使っていたため半音階の運指が覚えられず,初めて吹く譜面で苦労することが多かったので,フルートでは基本を重視して地味な練習を続けている。
愛車キューブ(AZ10)の2度目の車検である。ベルト類など交換部品がけっこうあって費用がかさんでしまった。普段自分ではメンテナンスなど一切やらないので,お金で安全を買うというか,ディーラにお布施を納めるつもりで任せている。
代車は現行型のマーチ(AK12)。車格はほとんど変わらないので,車幅感覚などの違和感はほとんどない。キューブはシャコタンでサスもヘタっているので,それに比べればマーチはフワフワした乗り心地だ。インテリジェントキーはなかなか便利かもしれない。うちは玄関もRFIDカードなので,車がインテリジェントキーになればカギ束をポケットから出す必要はなくなる。
いっそのこと,体のどこかにRFIDチップを埋め込んでしまってSUICAとかクレジットカード機能も全部持たせたらどうか。カギをなくしたり盗難の心配も不要だし,本人確認も楽になると思う。技術的には現在でも飼い犬に迷子札の代わりにチップを埋め込む手術は普通に行われているので,難しいことはないはずだ。停電のときはちょっと困るが。
現行型のマーチに乗ってみて,新車に買い換えたいという気分になるかな,とちょっと思ったが,WebmasterもKinoppy氏もそんなことはなかった。むしろ「これならキューブが壊れるまで乗った方がいいね」という感じ。ローンを組んで買い換えたくなるような気になるクルマというのが今のところない。(ホビーとして運転してみたいクルマならあるが,趣味としては高価すぎる)
キューブの燃費は街乗りで11km/L程度,高速で16km/Lというところ。10km/Lを切ることはまずない。プレミアム(ハイオク)指定のエンジンだが,中古で買って以来一度もハイオクは入れたことがない。特に不具合はないようだし,ハイオクとレギュラの価格差分(10%)の燃費向上があるならハイオクを入れてもいいが,そんなに良くなるとはちょっと思えない。
エンジンルームは買ったときから何やら改造されていたが,どういった意図の改造なのかは不明。車検も普通に通っているので,たいした変更ではないのカモ。そもそもCVTで居住性・燃費重視のコンパクトカーのエンジンに手を入れても何も面白いことはないだろう。そのことに気付いて前オーナーは1年で手放したのかもしれない。
【ご参考】キューブ1回目の車検
昨日からのつづき
さて,いろいろなフルートが吹いてみたくてたまらないKinoppy氏に付き合っていただいてお店でフルート選びである。
最初に行ったのは管楽器の品揃えは県下一と自称している水戸のK楽器店。ユーフォニアムだとかチューバだとか,確かに他の店では見かけない楽器が置いてある。しかしステューデントモデルのフルートは3本しか在庫がない。アルタスとサンキョウとおなじみヤマハだ。銀や金の高い楽器も飾ってあるが,ハナから対象外である。
吹かせてくれとお願いすると,「どうぞ」と楽器を出してくれるが,どうやらショウケースの前のその場で吹けということらしい。確かこの店には立派な試奏室があるはずだが,案内してはもらえなかった。冷やかしだと思われたのか?コートを着たまま店員に見守られながらではなかなか音も出ないが,サンキョウエチュードだけはKinoppy氏の楽器とほぼ同じ感じカナ,というところ。
店内でリペアもやっているこの店は技術は確かで,メーカーごとの特徴などウンチクはためになったが,印象としてはイマイチだ。在庫が少ないのもマイナス。とりあえずサンキョウは水戸ではここでしか置いていないようなので,サンキョウに決める場合はここに戻ってくることにして,別の店へ。
次にお邪魔したのは同じく水戸のS楽器店。某氏がソプラノサックスを買った店だ。ここは超高級品が置いてない代わりに,ステューデントモデルの在庫は結構ある。名の知れたブランドで在庫がないのはサンキョウとミヤザワくらいだ。目を引くのはちょっと予算オーバーだが国内フルートメーカーの元祖ムラマツだろう。
試奏をお願いすると,防音スタジオに通されて,ヤマハを除く同価格帯のフルート5本を準備してくれた。ごゆっくりお試しくださいというので大いに気分が良い。何しろWebmasterは練習不足でポーとかプーとかしか音が出せないので,お客さんがウロウロしていると恥ずかしくて試奏できないのだ。
そんなWebmasterでも,ムラマツは音が出しやすくよく響くのはわかった。他は似たり寄ったりだが,パールは高音が出しやすいかな,という感じ。
そこへ,楽器店でやっているフルート教室の先生が登場。このスタジオはフルート教室で使っている部屋で,今は昼休みらしい。ちょうどいい,ということでKinoppy氏が先生に「このフルート吹いてみてくれませんか?」とお願いしている。さすがだ...。で,若くて美人の先生は快く引き受けてくださり,選定中のフルートで音を出してくださった。その音といったらもう衝撃的である。到底同じ楽器とは思えない。特にムラマツの音色は美しく,先生も「この楽器はいいと思います」と言っている。もしかしたら店の戦略にまんまとハマったのかもしれないが,展示品を買う以上,調整に不具合があっては困るので先生に確認してもらえたのはラッキーだった。
ということで買ったのはムラマツの中では一番安いモデルEXIIIで,カバードキーのEメカニズム付きである。Kinoppy氏がインラインリングキーだし,リングキーの方が上手に見える心理効果もあるのだが,展示品購入のため選択肢はなかった。取り寄せてもらえばいいと思う方もおられるかもしれないが,ムラマツは最近やたらと人気があるらしく,モデルによっては納期2年という恐ろしいことになっているらしい。店員も「これはちょっとレアですよ」と言っていた(本当かどうかは知らない)。
5ヶ月ほどクラリネットを吹いてきたが,ある程度吹けるようになってくると安物楽器ではなんとなく物足りないような気がしてくる。実際出てくる音はさほど変わらないのかもしれないが,ケースに入れたときの見た目とか,手入れするときの満足感とか,そういうものがプラスチックの楽器では今ひとつなのだ。これは趣味の道具としてはかなり重要な点である。
で,良いクラリネットを買うことにしたのかというとじつは違う。先日書いたように,自分だけでクラリネットを選びに行って,試奏して決めるというのはほとんど不可能だということがよくわかったし,せっかく新しい楽器を買うなら別な楽器も試してみたくなるのが人情(?)というものだ。
このロジックでなぜフルートか,というのは少々説明がやっかいなので割愛する。というか自分でもよくわからない。冬休み中にKinoppy氏のフルートで練習させてもらって,とにかく自分のフルートが欲しくなったのである。
2万とかで買える超安物を除外すると,最低でもステューデントモデルと呼ばれる15〜20万クラスになってしまう。20万出せば新しいMacBookでもデジタル一眼カメラでも大きい冷蔵庫でも買うことができる。だがしかし,ヘコんだ車もそのままに,ソプラノサックスを買ってしまった某氏の例を出すまでもなく,楽器には人心を惑わす魔力のようなものがある気がする。また,家電品と違って良い楽器は丁寧に扱えば一生モノとなる。
つづく...
メンテナンスから返ってきたペンタSPを持って早速試し撮り。
フィルムの装填が不安で,何度も裏フタを開けて確認していたので最初の数枚は無駄になってしまったが,明らかな失敗写真というのは無かった。露出計はエラい。ただピートを撮ろうとすると露出云々というよりピント合わせに問題ありという感じで,オートフォーカスに慣れていると動いている被写体を撮るのはとても難しいということを思い知らされた。
写真はフジのFDIでデジタイズしたもので,サイズ以外の補正はしていない。
ASAHI PENTAX SP / SuperTakumar 1:1.8/55
KONICA MINOLTA JX100
あけましておめでとうございます。
今年も今まで同様,写真ネタにはこだわらず,アクセス数アップも意識せず,更新頻度も適当に続けて行きたいと思っておりますので,どうぞよろしくお願いいたします。
初詣で引いたおみくじは大吉だったので,何か良いことがあるといいなぁ。と言いつつ,じつは今現在ものすごく幸せで,これまでの人生で一番充実しているような気がする。これ以上の幸福というのはちょっと想像が難しいけれど,あとはこの幸せができるだけ長く続いて,さらに自分だけでなく周りの人や世界中の人々が幸せになってくれれば言うことなしだ。SFでもミステリィでも現実世界でも,未来は明るく,ハッピーエンドなのが一番である。
今年最後の買い物は自分へのご褒美ということで,クラリネットスタンドと,メーカーの異なるリードを何枚かサンプリング。
当たり前だがリードは同じ2 1/2(二半)という表記でもメーカーごとにまったく違う吹奏感となる。
ついでに15万くらいのクラリネット(クランポンの木製管)を試奏させてもらったが,試奏用のマウスピースとリードはこちらで指定できなかったので,本体がどうなのかまでは結局判断できず。あまり意味が無かった。サックスやクラリネットなど,リード楽器の試奏はリード,マウスピース,リガジャー,管など,音に影響する要素が多くて難しいと思うのだが,熟練者はどうしているのだろう。木管専門店にでも行けば好みの条件で試奏させてもらえたりするのだろうか。
フルートもKinoppy氏が4本くらい試奏していたのでついでに吹かせてもらった。こちらは実際とほぼ同じ条件で試奏できるので評価もしやすいと思う。最近フルートは練習をサボっていたので違いが判るほどではなかったが,参考にはなったし,またフルートが欲しくなってきた。
水戸の楽器屋へ買いに行ったのだが,打ち合わせたわけでもないのにmeka会長やクロクロさんと偶然お店で遭遇して驚いた。楽器吹きの習性は予測しやすいのだろうか...
先日調達したS社の海外向け自動巻き機械式時計は,手巻き機構がないので,停めないためには毎日着用するしかない。オン・オフ・冠婚葬祭関係なく昼間は着用している。
精度は1日で+10秒弱といったところで,一週間に一度くらいの頻度で合わせている。機械式時計はたいてい進み側に調整されていて,「時計が遅れていて電車に間に合わなかった」というようなトラブルがないように配慮されている。
ただ,この7S26Aというムーブメントは安いだけあって秒針を止める機構がないので,時間を合わせる作業にはちょっとしたコツが必要。どっちにしろすぐに進むので,ピッタリに合わせてもあまり意味がない。
古いものが好き,というわけでもないのだが,スケジュールはパソコンから紙の手帳に戻ったし,フィルムのマニュアルカメラをメンテナンスしたり,腕時計をデジタルから機械式にしたり,木管楽器を吹いたりと,なんとなくアナログに回帰しているWebmasterであった。
PowerBookG4(12")を使い始めて1年経った(Kinoppy氏は1年半)。標準のメモリ512MBではスワップが頻発してとても遅いので,WebmasterもKinoppy氏も最大の1.25GBに増設している。これだと複数のアプリを起ち上げて切替えながら使っても支障はない。
2台ともバッテリーリコールの対象だったので,Webで申し込んだら2週間ほどで新品のバッテリーが送られてきた。古いバッテリーはその場で運送業者の方が回収していった。まだ寿命は充分にあったバッテリーなので,予備として手元に置いても良かったのだが,万が一火を噴いたら困るので安全を優先した。
画面が狭い(1024*768)のはいかんともし難く,最近はVirtureDesktopsで仮想デスクトップを3画面ほど切替えながら使うことが多い。割り振りは「メール専用画面」,「ウェブ専用画面」,「その他作業画面」という感じ。内蔵のモーションセンサーで切り替える機能があって,軽くディスプレイを叩いてやると画面が切り替わるので面白いのだが,ピートに叩かれて画面が切り替わってしまうため使えない機能となった。
よく使うアプリはFireFox(ウェブ)とThunderbird(メール)。デジカメの写真が多いのでiPhotoも良いかと思ったのだが,管理する写真が多すぎて(1.5万枚ほど),動作が重いので使っていない。最新バージョンは管理できる枚数も多く動作も軽いという話だが金を出すかどうかは悩ましい。今は日付でフォルダを作って,Finderのサムネイルとプレビューで確認している。Macなんだからもうちょっとスマートにやりたいところだ。
FTPはFetchを試用のまま使い続けているし,圧縮のDropStuffも試用だ。フリーで使いやすいものが未だに見つからないため。
HDDの空きは30GBほど(全容量80GB)で,このペースで写真などが増えていくと心もとない。HDDの換装は簡単にできるのだろうか?
パソコンの前にいると必ずピート(体重6キロ)がキーボードに乗ってくる(しかも座り込む)ので,毛も入るだろうし機械としては過酷な環境だ。強制排除(抱き上げて引き剥がす)したら,ツメを引っ掛けてキートップがもげたことが何度かあって,Enterキーなど固定用のツメが折れてしまったので接着剤で補修して使っている。ディスプレイを「バタン!」と閉じられるのはしょっちゅうだし,電源キーを長押しされて強制シャットダウンされたことも何度もある。正直1年間大きなトラブルが無かったことが信じられない。
対ネコ用の設定としては,
・キーボードのリピート入力設定は「切」にしておく
・デスクトップのアイコンは「ロック」にしておく
という2点は有用だと思う。書類のこまめな保存は言うまでもない。一方,無効なキー入力に対するエラー音を大きくしたりしても,まったく効果がないようだ。昔から売っているキーボードに被せるゴムシートは,毛の侵入を防ぐ効果は多少期待できるかもしれないが,タッチがヘコヘコして気持ち悪いのであまり好みではない。一応Kinoppy氏が試用している。
全般的には満足しており,あと3年くらいはメンテナンスしながら使いたいと思っているが,世間ではIntelMac全盛で,旧アーキテクチャのPowerPCがいつまでサポートされるか不安である。それよりもピートに壊される可能性が高いかもしれないが...
なんとなく動作はするものの,露出もバラバラでたまに写らないコマのあるペンタSP(ASAHI PENTAX SPOTMATIC)のメンテナンスをどうしようか考えていたところ,近所の写真屋が開くカメラフェアで,古いカメラの無料診断・修理見積りをしてくれるという情報をキャッチし,早速持ち込んだ。
Kinoppy氏は「そんなの『このカメラはもうダメです。今ならこちらの新しいデジカメがお安くなってますよ』という商売じゃないの?」と疑っていたようだが,経験上カメラ好きに悪人は居ないのでWebmasterはあまり心配していなかった。
趣味がそのまま商売になってしまったようなカメラ診断士のおじさんは,ペンタSPを一通り調べてまんざらでもない表情だ。曰く「修理は必要ですが,修理すればまだまだ使えますよ」と,横のジャンクカメラの山からニコンの電脳一眼レフを取り出し「こういうタイプはダメです。すぐ故障するし,部品もない。レンズもボディもプラスチックだし。それに比べて(SPは)レンズは総ガラスだし,金属の塊みたいなもんでしょ,部品さえ交換してやればずっと使えるんです」と饒舌である。聞けばご自身でもペンタSPを使っておられたとのことで,これなら修理も信頼できそうだ。
症状としては稼動部の油切れが致命的で,シャッタスピードが規定の値になっておらず,しかも毎回バラバラで,さらにシャッタスピードを上げていくとシャッタが完全に開かない場合もあり,今までの露出の合わない写真や写らないコマはこれで説明がつく。露出計は電池フタが固着して動かず,スイッチを入れてシャッタを切るとミラーアップしたまま戻らない場合もあるとのことで,露出計の修理は見積り時点では不透明だった。あとは古いカメラにありがちなモルトプレーン(裏ブタからの光漏れを防ぐスポンジ)の劣化と,ファインダ,レンズのカビ・汚れなどが挙げられた。
見積りは修理と調整で計¥19,500。「この値段でやってくれるところは無いと思いますよ」とおじさんは話していたが本当だろうか。この辺は相場というのがわからないので判断できない。まあ交換部品+手間賃と考えれば高くはないと思う。
早速修理をお願いして,待つこと3週間。ついに退院してきたペンタSPである。修理明細には,
とある。メーター調整ということは,露出計も直ったのであろうか。緊張しながらスイッチを入れると,見事!ファインダー内の露出計の針が元気良く振れる。これはうれしい。勘に頼って露出を決めるのも楽しいものだが,普通に写真を撮るならやっぱり露出計は欲しいところだ。合わせて固着して動かなかったASA/DINのフィルム感度設定ダイヤルも修理されていた。ファインダーもレンズもピカピカで,視界がクリアになって気分がいい。早く試し撮りしてみなくては。
料金は見積りどおりで,見てもらったときは「見積りは最低限の金額で,バラしてみないと正確な値段はわかりません。もう少し上乗せが必要かも」と話していたが,良心的であった。カメラフェアは年に何度かやっているらしいので,次は実家に置いてあるCanon FPも見てもらおうかと思っている。
クリスマスミニライブの模様。初の人前での演奏で緊張してしまった。やはりピッチがどうしても低くなってしまって申し訳なかったが,楽しく吹けたので良かったと思う。メンバーの皆さんお疲れさまでした。また聴きにきて頂いたお客さんとお店のスタッフにも感謝!
右の写真はプレゼント交換で頂いたもの。多謝!
曲はライブ録音の『ジングルベル(Jingle Bells)』
演奏:Pocky Sound Potatochips
会場:Second Earth.Diner
懸命な読者の方ならご記憶のことと思うが,Webmaster宅ではピートの他にもホロホロというペットを飼って(?)いる。
蒸発して減った水(Xウォーター)を補充する以外はメンテナンスフリーで,1年くらい生きるだろうかと思っていたらもう3歳だ。ただし数は1匹,また1匹と減って,最初5匹いたエビは現在2匹になってしまった。(遺骸は他のエビが食べる)
以前Xウォーターを名古屋の東急ハンズで買ったことがあったが,先日行ったらホロホロもXウォーターも置いていなかった。現在残っている量だとあと半年分くらいだろうか。エビの寿命が先か,Xウォーターが切れるのが先か。
ちょうど光のページェントが始まっていた。デジカメを持っていかなかったので京ぽんの不鮮明な写真で申し訳ないが,定禅寺通りのイルミネーション。以前見に行ったジャズフェスティバルと同じ場所だった。
今回の牛タンは味太助。牛タンは好きだが,仙台のは肉厚なので毎回毎回食べているとちょっと飽きてくるかも?
クリスマス課題曲その3は『サンタが街にやってくる(SantaClaus is Coming to Town)』。今回初登場のソプラノサックスが主役。
早速試し吹きさせて頂いたが,とても吹きやすく,音もキレイで感激。いつになるかわからないが次の楽器選びがまた難しくなった。
音は東芝のICレコーダDMR-3500PSに外部マイクをつないで録っている。元々音楽録り用ではないので音質はそれなり。今回は上等なコンデンスミルクコンデンサマイクをお借りしたので少しはマシだろうか。ヘッドフォン端子からPowerBookG4のLine-INにつないで,QTRexという録音ソフトでmov形式で取り込んで,iLoveMP3でMP3に変換している。録音レベルなどもっと広範囲に設定できて,MP3で直接保存できるような便利な(OSX用の)フリーウェアがあるといいのだが。
アレンジと演奏:Pocky Sound Potatochips
クリスマス課題曲その2をお届けしたい。定番の『ジングルベル(Jingle Bells)』。本番までにはもう少し・・・ってあまり時間がないが大丈夫だろうか。
アレンジと演奏:Pocky Sound Potatochips
ホテルミラコスタとディズニーシー。毎年この時期に定点観測しているような感じ。清掃の行き届いたキレイな園内と気持ちのいいサービスは変わっていないが,長らく建設中だった巨大なアトラクション(タワーオブテラー)が完成していたり,昼間の水上ショウが昨年とは違っていたり,少しずつ変化もある。現在はアンバサダー,ミラコスタに続く3軒目の直営ホテルが建設中だ。
【参考】
・昨年の様子
・pyon*webのミラコスタページ
クリスマス課題曲(?)の『神の御子は今宵しも(O Come, All Ye Faithful)』。全員で合わせたのはこれが初回なので,本番(?)までにはもっと上手になる予定。録音器材も配置も適当なので音質についてはご容赦願いたい。
編曲:Kinoppy氏
演奏:Pocky Sound Potatochips
エアコンは不思議な機械だと思ったことはないだろうか。暖房はまだわかる。電球も触れば熱いし,電気を熱に変えるのは容易という気がする。だが冷房はどうだろう。確か熱というのは熱い方から冷たい方に一方通行で伝わると習ったような気がする。暑い部屋から熱を奪い去る冷房というのは自然の法則に反してはいないか?
もちろんエアコンは自然法則に反しているわけではない。井戸の底から水をくみ上げるように,熱を暑い部屋の中からくみ上げて,さらに暑い室外に捨てる巧妙なシカケがある。それがヒートポンプ(熱ポンプ)だ。
エアコンの室内機と室外機をつなぐチューブの中には,冷媒と呼ばれるガスが入っていて,室内機と室外機の間を循環している。ガスは圧縮すると温度が上がり,膨張すると温度が下がるという性質がある。
冷房の手順はこうだ。チューブの中の冷媒は,室内機を出るとコンプレッサ(電気で動く圧縮機)で圧縮されて温度が上がる(25℃→50℃)。高温になった冷媒は室外機の中で外気と熱をやり取りする。冷媒の方が外気より高温なので,冷媒は冷やされる(50℃→40℃)。冷やされた冷媒が室内機に戻るときに膨張弁というのを通って膨張し,温度が下がる(40℃→15℃)。低温になった冷媒は室内機に入り,部屋の空気と熱をやり取りする。今度は冷媒が室温よりも低温なので,室内に冷たい空気を吹き出して,冷媒の温度は上がる(15℃→25℃)。これを最初に戻って繰り返せば,最終的に室温は15℃まで冷えることになる。代わりに外気が温められることになるが,外は広いので気にしない。
暖房はこの手順をそのまま逆にすれば良い。寒い室外からさらに熱を搾り取って(?),室内に放出するわけだ。
ヒートポンプのエライところはその効率の良さで,使った電気エネルギーの5〜6倍もの熱エネルギーを得ることが出来る。「永久機関じゃあるまいしそんなバカな!」と思うかもしれないが,じつはエアコンで消費する電気というのはほとんどコンプレッサというモーターを動かす動力に使われ,熱エネルギーそのものは外気から頂戴しているためにこのようなことが起こる。
一方,同じ電気による暖房でも電気ストーブなどは,電気をそのまま熱(と光)に変えるため,効率は最大でも1となり,エアコンと同じくらい電気を食う割にはちっとも部屋が暖まらない,ということになる。
電気によるエアコンは上記の通りだが,もうひとつ,高温の熱源(熱湯とか)をエネルギー源にしたエアコンというのもあって,規模の大きな店舗や病院などで使われている。熱湯を使って冷房するなんて,電気を使うよりさらに不可解だが,こちらも巧妙な仕組みがある。が,長くなったのでこちらは宿題ということにしよう。
京ぽん(WillcomのPHS AH-K3001V)を使い始めて1年半になる。そろそろ電池の寿命という感じで,通常の使い方だとフル充電から一泊二日ほどでカラになる。待ち受け時の表示は満タンでも,通話やメールで負荷をかけると一気に電圧が下がって「充電が必要です」表示になってしまう。
PHSは月々の料金が安い代わりに,端末は少し高いようだ。少なくとも以前は見かけた「端末1円」というような格安品がない。こうなると電池を交換して使い続けるか,機種変更するか迷うところである。しかもKinoppy氏の同型端末も同じ症状なので必要な投資は2台分。電池交換なら4,000円×2台,一番安い機種変更で8,800円×2台というところ。
今の端末で一切不満が無ければ当然電池交換なのだが,操作の「もっさり感」や画質の悪いカメラなど,気に入らない点もあるので余計に迷っている。
田舎のバス路線なので設備の更新はサッパリ進まない。それでも最近ようやく車内放送のテープ(次は○○です。△△へはこちらでお降りになると便利です)が合成音声(媒体は不明)に変わった。今まではテープ再生の設備がボロで声が高くなったり低くなったりしていたのだ。まあどちらかというと平板な合成音声よりもテープ録音の方が温かみはあったかもしれない。
この地域ではバスは後ろ乗り前降りで,乗車時に番号が印刷された整理券が発券され,降りたいバス停が近づいたら各座席にあるボタンで知らせ,降車時に整理券番号に応じた料金を支払う,というシステムである。しかし,そういった「バスの乗り方」がバスのどこにも表示されていない。このシステムは別に全国共通というわけではないのだから,少々不親切ではないか。しかも乗務員はたいてい流暢な茨城弁で無愛想なため,他所から来た人が乗ろうとすると混乱すること必至である。
先日など,アジアからの留学生と思しき若者が前方の出口から乗り込もうとして乗務員に怒られていた。なんとか後ろから乗ったはいいが,今度は「料金後払い」が解らず乗務員とモメている。「降りっとき!あと!あと!」と乗務員は大声で訴えているが,日本語(しかも茨城弁)がわからない留学生はもちろんハト鉄砲な顔をするばかり。常々不親切な乗務員の態度にムカついている乗客は誰一人として助け舟を出そうとはしない。ま,これに懲りたら英語を併記した「バスの乗り方」をでかでかと貼っておくことだ。
数台ではあるが,整理券をRFID化した試験車両も走っている。これは降車時に整理券を機械にかざすと,必要な料金が表示されるというモノで,一見便利そうだが,じつはそうでもない。初めて乗る人に対しては,上記のように説明不足で結局使い方がわからないし,熟練者(?)は整理券に印刷された番号と前方に表示されている電光掲示板の料金表を見比べて,降りるバス停が近づいてくると予め小銭を用意しておくことができるのだが,RFID整理券では降車時に機械にかざして初めて料金が表示され,それから小銭を準備するので時間のロスがある。さらに,鉄道と違ってバスの場合は,バス停を通過したかどうか乗務員がいちいちボタンを押して料金と放送の更新をする必要があるが,たまに切り替えを忘れている乗務員もいて,そうするとシステマチックな整理券も結局無意味である。
一番スマートなのは都会でよくある「市内定額制」で,乗車時に決まった料金(例えば200円)を払ったらあとはどのバス停で降りようと自由,という方式だろう。これならバスの腹に「定額200円先払い flat-rate ¥200 Pay first」とでも書いておけば誰も迷わない。田舎だと利用者が少ないのでこれではペイしないのだろうが,もっと親切なシステムにできないものだろうか。
ご参考:路線バスの観察
安物クラリネットを買ってから3ヶ月が経った。最近練習の録音を公開していないが,なかなか納得のいく演奏が出来ないからである。さすがに毎日は練習できていないが,時間のあるときは極力吹くようにしている。
吹奏楽仲間の集まりで月に一度は公共の音楽室を借りて合奏したりするので,無目的に一人で教本を練習するのに比べればやりがいがあると思うし,楽しい。
管楽器に特有の現象だと思うが,寒くなってくるとやたらと管内に水が溜まる。クラリネットは真っ直ぐな管を立てて吹いているので,水はベルの端からポタポタと落ちて床が水浸しだ。この水は呼気に含まれる水分が管壁で結露したもので唾液ではないらしい。しかし見た目も悪いし吹いた感じもなんとなく悪くなるし,場合によってはキーの部分から垂れてきて指が滑る。何とかしたいところだが,熟練者はどう対処しているのだろう。
集まりでは初見の譜面をいきなり吹いてしまえる方が多く,練度の差に愕然とする。ゆっくりならば音階は読み取れるものの,テンポがわからない。知っている曲の主旋律ならまだ頭の中でイメージしやすいが,伴奏パートや知らない曲だとメトロノームを使ってもなかなか合わせられない。すぐに今どこを吹いているのかがわからなくなってしまう。何度も手本の演奏なりCDを聴いて覚えてからでないととても吹けない。
先日の集まりでは,フルートの女性2名によるデュエットが試みられ,初回にして大変素晴らしいハーモニーで感激した。思わず自分もフルートが欲しくなってしまった。LynxにあやかってLinuxというのはどうだろう。
紅葉スポットは混雑しそうなので,穴場的な竪破山(たつわれさん)へ。幹線道路から駐車場まで未舗装の細い林道を3kmほど走るのでシャコタンのキューブにはちょっとキツかった。駐車場からの登山道は整備されており歩きやすく,数々の奇岩・奇石があって面白い。特に巨大な丸い岩をまっぷたつに割ったようなその名も「太刀割石」は圧巻。また頂上展望台からの眺めも素晴らしい。
今回はペンタSPのフィルム装填もバッチリきまって,Kinoppy氏がフィルム1本分撮影。ほとんどはちゃんと写っていたが,2枚ほど右4/5くらいの面積が黒くなる現象が見られた。他は問題ないので原因は不明。
ただ,今回は同時プリントだけでデジタイズはしなかったので,下の写真はすべてFinePix S5000で撮影したもの。
いじめなど道徳の問題が注目されている昨今ですので,念のためリンクしておきます。
ある程度科学的な思考ができる大人なら心配いらないと思いますが,小学校などで先生が道徳の教材に使ったりする例もあるらしいので,お子様のいるご家庭では注意された方が良いかと。
バッテリーの状態を見るには電流を測ればいいというコメントを頂いた。これはつまり,負荷を取らない状態で電圧だけを測っても意味がなく,負荷をつないだ状態で電流を流せる力が残っているかどうかが重要ということだ。乾電池でも同じで,ほぼカラになった電池でもテスタを当てると1.5ボルトが出ていたりする。
電圧を測るのは比較的簡単で,バッテリーの場合なら電圧計(テスタ)のリードをバッテリーのプラスとマイナスの端子にそれぞれ当ててやれば良い。では回路の電流を測るにはどうするか。
学校の実験などで使った電流計は,回路に直列に挿入してやる必要がある。バッテリーだと端子から一旦ケーブルを外し,外したケーブルと端子の間に電流計を挟んで接続しなおしてやる。
手元に電圧計しかない場合は,外したケーブルと端子の間に抵抗を挿入し,この両端の電圧を測ることで間接的に電流を求めることができる。抵抗値がRオーム,電圧がVボルトなら,電流IはI=V÷Rである(オームの法則)。このとき,抵抗値は出来るだけ小さいものを使うのが普通だ。抵抗自身による電力消費と発熱の問題があるため。ちなみにこの抵抗のことをシャント抵抗と呼ぶ。
上に書いた方法はいずれも一旦バッテリーからケーブルを外し,測り終わったらまた元に戻してやる必要があるので手間がかかる。
回路には手をつけずに(端子からケーブルを外さずに)電流を測る方法としては,クランプ型の電流計というものがある。ドーナツ状の部品の一箇所が切れており,そこを開いて,測りたい電流が流れているケーブルをドーナツの穴に通してやる。いわゆる貫通型の変流器(CT)と答えると半分正解。CTは原理(電磁誘導)上交流でないと測定できないので,バッテリーの直流電流は測ることができない。直流を測ることの出来るクランプ型電流計は,ホール素子という半導体がドーナツの切れ目に入っていて,直流電流により発生する磁界を検出して電圧に変換することで計測する。
花園渓谷ではペンタSPでも撮影していたのだが,フィルムの装填ミスで丸々無駄になってしまった。巻き上げがちょっと固いし,引っかかりがあると感じていたのだが,カウンタは進んでいるし大丈夫だろうと撮っていたら,24枚撮りなのに30になってもまだ巻ける・・・これは完全にフィルムの装填が悪くて,案の定巻き戻してみたら全然手応えがない。フィルムを入れたのはWebmasterで,渾身の一枚を撮ろうと張り切っていたKinoppy氏には大変申し訳ないことをした。
一度フィルムをセットすると,巻き戻してみるまでフタを開けられない(露光してしまうので)から途中で確認することもできない。デジカメでは起こり得ないトラブルと言える。
写真屋でカメラを見てもらって,フィルム装填のコツも教えてもらった。今までは「だいたいこんな感じだろう」と適当に装填していたのだ。なので次回からは(たぶん)大丈夫のはず。
失敗したフィルムは店の専用器材を使ってベロ(フィルムの先端)を引っ張りだしてもらって,再装填後,近所の風景を写してみたら下のようにちゃんと写った。
バッテリーも不調だがカーステレオもしばらく前に壊れた。これは2001年にパジェロ用に買ったSANYOのモノで,CD-Rに焼いたMP3ファイルを再生することができるということで重宝していたが,たまにCDの認識をしくじるようになって,ついにはまったく認識しなくなった。まあ5年使ったのでこのまま廃棄だろう。純正のCD/MDデッキに戻してとりあえずCDだけは聴けるようになった。MDは作成環境がないので役に立たない。
携帯音楽プレーヤは2002年に買ったCREATIVEの128MBのモノを愛用している。MP3が20〜30曲程度しか入らない容量で液晶表示もないが,普通のアルカリ単4電池1本で12時間再生できるので,予備の電池を1本持っておけば外出先でも充電切れの心配がない点が気に入っている。面倒で3年以上曲を入替えていない。基本的に出張の電車/飛行機内で耳栓代わりに使うだけなので,曲は何でも良いのである。ちなみにガーネット・クロウと広瀬香美とミスチルが入っている。ヘッドフォンはなかなか耳に合う形状のものがなく,何度か買い替えている。せっかくPowerBookを持っているのだからiPodがほしいと思うときもあるが,現状でも特に困っているわけではないので壊れるまではこのまま使うかもしれない。
部屋では何度か紹介しているBOSE PLS-1510と125の組み合わせ(WestBorough)で,125は天井に吊っている。これでCD,DVDはもちろん,AirMacExpressを使ってiTunesのライブラリを無線LANで飛ばして聴くことが出来るのでなかなか便利だ。
しかしもう何年もCDを買っていない。iTMSでは試しに何曲か買ってみたがその程度である。当然流行の曲はわからないが,合コンのために新しい曲を覚える必要もないので古い曲ばかり聴いている。
最近楽器を演奏するようになったので,手軽に使える録音機材がほしいところだ。PowerBookでも内蔵マイクで録れることは録れるが,持ち運びが不便だし操作が面倒である。
またしてもキューブのバッテリーあがりだ。前回書いた後にも,じつは再度バッテリーがあがってJAFを呼び,そのときに覚悟を決めて高価な大容量バッテリーに交換したのである。それから9ヶ月ほどで3度目のバッテリーあがりとなった。
状況としては,週末車に乗って,駐車場に一週間放置してまた週末に乗ろうとするとバッテリーがあがっている,というもの。集中ドアロックも動かないし,セルはピクリとも回らない。完全に干上がった状態である。前兆は特になく,一週間前に乗ったときもセルの回りが渋いとか,そういうことはなかった。
今回もJAFの対応は迅速で,20時頃のロードサービス要請であったが15分ほどで到着。ただし正規隊員(?)ではなく,契約業者らしい。ポータブルの緊急スターター(小型バッテリーにブースターケーブルが付いたモノ)を干上がったバッテリーに接続し,セルを回せば一発始動である。そのまましばらくアイドリングして,念のために1時間ほどドライブして応急処置は完了。
高かった大容量バッテリーはチェッカー機能付きで,ボタンを押すとLEDの色でバッテリーの健全性が判るというモノ。応急処置の後はグリーン(良好)になっていたが,果たして本当に当てになるのだろうか???
バッテリーあがりの原因はなんだろう。度重なる事態に懲りて,ライトの消し忘れや半ドアはチェックするようにしている。確かに車に乗る頻度は少ない。週末に郊外のホームセンタに出かけるか,完全にレジャーで乗る程度で,長距離と呼べるドライブはせいぜい月に1度くらい,多くは10〜20キロ程度の短距離利用である。しかし「サンデードライバー」という言葉があるくらいで,週末に短距離しか乗らない人だって大勢居るだろう。それでもバッテリーあがりが大問題になっているという話も聞かないし取説にも「週に3日以上乗ってください」なんて書いてない(と思う)。
状況から考えれば,カーナビ,カーステレオ等電装品の暗電流(待機電流)が週末の充電量を上回り,徐々に大容量バッテリーの残量を食いつぶしていってある日底を付いた,ということなのだと思う。バッテリーを買った用品店の見解も同じだが,なんだか釈然としない。
毎日,せめて数日おきに運転してやれば大丈夫なのかもしれないが,必要もないのにバッテリー充電のためだけにガソリンと時間を消費するのでは環境に優しくないし無駄である。JAFが使っているポータブルのスターターが手元にあれば今後再びバッテリーがあがったときにすぐ対応できるので,安いモノがないか探しているところだ。あるいは車から降りるときにバッテリー端子からケーブルを外してやる手もある。作業的に少し面倒なので,直列にスイッチを入れて運転席から操作できるようにするとか(危ないか?)。
日常で必要ないのなら自家用車は処分してレンタカーとタクシーで済むのではないか,という考え方もある。Kinoppy氏ともよくその話をするのだが,確かに税金や保険など,自家用車にはかなりの維持費がかかるので,例えば必要なときにタクシーを呼んだとしても自家用車を維持するよりも費用的には結果として安いと思う...思うのだが,やはり気分的な問題というのがあって,ホームセンターに出かけるのにいちいちタクシーを呼ぶのはためらわれるし,なかなか来ないバスを待つのも面倒だ。またちょっと思いついて早朝にドライブに出発するといった場合,レンタカーでは対応できない。リスクへの対処という意味では,先日もあったのだが台風などの悪天候で公共交通機関がマヒしたときに当てになるのは結局自家用車である。
公共交通機関ですべての用事に対応できる都心に住んでいるならともかく,田舎だと駅とスーパーが近い程度のロケーションではまだまだ自家用車に頼らざるを得ないというのが現実なのだろうか。
クラリネットを買うときに,リードについては何もわからなかったので,スーパーの店員が「こちらの厚さが一般的です」と勧めてくれたものを1箱(10枚入)購入した。これが厚さ2・1/2というモノ。
一般的な厚みのリードで音が出ないことには話にならないだろうから,とりあえずはこのリードで吹けるように練習した。ある程度音が出るようになってくると,10枚のリードの中でも個体差があって,明確に吹き辛いものと,吹きやすいものがあることが判ってきた。調べると1箱買っても「当たり」と思えるリードは1,2枚なのだとか。
では厚みの違うリードではどのくらい感じが違うのもなのか。リードは1枚ずつのバラ売りもしていることだし,最初に買ったものから上下1/2段ずつ厚みの違うリードを数枚サンプリングしてみた。薄い側が2,厚い側は3である。
実際に吹き比べた感じだが,3は2・1/2に比べて多少抵抗が増したかな,という程度でさほど違和感を感じなかった。一方2の方は軽い息でも大きい音が出る代わりに,高音のコントロールが難しく,その違いが実感できる。
厚いリードと薄いリード,どちらが良いのかは結局よく判らない。厚い側には3よりももっと厚いリードがあるが,これは吹くのにかなりの抵抗がありそうだと想像できる。パワーのある人が使うと安定した迫力のある音が出るのかもしれない。薄いリードは繊細なイメージで,わずかな息の違いで音が大きく変わるため,吹きこなすのが難しそうだ。Webmasterのレベルでは,当分は最初に勧めてもらった2・1/2くらいがちょうどいいのかもしれない。
近所でやっていたフルートアンサンブルLynxのミニライブ。PA(アンプ・スピーカ使用)だったのが少し残念だが,フルートは音が小さいし屋外イベントだったので仕方が無い。
こういう演奏を聴くとフルートもいいな,と思う。今使っているクラリネットは安物で,いずれ多少マシな楽器が欲しいとも思うのだが,買い替えるときにはまた悩みそうだ。
故障して入院していたデジカメFinePixS5000が戻ってきた。修理内容はCCD基板交換とある。修理見積りでは1.5万円かかると脅されていたのだが,実際の請求はタダだった。取次ぎの写真屋によると,メーカーが「ユーザの取扱い方法による不具合か,製品自体の不良か判断できなかったため,今回は無料とさせて頂く」と言ってきたらしい。
こちらとしては有料でも構わないと思っていたので,無料で直してもらってラッキーだった。早まって中途半端な新製品に手を出さずにおいて良かった。
デジカメや,フィルムカメラでも電脳満載のEOSなどはヘタをすると数年で修理不能の故障を起こす。電脳機器の故障はたいてい1か0で中間段階がない。今回のデジカメの故障も,昨日まではまったく問題なかったのに,今日撮ろうとしたら写らないのである。また,電脳カメラは必ず電源を必要とし,電源がなければ「1枚だけでも」といくら念じても絶対に写らない。
それに比べれば40年前に発売されたペンタSPは,経年劣化により新品の時に比べれば写りは悪くなっているかもしれないが,まったく写らないということはないし,電池も必要ない。これは「記録」という意味ではけっこう重要で,ピンボケでも手ぶれでも,何がしか写っているのと,まったく何もないというのでは雲泥の差がある。
世間では一眼レフデジカメの売れ行きが好調らしく,カメラメーカーも競って新機種を発売している。だが果たして,これらのカメラのうち40年後でも動作し,写真が取り出せる状態のものが何台あるだろうか。画素数や機能を競うのも結構だが,カメラとしての信頼性を望んでいる人も多いと思う。まあ,商売としては次々と買い換えてもらう方がいいに決まっているのだが。
ピートもいつの間にか生後18ヶ月(1歳半)である。体重はピーク時で6.2キロまで増えたが,今はフードをライト系(ピュリナONE)に変えて5.8キロというところ。ライト系フードでもサイエンスダイエットなどはほとんど口を付けず(ハンストのつもり?),どうしたものかと思っていたが,ピュリナONEは食べてくれたので良かった。
今のところ病気もせず元気いっぱいで,年1回のワクチン接種(3種混合)も済ませた。あまりにも元気すぎておもちゃで遊んでいると頭から壁に激突したりベッドやテーブルから逆さに落ちたりするのでケガでもしないかヒヤヒヤしている。
夏は新潟への帰省に連れて行った程度で,暑いので散歩はあまりしなかった。普段は快適なインドアライフを送っているため,炎天下に出ると舌を出してハーハーし始めるのである(犬と違って猫でこれをするのは危険信号)。
1日の行動パターンはだいたい決まっていて,
朝:朝食を作るKinoppy氏と共に起床。朝から暴れて廊下に閉め出される。
午前中〜夕方:食事の後はソファの背もたれかカゴの中で惰眠をむさぼる。Kinoppy氏が在宅ならゴロゴロ甘える。
夕方〜宵の口:Webmasterのパソコンを邪魔する。
夜〜寝るまで:もっとも元気な時間帯。Kinoppy氏かWebmasterに遊んでもらえるまで暴れる。
深夜:食事をもらって2人が寝ると,自分も寝る。
という感じだろうか。
フルートやクラリネットを吹いたときのピートの反応だが,最初のうちはやはり音がうるさかったのかトイレに避難したりしていたのだが,そのうちにニャーニャー鳴きながら足下をうろついたり,最近では椅子に座って吹いていると膝に乗ってくるようになった。演奏を止めさせる一番効果的な方法だと学習したようだ。
噛み付きはWebmasterに対してはあまりしなくなったのだが,誰に似たのか女性の脚がお好きなようで,Kinoppy氏のスネによくかぶりついて泣かせている。
夜の寝床はネコイエかソファの背もたれの上が多いが,そろそろ朝晩寒くなってきたので,人間のベッドにもぐり込んでくるかもしれない。
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今週は幕張メッセで行われた某イベントでブースの説明員という大役を仰せつかり,イベントコンパニオンのお姉様方と共にお客様のお相手をした。さすがにメッセでのプレゼンは初めての経験で,お客様も大勢来てくださりありがたかったが,ブースを離れるヒマがなくて水も飲めずトイレにも行けないという状態で疲労困憊である。
イベントコンパニオンの方たちが私服で準備したり説明を受けている光景。なかなかのレアショット?彼女たちは普段から礼儀正しく愛想も良く,さすがはプロフェッショナルという印象だ。同僚は「終わってから飲みに誘えないかな」と期待していたがたぶんムリだろう。
目の前のブースのコンパニオンさんが,会場中で一番扇情的なコスチュームを着ておられ,目のやり場には困らなかった苦労した。またバックヤードに入ると自ブースのコンパニオンさんが休憩したりメイクを直したりしていて,いろいろな意味で貴重な経験となった。しかしあまりにも疲労が激しいのでできれば毎年は遠慮したいところである。
先週に引き続いてアナログカメラを持ってハイキング。行き先は日立市の助川市民の森。今回はKinoppy氏のペンタSP+55mmは変わらずだが,ピートという大荷物があるので,荷物を少しでも軽くするために予備機は軽量のEOS100p+50mmという組み合わせ。
暴風雨が過ぎた後で空気が澄んでおり,ほぼピーカンという絶好の撮影びよりだったものの,プリントした写真を見ると思ったように撮れた写真が少なく,反省点の多い結果となった。ペンタSPは画面の右1/4ほどが暗く写る現象がたまに見られる。
このカメラで今後もたくさん撮るなら分解調整が必要な気がするが,これを分解調整に出すお金があればおそらく上等なマニュアル一眼の中古カメラが買えるだろう。悩ましいところだ。
そもそも前回と今回の撮影だけで,フィルム7本(安物ネガ),同時プリントとCD書き込み料金合わせて1万円以上かかっている。恐ろしいランニングコストである。
またもや頂き物で大変恐縮だがPSP(プレステポータブル)である。
携帯ゲーム機を手にするのは任天堂のゲームウォッチ以来だ。
Wi-Fiとブラウザが標準で内蔵されていて,単独でパソコン用の無線LANにつながってインターネット閲覧も可能。面倒な設定も必要ない。たいしたものだ。ファームウェアのアップデートなどもネット経由で行われる。
ゲームはあまり得意ではないのだが,面白い使い方はないものだろうか。Windows用にはいろいろとPSPを活用するためのソフトがあるようだが,AppleとSONYというのは携帯音楽プレーヤをめぐるいろいろなことがあって,MacとPSPの相性というのはイマイチなのかもしれない。一応USBでつなげばファイルのやり取り程度はできる。
実は愛用のデジカメFinePixS5000が故障して入院中である。どうやらAEまわりのトラブルらしく,明るいところでは露出が大幅にオーバーになってしまう。修理見積もりを取ったら15,000円(+見積もり代2,000円)と出た。かなり微妙なところであるが,Kinoppy氏も使い慣れた機械であるし,なにより2年前に他界した父の形見でもあるので,修理をお願いしたところである。
さて,久しぶりにデジカメがない環境となったことだし,いい機会なので銀塩カメラにも風を当ててやろう。電脳一眼レフのEOS5+EF50mm F1.4に加えて,やはり父の形見であるASAHI Pentax SPOTMATICも引っ張りだす。この機械は実家で発掘して以来ほとんど使ったことがなかったので,ちゃんと撮れるのか確認したかったのだ。
行き先は茨城県高萩市の花貫渓谷〜土岳山(標高600メートル)。写真はすべてKinoppy氏撮影。レンズはSuper-Takumar 1:1.8/55,内蔵露出計が壊れているため,露出はEOSの露出計の値を参考にして決めた。FinePixは約10倍のズームレンズ搭載なので普段はついズームに頼ってしまうが,写真の基本は50mmと言われていて,必要な画角は足で稼ぐものと教えてあげたらKinoppy氏も撮影を楽しんでいた様子。
フィルムはホームセンタで売っているISO400のカラーネガ。心配していた写りだが,まずまず良い感じで,40年前の機械でメンテナンスもしていないことを考えれば充分だろう。本当は分解清掃調整に出したいところだが,また金がかかりそうだ。
取り直しが効かず,現像に出すまで結果もわからない銀塩カメラは不便ではあるが,その分一枚一枚に心がこもるというか,思い入れがあって出来上がりの写真を見ながらの反省もまた楽しい。だが経済的には圧倒的に不利で,これからは本当に好きな人の道楽としてのみ生き残っていくメディアだろう。
定禅寺ストリートジャズフェスティバルにお誘い頂いたので,ジャズと牛たんを堪能してきた。
Der Lindenbaum『菩提樹』(シューベルト)。Kinoppy氏にフルートで下のパートを吹いてもらっている。間違っているしテンポも合っていないが,曲の最後でちょうど良くピートが鳴いてくれたのが面白かったので公開。
3部作のDVDが出揃ったのでレンタルで鑑賞。ネットの世界で平和に暮らしたかったら政治と,宗教と,ガンダムの話は書くなという格言がある。それほどまでにガンダムというのは(ある年齢層の,特に男性の)人々にとって思い入れが大きい恐るべき作品なのだ。
なので感想というのは非常に書きにくい。Webmasterはリアルタイムの1st世代ではないが,一応大人になってから再放送などで初代ガンダムテレビシリーズ,劇場3部作DVD,Zテレビシリーズ,ZZテレビシリーズ,逆襲のシャアDVDあたりは観ているが,これらはガンダムの名を冠する多くの派生シリーズの一部に過ぎない。
この中では個人的にZと逆シャアが好きだが,そう公言するとたいてい初代原理主義の人からは石を投げられそうだし,クォリティーが段違いの∀(ターンエー)やSEEDが好きな人からはバカにされる。
Zのどこが好きかといえば,やはりモビルスーツだろうか。複雑な変形機構は強度上不利だろうと頭ではわかっているのだが,変形という響きが心の琴線に触れるのである。最近のプラモデルはスタイルを維持しつつ完全変形が可能らしいので,いつか組んでみたいと密かに思っている。昔のものはスタイル重視だと変形不可能,変形可能なものはスタイルがいびつだったりパーツの付け替えが必要だった。
リックディアス,マークII,百式,ハイザックあたりも変形はしないが好きである。どことなく中世の騎士風で丸みを帯びていた初代のモビルスーツに比べ,直線部分が多くメカメカしいのが良い。
お話という意味では主要キャラクターがばんばん死んでいくし主人公の最後もあんな風(テレビ版)でかなり悲壮なのだが,戦争を描いている以上,単純なハッピーエンドには成り得ないだろうから,あんなものだろう。
あとはシャア(クワトロ)だ。彼が赤いモビルスーツ(リックディアス)に乗って登場するシーンでシビれた人は多いのでは。
ということで,劇場版とは関係ない感想になってしまった。テレビシリーズを知っていれば飛び飛びのエピソードの幕間をある程度頭の中で補完して観ることが出来るが,テレビを未見の人には少々わけがわからないかもしれない。なぜ地球連邦(ティターンズ)がザクで,スペースノイド(エゥーゴ)がガンダムなのか(初代は逆だった)とか,予備知識を入れてから観ないと混乱するのではないか。
カタログギフトを頂戴する機会があり,中を見るとずいぶん高額そうな商品が並んでいるので恐縮してしまったWebmasterである。
様々なジャンルの商品の中には楽器もいくつかあり,ギターやウクレレと並んでなんとバイオリンがある。「海外一流メーカーの指導を受けて生産された・・・」と微妙な表現で紹介されているが,シャレのつもりでこれに決めた。カタログギフトの醍醐味は普段買わないような品を思い切って選べることにある。
さて,ブツは届いたがWebmasterもKinoppyもバイオリンには触ったことすらない。ケースに入っていたのはバイオリン本体と,弦を擦る毛の付いた棒(弓?),それからメンテに使うらしい茶色の樹脂状のモノで,取説や教本の類は一切ない。
バイオリンを弾く映像を思い浮かべて,Kinoppyが棒で弦を擦ってみるがまったく音が出ない。バイオリンがヘタクソなので有名(?)なしずかちゃんだって,ギーギーギコギコと音は出るのになぜだ。じつは単なる飾り物で演奏は出来ないシロモノなのか?
不安を感じつつも,こういうときはインターネットで検索だ。いくつかのページを見ていくと,どうやら弾き始めの時は毛のところに松脂(まつやに)を塗るらしいということが判る。ケースに入っていた茶色い樹脂がおそらく松脂を固めたものであろう。
松脂の表面を少し傷つけて,弓の毛をなすりつける。表面がペタペタ感じるようになるまでなすりつけたら,無事に音(のようなもの)が出るようになった。
しかし教本がないので弾き方がさっぱり判らない。クラリネットは独学でもなんとかなりそうな手ごたえのようなものを感じたが,バイオリンは前途多難という感じがする。
有楽町には仕事で何度も行く機会があったのだが,JR有楽町駅から皇居とは逆方向に歩くとそこが銀座であるという事実を知らなかった。銀座というと何やら田舎者が近づき難い雰囲気であったのだが,少し親近感がわいたWebmasterである。
というわけで帝国ホテルに泊まったついでに銀座山野楽器で記念に買い物。
Kinoppyがフルート用の譜面をクラリネット用に翻訳してくれた。調性がフルートはC(ハ),クラリネットはB♭(変ロ)と異なるため,フルート用に書かれた楽譜はそのままではクラリネットには使えない。
・・・ということなのだが,この辺は勉強不足でまだよく解っていないWebmasterである。つまりフルートの楽譜の「ド」をクラリネットで「ド」として吹いても調のずれた曲になってしまう,ということらしい。翻訳してもらった譜面を使うことで,(練習すれば)フルートとクラリネットで同じ曲を合奏することができる。
楽器吹きの人がよく「サックスはエス管,フルートはツェー管,クラリネットはベー管」などと言うが,これは音名をドイツ語で表したもの。エス(Es)は英語表記でE♭(変ホ),ツェー(C)は同じくC(ハ),ベー(B)はB♭(変ロ)ということになる。
2週間ほど教本やDVDで練習してきたクラリネット,まだとても人に聴かせられるレベルではないが,それを言ったら独学ではそんなレベルに達するのは何年先になるかわかったものではない。どうせなら多少なりとも練習の成果が感じられるように,その時々の演奏を録音して,さらにそれを公開すればいい意味でプレッシャーになって上達するのではないか。
ということで恥を忍んで録音ファイルを公開してみる。再生ボタンを押すと音が出るので,職場などでご覧頂いている場合はご注意願いたい。
曲目は教本の最初の方にある「ダッタン人の踊り」(ボロディン)のつもり。
ついに室内で飛ばせるラジコン(※)飛行機が¥2,600で買える時代が来た。タカラトミーのエアロソアラである。夏休み,帰省する以外はクーラの効いた室内で徹底的にインドアレジャーで過ごすことに決めたWebmasterとしては是非サンプリングせねばなるまい。
機体は発泡スチロールで,モータとプロペラは主翼後端上に配置されている。墜落したときに壊れないようにという配慮だろう。他に動くのはラダーで,推力の可変とラダーによって上昇下降,左右旋回を実現する。充電は機体をプロポにセットすることで行い,40秒の充電で約30秒の飛行が可能。
実際に室内で飛ばしてみると,これがなかなか難しい。公式サイトの調整方法を見ながら機体を調整して,しばらく練習したら旋回飛行はなんとかできるようになった。難しいが,これはとても楽しい。リビングで飛ばしても充分楽しいが,できれば体育館などの少し広い場所だとより楽しめるだろう。
※赤外線(IR)コントロールなので正確にはラジコン(RC)ではない。
帰省で新潟に行ったついでに,ヤマハ新潟店を覗いてみる。10年以上ぶりに入ったが,それほど広い店舗ではないのにけっこう充実していて感心。思わずクラリネット関係の品物に散財してしまった。
・マウスピース
オーディオで重要なのは音の出口となるスピーカと言われるが,クラリネットなどのリード楽器では音の発生源であるマウスピースが重要だ。安物楽器でもここを換えるだけでずいぶん吹きやすくなる場合があるとKinoppyにも言われたので,試しにヤマハのマウスピースを買ってみた。これも単品売りのマウスピースの中では安い方だが,それでもその効果は充分に体感できるもので,やはり付属のマウスピースはオマケ品程度のモノだったことがわかった。音は楽に出るし,ピッチも合わせやすくなって満足。こうなるとリガジャー(リードを止める部品)やリードも欲しくなるのが人情だが,道具に凝りだすときりがないのでまずは練習しなくては...
しかしこのマウスピース,コルクがキツくて取り付けがやたらと大変だった。規格を間違えたかと心配になるほどだったが,これは安物の本体の工作精度が適当だからなのか,一般的にこういうものなのか,よくわからない。
・リードケース
まだリードの良し悪しが判るレベルではないが,リードを付け替えて吹き比べるにしても,リードケースが無いと面倒だし,第一これを持っているとなんとなくカッコいい気がして買ってしまった。
・教則DVD
とにかく吹き方を教えてくれる人がいないので,多少もったいない気はしたがこういうものはやはり必要だろう。
先日の集まりでポケットサックスという楽器に触らせてもらい,値段も手頃だし面白そうなので,早速楽器屋に買いに行った。
ところがちょっとした手違いがあって,帰りのwebmasterの手にはクラリネットが…。
ポケットサックスの横に,たいして変わらない価格帯(つまり安物)のクラリネットが置いてあった。安物とはいえ木管ならではの複雑に並んだキーが魅力的で,ポケットサックスよりも断然カッコいい。「試し吹きさせてもらって一発で音が出たら買ってみよう」と決めて試し吹きしたところ,しばらくは「ピーッ」という酷い音(リードミスというらしい)しか出なかったが,そのうちにそれっぽい音が出るようになった。同じリード楽器なので音を出すコツはサックスと似ている気がする。
極端に安い楽器の是非についてはフルートとサックスについて経験者の方から「イマイチだよ」と助言を受けていたが,クラリネットに関しては周囲で持っている人がいないことだし,ひとつWebmasterがパイオニアになろう,という心意気(?)で購入を決めた。
スワブなどのメンテナンス用品一式と消耗品のリード,教本,譜面台なども買ったので結局かなりの出費になってしまった。これは時間がかかっても少しは吹けるようにならないと投資が無駄になってしまう。
そんなわけで一週間ほど練習しているのだが,吹いているうちに下くちびるが痺れるように疲れてしまって長時間吹き続けることができない。これは鍛え方が足りないのか,吹き方が間違っているのか,とにかく周りで教えてくれる人がいないので手探り状態でやっている。それでも音を出していると気晴らしになるし,サックスほど音量が大きくないので気も使わないし,なかなか気に入っている。
仕事が終わってから近所でやっていた野外ライブを見物に行った。
最近はフルートの練習もすっかりサボっているWebmasterだが,先日Kinoppyのゆかいな吹奏楽仲間たちが集う楽器お試し会に参加して,いろいろな楽器に触り,自分でも何か楽器がやってみたいとすっかり感化されてしまった。野外ライブではジャズやスカのバンドも出ており,なかなか参考になった。
ピートが爪を引っかけてまたキートップがもげた。
ノートパソコンのキーボードはこのようなパンタグラフタイプと呼ばれる形式のものが多い。軽いキータッチで,デスクトップ機のおまけで付いてくるキーボードに比べれば入力の感触は良いが,メカニカルキーボードのような爽快感(?)はない。
このようにキートップが外れてもツメの位置を確認して上から押し込んでやれば簡単に元に戻せる。が,ツメが折れてしまったらおしまいだ。今回はパンタグラフ側の引っかかりが外れていて,キートップを乗せて押し込んだだけでは元に戻らず冷や汗をかいた。隣のキートップもわざとはずして,パンタの構造を確認して直したら無事に復旧できた。
子供の頃から基本的にはインドア派だったWebmasterはブロックで遊ぶのが好きだった。本当に小さい頃はパーツの大きい幼児用ブロックで遊んでいたが,手先が器用になると,LEGOブロックが欲しくなる。
デパートのおもちゃ売り場に連れて行ってもらうと,たくさんあるLEGOの中から400円とか500円の小さなキットをねだるわけだ。値段の張る基本セットや大型キットに比べると,例えば小さな自動車一台分と人形1体とか,最低限の部品しか入っていないが,何回分か合わせるとそれなりにパーツが揃ってきて,想像力を発揮すればいろいろなモノを組み立てて遊ぶことができる。
買ってもらうキットを選ぶときは,その完成形態は実はどうでもよくて,自分の欲しい部品が入っているか,汎用的に使えるパーツが多く入っているか,ということが重要なわけだ。
また,持っている限られた種類と数のパーツの中で求める形を実現する,それを考えるのもまた楽しい。むしろ基本セットなど与えられない方が,想像力が発揮できて良いかもしれない。
よく作ったのはやはり乗り物で,気に入った形が出来るとやはりお気に入りの人形と一緒に布団の中に潜り込んで「探検ごっこ」とか「秘密基地ごっこ」をするわけである。そのとき布団は未知の洞窟であり,険しい山岳であり,月面や火星の渓谷となった。人形は極めて単純な造形(全体の自由度を合計してもたった7しかない)であったが,けっこう感情移入していて,手がもげたり顔の模様が擦り切れて消えてしまうと悲しかったものだ。
写真は食玩として売っていたモノで衝動買いしてしまった。人形の意匠は凝っているが,構造や規格は昔から変わっていない。
子供の頃は指をくわえて見ているしかなかった基本セットだって買える身分になったが,子供の頃のような創造性が発揮できるだろうか...。
算数パズルで書いたように,数学者にして大道芸人というピーター・フランクルさんの講演を聴く機会があった。
大学で講義が出来る程度に話せる言語は12カ国語だそうで,日本語など漢字の読み書きを含めてペラペラである。その流暢な日本語で,面白い講演をしながら算数パズルを出題しつつ楽しい大道芸を披露してくれるのだ。一粒で三度美味しい講演であった。
講演の後,著書の即売会があり,その場でご本人がサインをしてくださるというので,小心者のWebmasterも一番後ろに並んでサインをちょうだいすることにした。
本もためになりそうな内容だったが,欲しかったのはピーター氏が協力して開発された「頭のよくなるゲーム algo」。
本はピーター氏が持参してきた分が完売してしまっていたが,algoは幸運なことにひとつだけ残っていた。
Webmaster「サインは"ピートさん"でお願いできますか?」
ピーター氏「いいですよ〜。あなたはピートさんと呼ばれているのですか?」
W「いいえ。飼っているネコです」
ピ「は?」
W「ネコです」
ピ「ネコ...」
ネコのために快くサインを書いてくださったピーター氏に心より感謝したい。
ピーター・フランクルさんの講演で出題された算数パズル。
下の図が矛盾がないように,□内を埋めてください。
□の中には1ケタの数字(0〜9)が入ります。
例えば,0は「0は□個」で1つ,枠の下の方の
「2006.7.7」の中に2つあるので,枠内には
3個ある,ということになります。(これは確定情報で,他の
数字の個数を矛盾がないように決めます)
ピーターさん曰く
このパズルは,日付によって答えがまったく変わってきます。日付によって答えが1つに決まるときもあれば,複数の答えがある日,あるいは答えが無いという日付もあるのです。
ちなみに上の問題は解答が存在します。しかし答えをメモしてこなかったので
自力で見つけてください。
(コメントで答えを書かないように)
4年ほど使ってきた腕時計のベルトが切れてしまった。秋葉原のワゴンセールで980円で買ったCASIOのFilmwatchという安いデジタルで,ベルト交換できる構造ではないのでそのまま廃棄処分となった。まあこの値段で4年も使ってやれば時計も本望であろう。
次の腕時計選びは実はかなり難航した。以前も書いたが,Webmasterの持論として,「腕時計はアナログなら機械式,クォーツならデジタル」というのがある。しかし,国産の腕時計にはなぜか安価な機械式が皆無なのだ。別にWebmasterはコレクターではないし,普段身に付ける用途に何万円もする高級舶来腕時計は必要ない(もったいなくて着けられない)。
そこでネット通販で検索してみると,国産S社の逆輸入モデルで,安価な自動巻きが結構あるではないか。その中から,シンプルで視認性の良いミリタリー風時計を選んでみた。ムーブメントは7S26という21石,6振動のもの。海外モデルでは標準的な仕様のようだ。
で,これが8千円でおつりが来る値段で買えるのだ。8万円ではなく,8千円。なんでこういう時計が国内向けにないのか,本当に不思議だ。
ネットで自動巻腕時計のことを調べていたら,壊れたデジタルの前に使っていた,実売2万程度のやはりS社の自動巻がけっこう良いものであるらしいというのが判ってきた。これは7S26より上等な4S15というムーブメント(25石,8振動)で,買ったときはまるで気にしていなかったのだが,限定品だったらしく現在オークションで定価をはるかに超える高値で取引されているらしい。ちょっと遅れが目立つようになって,手巻き機構が壊れてしまってお蔵入りとなったが,こんなことならもう少し大切に使えば良かった...とは別に思っていない。時計は身につけてこそ価値がある。特に自動巻時計は身に着けていないと止まってしまうという儚い機械なのである。
ただ,8振動ムーブメント(1/8秒運針ということ)の滑らかな動きは気に入っていたので,ちょっと金がかかっても修理調整してまたいつか復活させたいと思ったWebmasterである。
自動車のパワーというのはすごい。今乗っている大衆向けコンパクトカーのキューブ(TA-AZ10)など,スポーツカーに比べれば屁のようなパワーしか出ないイメージであるが,それでもカタログ上は101ps(仏馬力)も出ることになっている。
まあこれは高いハイオクガソリンを入れて,実用域とはとても言えない6400rpmまでアクセルを踏んだときにこれに近い数値が出る(カタログ上は)という話で,実用的にはまあ,これの三分の一程度と考えて,だいたい30ps。それでも30psである。1ps(仏馬力)は0.735kWなので,約22kWだ。22ワットではなく,22キロワット。
一般家庭で電力会社との契約が40Aの場合,そのお宅でめいっぱい電気を使うと4kWまで使えるということになる。テレビと冷蔵庫とエアコンと電子レンジとドライヤと洗濯機とパソコンと照明をいっぺんに点けて,ブレーカが落ちるギリギリまで使っても4kWあれば足りる。つまりキューブで発電機を回せば,5軒のお宅の全電力を賄うことが可能ということだ。
そんな過剰とも言える性能を持った自動車を,Webmaster家ではレジャーのために維持しているのである。そう考えるとなんだか心苦しい。省エネだCO2削減だと叫ばれる昨今であるが,こういう事実はあまり宣伝されない。自動車が売れなくなっては困るからである。
ガソリン価格が高くなってきて,ハイブリッド車だとか燃料電池(FC)車だとか完全な電気自動車(EV)が注目されてきている。これらは出力をそのまま電力として取り出すことが可能なので,夜間などクルマを使わない時間帯にこれらを発電機として使うとか,大規模災害で停電したときの非常用電源として使うということがまじめに研究されていたりもする。
先日,「猫の散歩について特集したい」と雑誌「猫びより」さんより取材を受け,本日掲載誌が刊行された。WebmasterとKinoppyが写真付きで載っているので興味のある方はご覧頂ければと思う。
ホームページやブログなど,Webの情報は公的な保存制度が未だに存在せず,いつ消えるかわからない流動的なもの。一方,紙媒体の雑誌として刊行されたものは納本制度により国立国会図書館で(少なくとも政府が機能する限りにおいて)未来までの保存が保証される。
そんな雑誌に自分の撮った写真が掲載されたことは,素直に喜びたい。
もちろん功労者はピート自身とせっせとブログを書いたKinoppy(奥様)であって,Webmasterはたまにピートのリードを持ったり,写真の撮り方を少しだけアドバイスした程度である。
ご参考:pyon*weblog 今日は猫びより7月号の発売日〜
気象予報,宇宙開発などの研究に欠かせないスーパーコンピュータ(スパコン),世界の技術者たちが,スピード競争にしのぎを削る世界で,1人の日本人が脚光を浴びている。後藤和茂氏,37歳。米テキサス州立大学のアドバンスト・コンピューティング。センターに勤務する研究者だ。彼の開発したソフトウェアをスパコンに組み込むと,まるで魔法でもかけられたかのように,スパコンの性能が上がる。(中略)
スパコンは年2回,米調査機関によって実効性能のスピードを競う「トップ500」が発表される (中略) 世界トップ11のうち,4つに後藤のソフトが組み込まれた。いずれも5〜10%,性能を向上させている。
ソフトウェアでハードウェアの性能を極限まで引き出すという話を聞いてピンとくる人はパトレイバーを読んでいる(か劇場版を観ている)と思うが,まあそれはさておき。
もうずいぶん前(10年以上かも)のことだが,「日本人には真のハッカーと呼べる人は居ない」
というようなことを何かで読んだ。当時コンピュータ(プログラム)の先端は米国であり,日本人のレベルはそれほど低かった,ということだろう。
現在の日本のレベルがどれほどのものかわからないが,少なくともこの後藤氏は真のハッカーと呼ぶに相応しい人物ではないだろうか。何しろ,性能調査の締め切り間近になると,自分たちのスパコンの性能を上げたい技術者たちが後藤氏に「SOS」メールを送ってくるので,後藤氏は世界約100台のスパコンにアクセスできるIDを持っているのだ。まさにクールである。
まがりなりにも仕事でプログラムを書くこともある立場としては,一生のうち一回くらい,人から「クールだ」と言われるようなコードを書いてみたいものである。
コンビニで見つけた食玩「Kitahara world car selection」。特に集めるつもりはないが,ブログのネタにひとつサンプリングしてみる。
入っていたのはメルセデスベンツCLK Coupe(2002-2005)。うーん,なんだかつまらない車を引いてしまった,というのが感想。メルセデスベンツは運転したことも乗せてもらった経験もない。
セルシオ(レクサス)に乗るくらいならベンツかな,という気はするがどうせ買えないし,買えるほど金があったとしてもたぶん買わないだろう。クーペだから1人か2人で乗る用途だろうが,それだったらもっと小さくて運転の楽しそうなクルマがいい。
高級車に詳しい友人のしんのすけさん,ベンツってどうですか?
監修の北原照久氏のコメント(抜粋)
ベンツなのに変な威圧感もないし,無理している感じもしない。なによりCLKはエレガントだよね。
NHK-FMの青春アドベンチャーで「太陽の簒奪者」をやっているというので,何年ぶりかでラジオドラマを聴いてみた。
ラジオドラマというのはSF向きのメディアという点で小説と似ていると思う。あまりにもスケールが壮大すぎてテレビドラマや映画では映像化不可能か,莫大な予算が必要な作品でも,「音だけ」ならなんとかなる(映像はリスナが頭の中で創造する)からだ。
もう10年以上前になるが,青春アドベンチャーは欠かさず聴いていた時期があって,SFに限らず名作が多かったという記憶がある。内容は忘れてしまったが「皇帝の密使」なんていうタイトルだけ記憶に残っている。マージャン合体ロボ「サンバイマン」なんていうのもあった。
青春アドベンチャーは平日夜の15分番組で,2週間で10話というのが多かったと思うが,土曜にはFMシアターという1時間番組もあって,こちらもたまに聴いていた。今でも気になっているのは,「宇宙船で金(キン)の採掘に出掛けて,長い年月の末に帰還してみたら金が化学合成出来るようになっており,せっかく採掘してきた金が無価値になり途方に暮れていたが,なぜか大量に積んでいた昔のビール瓶が物凄い価値になっていて...」というような話。うろ覚えでタイトルもわからないが,面白かったという記憶がある。ラジオドラマになったということは,小説などの原作が存在すると思うので,ご存知の方がおられたらご一報いただきたい。
たまにだが,ダミーヘッド録音の番組もあった。これはヘッドフォンで聴くと大変豊かな臨場感が得られる技術で,夏の夜に必ずやる怪談話など,まさに身の毛もよだつ恐ろしさだった。当時はダミーヘッド録音が何のことかわからなかったが,なんのことはない,マネキンの頭部(つまりダミーヘッド)の耳の中にマイクを仕込んで録音するということだった。バイノーラル録音と言ったりもする。最近は多チャンネルのソースとスピーカで臨場感を演出する映画も多いが,肝心の画が正面にしか見えない点で違和感が大きい。臨場感という点ではダミーヘッド録音+ヘッドフォン+暗い部屋(or目隠し)には敵わない。アミューズメントのオバケ屋敷等でこれを応用しているところもある。
今はどうか知らないが,実力派の声優さんが出ていることも多く,声フェチの人にもオススメである。
2000年に購入して,試しに寮の玄関でコンビニの鍋焼きうどんを作って以来使う機会のなかった,コールマンのシングルバーナーが,ついにアウトドアで日の目を見ることになった。
手軽さで言えば,ガスを使うタイプが圧倒的に便利で,小さめのカセットコンロを使うのもいい。それに対してこのシングルバーナーは燃料は手の汚れるホワイトガソリンだし,着火時と燃焼中に加圧のためのポンピング操作が必須であるなど,なかなか面倒くさい。その不便そうなところがまた道具好きマニアの心をくすぐるのだ。だがしかし,Webmasterは小心者であるからして,今まで屋外の人目に付くところでは,「もしうまく火を起こせなかったらカッコ悪いな」と思ってせっかく買ったシングルバーナーを封印していたのである。
今回Kinoppyに励まされて誘われて,それでもあまり人がいそうにない近所の自然公園に出かけていって,さらにその中でも人通りの少なそうな東屋で,緊張しながら火を起こしてコーヒーを淹れたのである。本体と合わせて買ったホワイトガソリンもだいぶ古くなって,ちゃんと燃焼するか心配だったが,なんとか大丈夫だったようだ。燃焼時のゴーっという音はけっこう大きく,かなりちょっと怖い。もし配管に穴でも開いてガソリンに引火したら大変なことになるな,などと想像をするものだからますます怖くなって,お湯が沸くまでの時間がとても長く感じられた。
幸い,お湯も無事に沸かすことが出来て,シングルバーナーも役目を果たせて良かったと思う。この調子ならたまには外でコーヒーを飲んだりラーメンを作ったりするのも楽しいかもしれない。とにかく,最初に買ったガソリンがまだまだ余っているのである。
▼「中学生はこれを読め」 書店主が推薦リスト、全国波及(asahi.com)
http://www.asahi.com/life/update/0506/003.html
札幌の本屋のオヤジは気がついた。「最近の中学生は本を読まないと言うが、うちには彼らのコーナーがなかった」。オヤジは500冊のお薦めをリストアップし、専用の棚を作って、こんなキャンペーンを始めた。(以下略)
500冊のリストは「これ読め」のホームページで見ることが出来る。
いくら今どきの中学生が読書しないからといって,「これを読め」って押し付けがましくリストアップされてもどうなんだろうか。おせっかいというか余計なお世話というか。どうでもいいけどSF少なすぎません?ざっと眺めても「アルジャーノンに花束を」,「夏への扉」,「ジュラシックパーク」くらい。同じフィクションでもファンタジー作品はけっこうリストに挙っているのになんか偏ってるなと。どうせリストアップして全国展開するなら,おやじ一人の独断じゃなくてもうちょっとなんとかならなかったものかと。つまりSFが少ないとWebmasterは言いたい。
そういうWebmasterの中学時代の読書はどうだったのかというと,じつはまだSFには目覚めていなかった。中学生の頃に小遣いをファミコンやマンガなどに無駄遣いせずコツコツとSFを買ったり図書館で借りたりしていれば今頃1000冊くらいは楽勝で読めていただろうにと後悔することしきりである。
当時何を読んでいたかと言えば,フィクションは図書室でホームズをたまに借りていた程度で,あとはブルーバックス(ハヤカワ青背ではなく,講談社の新書の方)の宇宙モノをちょっと背伸びして読んだり,MSXの雑誌(ゲームのプログラムリストが載っていて打ち込んで遊ぶ)を買っていた程度。いずれにしてもヒマがあった割に読書量は極端に少なかった。
友達には毎週毎週図書室で10冊ずつ借りるような強者も居たが,だからといって大人になっても読書好きかどうかというのはまた別問題のような気がする。
とにかく何が言いたいかというと,500冊のリストにもっとSFを入れてはどうか。(しつこい)
ルービックキューブを実家で発掘。1980年の発売以来,全国的にブームになった。どのご家庭にもひとつはあったのではないだろうか。Webmasterの実家でもキーホルダータイプやらその後出たマジックスネーク(スネークキューブ),ルービックマジック(パネル状のモノ)などがあった気がする。ただ,パズルとしての完成度はやはりルービックキューブがダントツで,その他のものはいろいろな形を作って遊ぶという別ジャンルの商品だったと思う。
正統的な関連商品としては2x2のミニタイプ,4x4のルービックリベンジ,5x5のプロフェッサーがあるが,これらは実家にはなかった。難しすぎて挑戦する気がしなかったためだろうか。
当時は1面揃えるのがやっとで,何かの偶然で2面までは揃うことがあっても,とても6面を揃えることはできなかった。ヤケになって一度分解してから組み立てたという恥ずかしい記憶がある。今はルービックキューブの部屋などで攻略法が公開されており,これを見ながら無事に揃えることが出来た。当時揃えられた人も,本などで攻略法を見て暗記しただけという人が大半だったのではないだろうか。位置関係を頭の中で把握しながら独力で6面揃えるのは相当難しいのではないかと思う。
6面を早く揃える解法なども研究されており,プラネット・パズルでスピード・キューブ(揃える早さを競う)の動画を見るとそのあまりの早さにちょっと驚いてしまう。
とにかく,ファミコンが流行る前はこういうもので大人も子供も嬉々として遊んでいたのである。
先日オープンしたUDXビル(秋葉原クロスフィールド)。仕事の後は2Fのカフェでビール。630円なり。
店内にはこんな感じの多面体スピーカが天井吊りされていて気になった。重低音は出ないだろうからBOSEのサブウーファが縱吊りされていた。こんなシステムもオシャレかも。
ヨドバシの横にも新しいビルを建てていた。秋葉原はどんどん変わっていく。
自動車保険更新の案内が来た。インターネットでも更新できると書いてあるし,実際去年の更新のときはネットで手続きしたような気がする。
しかし,更新ページにログインしようと思ったら,
ご利用のブラウザはご利用いただけません。
申し訳ございませんが下記の推奨ブラウザにてご利用ください。●推奨ブラウザ
Windows:IE5.0以降、NC4.0以降(但しNC6.0以降は不可)
Mac:IE5.0以降、NC4.0以降(但しNC6.0以降は不可)
と出て開くことが出来ない。
しかし,である。Mac版IE5.0はすでにマイクロソフトでの配布が終了しており,現在は入手不可能なのだ!
仮に古いブラウザを持っていたとしても,そんなものを使い続けることはセキュリティ上問題があるし,そもそもいまどき最新のブラウザに対応しませんなどというのはただの怠慢だ。
大いに気分を害したWebmasterは,早速ご意見フォームでこのことを苦情することにした。
そこでさらにこの会社はWebmasterの静かな怒りに油を注ぐのである。何かというと,苦情メールを送るためには,氏名,住所,電話番号,メールアドレスというすべての個人情報を入力しなくてはエラーになるのだ。個人情報保護法で義務付けられている個人情報を取得する際の事前了解を得ることすらしないで,である。
とりあえず,上記2点に関しての苦情と個人情報を書いた上で,回答後は収集した個人情報を速やかに削除することと書き添えて送信してやった。
そうしたら翌日,その会社から電話である。実は電話には出なかったのだが,留守電で会社名を名乗っていた。いちいち電話するのが鬱陶しいからネットで更新したいんだよ!
まったく困ったものである。苦情メールに回答はメールか書面でお願いすると書いておけば良かったと後悔しているWebmasterであった。
苦情ネタはできることならあまり書きたくない。怒るのも,怒っているときの気持ちを書くのも疲れるからだ。じゃあなんで書くのかといえば,世の中に良くなってほしいというささやかな願いだろうか。
この季節,学校や会社の新人が通勤通学に利用するために,一時的に朝のバス利用客が増える。しばらくすると自家用車通勤になったり,部活や寝坊のために時間が分散してくるのでまた空いてくる。
その日,Webmasterの近くには1年生らしい女子高生2人組が座っていた。友達になってまだ間もないのだろう,大きな声で話しているが内容はいかにも「会話のための会話」という感じでぎこちない。
とにかく声はでかいので,聞くつもりがなくてもなんとなくその内容が気になってしまう。次の話題は「早口言葉」らしい。
女子高生A「新春シャンソンショー!」
女子高生B「しんしゅんさんしょんしょー?」
A「違うって,新春サンソンショー!」
B「サンソン?シャンソン?」
A「あれ?どっちだっけ。・・・サンソン・・・かな。うん,サンソン!」
B「そっかー,新春サンソンショー!」
A「そうそう!」
Webmasterを含めて周りの10人ほどの乗客(大人)が心の中で突っ込んだに違いない。「違う!サンソンじゃない!シャンソンだ〜!」と。しかしもちろん面白いので放置である。
きっと彼女たちにはこれから何年か,この早口言葉は「新春サンソンショー」と記憶されるだろう。そして何かの機会に他人に指摘されて恥ずかしい思いをするのである。新緑まぶしい季節に起きた小さな悲劇であった。
茨城県は「いばらきけん:I-BA-RA-KI-KEN」と発音するのが正しい。よく「いばらぎ」と間違えられるが,濃い茨城県民の前でうっかり間違えると「何もそこまで...」という剣幕で「いばら,きっ!きは濁らない!」と訂正されるのでくれぐれもご注意願いたい。「いばらぎ じゃなくて いばらき」という本まで出ているほどだ(しかも2冊も)。
だがしかし,地元のスーパーからしてこのありさま(写真)である。ちっとも地元を愛していない。ちなみに「いばらき」と正しく発音しているのは茨城県民とNHKのお天気お姉さんだけだという説もある。どうせ最近のワープロは「いばらぎ」でもちゃんと「茨城」と変換してくれることだし,いっそのこと県知事あたりがどっちでもOKと宣言すればいいのではないか。
他県の人から見ればどうでもいいことだが,そこに住む県民にとってみれば譲れないこだわり,というのはどの県にもありそうだ。
蛇足:「いばらぎって東北地方でしょ?」というのが最強のけなし文句である。これを聞いて少しムっとするようになってきたWebmasterは,だいぶ茨城に染まってきてるっぺ。
ネタがないので映画鑑賞の話題でも。Kinoppy(奥様)がコナンくん好きということで,昨年から劇場版を観に行っている。昨年は近所のスーパーのビデオシアターで観たのだが,そこは先日閉館してしまった。車で30分ほどのところに郊外型の大規模シネコンが出来た影響だろう。
で,そのシネコンに行ってみた。作品が作品なので昼間はちびっこが多いだろうから,レイトショーである。お金も節約できて良い。設備は立派だし席もゆったりしている。これでは従来型の映画館は苦しいだろう。
コナンくんたち少年探偵団は小学1年生という設定である。物理法則を無視しているとしか思えない薬で子供にされている二人はともかくとして,特に光彦くんなんてちょっと賢すぎではないか。まあ小学1年生で前代未聞の10浪していると考えればそれもアリなのかもしれない。ちなみに最近光彦くんの声(声優さん)が変わったような気がするのだがKinoppyが信じてくれない。
最近は大人の視聴者も意識しているのか,劇場版のトリックはなかなか凝っていて,同伴したおとーさん,おかーさんには少し難しかったかも。
怪盗キッドの素顔が工藤くんとそっくり(声も同じ)というのは,ラストへの壮大な伏線なのかもしれないが,どうだろう。ちなみに劇場版は11作目も製作決定だそうで,蘭ちゃんの待ちぼうけはまだまだ続きそうである。
猫のピート生後1年つづき
ここまで1歳になるピートについていろいろ書いてきた。多少(多少?)しつけに問題があるにしても,今ではすっかり家族の一員である。ペットの寿命は短いのであまり可愛がり過ぎると,死んだときに辛いというアドバイスも頂く。最近ではペットロスという言葉があるくらいだ。
それは確かにその通りかもしれない。だがゴロゴロと喉を鳴らしながら膝に乗ってきたり,まるで言葉を喋るようにニャーニャー鳴いて遊びに誘ってくるほど懐いたピートを,あまり可愛がるなというのはKinoppyにとってもWebmasterにとっても無理な相談で,こうなったら最期までキチンと可愛がって,そしてそのときがきたら思う存分悲しもうと覚悟している。まだ1歳なのにこういうことを考えなくてはいけないのは辛いことだが,動物を飼う責任とはそういうことだろうと思う。
1年目で最大のイベントは去勢手術だった。手術後,麻酔が切れるまでの一晩は何度も嘔吐して足取りもおぼつかず,見ていて辛かった。しかしそれ以外は病気もせず,去勢後も元気いっぱいである。たまに大人しい時があると,「具合でも悪いのかな?」と心配してしまう。1日1回噛みつくくらいがピートらしくて良い。
小さいうちは散歩に連れ出すと「ちいさ〜い!」「かわいい〜」とモテモテのピートだったが,体重4キロを超えた頃からあまり注目されなくなった。声をかけてくれるのは猫好きな方ばかりで,それはそれで嬉しいのだが...。確かに子猫には反則的な可愛らしさがあると思う。
キレイな薄桃色の肉球,柔らかいお腹の肉など,今でもチャームポイントはたくさんあるピートであるが,抱えるとずっしりと重く,出かけるのに気合が必要になってきた今日この頃である。しかし暖かくなってきたことだし,狭い部屋にばかり閉じこもっていないで,外を走り回らせてやろうと思っている。
写真的な反省点としては,ついデジカメ(Finepix S5000)に頼ってしまい,銀塩での撮影をほとんどしなかったこと。リバーサルに至ってはビタ一枚も撮っていない。多少コストはかかっても撮っておけば良かったと思っても,一番可愛い子猫の時期はもう戻ってこないのである。
猫のピート生後1年つづき
猫は1日のうち14時間くらいは寝ているというから元々人間とは睡眠の周期が違う。人間が寝ているときは静かに寝ていて欲しいが,もちろんそんな気を使うピートではない。
本当に小さいときは危険があるかもしれないので,夜はキャリーケースの中に入ってもらっていた。少し大きくなると廊下(トイレにはアクセス可能)に出しておくようにした。
しかしだんだん寒くなってきてそれも可哀想に思ったので,次は寝室だけは扉を閉めて,それ以外の場所はピートの自由にさせてやった。これだとある程度の時間はリビングのキャットタワーなどで大人しく過ごしてくれるのだが,早朝(4時とか)になると鳴きながら寝室の扉を開けようとシャカシャカするようになった。
このシャカシャカはけっこう強烈で,とても無視して眠っていることはできない。仕方なく寝室の扉もピートが通れる程度に開けておき,昼も夜もピートは自宅を好きなように動けるようになった。
すると,夜中に気が向くとベッドの上でゴロゴロと喉を鳴らしたり,布団の中に潜り込んで眠るようになった。狭いベッドなので人間もピートもあまり落ち着かないが,ゴロゴロ言いながら枕に顔を乗せてまどろむピートを目の前で見るとそれはそれは可愛くて,幸せな気分になる。しかしピートなりの善意からなのか,早朝になると顔を舐めたりペシペシと叩いたりして起こしてくれるため,KinoppyもWebmasterもちょっと寝不足気味の毎日である。
画面が狭い点以外は快適なPowerBookG4(12")である。世間ではインテルMacだとかBootCampだとかが話題らしいが,悔しいので別に気にならない。
だが,最近1歳になった猫のピートがパソコンに興味をもつようになって困っている。いや,パソコンに興味があるわけではなく,飼い主がパソコンに夢中になることによって猫と遊んでやるのを忘れているのが気に入らないということなのだと思うが,とにかくパソコンに向かっているとキーボードの上で座り込みをしたり,ディスプレイを倒したりと,なんとかパソコンから自分へ注目を奪い返そうと必死なのである。
このままでは高価なパソコンが壊されてしまうかもしれない。この危機をハード面からなんとか出来ないだろうか。
・キーボードにアクリル製のカバーを乗せる。
>これだとキーボードは防御できるが,ディスプレイへの攻撃に対しては無力である。
・箱状の透明カバーでパソコン全体を覆う。
>確かに猫の攻撃からは護れるが,人間も操作できない。
むむぅ。これはなかなか難問である。SF的に考えるとどうだろう。パソコンに内蔵されたカメラで常時周囲の状況を監視し,猫が近づいてきたことを形状認識により確認すると同時に,猫には無害だが通過できない力場を発生し,これを撃退するのだ。名付けて絶対猫防御(Absolute Anti-Cat Field)。
いや,そんなものが欲しくなるほどピートの攻撃はしつこいのである。パソコンにはたいていセットになっているマウスという機器もよろしくない。そんな名前では余計に猫の興味を引いてしまうではないか。
今日もピートがキーボードの上で座り込みをしている。無効なキー入力でひたすらビープ音が鳴り続けてもまったく意に介する様子がない。このエラー時のビープ音を犬の鳴き声にでもしたらいいかもしれない。と,思ったが警告音は内蔵の音からしか選べない...ような気がする。
猫のピート生後1年つづき
猫はキレイ好きで毛繕いを欠かさず体臭もないので,短毛種の場合は無理してシャワーなど浴びさせなくてもいい,というのが一般論のようだ。かかりつけの獣医にもそう言われている。
完全室内飼いの場合はそれでもいいのだろうが,ピートはたまに散歩に連れて行くし,人間と同じベッドに潜り込むことも多いので1〜2ヶ月に1回は猫用シャンプーで洗っている。
シャワー時はかなり嫌がっているように見えるのだが,他の猫も飼ったことのあるKinoppyが言うには,これでも大人しい方らしい。ただドライヤーだけは怖いらしく,乾燥は浴室暖房を使うか部屋を暖かくしてひたすらタオルで拭く。
自分のシャワーは嫌がるくせに,人が風呂に入っていると気になるらしく,入浴中は扉の前で待っていて,扉を開けると浴室に入ってきて浴槽のふちに行儀良く座って見ている。人間がシャワーを浴びるときは飛沫がかかってガマンできなくなってから渋々脱衣所まで退散する。風呂が嫌いなのか好きなのかよくわからない。
猫のピート生後1年つづき
ペットはかわいいが実際飼うとなると,「旅行などに出かけづらくなる」という理由で躊躇される方は多いと思う。Webmaster家でもピートを置いて一晩家を空けたのはこの1年で1度だけだ。
もちろん日帰りで出かける程度なら,フードと水を充分に容器に入れておき,トイレを清潔にした状態で外出すればほとんど問題はない(よほどの子猫の場合は別だが)。カメラをセットして録画などをしたわけではないが,主に寝ながら家人の帰りを待っているようだ。
これが一泊以上となるとさすがに気を使う。フードと水は多めに用意するとしても,トイレが汚れたままなのは嫌がるし可哀想だ。出来れば連れて行ってやりたいが,行き先がペット不可な場所だとそうもいかない。ペットホテルを利用する手もあるが,わがままピートが大人しくしているとは思えないし,やはりピートの気持ちを考えると可哀想だ。というわけで,「旅行などに出かけづらい」という懸念は当たっている。
一晩家を空けた日は,いつものトイレの横にもう一つ予備のトイレに猫砂を入れておいて,水もフードもたっぷりと準備しておいた。それでも帰るまでは心配で,頻繁にそういう機会があるとか,二泊以上留守番をさせるような場合は,知人に世話を頼むなどする必要があるだろう。ペットの気持ちを考えたら,常に誰かが家にいる状態が望ましいと思う。
猫のピート生後1年つづき
噛み癖とツメ研ぎ以外も,しつけらしいしつけはことごとく失敗と言っていいだろう。唯一覚えたのはフードを食べるときの「おすわり」だけ。しつけスプレーや両面テープ作戦(ベタベタするのを嫌がって登るのをやめる)なども展開して防衛しようとしたテーブルも結局征服されてしまい,もはや家中でピートが入れない/登れない場所はない。
まあ,よほど興奮して暴れているようなとき以外は,テーブルに飛び乗っても障害物は避けてくれるので,コップをひっくり返したりする惨事はたまにしか発生しない。
トイレは最初からちゃんと出来ていたのでしつけたとは言えないかもしれない。さすがに猫はキレイ好きで,トイレを汚れたまま放置しておくと抗議される。
構ってもらいたいというジェスチャーなのかもしれないが,WebmasterやKinoppyがパソコンに向かっているとキーボードの上を歩いたり,そのままキーの上で寝そべったりする。ピートの重量と抜け毛でパソコンが壊れないか心配だ。
猫のピート生後1年つづき
ツメ研ぎも結局しつけることは出来なかった。お気に入りはKinoppyが独身時代に買った本革のソファで,すでにボロボロになっている箇所もある。
市販の猫用ツメ研ぎグッズは何種類も購入して,マタタビをすりこんだりして与えてみたが,ピートはマタタビを舐めて酔っ払うだけで,それらを使ってツメを研ぐことはほとんどなかった。幸い(?),よく聞く壁や柱への被害はなくこの点は助かっている。
本物志向のピートに合わせて,本革製ツメ研ぎでも作ってやればいいのかもしれないが,あの形状と位置(研ぐ場所はソファの同じ部分)がピートにとっては大切なのかもしれず,なかなか難しいような気がしている。
猫のピート生後1年つづき
噛み癖は結局治っていない。子猫の頃から強く噛むと叱ったりしていたのだが,まったくヘコたれず完全に根負けである。ただ,KinoppyもWebmasterも血だらけにはなっていないので,ピートなりに加減しているのだと思う。ゴロゴロと喉を鳴らしてリラックスしていても,突然思いついたように噛み付きモードに切り替わることもあって,この辺の心理は1年経ってもサッパリ解らない。
噛み付いているときは耳を戦闘機の可変翼のごとく折り畳むのが特徴。最初は軽く甘噛みをしていても,どういうわけか噛んでいるうちに興奮してきて(正帰還でもかかっているのか?),前脚で人の腕(脚)を抱え込んで,後脚でゲシゲシと蹴りを入れる(ツメは立てない)。こんなときは一度距離を置いて,ピートの気持ちが落ち着くのを待つ以外に手立てはない。
あまりに早く母猫から引き離されると,噛み癖が残るという話をどこかで読んだ。捨て猫なのでそれが原因という可能性は確かにある。また,猫によく見られる「ふみふみ運動」がピートには見られない。母猫に母乳をもらうための仕草の名残りらしいので,それをすることなく母猫から引き離されたということかもしれない。じつは悲しい過去を背負っている(かもしれない)ピートなのであった。
猫のピート生後1年つづき
ピートは完全室内飼いと外飼いの中間的位置付けになる。つまり,普段は家の中に居て,勝手に外に出ることはできないが,ハーネスとリードを付けて人間と一緒に散歩や旅行に出かけることがある。首輪を付けて放し飼いにしている猫は珍しくもないが,犬のようにリードを付けて散歩している猫は珍しいようで,「犬かと思ったら猫だった」などと振り向かれることも多い。ちなみに「可哀想...」と陰口を叩かれることもマレではあるが,ある。猫の自由をヒモで拘束しているように感じるのであろう。その感覚もわからなくはないが,犬でも猫でもウサギでも散歩時にリードを付けるのは最低限のマナーだと思う。飼い主がどんなに可愛いと思っていてもその動物が近寄ることで恐怖を感じる人が居るわけだし,動物である以上,飼い主の傍を離れないという絶対確実なしつけは不可能だからだ。「シッポ切られちゃったの?可哀想に...」と言われたこともあった。ピートは生まれつきこういうシッポなのだが,残酷な飼い主だと思われてしまっただろうか。
完全室内飼いだと外に出そうとしても怖がることが多いらしいが,ピートの場合は子猫の頃から散歩に慣らしていたおかげで,外でも平気だ。ただし,犬の散歩のようにトコトコと歩いてくれるわけではなく,興味のある対象にダッシュしてみたり,その場でじっとして動かなかったりと,猫らしい気まぐれさを見せる。
車に乗るのは平気で,車酔いもしない。ドライブ中は後部座席で,窓の外を眺めたり,寝そべったりとリラッくまクスしている。ただし運転の邪魔にならないように,リードの長さは制限する。
長距離旅行のときは慣れたトイレと猫砂持参である。外出の緊張もあるようで,なかなか用を足そうとしないのだ。
世の中には少ないながらも,ペット同伴可のホテルや旅館がある。そういうところに連れて行ったことはまだ無いが,ネコを連れて行く人はどのくらい居るのだろう。宿の中で犬連れのお客さんと鉢合わせになったら興奮したりしないだろうか。ちなみにピートを散歩中に犬の散歩の方と会うと,わんちゃんの方はまったくピートには関心を払わないが,ピートの方は臨戦態勢で毛を逆立てたりしている。相手にされないので完全に一人相撲だ。
とにかく思った通りに歩いてくれないので,体重が軽いうちは良かったが,5キロを超えると散歩も一仕事である...。
猫のピート生後1年つづき
ピートの体重は5.4kg。成猫の平均体重は3kg〜5kgらしいので,1歳にしてすでにオーバーしてしまっている。骨太というか全体的にも大柄なので,今のところそんなにデブデブという感じはしないが,お腹はタプタプで歩くといい感じで揺れ,柔毛に包まれたその触り心地は極上である。
太った原因は食べ過ぎであろう。去勢したことも影響しているかもしれないが,去勢前よりも運動量が減ったという感じはしない。キャットフードの指定分量というのはいかにも少なく,実際にあっという間にペロリと平らげてしまう。
フードの好みもなかなかうるさい。太り気味だからと,ライト系(サイエンスダイエットなど)のフードを与えても口も付けない。耐えられないほど腹が減れば渋々食べるのかもしれないが,なんだか可哀想になってしまって別のフードを与えてしまうKinoppyとWebmasterであった(だから太るのであるが...)。普段はブランド物のドライフード(カリカリ)を与えていて,フリスキー(ミルク粒入り)が今のところ一番お気に入り。モンプチ,銀のスプーン,カルカンあたりもまあまあ食べるが,上に書いたようにサイエンスダイエットのライトに至っては見向きもしない。
たまにウェットフード(猫缶やパウチ)を奢ることもあるが,高級品のモンプチスープタイプ以外は,口は付けても完食することはマレだ。
おやつ(間食)についてはKinoppyがブログに詳しく書いているのでそちらを参照いただきたい。気を引きたいときや自分たちが外出するときの飛び出し防止には絶大な効果がある。が,やはり太る原因かも。
水は相変わらず新鮮な(?)水道水が好きなようで,皿に入れた水も飲むことは飲むが,人が居るときは「洗面所の水を出せ」と要求される。水を出してやると,とても旨そうに飲んでいる。
体重変化のグラフを見ると,一応飽和傾向にはあるようでホっとしている。
ピートは捨て猫だったので正確な誕生日は不明だ。保護した方から里親として引き取った時点(2005/5/15)で生後約1ヶ月との診断だったので,4月の中旬で1歳ということになる。猫を飼うのは初体験のWebmasterから見た1歳のピートの現状と,この1年を振り返っての感想を何回かに分けて書いてみたい。
写真は生後1ヶ月(飼い始めた直後),3ヶ月,6ヶ月,9ヶ月。
【猫のピート 生後1年 もくじ】
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仕事が煮詰まってくると買い物をしたくなるWebmasterである。あまり予算はないのだが,Macを買ったときからそのうち欲しいと思っていたのがAirMac Express(AME)だ。
PowerBookG4は,以前Windows用に組んでおいた無線LAN環境に初回起動時からあっさりつながってしまったので,インターネットをするだけならばAMEを新たに買う必要はなかったのだが,AMEには無線ルータとしての使い方以外に,MacのiTunesの音をワイヤレスで飛ばしてリビングのオーディオ機器で再生できるという便利な機能がある。
リビングのBOSE WBS-1EXIIIはCD-Rに焼いたMP3ファイルも再生できるのだが,その再生機能はオマケ程度で操作性が良くないし,パソコンのHDDに入っている音楽ファイルをいちいちCD-Rに焼くのも面倒だ。といってPowerBookG4の内蔵スピーカで鳴らしても寂しい音しかしないし,パソコンをBOSEの近くに持って行ってケーブルをつないだのでは何のためのモバイルノートPCだかわからなくなってしまう。
そこで登場するのがAMEというわけだ。操作性のいいiTunesで,たっぷりとためこんだライブラリの中から好きな曲をBOSEに飛ばして再生する。なんと快適な環境であろうか。煮詰まった仕事のことも少しの間忘れることができる(忘れていいのか...?)。
しかし想定外だったのはオーディオ接続用のケーブルが別売りだったこと。買ってきて自宅でパッケージを開けるまで気付かなかった...。調べてみたら純正のケーブルセットは¥4,620もするし...。仕方がないのでもう一度電気屋に行って,一番安いステレオミニプラグ〜RCAプラグのケーブル(¥700ほど)を買ってきた。
それにしても,こんなPowerBookのACアダプタと同じような大きさと見た目なのに,無線ルータ+αの機能があるのだから驚きである。
ホワイトデーはWebmasterがハンバーグを作ることになった。ハンバーグ自体は珍しいものではないが,問題はデミグラスソースである。調べてみるとまったく初めからデミグラスソースを作るとなると最低一週間煮込むとか,そういう気の長い話になるらしい。一般的には,缶詰のデミグラスソースの素を買ってきて,それに肉や野菜を加えて煮込み,好みの味に調えていくもののようだ(安い洋食屋でもおそらく同じ)。
幸い,近所のスーパーにもハインツのデミグラスソースの缶詰が置いてあったので,それを含めてウェブで調べたレシピ通りに材料を揃える。
さて調理だが,Webmasterはマニュアル人間である。当然料理もウェブで調べたレシピ通りに進める。しかし料理本やウェブのレシピで困るのは,次のようなあいまいな表記だ。
・塩,コショウ…少々 →少々って小さじ何杯?
・小さめに切ります →小さめって何センチ?
・さっと熱湯に通します →さっとって何秒?何分?
・ざっくりと混ぜます →ざっくりって言われても・・・
・ケチャップ,ソースで味を調えます →具体的にはどのくらい入れるの?
という感じで,何グラムとか,何カップとか何分とか客観的な数値で書いてあると安心するのだが,このように主観的な書き方をされてしまうと混乱してしまう。普段料理をする人にとっては何でもないことが,じつは経験に基づいた高度な作業であることを示している。「味見をしながら作れば良い」とお思いの方もおられるだろうが,Webmasterは自分の舌が信用できない。たいていの料理は美味しいと感じてしまうアバウトな舌なのだ。実際,デミグラスソースの仕上げでソースとケチャップを使って味を調えるという工程は,加える前と後で味の違いが判らなかった。
マニュアル人間というと主体性のないダメ人間というイメージがあるようだが,マニュアルすら守れない人間に比べれば遥かにマシだと思う。まずは何事もマニュアル通りにやってみて,マニュアルを見なくてもマニュアル通りのことがこなせるようになって,そこで始めて主体的な創意工夫が生まれるのではないか。社会の最低限のマニュアル(ルール)が守れない大人(スーパーでイチゴをポケットに入れるお年寄り,交通法規を無視した無謀運転のドライバー,禁煙エリアで堂々とタバコを吸うおっさん等々)が何を言ってもまったく説得力がない。
脱線した。2時間ほどかかって何とかデミグラスハンバーグが完成。野菜などと一緒に煮込んだソースをシノワという器具で濾さなければいけないのだが,そんな器具はなかったので(マニュアル人間としては不本意だったが)ザルで代用した。ハンバーグはタネが柔らかすぎて心配だったが,問題なかったようだ。Kinoppyによるとなかなか旨かったとのことで,初めて作ったにしては上出来だったと思っているWebmasterである。
ところで,バレンタインデー前には男はチョコを買い辛いという話を書いたが,逆にホワイトデー前はクッキーやマシュマロ好きな男には天国ではないだろうか。特設コーナーで「いやーたくさんもらっちゃってお返しが大変なんだよー」と頭を掻きながら大量に買い込めば,周りからは「あいつはモテるらしい」と羨望の眼差しを受け,さらに好きなクッキーが山ほど食える。いい考えだと・・・思いませんかそうですか。
長らく借用していたアルトサックスは返却した。ご好意で貸してくださったmeka氏にこの場を借りてお礼申し上げたい。音が大きくて夜は練習しづらかったのと,フルートを始めたこともあってサックスの練習は充分にやったとはとても言えないが,それでも実物を触ることで得られた経験は貴重だったと思う。
音が出るようになるとなかなか楽しいもので,まだ曲が吹けるレベルではないがフルートの練習を続けているWebmasterである。それにしてもサックスにしろフルートにしろ,楽器というのはまことに高価である。今はKinoppy(奥様)が練習した後に少し貸してもらって吹いているが,自分の楽器が欲しいと思っても貧乏サラリーマンがほいほい買えるような値段ではない。もちろん通販などで「今日から憧れのフルートを始められます。教則ビデオ付きで29800円!」なんていう製品もあることはあるが,経験者に聞くとその品質は酷いもので,とても初心者の練習用に勧められるシロモノではないのだとか。
Kinoppyが高校時代に忙しい勉強と部活が終わってから,睡眠時間を削ってアルバイトをして貯めたお金でなんとか買った現在のフルート(サンキョウ製のエントリーモデル)が品質的に妥協できる最低ランクの品で,それでも20万円もするという。宝飾品的な価値もある数百万円級の品はまあ別としても,一般的なメーカーの普及帯の製品で30万〜60万円というのが相場らしい。音楽を志す気持ちがあっても,学生や安月給のサラリーマンが気軽に買える値段ではない。
幼児用フルートなんてモノもあって,小さい身体でもキーが操作できるように管が曲げてあったりする特殊品である。幼児が金を出せるわけもないので,家庭が相当に裕福でないと難しいと思う。まあこの辺はフルートその他の楽器に限らず道具を使う習い事や講師の報酬が高い(月謝が高い)習い事はみな同じだろう。子供の才能に差はないだろうに,貧乏人(とその子供)には門戸が極めて狭いという意味では理不尽な世界である。
話が脱線した。Webmasterの教本進度は低音は(一応)クリアして中音まで進んでいる。音響工学的に言うと基音(fundamental)で出せる領域が低音と呼ばれ,それより高く倍音(harmonic)という奏法(?)を用いる領域を中音から高音と呼んで区別するようだ。金管にしろ木管にしろ,管の長さで最低音の限界は決まってしまう。フルートは開放端(吹口)から開放端(足管)までの長さが0.6[m]で,これを基音で鳴らす場合はこれが半波長に相当するから,音速を約330[m/s]とすると演奏可能な最低音の周波数は330/0.6x2=275Hzで,これはC4の音に相当する。物理的に管を短くすれば音は高くなるが,それをやっているのはトロンボーンの類で,フルートなどでは管に穴を開けてそこを指で塞ぐか開放するかによって音響学的な管長を変えることで音の高さを変えている。これが運指によるトーンコントロールである。
運指だけでは全ての音孔を開いた状態(C#5)よりも高い音は出せない。そこで倍音が必要になる。これは基音で管長=半波長となっていた振動モード(?)を1波長とすることで,同じ運指で倍の周波数まで出せるようにするテクニック。周波数が倍になるということはオクターブが1つ上がることを意味する。さらに3倍,4倍,6倍とモードを変えていくことでさらに高い音を出す事ができ,フルートの最高音はC7程度とされている。倍音は口の形(アンブシャー;embouchure)と呼気の速度,エッジに対する入射角などが複雑に関係して出されるのだが,人間の体の特性上そのあたりが限界なのかもしれない。
とまあ,いつものように理論は完璧で,管の中の空気の粗密波がイメージできるほどに妄想を膨らませたWebmasterだが,実際に出てくる音はイメージとは程遠いのであった...。
借用しているアルトサックスは,少しばかり練習して(これまた借用した)教本の「星に願いを」の前半が何とか吹けるようになった。もっともその音たるや星に願いをというよりは「妖星ゴラスに呪いを」という感じである。Kinoppyの根回しのおかげか今のところ苦情は来ていないが,どちらにしろ夜にこの音を出すのは気が引ける。気持ちよく吹けないとあまり練習にもならないということで,こちらは音漏れの心配があまりないフルートをKinoppyに教えてもらうことにした。
じつは1年以上前にも一度触らせてもらったことがあったのだが,このときはさっぱり音が鳴らなかったので,すぐに放り出してしまっていたのだ。ところが,最近になって再チャレンジしたところ,途切れがちで風切り音も酷いが一応音が鳴るではないか。サックスで吹奏感を養った甲斐があったというものだ(ホントか?)。
フルートの運指はサックスに負けず劣らず難しく,C→D→C→Dなんていう楽譜があったら作曲家を恨むであろう。またネックストラップなどはないので,唇と左右の手指で楽器を支えるわけだが,Cの運指は左手が人差し指だけになってしまうのでこのまま保持するのは困難極まりない。運指に気をとられると音が出なくなるし,口の方に集中すると指が動かない。特にKinoppyの楽器は押さえるボタンにご丁寧に穴が開いており(リングキー),きちんと押さえないとまともに音が出ないという初心者には厳しい仕様なのだ。
いろいろと楽器を試すのは楽しい。自分に合った楽器を見つけて続けていくことができれば,趣味の幅が広がって人生をより良いものに出来るのではないだろうか。
節分の豆まきには殻つきの落花生をまくという話をしたらKinoppyが驚いていた。ウェブでもけっこう話題になっているようだが,殻つき落花生をまくのは北海道,北陸あたりだけで,大部分の地域では炒った大豆を投げるらしい。自分の地域の標準が,全国の標準だと思い込んでいるいい例である。
殻つき落花生は,まいたあと当然回収して食べる。小学校低学年の行事だったと思うが,図工でクラス全員鬼のお面を作らされて,それを被って体育館に集合し,キャットウォークから先生たちが落花生を投げつける・・・子鬼たちは奇声をあげながらそれを喜んで拾い集める。というのをやった記憶がかすかにある。今考えると節分の趣旨とはまったく関係がないような気がする...。
趣味でフルートをやっているKinoppy(奥様)が,お友達からアルトサックスを借りてきてくれた。日頃文化・芸術とは無縁のWebmasterであるが,ひとつくらい楽器が出来たら楽しいだろうなぁ,と漠然とした気持ちは昔から抱いていた。ここはひとつ,いい機会なので吹いてみようではないか。
ということで初めてサックスに触って基本中の基本から練習を始めたところである。かなり大きな音が出るので気分はいいが,隣近所に迷惑をかけていないか少し心配である。
新年明けましておめでとうございます。
今年も写真ネタやアクセス数アップには特にこだわらず進めていきたいと思っていますので,よろしくお願いいたします。
2005年は「写真ってたのしいねっ」にとってはかなり大きな変化があった1年だったと思う。まずISP乗り換えに伴って,サイト全体を7年使ってきた旧ISPホームページスペースから,レンタルサーバ(SAKURA)に引っ越した。その後すぐにその旧ISP(地元のローカルプロバイダ)は,ちょっと大きな別のローカルプロバイダへの営業譲渡を発表。33.6kbpsのアナログダイヤルアップの頃から世話になってきたプロバイダだったのだが,時代の流れというものだろうか。まあ乗り換えのタイミングとしてはちょうど良かった。
レンタルサーバになって容量とCGIなどの自由度が上がったため,更新履歴&ときどき日記のコンテンツを,HTMLの手書きからブログ(Movable Type)に移行。更新の手間はたいして変わらなかったが,SEO的には多少効果があったようで,検索エンジンからのビジターが増えた。
コンテンツの更新は相変わらずスローペースで,肝心の写真からしてほとんど更新できていない。ちぇぶネタ,ストップくんネタもサボっている。更新はもっぱらブログばかり。ブログはSEO的には優れているかもしれないが,基本的には動的なコンテンツ向けで,古い記事へのアクセス性が悪いなど,そのままでは静的なコンテンツには向かない。この点は今後の課題であろう。
自分のコンテンツではないが,Kinoppy(奥様)のpyon*webはlivedoorブログでピート(猫)ネタを始めてからかなりのアクセスがある。マメな更新と他との差別化(散歩ネコなど),レスポンスの速さ(コメント,掲示板)が効果的という実例である。
読書ネタはやはり更新履歴の大部分を占めてしまった。今年読んだ本を以下にまとめておく。SF23作(再読含む),ミステリ3作,ノンフィクション2作ということだが,SFは文庫の新作で未読のものが底をついてしまったので,新たに調査して買わなければいけない。
【SF】
前哨(A.C.クラーク)
過負荷都市(神林長平)
非Aの傀儡(A.E.ヴァン・ヴォークト)
奇術師(C.プリースト)
あなたの人生の物語(T.チャン) 再読
コンタクト(C.セーガン)
タイムマシンのつくり方(広瀬正)
太陽の簒奪者(野尻抱介)
'71日本SFベスト集成(筒井康隆 編)
'72日本SFベスト集成(筒井康隆 編)
復活の日(小松左京)
ソラリスの陽のもとに(S.レム)
物体O(小松左京)
ウォー・ゲーム(D.ビショフ)
ホミニッド(R.J.ソウヤー)
ヒューマン(R.J.ソウヤー)
UMAハンター馬子 完全版1(田中啓文)
UMAハンター馬子 完全版2(田中啓文)
順列都市(G.イーガン) 再読
日本SFベスト集成 '73(筒井康隆 編)
ディアスポラ(G.イーガン)
ハイブリッド(R.J.ソウヤー)
啓示空間(A.レナルズ)
【ミステリ】
黒猫の三角(森博嗣)
冷たい密室と博士たち(森博嗣)
すべてがFになる(森博嗣)
【ノンフィクション】
スペースシャトルの落日 失われた24年間の真実(松浦晋也)
国産ロケットはなぜ墜ちるのか H-IIA開発と失敗の真相(松浦晋也)
忘年会での会話。
「その解析プログラムのコード,FORTRANで書かれててさぁ」
「昔は計算のコードはみんなFORTRANだったね」
「で,DO文とかが無い昔の仕様で書かれてるから制御構造はGOTO文なのよ」
「あぁ,昔はそうだっだよね」
「GOTOだらけで読みづらくて読みづらくて,誰が書いたコードか調べてみたら」
「ふむふむ」
「後藤さんだったんだよ」
「・・・ネタだったのか」
構造化プログラミングから入った若い人には判りづらいネタかもしれない。
ホロホロを飼い始めて2年経った。ピートというやんちゃな新参者に平和を脅かされそうになったので,今は納戸に避難して外界からは忘れ去られた平穏な日々を過ごしているエビ3匹である。今日久しぶりに覗いたらいつものように元気に泳ぎ回っている。
それにしても暗いところにしばらく置いておけば水槽内側に付いた藻も(ホロホロが食べて)キレイになるだろうと思っていたのだが,写真でわかるようにちっともキレイにならない。確かにピーク時に比べればいくぶん薄くなって水槽の中を泳ぐホロホロが確認できる程度のレベルに抑えられているが,新品のような透明感はない。
幸いXウォーターはまだ2年分くらい残っているので,長生きしてもらいたい。
【過去のホロホロ関連記事】
初登場
ホロホロ環境改善計画
ホロホロ環境改善計画 途中経過
ホロホロ引越しとXウォーターの謎
名古屋でXウォーターゲット
ヨドバシカメラの秋葉原店ができて一番影響を受けているのは,周辺の電気街の店ではなく,実はこの有楽町ビックカメラらしい。
有楽町ビックカメラも少し前まではそごうという百貨店だった。いろいろなモノが生まれ,多くの人が気付く前にそれが廃墟になり別のモノに生まれ変わる街,東京とはそういう場所かもしれない。
Webmasterの会社では確定拠出年金(日本版401K)が導入されている話は前にも書いた。最近の国内株の好調な推移により,Webmasterの拠出金合計に対する運用益もようやく10%を超えたところだ。ただしこれはあくまでも含み益に過ぎず,株が下がったら水の泡である。一番賢い運用は,ピークまで上がった瞬間に元本保証型の定期預金などの商品に全額スイッチングして利益確定することだが,このタイミングが実に難しい。株のオンライントレードのようにタイムラグ無しに売り買いできるならいいが,会社のシステムではオンラインでスイッチングの指示を出しても,実際に約定されるのは1週間後だったりする。リスクの低い商品ならいざ知らず,ハイリスク・ハイリターン系の商品では,今日がピークでも1週間後には暴落していたりする。
同僚に聞くと確定拠出年金の運用実績は,半年に一度送られてくる通知を見る程度で,オンラインの画面は見たこともありませんという人が多い。最初から100%定期預金系の商品を選んでいるなら問題もない(利益もすずめの涙だ)が,バランス系など株がらみの商品に配分した人は,一度オンラインで確認してみた方がいいと思う。長期的に見て下落している商品というのはさすがに少ないので,元本割れしている人はあまりいないと思うが,利益を伸ばそうと思ったらある程度アクティブな操作が必要だと思う。
といいつつWebmasterも今回の株上昇局面をもっと早く読めていれば,+20%以上の利益も軽かったと悔しい思いを味わっているので,あえて見ないという選択も健全な精神維持のためには有効かもしれない。
Webmasterが働いている職場では,始業時や終業時,昼休みの始まりと終わりなど,一日に何度もチャイムが鳴る。チャイムはメロディーが流れるタイプで,毎回同じメロディーだ。今の職場で働き始めてからもうずいぶん経つが,先日Kinoppy(奥様)に指摘されて初めて,その曲が「恋は水色」だということに気付かされた。
ブログに書くような大層なネタか,とお思いになる読者も多いと思うが,Webmasterにしてみればまさに青天のへきれきという体験だったのである。「恋は水色」はポールモーリアのCDを持っているくらいなのでもちろん知っていた。しかし,Webmasterの脳では職場のチャイムは単なるチャイムとして処理され,それを「恋は水色」と結びつける回路が形成されなかったのである。
ちょうど「だまし絵」と同じような効果と言えばわかっていただけるだろうか。例えば10年間,それは老婆の顔を描いた絵だと信じていたのに,ある日突然,その絵には若い女性が振り返っている姿が隠されていたことに気付いたような衝撃,それが職場のチャイムに対して起きたわけだ。
一旦気付いてしまうと,もう何度聞いてもそのチャイムは「恋は水色」以外の何物でもなく,気付く前の脳内の配線に戻そうと思っても不可能である。
あなたの恋は何色だろうか。(内容とまったく関係ない引き...)
この原稿は一時期Kinoppyのミラコスタウェディング紹介ページに掲載されていたものだが,レイアウトの変更に伴ってボツにされたものである。ネタも乏しいことだしここに再掲することにする。ちょっと前(2003年)の話なので,これから検討しようという方はオフィシャルページをご覧頂くか,ディズニーシーに遊びに行ったときに見学させてもらうことをオススメする。
晩婚・非婚化が進む現代にあって,彼氏彼女を見つけること,さらにそれを結婚にまで発展させることは(一部の勝ち組を除いて)大変困難なことになりつつある。(ボカっ)・・・という原稿じゃなかった,結婚式の感想である。きっかけは恋愛でも見合いでも出会い系でもいいが,とにかく意中の異性と婚約まで話が進んだとしよう。次に考えることはどのようなスタイルで結婚するか,である。ここでは結婚式スタイルの決定までの流れと,実際どうだったかという点について新郎の立場から述べてみたいと思う。
結婚式のスタイルも時代に合わせ様々な形態がある。Webmaster家の場合はKinoppyのページ記載の通りKinoppyの念願であるディズニーシー ホテルミラコスタでのネズミ挙式に決まったわけであるが,ネズミ挙式実現までの道のりはなかなか険しいものだった。
Webmasterもミラコスタウェディング自体に異論はなかったものの,費用的・人的な問題により,両家親族のみの参列による小規模な挙式にすることがKinoppyとWebmasterの共通した希望であった。しかし,である。親戚の中には昔ながらの神前挙式+披露宴(宴会)を望む方もいて,その説得に苦慮したことを一言付け加えておく。こういうネゴが煩わしくて両親や親戚の言うなりのスタイルを選択したり,そもそも結婚まで至れなかったりという方も多いと思うが,結婚するのは自分たちなので,できるだけ妥協はしない方が後々の後悔がないと,Webmasterは考える。
基本的なスタイルを周囲に納得してもらったら,次は詳細の打合せである。ミラコスタウェディングのオススメポイントとして,この打合せを挙げておきたい。普通ならば周辺のオフィシャルホテル群と比べても高価で,予約を取ることも一苦労のミラコスタだが,「挙式の打合せです」とひとこと言えば堂々と入ることができる。混雑しているディズニーシー駐車場に入る一般客を横目に,ミラコスタ駐車場に滑り込むと優越感を味わえること請け合いである(基本的にWebmasterは貧乏人なので,考え方が貧乏臭い点はご容赦願いたい)。通常は\800/1時間の駐車料金も,打合せをすれば4時間まで無料となる。打合せが済んだらアフターシックスパスポートを買ってパークで遊んでいくもよし,ミラコスタ内にいる分には無料なので,ヴィラベスタ(ミラコスタ内のレストラン)の窓から火山と水上ショウを眺めながらケーキセットを食べるもよし。この辺は普通の結婚式場では実現できないオプションである。
他に新郎へのアドバイスとして,新婦のウェディングドレス選びの時はぜひカメラを持参することをオススメする。他のところはどうか知らないが,ミラコスタブライダルサローネでは試着の際に時間をかけて撮影してもイヤな顔ひとつせず,どころか「どんどん撮ってくださいね」と勧めてくれた。挙式当日に着られるドレスは限られるので,他のドレスを着た写真もいい記念になる。Webmasterは念入りに4着分ほど撮影した。
一日に何組もの挙式を行える大きな結婚式場だと,場所によっては接客態度が悪くてイヤな思いをすることがあると聞いた。その点ミラコスタはさすがにディズニー精神が徹底されており,不快な対応をされることはまずない。Webmasterたちのときも関わってくれたスタッフ一人一人が素晴らしい対応で,一切不満はなかった。
ミラコスタウェディングで難点を挙げるとすれば,料金の高さと予約の難しさだろうか。Webmasterたちは参列者12名の小規模なスタイルで行ったが,かかった費用はかなり高額である。地方の普通の結婚式場ならばこの費用で相当立派な披露宴ができるのでは,というレベルだ。
予約に関しては,挙式日のちょうど半年前のAM9:00から予約受付開始となるので条件は平等だと思うが,一日にできる挙式の数が限られるため,人気のある日(大安の土曜とか)の予約は相当に取りにくいのではないかと推測する。Webmasterは平日(金曜)にしたので取れないということはなかったが,かなりのスピードで予約が埋まっていくのは事実。
Webmasterは「かわいいもの好き」ではあるが特にディズニーやミッキーマウスが大好きというわけではなかった。現にディズニーリゾートも挙式の10ヵ月前にKinoppyとデェトで行ったのが初体験である。それでもミラコスタでの挙式は大変素晴らしいもので,打合せから当日までを通して,後悔や不満は一切ない。ミッキーの登場を差し引いて,一結婚式場として考えても,ミラコスタの素晴らしさは群を抜いているのではなかろうか。最後に,素晴らしい結婚式をアレンジしてくださったミラコスタスタッフの皆様に心より御礼申し上げます。本当にいい思い出になりました。
秋葉原駅および駅周辺の整備が着々と進んでいる。つくばエクスプレスも開業したし,ヨドバシカメラも間もなくオープン。
写真は京ぽんで撮影。10万画素なので風景はちょっと厳しい。
マンションへの転居に合わせて購入したBOSE WBS-1EXIII,セットスピーカの125はリビングに天井吊りしている。これは設計時からの計画で,スペースの有効活用と猫によるイタズラ防止を指向したものだ。
この手のシカケは一戸建てならば後からDIYでもやれないことはない(補強などはそれなりに大変)が,マンションの場合いくら二重天井といっても一戸建て住宅の天井裏のように人が入れるほどのスペースはないため,新築時の設計変更で施工業者にお願いすることになる。工事内容はスピーカ取り付け位置の天井部材を石膏ボードからコンパネ(コンポジットパネル;合板のこと)に変更し,スピーカケーブルを通すフレキシブルパイプを天井から壁のマルチメディアコンセント近くまで這わせてもらった(写真)。施工時にフレキシブルパイプに予め呼び線を通してもらっておくことで,スピーカケーブルは自分で通すことができる。
純正天井吊り金具と組み合わせた美観も良好で,見た目がスッキリすると音までスッキリ聞こえる気がするから不思議だ。ホームオーディオは見た目も音の一部である。どんなに金をかけた設備で音が良くてもスピーカーが見えないようなセッティングではオーナーの満足感は半減以下だと思うがどうだろうか。
これから家やマンションを買おうと思っている人は参考にしていただきたい。Webmasterはどうせなら浴室の天井にも防湿型のスピーカを埋め込んでもらえばよかったと思っている。
【ご参考】BOSE WBS-1EXIII関連
・初期不良?BOSE WBS-1EXIII
・BOSE WBS-1EXIII修理その後1
・BOSE WBS-1EXIII修理その後2
・おまけレコードプレーヤー
愛・地球博を視察してきた。工事中は関係者パスで出入りしていたが今回は自腹を切って入場である。が,一応仕事がらみなのでスーツ・ネクタイ着用だ。まあ遠足の幼稚園児から修学旅行の高校生まで制服の人は大勢いるのであまり違和感はない(たぶん)。
内部情報で「月曜は(日曜からの続き客で)混む」と聞いていたので火曜の朝から入場したが,それでも混雑していた。入場ゲートの行列の長さは休日のディズニーランドに比べればたいしたことはないが,ボディーチェックが厳しいのでなかなか先に進まない。どうもペットボトル等の持込禁止品を捨てろと言われておばちゃんとスタッフがモメているケースが多いようだ。Webmasterはカバンに忍ばせたXウォーターを捨てろと言われないかドキドキしていたが大丈夫だった。ペットボトル飲料よりよほどアヤシイと思うが・・・?
企業パビリオンで人気のあるところは軒並み1時間以上の行列で,時間が限られていたWebmasterはほとんど見ることが出来なかったので割愛する。早朝からゲートで並んでいれば,整理券(ファストパス)との合わせ技で予約なしでも2箇所くらいは入れるのではないかと想像する。泊りがけなら夜行けばそこそこ空いているという情報もある。
声を大にして訴えたいのは外国館レストランのぼったくり価格だ。写真はベルギー館レストランの一番安いランチで,出てくる料理は写真に写っているモノ(サーモンの皿とビール一杯)がすべてである。この内容で皆様ならいくらが妥当と判断するであろうか。Webmasterなら場所代を考慮に入れてもせいぜい1200円というところだが,これがなんと2800円もするのである。念のために強調しておくが,このランチにはパンもサラダもスープも一切付かない。これでは弁当持込禁止で文句が出るのも理解できる。もっと安いレストランもあるというご指摘もあろうが,人気のあるレストランは当然長蛇の列である。ランチを食べるのに2時間並んでも苦にならない人はいいが,それ以外の人は屋台のジャンクフードを食うか,手弁当を持ち込むしかない。
目玉のひとつであるマンモスの頭の氷漬けだが,長時間待たされるからといって過大な期待はしない方が精神衛生上いいと思う。Webmasterは曇り空の下40分ほどの待ち時間で拝顔することができたので「ふーん,こんなもんか」程度で済んだが,これが真夏の炎天下に2時間待ちだったら心にキズを負っていたかもしれない。アフリカ共同館に行けばアフリカゾウの骨(本物)が待ち時間ゼロでベタベタ触り放題なのでこっちの方がオススメかも?
とりあえず朝から夕方まで歩き回ったが,見ることが出来たのは全体のせいぜい1割ほどだろうか。それでも帰る頃にはヘトヘトである。いろいろな意味で万博の凄さを思い知ったWebmasterであった。
ハトが自宅ベランダに営巣しようとしている。2羽で協力して枝をせっせと集めてくる様子は見ていて微笑ましいが,鳩たちのためにも自分たちの生活のためにも早急な対策が必要だ。小耳にはさんだ情報によれば,ベランダの手すりにハトが止まれないように,手すりの上10センチほどのところにテグス(釣糸)を張ると効果があるらしい。早速実践である。ホームセンターでナイロンテグス(180円ほど)を買ってきて,わりばしを使って適当な高さにテグスを張る(写真)。その後ハトは来なくなったが効果はあっただろうか。巣までは作らなくてもハトのフン害で悩んでおられる方も多いと思う。参考にしていただきたい。
2005/7/21追記:ベランダのハト対策その後
昨日は秋葉原で会議。議事録係だったので疲れてしまった。最近はオーディオ系,パソコン系の物欲が収まっているので秋葉原に買物に行く機会があまりない。降り立つのはFIVAを買ったとき以来だから実に3年ぶりである。通過する機会は多いので駅を工事しているのは知っていたが,ずいぶん景色が変わった。まず駅構内が広くなったし,駅前にでかいビルが建っている。ビルの上から見下ろす秋葉原の街は雑然としており,ありていに言えば汚い街だ。しかしこの汚さの中にこそ,マニア心を刺激する何かがあるのだろう。
引越しによる輸送と,劇的な環境の変化もなんとか乗り切ったホロホロ3匹である。3匹中1匹が一回り小さく色も白っぽい気がする(ホロホロはストレスがかかると色が白くなる)が大丈夫だろうか。これまでは日差しが強く,藻の繁殖スピードが速かったため自作の特製カーテンで日差しを和らげてやっていたが,新居では日差しの弱い窓辺に置いてカーテンなしで様子を見ているところだ。以前と比べて振動が少なく安定していることが影響しているのか,脱皮の頻度が高くなっている気もする(大きさは変化しているようには見えない)。一方,ホロホロと一緒に購入したX(エックス)ウォーターがそろそろ無くなりそうである。ホロホロ水槽は内部で生態系のバランスが取れているので給餌やエアレーションは不要だが,完全な閉鎖環境ではないため,蒸発する水分を補ってやる必要がある。そのための専用水がXウォーターだ。成分は不明だが少し舐めてみたら淡水のようだ。とはいえわざわざXウォーターなどと謎めかしているからには,特殊な成分が含まれているのかもしれない。水道水や蒸留水を入れて死滅したら後味が悪いので通販で買い足そうかと思っている今日この頃である。ちなみにKinoppyがホロホロを買ったスーパーではとっくに取扱いをやめていて,そこでXウォーターを買うことはできなくなっている。取扱いをやめる直前は酷い有様で,水槽は藻が繁殖し放題,本来5匹いるはずのホロホロが全部揃っている水槽が無いという状態だった。インテリアとして取り揃えたのだろうが,エビだって生物だ。無責任な取扱いはいかがなものか。
ERのDVDボックスを観るために,当時再生専用でも5万円以上したDVDプレーヤーを買ったWebmasterである。しかし,第6シリーズでのルーシー(ケリー・マーティン)の死の衝撃(あまりにも衝撃的だったため,総合テレビでの再放送は自粛された)から立ち直ることができず,第8シリーズ以降はまったく観ていなかった。それでも"「カーター先生」ER第11シリーズ最終回で降板へ"というニュースを知って久しぶりにERのことを思い出してしまった。ERの大きなテーマのひとつはカーター先生(ノア・ワイリー)の成長の物語だったと思う。実年齢が近いこともあって,シリーズを追うごとに様々なことを経験し,多くの辛い出来事を乗り越え,一歩一歩成長していく姿に,果たして自分はどうであろうかと考えさせられたものだ。カーター先生の科白で好きなのは第6シリーズでアビーに言った「ここ(ER)では嬉しいことは少ないよ。いつも新しい悲しみがやってくる」
というもの(その直後に前述の悲劇が起こってしまう)。それでも彼は救命医師としての道を進むのである。
Webmasterが勤めている会社では将来の退職金の一部を自分の裁量で運用できる確定拠出年金制度(日本版401k)を導入している。月々決まった額を拠出して,会社から委託された運用代行会社の提供する商品(株式ファンドや定期預金)の中から自分の方針(ハイリスク/ハイターン,ローリスク/ローリターンなど)に従って商品を買う。配分の変更やスイッチングはオンラインで可能だが,いちいち操作するのが面倒な人は,利息はほとんど期待できないが元本割れもない定期預金商品を選んでいるようだ。導入時の初期設定でWebmasterは,どうせ額も少ないことだしと面白半分でハイリスク・ハイリターンの商品を選択した。しかし,オンラインで提供される運用情報の画面が異常に分かりにくい。最初期などは今自分のお金が元本より増えているのか減っているのかすら分からなかった。その後多少は改善されて今現在の損益額が表示されるようになったが,まだまだ使い勝手は劣悪だ。まず商品の値動きを示すチャートがない。あるのは月毎の時価評価額の実績と,今日の時価評価額と前日比の数値のみである。しかも10種類以上ある商品それぞれのページが独立しており,並べて比較することができない。こんな程度の情報で「今,どの商品にスイッチングしたら/配分変更したらお得か」を判断できる人がいたら天才だと思う。また,スイッチングするにも手続きをした日から1週間近く日数がかかることもあり,値動きが早い商品だと手続きした後に値下がりして大損する可能性もある。あまりにも分かりにくいので故意にわかりにくくして全員に損させようとしているのではないかと疑いたくなる。Webmasterは先日けっこう値上がりしていた商品を定期預金にスイッチングして利益を確定させたところで,今のところ7%程度の利益が出ている。銀行に100万円預けていても利息が2円という時代であることを考えればそれほど悪くないと思っているが,せめて見やすいチャートがあれば日々チェックしてさらに高い運用成績を上げられる気がしている。
ドラえもん劇場版の季節である。が,今年は映画はお休みで,代わりに声が変わるらしい。長年慣れ親しんだドラえもんの声が変わってしまうと違和感があってイヤだ,こんなドラえもんはドラえもんじゃない,という苦情が殺到しそうな気がするが,皆さん冷静に考えてもらいたい。ドラえもんはロボットなので声くらい変えられて当然なのである。「のび太く~ん!未来デパートで音声パックのバーゲンやってたから買っちゃった!どう?ステキな声でしょ?ウフフ」というシーンを想像していただきたい。これで新しい声にもすぐ馴染めること間違いなしである。え?のび太やしずちゃんの声も違うって?そういう天邪鬼な向きはこう考えてはどうだろう。みんなアガサ博士が作ったボイスチェンジャーを常時使っていると思うのである。体は子供心は大人(といっても高校生)な名探偵が突然毛利探偵の声で喋り始めても誰も疑問に思わないでしょう?
株主でもなんでもないWebmasterだが,Kinoppyが臨時株主総会に行くというので社会勉強のためについて行った。受付は物々しい雰囲気で,頭の固そうなおじさんが「株主でない方はロビーでお待ちください」と言うのでやはり入れてはもらえないのだとあきらめかけたとき,横にいた若いスタッフの方が「あ,(入っても)いいですよ」と言うではないか。おそらく席に余裕があったためだろう。「ただし発言はお控えください」と念を押されてなんとか会場に入れてもらう。他のところはどうか知らないがなかなか太っ腹な会社だ。集まった株主百数十名を見ると老若男女いろいろである。飲み物くらいサービスされるのかと思っていたが何もなし。前の席に座ったおばちゃんは総会が始まるまでひたすら新聞の株価の欄を読んでいる。筋金入りの個人投資家にたじろぐWebmaster。この会場の誰もWebmasterが社会勉強のために見学している部外者だとは思うまい。総会が始まって,周りの株主にナメられてたまるかと,まじめにメモを取るKinoppyと,ひたすら社長をにらみつけるWebmaster。と,前述のおばちゃん投資家は居眠りを始めたではないか。なんだ,別にリラックスしていてもいいのか。社長の説明の後は質疑応答。自分の株の価値が上がるか下がるかの問題なのでみんな真剣だ。次から次へと厳しい質問が社長に飛ぶ。「そろそろお昼ですし・・・」という社長の言葉でようやく議決に移る。ひとつひとつの議案が「異議な~し」という掛け声と拍手で承認され,株主総会は終わった。儲けようと思わずに銘柄を選べば,数万円の投資で株主総会の招待状がもらえる。興味がある方は社会勉強のつもりで株を買ってみるのもいいかもしれない。
さて,遺憾ながら久々に家電故障ネタである。Webmastet宅では次から次へと家電が故障するので,最近は新しい製品を購入するときは値段の安さよりも独自の長期無料保証を重視してKデンキを選んでいる。Webmasterは今回買ったBOSE WBS-1EXIII(WestBorough)をもって,オーディオ機器(基本システム)への投資は打ち止めにしたいと考えている。居住スペース不足の問題からDIATONE DS-600ZAを手放して以来,いろいろと思うところがあって大型マルチウェイ教から小口径フルレンジ教に改宗したWebmasterである(その間にはバーチカルツイン欲しい病という時期もあったが,経済的・空間的リソースの問題で実現しなかった)。オーディオ界は宗教でありオカルトだ。特にBOSEに関しては熱烈な信者がいる一方で風当たりもまた強い。従って音についてWebmasterの個人的な意見を述べるのは差し控えたいと思う。WestBoroughに関しては,選択は間違っていなかったとだけ述べておこう。
▼上記はWBS-1EXIIIを純粋に音を聴く機械として評価した場合の話。故障というか初期不良ということになると思うが,DVDビデオの再生で問題があった。映像を再生していると,数秒~20秒に一度の頻度で映像にノイズが乗る。しかもアナログ回路(ケーブル含む)で乗るような種類のノイズではなく,明らかにMPEG2のデコードエラーという感じで,様々な色の盛大なブロックノイズが画面のいろいろな所にピラピラと現れるのだ。「DVDではレートの関係で動きの激しい部分ではブロックノイズが出るよ」という意見もあると思うが,そういうレベルのブロックノイズとはまったく様相が違う。念のため手持ちの何枚かのDVDで試してみたが同様の症状で,同じディスクを古いDVDプレーヤ(SONY DVP-S707D)で再生するとノイズなどまったく出ない。買って早々入院となったWBS-1EXIIIであるが,メーカーは果たしてどのような見解を出してくるであろう。
日立電鉄線の廃線まで残り1ヶ月。列車内では日立電鉄線の思い出ギャラリーということで写真の数々が飾られている(※)。たまたま見た1枚の写真には,古い車両(モハ10型)の引退セレモニーの様子が写っていた。8年ほど前のことらしいが,なるほど今走っている車両も相当レトロだが,それに輪をかけてレトロである。それでもほんの8年前まで現役で走っていたということで最近になって日立電鉄線を使い始めたWebmasterは感銘を受けた。カメラを手に最後の車両に群がる鉄道ファン,沿線中学校ブラスバンド部による演奏などなど,車両の引退というだけでもこれだけの騒ぎだ。1ヶ月後にはどんな大セレモニーが行われるのだろうか,あるいは最後まで見捨てず乗り続けた少数の乗客に見送られてひっそりと幕を閉じるのか・・・。
※:他にも沿線の幼稚園児が描いた電鉄線の絵を展示した「アートトレイン」も走っている。
万博会場の食事事情について紹介しておこう。開幕後は一般客用にいくつもレストランがオープンすると思うが,ここでは開幕前の状況について。会場準備に関わるスタッフや工事作業員用には専用のカフェテリアがすでにオープンしている。Webmasterが食べたのはグローバルコモン5の下にあるカフェテリアだが,他にも何箇所かあるかもしれない。なんといっても物凄い人数が働いているのだ。カフェテリアはセルフサービスで,料金の支払いはプリペイドカード式になっている。メニューは\500と\550の定食,\800の特別定食,\450のカレーライス,そばうどん,ラーメン類があり,内容はすべて日替わりとなかなか豊富だ。ご飯の大盛り,カレールーの大盛り指定は無料である。万国博覧会というだけあって外国人のスタッフも多いが,メニューは完全に和食である。味にうるさい人は不満があるようだが,webmasterには美味しく感じられた。昼休みは12:15頃には長蛇の列になるので,少し早めに行くのがよい。食事時以外もドリンクやドーナツを出してくれる喫茶コーナーがあるし,コンビニも入っている。おまけに万博グッズコーナーまで完備しており,外国人や常勤でないスタッフが大量にお土産を買っていく姿が見られる(webmasterもその一人)。
ただし,カフェテリアは土日祝日は休みなので,その場合は会場の外に食べに行くことになる。万博会場は街から遠く離れており,近くにはコンビニすらない。あるのはラーメン屋と大衆食堂が3,4軒である。けっして旨い店ではないのだが,いつも昼時は混雑している。まさに万博特需だ。
昨年夏に始めたホロホロ環境改善計画だが,「夏休みの自由研究」のつもりが,年が明けるまで経過を報告するのを忘れていた。延ばしていた。効果が確認できるまでに思いのほか時間がかかったためである。入射光を和らげるために自作した特製カーテンの効果は確実に認められ,数ヶ月が経過する頃には水槽一面を覆っていた緑の藻はだいぶ薄くなって,一部は完全に透明といえるほどになった。泳いでいるホロホロの姿も確認しやすくなった。飼い始めてから1年以上が経過したことになるが,残った3匹は元気に泳いでいる。藻については,もう少し減らしてやった方がキレイなので,特製カーテンの改良を検討中である。冬季は夜に部屋を空けると室温が12~13℃程度まで低下することもあり,少し心配だが高価なヒーターを付けるのは経済的に厳しいので,この冬も気合で乗り切ってもらいたい。
参考リンク:ホロホロ公式ホームページ
あけましておめでとうございます。最近写真ネタとは無関係な話ばかりで恐縮しておりますが,本年もこの調子で続けていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
今年サイト開設8年目に突入する写真ってたのしいねっだが,近々サイトの引越しを計画中である。URLの変更を伴う引越しは開設後初となる。レンタルサーバにするか,別なISPのホームページスペースにするかはまだ決めていない。現在"写真って~"の下層フォルダに,"pyon*web"を置いて運用しているが,pyon*webの方が圧倒的に更新頻度が高くアクセスも多いことを考えると,最低どちらかをレンタルサーバに移行するか,いっそのこと写真って~をpyon*webの下層に置く方が実情を反映していて良いかもしれない。引越しの際は極力移行期間を長めに取って,アクセスしていただく方の混乱を避ける方針だが,リンクやブックマークの変更などで相当のご迷惑をおかけすることになると思う。ご容赦願いたい。
2005.5.22追記: 2004年以前の更新履歴は下記をご覧ください。
古い更新履歴:【2004年 前半 後半】
【2003年】
【2002年】
【2001年】
【2000年】
【1999年】
【1998年】